月城かなとラストデイ…「自分のこと以上に他人の幸せを願うこと」最後まで麗しいトップスターだった

月組



本日(7月7日)は、
月組『Eternal Voice 消え残る想い』
『Grande TAKARAZUKA 110!』の大千秋楽であり、
月城かなとさん&海乃美月さんトップコンビの退団公演でもありました

 

ついこの間、
カレーまどを見送ったばかりという記憶になるのですが、
それもそうですよね
まだ1ヵ月半くらい前のことですもの…(´・ω・`)

 

連続でトップスターを見送るのは辛いですよね
しかも、
彩風咲奈さんまで続くという…。・゚・(ノД`)・゚・。

 

『Eternal Voice』『Grande TAKARAZUKA 110!』のライブ配信を視聴後、
なんだかボーっとしてしまいましたけど、
それは暑さのせいだけではないと思っています
すっかりしんみりモードです(´・ω・`)

 

ということで、
れいこさんのラストデイを振り返っておきます

 

月組『Eternal Voice 消え残る想い』
『Grande TAKARAZUKA 110!』のアンケートも開始しております

月組『Eternal Voice』『Grande TAKARAZUKA 110!』の観劇評価を教えてください

トップスターの退団公演でしたので、
月城かなとさんへの50文字メッセージも募集しております
海乃美月さんと4名の退団者への愛のメッセージも同様に募集中ですので、
ご投票いただけると嬉しいです

 

また愛希れいかはじめ95期生が、
れいこさんの舞台の観劇や千秋楽にコメントを寄せてました

愛希れいかが月城かなとの退団公演を観劇していた&95期同期からのメッセージ

こちらもぜひご閲覧ください

 

お花渡しの記事はこちらです
東京大千秋楽も追記しております

月城かなとサヨナラショーのセットリスト&月組『Eternal Voice』退団者7名へのお花渡し…月城かなとには礼真琴!暁千星も登場で星組ワンツー【東京大千秋楽追記】

 

前置きが長くなりましたけど、
れいこさんのラストデイに触れておこうと思います

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

月城かなとの大千秋楽後の記者会見「自分におつかれさまと言いたい」

大千秋楽終了後に、
月組トップスター・月城かなとの最後の記者会見が行われました

 

目にした記事のいくつかをリンクしておきます
被っているところは省きました

①日刊スポーツ

宝塚歌劇団月組トップ月城かなと”すがすがしく”退団「今、本当に幸せ」今後は「未知です」 - 宝塚 : 日刊スポーツ
宝塚歌劇団の月組トップ月城かなとが7日、東京宝塚劇場で、サヨナラ公演「Eternal Voice 消え残る想い」「Grande TAKARAZUKA 110!… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkans...

 

②スポーツ報知

宝塚月組トップスター・月城かなとが退団「無我夢中で演じてきた時間、本当に楽しかった」 - スポーツ報知
宝塚歌劇月組トップスター・月城かなとが7日、東京宝塚劇場でサヨナラ公演「Eternal Voice 消え残る想い」「Grande TAKARAZUKA 110!」の千秋楽後、退団記者会見を行った。

 

③スポニチ

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/07/07/kiji/20240707s00041000326000c.html

 

④産経新聞

宝塚月組トップの月城かなとが七夕に卒業 「舞台が大好き、宝塚が大好き」会見一問一答
宝塚歌劇団月組のトップスター、月城かなととトップ娘役、海乃美月が7日、東京宝塚劇場(千代田区)での退団公演「Eternal Voice 消え残る想い」とレビュ…

 

最後の産経新聞は一問一答なので、
非常にわかりやすいです

 

上記の記事のれいこさんのインタビューは、
どれも素敵な言葉ばかりでした
さすがれいこさんという感じです

 

れいこさんの男役の美学はこの言葉でわかります

「男役は宝塚でしかできない。色々な役を演じ、何を学んだか考えたとき、自分のこと以上に他人の幸せを願う、それができるのが宝塚の男役の格好いい、素敵なところなのかなと。今、それを勉強させてもらったと実感しています」

 

「自分のこと以上に他人の幸せを願う」なんて素敵なのでしょう
れいこさんは組替えでトップスターになりましたし、
同期と交換組替えで先にトップになりましたし、
2番手は上級生でしたし、
そういう自分自身の置かれた立場を鑑みて、
この言葉にたどり着いたのではないでしょうか
苦労した分、元々の才能にさらに磨きがかかったのではないかとあらためて感じました

 

その境地になれるというのは、
なかなか出来ることではありません

 

