本日(12月19日)は、
花組『エンジェリックライ』の新人公演でした
どうしてもどうしてもどうしても観たかったので、
なんとかして観ることができました
できたのですが、
ちょこちょこ仕事の連絡があったりで、
途中抜けたりしたところがあったりで、
全部をきちんと観れてなかったのは悔やまれます
それでも観れたことは観れたので、
そこはよかったかな
ということで、
サクッと触れておこうと思います
ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!
しっかりと印象を残した美空真瑠…105期から実質6人目となった新人公演主演
まずは主演のまるくん(美空真瑠さん)から
この役というか、
この世界観そのものが新人公演の方が向いているのがよくわかりました
本役のひとこちゃん(永久輝せあさん)をはじめとする花組生は、
みんな素晴らしいのですが、
いかんせんストーリーが少女漫画の世界というか、
厨二病の世界というか…
主人公のアザゼルはクールでニヒルな少しダークな感じを漂わせるキャラだと思っていたのですが、
蓋を開けてみれば「ボクちゃん」キャラでした
これをかわいいと萌えを感じるファンも多いとは思いますし、
私自身ボクちゃんキャラは大好きなのですが、
ひとこちゃんにそれを求めていなかったので、
ちょっぴりしょんぼりだったのです
クールでカッコいいひとこちゃんが観たかったというのが本音でした
ところが、新人公演の学年の下級生が演じるには、
この世界観がピッタリなんですよね
特に主演のまるくんは、
まさにこれが主人公なのだと思うばかりの「ボクちゃん」ぶり
この『エンジェリックライ』のアザゼル役にはドンピシャでした
かわいい系の男役さんなので、
水を得た魚のように生き生きと演じていたと思います
歌も上手ですし、
芝居も上手
最初の歌は安定してませんでしたし、
ラストのロック調はジェンヌさんにありがち同様に苦手のようでしたけど、
十分歌上手でしょう
もっともっと成長すれば、
ありちゃんクラスには上手くなるのではないでしょうか
あみちゃん(彩海せらさん)には難しいでしょうけど、
もっと成長できる歌のレベルを感じました
花組は歌が弱いイメージが強いので、
歌える路線スターが誕生するのは頼もしいと思います
かなり小柄なのは気になりますけど…
あわちゃん(美羽愛さん)より小さかったのがビックリでしたので…
105期から実質6人目、
宙組のなるくん(泉堂成さん)が先に主演するはずでしたので、
本来は7人目ですけど、
新たなスター誕生になりました
今後のご活躍が楽しみです
ニューヒロイン初音夢の誕生…芝居上手で歌上手
続いては、
ヒロインのエレナ役のゆうゆちゃん(初音夢さん)
105期から6人目の路線娘役の誕生です
まるくんとは105期コンビでしたね
よかったですね!
お芝居も上手ですし、
歌も上手!
こんな逸材がいたとは思いもしなかったです
ダンサーなのかと思っていたので、
歌が上手いのは嬉しい限り
みさきちゃん(星空美咲さん)とは全く違ったヒロインになってましたね
ゆうゆちゃんのエレナは少し大人びていたと思います
そのため、
まるくんとの会話ではちょっとお姉さんに見えなくもなかったかな
でも、全然いいと思います
それも個性でしょう
105期の娘役エースのみさきちゃんがおりますし、
105期にはわんさかと路線娘役がおりますので、
トップ娘役云々というのは抜きにして、
花組では貴重な路線娘役として、
今後もご活躍が期待できると思います
ヒロインもできて、
脇もできるバイプレイヤーは必要ですから
若干気になったのは、
まるくんも歌上手、
ゆうゆちゃんも歌上手なのですが、
2人のデュエットの相性が悪かったことでしょうか
声質が合ってなかったのは残念でした
これは声の相性なのでしかたがないと思います
素晴らしい逸材だと思いますので、
花組で大事に起用していって欲しいですね
夏希真斗が年上の2番手役を堂々と演じる
今回の『エンジェリックライ』新人公演は、
主演・ヒロイン・出演者みんな素晴らしかったですが、
特に印象に残ったのが2人おりました
その1人がなつきくん(夏希真斗さん)です
かちゃさん(凪七瑠海さん)が演じるフェデリコ役で、
今作の2番手になります
この役を演じるには学年的にはハードルが高かったはず
年齢差と貫禄と、
カッコよさと渋さが必要となる難しい役だったからです
見事でしたね
ゆうゆちゃんの上手さと小柄なこともあるのでしょうけど、
ちゃんと親子に見えますし、
大人でクールな男性を演じられていたと思います
歌もよかったです
花組の105期生も素晴らしいですね
今回105期トリデンテによる新人公演でした
105期からまだまだ新人公演主演者を出すのかわかりませんし、
下には106期の2人も控えているので難しいでしょうけど、
名バイプレイヤーとして成長していって欲しい逸材でした
鏡星珠がフラウロスで悪魔に振り切っていた&遼美来も印象に残るラファエル
続いては、
フラウロス役のかがみん(鏡星珠さん)
上記のなつきくん同様に、
素晴らしいと感じたのがかがみんのフラウロスでした
まさに悪役でありヴィランである悪魔に徹した役作りは素晴らしかったと思います
本役のあすかくん(聖乃あすかさん)もいいのですが、
どうせならこれだけ悪に徹した方がむしろ清々しいです
悪魔ですし悪いヤツなので、
これで正解だと感じました
そのため迫力もありましたね
悪魔の嫌らしさと怖さがしっかりと表現できていたと感じます
同じく106期のやすなくん(遼美来さん)は、
ラファエル役でした
主人公のアザゼルの親友というか悪友ともいえる役どころで、
見どころもたっぷり
やすなくんは歌上手なので相変わらず美声でした
メイクを変えてきたのでは、
意図があったのでしょうか?
最初誰だかわからず…(^_^;)
シュッとしてカッコよくなったと思います
美羽愛らしさ炸裂のアズラエル
あわちゃん(美羽愛さん)は、
アズラエル役でした
本公演でもキーパーソンとなる大事な役ですけど、
あわちゃんが演じると、
かわいさ倍増でしたね
演技もよかったですし、
迫力もありました
ただ歌になると途端にか細くなるのは残念ですけど、
もはやご愛敬のレベルになっている感じもあります
ヒロイン経験は伊達ではないので、
華やかさもあり、
恋愛してしまう天使にものすごく説得力が出るのあわちゃんならではでした
気になった役
ここからはさっくりいきます
天帝役のれいんくん(天城れいんさん)
上手かったですね
ああいう役もこなせるという起用さに感心いたしました
路線で抜擢され鍛えられている自信もあるのかなとも思います
情報屋トト役のはくとくん(珀斗星来さん)
さちかちゃん(白雪さち花さん)が出ているのかと思うほど、
とても似てましたね
「男版さちか」という感じで、
演技が素晴らしかった!
血筋は争えません
ヴィータ役のりんちゃん(花海凛さん)
素晴らしかったです
特に歌が素晴らしかった!
研1で『うたかたの恋』のカゲソロをしたことで注目された次世代の歌姫でした
いずれ新公ヒロインをするのであろうと感じる逸材でした
お芝居の声もきれいでした
以上、
『エンジェリックライ』新人公演のキャスト別感想でした
参加しています!
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