路線娘役の学年があがってきている件&きよら羽龍と宙組

宝塚考察



本日、
ネットニュースにて、
先日触れました元タカラジェンヌの詐欺事件についての続報が出てました

元タカラジェンヌ・宝塚OGが詐欺の疑いで逮捕というニュース【追記あり】

全部出ちゃいましたね…(^_^;)
さすが集英社オンライン…w
ここって確か今めちゃくちゃ問題になっている文春の元記者が移籍したんでしたっけ?

 

ワタクシが濁していた部分がはっきりと明記されてました
上記の記事にリンクをしておきました

 

さて今回ですけど、
昨日、月組『Eternal Voice 消え残る想い』新人公演の配役が発表されました

 

108期の雅耀&109期の乃々れいあが初の新人公演主演とヒロインに抜擢…2番手は七城雅『Eternal Voice』新人公演

 

月組はトップコンビが変わるとはいえ、
世代交代色にはほど遠い感じはします…
ですが、確実に下を育てていく意志は感じ取られました

 

今回はそれらについて触れておこうと思います

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

気がつけば路線娘役の学年があがっている

2024年も3月に入りましたので、
宝塚歌劇団での学年も1つあがることになります

 

2024年3月30日から月組本公演、
『Eternal Voice 消え残る想い』
『Grande TAKARAZUKA 110!』が開幕しますし、
そこで110期生のお披露目と初舞台が行われます

 

110期生という研1が入って来るわけですし、
現状、初舞台に向かってお稽古に励まれていることでしょう

 

昨日の月組『Eternal Voice 消え残る想い』新人公演の配役を見て、
主演が108期生で研3の雅耀さん、
ヒロインが109期生で研2の乃々れいあさんが抜擢されましたよね

 

まさにフレッシュなのですが、
研3&研2というのもなかなかの驚きでした

 

それに合わせて、
昨日は路線の配役をチェックしてみると、
104期生が長の期になりますので、研7です
95期のようにスター宝庫の予備軍と名高い105期も研6…

 

コロナ禍でうまく公演が出来なかったり、
公演中止期間があったりで、
時間ばかりが過ぎることが多かった2020年~2023年頭…
その余波がじわじわと宝塚歌劇団の人事にも、
こっそり反映されてしまっているかのようにも感じます

 

とりあえず、
105期の娘役のエース、星空美咲さんが、
ようやく花組トップ娘役に就任します
2024年の就任なので研6での就任となりますよね

 

学年としては、
研3とか研4で就任するよりは全然いいと思います
娘役も研6や研7くらいで就任した方が、
舞台技術も格段に向上しますから…

 

当ブログでは散々語ってきてますけど、
若けりゃいいというものではありません
若い娘役がお好みなのは阪急電鉄のオジサマの思考なのではないか、
と疑っていたほどですから…

 

今のトップ娘役でも、
花組の星風まどかさんも、
星組の舞空瞳さんもわずか研4での就任でしたから、
やはり未熟さが際立っていたのを思い出します
可愛いんですけど、
可愛いだけでは舞台満足は低いのが現状

 

そして、
今、星風さんは研11、
舞空さんは研9で、
ようやく落ち着いてきたところでしょう

 

ということは、
2~3年トップにいることを逆算すれば、
研6か研7の就任で十分なんだと考えます
新人公演の長の期か長の期手前であれば、
技術的にも精神的にも成長があるでしょうし、
トップスターとの学年差もそんなに開きがない可能性がありますし…

 

それからすれば、
研1からめちゃくちゃ劇団愛があった、
夢白あやさんはちょうどよく研6での就任でしたから、
演技力が安定し、抜群の表現力でもって、
プレお披露目『BONNIE & CLYDE』でボニーを演じてました

 

夢白さんの場合、
コロナ禍で育成がままならず遅れたという可能性もあるでしょうし、
星風さんの花組組替えもありましたから、
いろんな要因もあったでしょうけど、
結果として研6での就任はよかったと思います

