村上浩爾理事長が語る当面の組替えなし&宙組のこと&110期の組配属

宝塚関連ニュース



本日(7月31日)、公式にて、
宙組の全ツ『大海賊』の先行画像が更新されてました

 

それはさておき、
本日、村上浩爾理事長が各報道機関の取材に応じたようで、
各社から記事がたくさん配信されてました

 

内容としては、
宙組のことが中心で、
村上理事長から出た言葉は、
イメージが下方修正って感じでしたが、
想像どおりというか想定の範囲内の残念っぷりなので、
ただただ呆れるだけで、
「そうでしょうね…」としか思わなかったです

 

今更ですよね

 

人の命を軽視しているというのはずっと思ってましたし、
それは相変わらずということでしたから…

 

そんな中、
気になることがいくつかありましたので、
それについて触れておきます

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

当面は組替えなしby村上理事長

今回各方面でのニュースが配信されてますが、
デイリースポーツの記事をリンクしておきます

宝塚 宙組は「いまのメンバーで」 遺族側に在団生全員から謝罪の手紙 村上理事長、改革状況など明かす/デイリースポーツ online
宝塚歌劇団の村上浩爾理事長が31日、宝塚歌劇団で取材に応じ、劇団改革の進捗(しんちょく)状況や、約9カ月ぶりに再開した宙組の現状について語った。 現在、稽古期間や休暇日数を延長。新人公演の日程など全体的な時間の余裕を持たせた。また、こまごま...

 

宙組のことについては後述するとして、
ここで宙組のこと同様に気になったことは組替えのことでした

 宙組については現在在籍者が60人と、他組に比べ3割近く少ない。だが「いまのメンバーで前に進めていくのが大事」と、当面の組替えなどはないという。将来的には「5組の魅力を最大限にするのが大事。人数バランスがあるので、このままというのはないが、宙組を意識したものではない」と組替えにも言及。その一方で「宝塚は座付き演出家なので、組に合わせた作品ができるので」と人数の少なさについては心配しておらず、現在の宙組にふさわしいものを作っていく考えを示した。

 

現時点では、
組替えはしない方向性のようですね
とりあえず年内はこのままということなのでしょう
宙組だけハブにしたままでは、
体裁が整わないということもあるでしょうし…

 

宙組への組替えはないにしても、
ひとまず年内は5組とも組替えはしないということだと思います

 

いずれは組替えをしないと、
上記のように人数バランスはもちろんですが、
トップ候補を組替えさせる必要性ものちに出てくることがありますし
今年は大きな変更はないまま、
各組の中でやっていくということを明示されました

 

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110期生は宙組含めて組配属

もう一つ興味深い内容を記事していたのが、
スポーツ報知です

宝塚歌劇宙組パワハラ上級生の遺族側への謝罪文は「在団生は全員、提出させていただいた」…理事長が説明 - スポーツ報知
宝塚歌劇団の村上浩爾理事長が31日、宙組公演再開や劇団の改革について取材に応じた。

 宙組の再編の可能性には「私どもとしましては、やはり今のメンバーであのきっちりと前に進めていくことが一番大事」。現在、組回りをしている新入団の第110期生については宙組も例外にはせず「来年の3月以降、組配属する」とした。

 

110期生はしっかりと5組で組み分けすると明言されました
そりゃそうでしょうとは思いますけど、
当ブログではずっと触れている通り、
事件を起こした宙組に配属をするとなった110期生の本人はもちろん、
親御さんも心配で仕方がないのは否めないと思います

 

しかも男役志望であれば、
宙組からいまだにたった1人しかトップスターを輩出しておりません、
それも他組でトップになっており、
生え抜きとなればいまだにゼロ

 

事件が起きてなくても、
宙組に配属した男役さんは暗い気持ちになってしまっても、
なんらおかしくはないと思ってました
それに事件が重なったわけですし…

 

事件の行為者は在団している状況もありますから、
ご家族とご本人が心配するのは至極当然のことと思います

 

せっかくの取材なのですから、
いわゆる加害者であるパワハラ行為者と、
劇団幹部が誰一人責任を取ることをせず、
これまでどおりのポジションに甘んじている点について、
鋭く突っ込んで欲しかったですが、
おそらくいつもの仲良し記者さんの集まりだったのでしょうね…たぶん

 

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宙組について…謝罪文は例の1人が未提出だったが提出済み

続いては、
宙組について気になった部分を取り上げます

 

上記の報知新聞(たぶん読売もかな?)の記事が割と踏み込んだ内容だったので、
それを取り上げておきます

 

合意書で上級生からAさんへのパワハラ行為をほぼ認めている。3月時点で一部の上級生が遺族側に謝罪文を提出していないと遺族側代理人が語っていたが、その後に進展があり、村上氏は「(当該の)在団生については全員、提出させていただいた」と明かした。

