宙組再開決定…正直に思うこと

宙組



本日(4月13日)、公式HPにて、
衝撃的なお知らせが出ました

 

宙組再開のお知らせです

 

とはいえ、
当ブログでは散々再開すると断言してましたし、
劇団もする気満々だからこそ、
無理やりにでも合意をさせたと思っているので、
予定通りというか、想定内ではあります

 

いろいろ言う人も多いでしょうけど、
再開はよかったと思います

 

それについて語っておきます

 

あと、星組『RRR』『VIOLETOPIA』の観劇アンケートは、
このあと締め切ります

 

いつも本当にありがとうございます!
感謝の気持ちでいっぱいです

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

宙組再開のお知らせ

今回劇団から発表されたのは、
午前中早い段階でした
私が目にしたのは10時過ぎでした
速攻で友人にLINEしていたので、
その時刻を見たら10:19でした

 

いつお知らせ出したんでしょうね?
10時?

 

公演中止はギリギリだったりするのに、
なぜかこのお知らせは10時とは…

 

そのお知らせの全文を掲載しておきます

宙組公演再開のお知らせ/宙組特別公演『Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-』の上演について
2024.04.13

このたびの宝塚歌劇団宙組劇団員の逝去を受け、ご遺族の皆様には心よりお詫び申し上げます。また、宙組公演につきましては、公演中止や演目変更等により、お客様に大変なご心配とご迷惑をおかけしたこと、誠に申し訳なくあらためて深くお詫び申し上げます。
この度、下記公演より宙組公演を再開させていただきます。これまでお芝居とショーの2本立て公演をお届けしていたところ、今回は宙組にとりましておよそ半年ぶりの公演となることから、十分な準備期間を確保し公演の万全を期すため、ショーのみの開催となること、ご容赦、ご斟酌賜れれば幸いです。出演者・スタッフ一同、誠心誠意、心を込めて舞台づくりに務めてまいります。
今後も5組がそろって公演をお届けできるよう、安心・安全に舞台に立てる態勢づくりに努めてまいる所存でございますので、今後ともご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

2024年 4月13日

宝塚歌劇団
  
宙組特別公演
■主演・・・芹香 斗亜、春乃 さくら

◆宝塚大劇場:2024年6月20日(木)~6月30日(日)<一般前売 未定>
◆東京宝塚劇場:2024年7月20日(土)~8月25日(日)<一般前売 未定>

レビュー
『Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-』
作・演出/齋藤 吉正

わが国初となるレビュー『吾が巴里よ<モン・パリ>』が、欧米視察を経た岸田辰彌の帰朝作品として1927年に上演されて以降、様々なレビュー作品を生み出してきた宝塚歌劇。その110年の節目の年に、積み重ねてきた歴史と、携わってきた先人たちへのオマージュを込めた華麗なるレビュー作品をお届け致します。
魅惑のパリに踊る紳士淑女達、グラナダの闘牛場に立つ勇敢なマタドール、ニューヨークの摩天楼を夢見るダウンタウンの青年達・・・。そして彼らが追い求める夢の先には眩い光彩が照らし出す荘厳な大階段(Le Grand Escalier)が! 胸躍る美しい宝塚歌劇の名曲と共にお届けするドリーミングステージ。

[座席料金]
宝塚大劇場:SS席6,500円、S席5,000円、A席3,500円、B席2,500円
東京宝塚劇場:SS席6,500円、S席5,500円、A席3,500円、B席2,500円

 

いろいろツッコミどころはありますね

 

主演のキキさくはこのままでいくとは思ってましたので、
想定の範囲内

 

担当の演出家は齋藤吉正先生

 

チケット代が破格

 

そして宝塚大劇場ではわずか10日間で、
東京だけはがっつり1ヵ月以上
2週間と3週間でよかったのでは?

