本日は、
雪組本公演『Lilac（ライラック）の夢路』
『ジュエル・ド・パリ!!』の宝塚大劇場の千秋楽でした
私もライブ配信で視聴しました
ということで、
今回は『Lilacの夢路』『ジュエル・ド・パリ!!』のファーストインプレッションを語っておきます
ネタバレがふんだんにあるので、
観劇を楽しみにされている方は、ご注意ください
お花渡しについては、
先ほどお知らせもしましたが、
こちらになります
⇒雪組『Lilacの夢路』の退団者7名へのお花渡し…朝美絢は同期＆組からで2度渡す
タイトル通りですが、
あーさちゃんが2回渡してましたよ！Σ（ﾟ∀ﾟ*)
うきちゃん（白峰ゆりさん）、綺麗でした…
あーさちゃんとの並び最高でしたもの…
ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ！
覚悟して視聴に挑んだ『Lilacの夢路』
今回の『Lilac（ライラック）の夢路』は、
謝珠栄先生の脚本・演出です
そんなに目にしたわけではありませんが、
ネット上ではなかなかの感想がちらほら…(^_^;)
そのため、
相当の覚悟をして視聴しました
結果としては、
ハードルを下げに下げての視聴でしたので、
思ったよりはマシでしたが、
面白いかといえば、「・・・」という感じでしょうか
前半はちょっと面白い感じだったんですよね
あやちゃん（夢白あやさん）登場時も目を引きましたし…
五人兄弟の場面は全体的によかったとも思いますし…
ただ先が読めるような展開だったのと、
中途半端にごちゃごちゃ話を混ぜこんでしまったために、
ストーリーが平坦になったように思います
見どころはあるにはあるんですけどね…(´・ω・`)
でもなんだかいまいち感が凄かった…
かせきょーくん（華世京さん）が、
すごく華やかな末っ子だと思ったら、まさかの展開に…
予兆はありましたけどね
その予兆の部分でも、
ものすごく不自然に意識失ってて「( ﾟдﾟ)ポカーン」でしたが…
あやちゃんのお披露目本公演なので仕方がないといえば仕方がないのですが、
夢白あや一強すぎて、
他の娘役さんが割を食ってました…(´・ω・`)
娘役さんで目立つ役って、
娘2のひまりちゃん（野々花ひまりさん）くらい
あと、娘役ではないですけど女役のけいこさん（美穂圭子さん）ですよね…
夢人も一体なんだったのか…
まぁあの役割がなければ、
娘役は全く活躍出来ないので苦肉の策ではあるんでしょうけど…
ゆいちゃん（音彩唯さん）なんてほぼほぼソロの歌場面もなかったですし、
台詞もほとんどなかったですよね…
『ディミトリ』のリラの精くらいの扱いだとは思っていたので、
肩透かしも凄かったです…
個人的には、
ちさとくん（縣千さん）演じるアントンが異母兄弟だったというオチも、
なんだかなぁ…という感じです
しかも勝手に屋敷に潜んで聞き耳立てているという…(^_^;)
雪組のバリバリの路線スターは、
兄弟にしておかなきゃって感じもして、
無理やり感を勝手に感じてしまって白けちゃいました
五人兄弟の場面はすごく楽しかったんですけどね…
そこだけはさすが雪組が誇る男役スター陣という感じがあるからでしょうし、
とても華やかでしたから…
他にも気になるところはありましたけど、
ざっくりとして感じたのはコレでした
『眩耀の谷』は、
ひっとん（舞空瞳さん）の息子が殺されてしまうという悲劇が、
どうしても納得いきませんでしたが、
ことせおが素晴らしかったので(笑)、私的には全然よかったです
ごちゃごちゃはしてましたけどね…(^_^;)
血のつながらない息子も、
こっとんの娘と共に立派に育ったというオチがよかったですよね
ライラックを見ると、確かに、
今東京で上演している宙組『カジノ・ロワイヤル』に次いで、
雪組『Lilacの夢路』と続くとキツイですよね…(^_^;)
人によっては、
月組『応天の門』も合わなかった方も多かったようですし…(´・ω・`)
そういう方には、3作連続ということになります
私的には、『応天の門』は面白かった派ではあるので、
幸い、
カジノ→ライラックの2コンボのダメージで済んでいますw(^_^;)
その前は花組の『うたかたの恋』でしたよね…
カレーくんの軍服姿は素敵でしたけど、
今となってはなんかそれだけだったような…(^_^;)
下手したら4作連続の4コンボの大ダメージという方もおられるかもしれません
私的には、
『応天の門』があってよかったです、本当に…
彩風咲奈には引っ張っていく長男の男らしさと包容力を感じた
個別にキャラを見ていきます
まずは主演のハインドリヒ役を演じたさきちゃん（彩風咲奈さん）
ドロイゼン家の長男なのですが、
ドロイゼン兄弟の場面はとても華やかで楽しかったです
仲が良さも見えましたし、
途中での次男フランツとの衝突がありつつも、