再開公演初日で追悼の意を表さなかったことへの批判には「3月にご遺族と対面し、直接謝罪させていただいた。(劇場に)ご遺族がいらっしゃらない場で、弔意を示すのはどうなんだろうという思いがあった」と説明。9月30日の一周忌に追悼式などを実施する予定はないという。

~~~

一方、労働環境問題で劇団に労働基準監督署が立ち入り調査をしたが「実はまだ継続しておりまして、結果が出ていない」とし、調査結果が出次第、劇団側から報告するという。

 

まず気になっていた加害をしたパワハラ行為者4人のうち、
3人は謝罪文をすでに提出したと、
3月の会見で川人弁護士が話してましたが、
ヘアアイロンの女性からはまだと記者の質問に答えてました

 

当時の感想としては、
それが一番ショックだったのことを思い出します
言葉がうまく出ないとか、
してしまったことへの後悔と懺悔の気持ちが重くのしかかり、
謝罪文を書けなかったのかもしれないとも思いましたが、
それであれば遅れる旨を事前に伝えて欲しかったというようなことを語っています

 

4人のうちの最後の1人となった方も、
ちゃんと謝罪文を提出したということになりますね

 

今回は在団しているパワハラ行為者の宙組生全員から謝罪文を提出したとあります
「(当該の)在団生」とありますから、
加害者とされる4人のことを指していますよね

 

たぶんですけど、
加害者4人のうち3人はすでに3月に提出していたということを、
川人弁護士が話をされていたと思います
少し憶測にはなるのですが…

 

厳密には、
OG含めてなのか、在団の宙組3人なのかはわかりませんでしたけど、
私的には、
OGは出さず、
現役の4人中の3人が提出したのだろうという解釈でした

 

あの時も記者がもっと突っ込んだ質問をしてくれればよかったのですけど…

 

今回明らかになったのは、
3月で4人中3人が提出していたのかは明確ではないですが、
村上理事長が在団している当該の宙組生全員が提出したと語られたので、
組長もトップも提出したことが明らかになったわけです

 

そして在団している宙組生と強調しているわけですから、
OGはやはり謝罪文を出していないということなのでしょう
個別で出したかもしれませんが…
でも出していたら、
村上理事長はOG含めて提出したと言ったと思います

 

それがOGを守る手段でもありますから…
とはいえ、
憶測なので真実はわかりません
ご本人も絶対に語らないと思いますし…

 

いずれにせよ、
モヤモヤしていた謝罪文については、
パワハラ行為者の4人は全員提出したことがわかったのはよかったと思います

 

また、
西宮労基署の立ち入り調査については、
いまだに継続しているとのこと
あれから結構時間が経過してますけど、
うまくいってないのでしょうかね

 

人の命は軽い…それが宝塚歌劇団の方針

もう1つ報知の記事で気になったのはこの部分です

 

再開公演初日で追悼の意を表さなかったことへの批判には「3月にご遺族と対面し、直接謝罪させていただいた。(劇場に)ご遺族がいらっしゃらない場で、弔意を示すのはどうなんだろうという思いがあった」と説明。9月30日の一周忌に追悼式などを実施する予定はないという。

 

また日刊スポーツでもこのようなことが書かれておりました

【宝塚】宙組再編せず「今のメンバーで」 理事長が取材対応、改革進展なども説明 - 宝塚 : 日刊スポーツ
宝塚歌劇団の村上浩爾理事長(57)が31日、兵庫県宝塚市の宝塚歌劇団で取材に応じ、劇団の風土改革の進捗(しんちょく)状況や、約9カ月ぶりに上演を再開した宙組の… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkans...

 

村上理事長は、3月28日の時点で、謝罪の手紙が間に合っていなかった団員について「在団生については全員送らせていただいた」と明かした。その上で、上演再開にあたり「お客さまに舞台をお届けする。舞台を見ていただくことが私どもにできること」と決めたと説明。ただ、初日の開演前に、理事長からファンへあいさつもあったが、哀悼の意を示さなかった。

これについて「ひじょうに悩み、考えた」とし、「3月28日、ご遺族の方に直接、謝罪を申し上げる場におり、ひじょうに重い場だったと認識した。ご遺族のいらっしゃらない場で、軽々に弔意を表すことはできないと思った」と語った。

 

村上理事長の言うことはわからなくもないです

 

でも、それが人が亡くなるという意味だと思うのです
そりゃ重たいに決まっているでしょう
ましてや自ら命を絶ったわけですから

 

村上理事長の半分ほどしか生きられなかったお嬢さんです

 

村上理事長が感じた耐え難いほどの重い空気の元は、
宝塚歌劇団の責任なのですから、
そこはしっかりと言葉にして欲しかったです

 

本来であれば、
加害者はきちんと謝罪するべきでしたし、
そういう場を設けるべきでした
有耶無耶にするから、
心のあるファンはずっと心がモヤモヤしたままですし、
良心の呵責に苛まれます

 

劇団はそれをせず、
生徒を守る方針に舵を切ったわけですから、
せめて村上理事長が矢面に立ち、
しっかりとお亡くなりになった生徒さんに哀悼の意を表することも大事だったのではないでしょうか

 

それが故人と向き合うということなのだと感じます

 

なんなんでしょうね…
人の命を軽視しているとしか思えないのです
昨年の事件からずっと感じてます

 

あとは96期の時のように、
風化大作戦でファンの記憶から消し去ることを願っているのでしょうか
そうとしか思えないんですよね

 

今回の各社の取材内容を読んでも、
その場限りの取り繕いにしか思えないというのが、
本当に情けなかったです

 

一周忌は表立ってしなくてもいいとは思います
そもそもそういう心がないようであれば、
お亡くなりになった方に失礼ですから…
人の命を軽んじいるような劇団ですもの

 

ただ9月30日は、
きいちゃんを想って、
1人でも多くのタカラジェンヌが、
手を合わせてくださるといいなとは思います

 

実はちょうど1ヵ月ほど前に、
とても衝撃的な記事を読みました

 

そのことについては、
もう少し時間が経ってから語ろうと思ってました
一周忌あたりにでも、と…

 

でも、近々更新したいと思います
場合によっては明日かもしれません

 

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