 

お稽古が間に合わないのと、
ベルばらが7月6日からなのでしょうがないですね

 

苦肉の策なのか、策士なのか
ちょっと後者に感じます…

 

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齋藤吉正担当のショー一本のみ

まずは齋藤吉正先生がご無事でなにより…(^_^;)
いや、本当に心配してましたので…
先日もがっつり名前を伏せて語ったばかりです

 

とある噂…本当だったらショックで寝込むレベル

しかも私的な憶測がバッチリ当たってました(笑)

それとも、
再スタートする宙組のショーとか、
作品を担当する予定なのでしょうか?
それであれば納得ですけど…

 

本当に宙組再スタート要員であり、
まさにショー担当でした…(^_^;)
ある意味すごいわ、ワタクシw

 

サイトー先生は良くも悪くも我が道を行くタイプですので、
ショーが驚くような内容であっても、
「サイトーブランド」で乗り切れる力があるため、
いいところをついてきたと思います

 

これのために専念ということだったのでしょう

 

ショーがイマイチな出来であったとしても、
矛先はサイトー先生に行くでしょうし、
むしろ主演組や宙組生は同情されやすいという面もあります

 

いい人選だったように思います

 

なんだかんだと組子をたくさん起用してくださる先生ですし、
久しぶりとなる宙組生、
特に下級生にはやりがいもあるのではないでしょうか

 

再演もので2本立てにすると思ってましたけど、
言わないだけで、
白々しい演技を見たくないというヅカファンも多いでしょうから、
無理にお芝居を決行しなくてよかったと思います

 

ショーであれば、
トップは大羽根背負えますし、
良い落としどころだったのでしょう

 

そうなると、苦肉の策っぽくもありますが…

 

でも本当にサイトー先生がご無事でよかった!(大事なことなので二度)

 

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チケット代はほぼ新人公演と一緒

そして、お値段がちょいとお安くなってますね

・SS席:6500円(通常:12,500円・新公:5,300円)
・S席:5,000円(通常:8,800円・新公:4,200円)
・A席:3,500円(通常:5,500円・新公:3,000円)
・B席:2,500円(通常:3,500円・新公:2,000円)

 

ほぼ新人公演と変わらないリーズナブルなお値段を出してきました
SSとS席が新公と800円違いで、
AとB席が新公と500円違いですね

 

トップスターが出ている分、
ちょっとだけお高めにしたのでしょう

 

それに、
一本立てという名目でお安くしているのであって、
本当にリーズナブルにしたわけではありません

 

3時間ある二幕ものの一本物ではありませんから

 

ショーだけの一本立てですから、
所要時間も長くて1時間半程度でしょう
もしかしたら2時間弱なのかもしれませんが、
3時間はしないです

 

時間計算を考えても妥当な料金ということ

 

この値段で、
久しぶりの宙組公演ですから、
間違いなくチケット難になるでしょう

 

大劇場が10日間なんて、
キキちゃんのFCだけで捌けるのでは?
ずっと待っていたでしょうから、
毎日でも通いたいでしょうに…

 

同様に宙組ファン、
宙組下級生ファンもおられます

 

あとは、
野次馬的に見ておきたいという層がほとんどだと思います

 

私自身も宙組は毎回毎回たくさんチケットのお誘いがくるので、
今回もがっつり来ると思います

 

気になるのは、
例の長の方のお花代ですかね?(笑)
今回も1万円請求するのでしょうか?

 

「チケット難なので1万円以上お願いします」
というのはアリなのかもしれません
大劇場は本当にチケット難になると思いますので…

 

若手のバウでもないのにたった10日間ですからね
座席数が全然違いますけど、組子総動員ですし…

 

それで人気ある風を装いたいのかもしれません

 

再スタートに正直に思うこと

私的には散々言ってますけど、
再スタートをすることに対しては、
強い抵抗感はないです

 

まず第一に、
パワハラ行為者である上級生が、
しっかりと反省し後悔し、
心からの謝罪をしているというのであれば、
セカンドチャンスは必要だと考えているからです

 

もちろん「命の重み」は大事ですし、
その点は許し難い部分ではあります

 

でもそのことを心から詫びているのであれば、
やはりチャンスは与えてあげたいという気持ちもあります

 

そのためにも、
初日や千秋楽、大千秋楽での挨拶には、
ちゃんと有愛さんへの追悼の意を表して欲しいですね
それが人の心というものですから

 

むしろ反省していないというのであれば、
トップとして恥ずかしいですよね
「どんな面下げて」と思いますよ
人としておかしいですから

 

そんな人の舞台を見れますか?