結果としては向いている方向が一緒ということで大団円！
さらに、
異母兄弟をも快く迎え入れる懐の広さ！
アントンの真面目で一生懸命な人柄あってこそではありますが、
ハインドリヒの包容力と優しさをすごく感じました
そういう意味では、
雪組トップスターとして、
大らかにみんなを受け入れている咲ちゃんと重なる部分があり、
非常に好感が持てるキャラになってました
まさに宛書というキャラでしたね
前半のハインドリヒ＆フランツ＆ゲオルグが、
銀橋で楽しそうに歌っている姿は素敵でした
新たにトップ娘役になったあやちゃんとの相性もバッチリ！
元々王子様感が強い咲ちゃんですけど、
華やかで美貌のあやちゃんとのコンビは、
咲ちゃんのカッコよさがより際立ったようにも感じます
すごくお似合いでした
さききわも素敵でしたけど、
さきあやも素敵！
芝居でもショーでも夢白あや強し！
次に、
今回トップお披露目となったあやちゃん
ヒロイン・エリーゼを演じていました
登場時のボーイッシュな女の子が、
めちゃくちゃ綺麗っぽかったので、
一体誰なんだろうと思っていたら、夢白あや！(笑)
ああいう恰好をしても、
美貌は隠せないんですね
華やかさもオーラも凄かった…
トップ娘役となり、
肩の力がいい具合に抜けているというか、
のびのびとエリーゼを演じてました
明るくて元気でキュートなエリーゼ
綺麗なあやちゃんが演じると、
ちょっと鼻につくような感じになりそうなところを、
愛らしいキャラに仕上げてましたね
『Sweet Little Rock ‘n’ Roll』のシンディーを思い出します
キャラクターは全然違いますけど、
陽のキャラという点では一緒
意外と健気な役もこなせそうですし、
強い女性だけではない役も見てみたくなりました
咲ちゃんに大事にされていて、
それに一生懸命に応えようとしている夢白あやが可愛く見えるので、
このコンビで正解でしょう
そして、
ショーでもお披露目本公演だけあって、
真ん中での場面がすごく多かった印象があります
しかも堂々としてカッコいい！
側転もカッコいい！
雪組は咲ちゃんは身長がありますけど、
あーさちゃんやそらくんは小柄です
その2人と並んでもいい感じなのはメリット大きいですよね
ピッタリな組でトップ娘役になれてよかったと思います
やはり美しい朝美絢
ドロイゼン家の次男のフランツを演じたのが、あーさちゃん（朝美絢さん）
頭脳明晰で、
一歩も二歩も先を読み、
賢すぎるがゆえにハインドリヒともぶつかってしまうわけですけど、
美形なあーさちゃんにはこういう役、似合いますよね～
できれば、
あやちゃんに横恋慕して欲しかったですが(笑)
美男美女であるあさあや見たかったですぅぅぅ…
そう考えると、
今の雪組のトリデンテって美形のトリデンテなんですよね～
眼福なわけだ
咲ちゃんのところで語ったので省きますけど、
ドロイゼン五兄弟の場面は楽しかったです
ショーでも大活躍でしたし、
やっぱり華やかなスターという感じで、
あーさちゃんばかり見てましたw
95期ファンですからね
そういえば、
あーさちゃんの宝石ってトパーズでしたけど、
皆さん誕生石から当てはめてるんですよね
イメージ的にはあーさちゃんはサファイアかなと思っていたので、
「あれ？」と思っちゃいました
それはあやちゃんのペリドットもですが…
イメージはルビーですからねw
ダイヤモンドはトップスターの咲ちゃんのイメージ
話がそれちゃいましたけど、
今や2番手としての貫禄も出てきて頼もしいです
個人的には、
早くあさあやの絡みが見たいです！
それが何よりの楽しみなので…
ということで、
『愛するには短すぎる』に期待です！
ショーも『ジュエル・ド・パリ!!』ですから、
見どころがより増えるといいなと思ってます
クレオパトラな和希そらのインパクト
お芝居では、
三男・ゲオルグ役を演じたそらくん（和希そらさん）
軍人の役なので、
どのように絡んでいくのかなと思いましたが、
軍の場面はそうでもなく、
メインは五人兄弟
真ん中のお兄ちゃんという感じが出てました
すっかり雪組に馴染んでいるというか、
身長的には雪組でピッタリですよね
宙組では小柄であることが強調されてしまって、
せっかくの実力があるのにあまり上手にアピールできず…
雪組では、
小柄なあーさちゃんが2番手なので、
決して体格での見劣りがしないのが大きいです
本当に雪組で大正解！
咲ちゃんもあーさちゃんも、
ちゃんと歌える男役さんですけど、
歌をしっかり支えているという点では、やはりソラカズキ！
低音の美声に磨きがかかっておりました
そしてなんといっても、
ショーのクレオパトラの場面でしょう
そらくんは割と男顔なので、
男役にピッタリなタイプです
むしろ女役はかなり年上の役ではないとつり合いが取れなかったりするのですが、
今回のクレオパトラは凄かった！