 

月組は天紫珠李さんが101期の研10での就任なので、
かなり充実期に入ってからの就任ですし、
前任の海乃美月さんも高学年での就任でしたので、
その辺りの違和感もないでしょう

 

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あらためてきよら羽龍を考える

同様に、
路線スターの学年も着実にあがってきています

 

その中で気になるのは、
やはり時間が止まっている宙組でしょう

 

まもなく代替えの演目が発表されて、
ようやく5月ぐらいから再始動となるのだと思いますけど、
これまで5ヵ月以上も何も動いていない状況です

 

宙組はやたらと各学年から新人公演の主演者を出し、
路線スターを生み出してますけど、
トップスターは出ていない組
現状も95期、98期、101期、102期、103期、105期とびっしりです

 

105期は前回新人公演が潰れてしまっていることもあり、
主演もヒロインもストップ状態になっていますから、
次回の新人公演ではこの2人にさせるのだと思います
新人公演が出来るのかどうかは難しいところではありますが、
さすがにやらざるを得ないでしょう

 

で、宙組といえば、
天彩峰里さんと、
月組のきよら羽龍さんとの交換組替えが予定していました

 

今となっては、
天彩さんは宙組生ですし、
渦中の人になっているため、
いろいろ難しい面があるので、
ここでは触れませんけど、
気の毒なのはきよらさん

 

どういう意向できよらさんを組替えさせようとしていたのか、
今となっては不明ですけど、
宙組で次期トップスターの相手役をして考慮されていたとすれば、
チャンスを逃した可能性もあるだけに、
スッキリしない面があります

 

かといって、
あの時決行されても、
きよらさんの心中は穏やかなものではなかったでしょうし、
現状もまだ解決していないわけですから、
組替えストップはよかったのだとは思います

 

前回も触れましたけど、
気になるのが、今後のきよらさんの起用です

 

月組は、
一度詩ちづるさんを星組に組替えさせ、
詰まっている月組娘役を整理しています
そして、上記のように、
きよらさんを宙組に組替えさせ、
育成を絞ろうとしていたのがわかります

 

月組としては、
花妃舞音さんを重点的に育成したいというのが、
上記の2点から見えてきています

 

さらに、
花妃さん以下の下級生も育成していく必要がありますので、
その第一弾が乃々れいあさんだったのでしょう

 

そうなると、
きよらさんはどうしていくのかが非常に心配

 

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宙組のこと

そういう面が見えていくためにも、
5組での運用は必須なのでしょう
本来は解体した方がいいと思ってますけど、
現状は難しいでしょう

 

私的にはきちんと謝罪をして、
ご遺族の方々に受け入れられてから、
再出発をすればいいと思っています
何度も語ってますけど、
セカンドチャンスは絶対に必要ですから

 

できれば、「宙組」というのが、
トラウマになりそうな名称になっていますので、
名称替えをして出直す方がいいとは思ってますが、
劇団のことなのでそのままなのでしょうけど…

 

「宙組」ってもうイメージが悪すぎるんですよね…
私は初代の宙組が大好きだったので、
思い入れもすごくあるのですが、こうなっては仕方がないです

 

ジャニーズも名称替えして再出発で、
今はしっかりと歩んでますよね
それでいいと思っています

 

ま、劇団はそんなこと頭にもないでしょうから、
「宙組」のままだと思います

 

もう3月も10日が過ぎて、
中旬に入ろうとしてますけど、
何か進展しているのでしょうか…

 

事件解決がないと何も進みませんので、
とにかく謝罪をして、再起をして欲しいところ

 

とにかく110期生が入団してくる状況で、
宙組の103期以下の下級生は時間が止まったままです
本当に気の毒です
109期生なんて他の組と比べると格段に遅れが生じているでしょうし…

 

今月には何か決着が見えるのでしょうか

 

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