 

心の無い人の演技なんて見れないでしょう

 

そういう思いがあるので、
あくまでも反省して後悔して、
真の謝罪をしていると私的には思いたいのです

 

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人格者が組のまとめをすべきという点

あとやはり、
人格者が組のまとめをすべきだと考えるので、
組長をクビには出来ないのであれば、
一旦修行のために副組長でやり直しをして、
短期でもいいので、
ちゃんとした人が組長をすべきでしょう

 

そこは必須だと考えます

 

組織の長が責任を負うというのは、
世の中では当たり前ですから

 

最悪な組という烙印を押されている以上、
新しい風を入れる必要はあるでしょう

 

それすらも出来ないのが宝塚歌劇団のダメなところだと感じます

 

再スタートは宙組下級生を思えば大事…名称変更はすべきだが

二つ目に大きく思うことは、
こちらも散々指摘しておりますが、
宙組下級生があまりにも気の毒ということ

 

本来は組替え希望者には組替えをさせ、
退団希望者には退団させるというのがいいのですけど、
それをするとおそらく誰もいなくなってしまう状態だったのでしょう

 

いくらトップが粘っても、これでは公演は出来ません
トップコンビと長だけでは無理ですので…
ディナーショーくらいしか出来ません

 

もちろん憶測にすぎませんので、
あくまでも私的な想像ですけど、
誰一人組替えも退団希望者もいないということはないでしょう

 

ただでさえ、
組子が少なすぎる宙組ですから、
できるだけ人を減らしたくはないというのが本音だったでしょう

 

組替え不可、
退団も許されないとなれば、
もはや飼い殺し状態の生き地獄でしかありません

 

舞台人は舞台に立ってなんぼです

 

しかも下級生はそのスキルを伸ばして成長する大事な時期
それを丸々7ヵ月弱も止まったままですから、
気の毒でしかありませんでした

 

同期、または近い学年の下級生はどれだけ傷ついたことでしょう

 

その心の傷を癒すこともできないまま、
舞台にも立てず、
将来への希望も見いだせなかったのです

 

本当に可哀想…

 

劇団は守る人と守らない人の線引きがはっきりしています

 

今回の宙組事件ではより明白になりました

 

宙組事件に関しては、
トップクラスは守られても、
他の組子は「その他」でしかないことが、
今回の事件で露呈しましたし、
それが継続されていることがわかりましたし

 

それが現実

 

強い者に抗うには、
自分がその存在になって、
正しい道を敷くしかないのです

 

今の宙組はそれが出来ませんでしたが、
未来の宙組はまだわかりません

 

そのためにも、
今はしょうがないにしても、
「宙組」という名称が悪の巣窟のような印象になってますので、
せめて組名変更をして心機一転にして欲しいところ

 

110周年が終わったら、
公募してみてはいかがでしょうか

 

事件が起きようが、
大事な人の命が失われようが、
屁とも思わない劇団がするわけないですが…

 

いずれにせよ、
宙組の下級生を大事にして欲しいです

 

そして、
いつかは悲願の生え抜きトップスターが出ますように

 

その時には違う組名だといいなと願っておりますが…(^_^;)

 

なぜか「宙組」という名称がすべて悪い気がしてきます…
生え抜きを大事にしない上、組子も守らないという…
もはや縁起悪い感じが強い…

 

参加しています!

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