絶世の美女を、
圧倒的なオーラで表現されてました
腹筋スゴイw
まさにシックスパック
無駄な贅肉がなく、
ストリックだからこそ作り上げた肉体という感じで、
ダンスのみならず、その姿にも釘付けでした
その迫力がクレオパトラなんだな、と妙に納得させるものがありました
ゲオルグよりもクレオパトラのインパクトが凄かったです
やっぱりショースターなんですよね、そらくんは
縣千＆華世京とその他気になった役
ここからはサクッと一言感想です
ちさとくんが演じたのは、アントンでした
まさかあのような流れになるとは最初は思わず…
どちらかといえば、
エリーゼに恋心を抱いている役なのかと思っていたくらいです
そんなの欠片もなかったですがw(^_^;)
魔女と言われていたけいこさん（美穂圭子さん）が怪しい…というか、
異母なんだろうなというのが話の流れで察した時点で、
アントンはそうなのだろうというのは予測が出来ました
決して裕福ではなく、貧乏な役ですけど、
相変わらず華やかなオーラがすごくて、
全然貧乏人、苦労人には見えなかったのが難点
苦労している感は伝わるんですけど、
なんでしょうね…
持って生まれた華が邪魔しているようにも感じました
お芝居は悪くないんですけどね
もうちょっと工夫が必要なのかもしれません
ショーでは、
その華やかさが存分に生きるので、
そこはいいとは思うんですけど、
お芝居はそうはいきませんからね
あともうちょっとだけでいいので、
やっぱり歌を頑張って欲しいです
お芝居の部分では特に気になりました
けいこさんの息子さん（役）なのにねw(^_^;)
同じく華やかといえば、かせきょーくん
末っ子ヨーゼフのあまりの華やかさにビックリしました(^_^;)
そりゃトップスター候補だわ…
今までもそのポテンシャルをまざまざと感じてきましたが、
今回特に思いました
まだまだ経験値は足りませんので、
大事に育成していって欲しいです
しかし、とっとといなくなる役だったのはもったいなかったですけど…(^_^;)
娘2で出番もバッチリなディートリンデ役には、
ひまりちゃん（野々花ひまりさん）
ここのところ可哀想な役が多いひまりちゃんでしたが、
フランツに思われる役でよかったです
たまには追いかけてもらわないとあんまりですもんね…
可愛くないという宛書のキャラが多かったですし…(´・ω・`)
夢人組では、
ゆきのちゃん（妃華ゆきのさん）と、
きららちゃん（希良々うみさん）がメインでしたね
ありすちゃん（有栖妃華さん）と、
ゆいちゃん（音彩唯さん）は影部隊に…(^_^;)
でも、歌うま雪娘の素晴らしい歌声は引き込まれました
今回五人兄弟の四男に抜擢された、あおくん（一禾あおさん）
路線スターに紛れてということですから、
覚えてもらえるには十分だったでしょう
かせきょーくんとのコンビが可愛かったです
専科の歌姫・けいこさんは、
さすがでした
ショーでもしっかりと出番があり、
お芝居でもショーでも印象のある役であり、
場面抜擢だったと思います
けいこさん、
歌うまなので大好きなのですが、
ショーも出るのであれば、
もう少し雪組生に割り振ってもよかったような気がします
本専科の方なので、
実力としては素晴らしかったです
楽しかった『ジュエル・ド・パリ!!』＆109期生初舞台
ショーは文句なしに楽しかったです
曲が古き良きなパリにちなんでいたり、
宝塚の名曲を使用していたりで、
少し古い感じが漂う方もおられるかもしれませんが、
その古き良きと現代にアレンジしているショーという感じがしました
まさに宝石箱！
なんとなくですけど、
星組のエトタカ（『Étoile de TAKARAZUKA』）をうすらぼんやり思い出しました
人によってはつまらないと感じた方もおられるかもしれませんが、
私的には大満足！
このショーのためだけに通いたいくらいです
ただ1つだけ気になったのが、
『Dear DIAMOND!!』でことふうが歌った曲が、
DVDでカット（曲差し替え）されたんですけど、
あの曲使ってましたよね？
版権クリアしてるのかが気になりました
私の大事なことふうソングだったので今でも鮮明に覚えています…(´・ω・`)
109期生も活躍されてましたし、
ロケットが壮観！
明日から各組に配属されるんですね
見れて良かったです
千秋楽の口上はこちらの3名でした
・帆華なつ海（娘役）→月組
・月世麗（男役）→花組
残念ながら、
雪組生配属ではなかったですね
初日の口上だった、
首席入団の音綺みあさんが雪組配属です
ここからまた新たなスターが誕生するわけですが、
そこも楽しみですよね
皆さん頑張ってください！
以上駆け足でしたけど、
ざっくりとした感想でした
参加しています！
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