他にグッときたのはこの言葉です
上記の産経新聞からの抜粋です

「辞めるこの公演が、一番楽しかった。自分が舞台に立つことで喜んでくれる方がいる、自分が組を引っ張ってきた意味がある、と自分で認められた。それが私にとって難しくも、大きなことだったので、そういう気持ちを発見でき、楽しく舞台を終えられた。舞台が大好き、宝塚が好きと思って辞められた自分に『お疲れさま』と言いたい」

 

楽しく終われたというのは、
我々ファンにとっても嬉しい言葉ではないでしょうか
宝塚に限りませんが、
人を楽しませるというエンタメは、
影で相当の努力をされており、
時には辛い日々だったこともあったでしょうけど、
その集大成となる退団公演が楽しかったというのは何よりです

 

一番充実した中での退団だったということをあらためて感じることができました

 

気になる今後についてはこのように語られてました

「未知です。もっと一回りも二回りも人として成長できるようにしていきたい。宝塚を辞めた自分でも、会いたいと思ってくださる方がいるという言葉は、すごく励みになった。今後どんな人生を歩むか分かりませんが、新しい自分へのエールとしてありがたくその言葉を受け取らせていただきたい」

 

すでに第二の人生については、
何らかの仕事は決まっているでしょうから、
その発表がされる日を心待ちにしたいです

 

お芝居、演技の仕事はずっと続けて欲しいですよね
心配しなくても大丈夫だとは思いますけど、
一応気持ちを伝えておきます

 

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トップ前のアクシデント

れいこさんと言えば、
やはり怪我が忘れられないです

 

月組3番手だった時の『夢現無双』で怪我のために休演となりました
当時2番手だったるりかさん(美弥るりかさん)の退団公演だったので、
まさに次期2番手直前のアクシデントだったわけです
この公演で戻って来ることはなく、
続く別箱『チェ・ゲバラ』を全日程休演となりました

 

ようやく復帰されたのが、
本公演『I AM FROM AUSTRIA』でした

 

戻ってきてくれたことに安心はしつつも、
どうか再び怪我をされないようにとずっと願ってましたし、
私的には、
早くトップスターになって欲しいと強く思うようになってました
本当にドキドキでした

 

そこから2年後にトップスターに就任となり、
肩の荷がおりたというわけでもないですけど、
とても安心したことを思い出します
なんと言ってもコロナ禍になり、
スケジュールが後倒しされた上に、
次期月組トップスターの発表が遅れたのですから…

 

あとは1作でも長く楽しませてくれればと思ってました

 

怪我は完治されましたが、
その後はコロナ禍になり、
公演そのものが各組で休演が続くようになります

 

今日のれいこさんのご挨拶でとても印象的だったのが、
「健康でありますように」という言葉です
カーテンコールで何度も何度も「健康」に触れてましたよね

 

れいこさんの宝塚人生は、
怪我とコロナ禍を体験されているからこそ、
健康であることの大切さが身に染みているのだと感じました

 

確かにその通りなんですよね
まずは健康であることが一番です
健康ではないとお金もかかりますし、
お休みしなければならないということにもなります

 

楽しみにしているエンタメに触れることもできなくなることもあるかもしれません

 

れいこさんはさらっと言ってましたけど、
最後の大千秋楽で何度も言うくらいには、
「健康であることの大切さ」を我々ファンに伝えたことだったのだと思います

 

元気で過ごしていれば、
OGになったれいこさんにも会えますもんね
不摂生をしないように体を労わりながら日々凄そうと思いました

 

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月城かなとと鳳月杏のやり取りが微笑ましかった&海乃美月との最後

カーテンコールで面白かったのは、
れいこさんとちなつくん(鳳月杏さん)とのやり取りでした

 

通常トップスターが次期トップスターになる2番手は下級生なので、
自ら名指しで呼ぶことは出来ますが、
れいこさんの場合は、
3期上の先輩であるちなつくんなので、
事前にお伺いを立てたのでしょうね(笑)

 

れいこさんはちなつくんから「絶対止めてくれ」と楽屋で言われたと話してましたね

 

そこで観客の「えー」というブーイングがあり(笑)、
ちなつくんが罰が悪そうに登場…
「出てくるんじゃん」と笑顔で迎えるれいこさんと、
「恥ずかしかった」と答えるちなつくん

 

2人の関係性が微笑ましかったです
下級生がトップスターで、
上級生が2番手というのは、
トップスター側が非常に気を使うでしょうけど、
この2人はお互いを尊重し合い、
尊敬し合っているのが伝わりました

 

見ているこちらも笑顔になるやり取りでしたよね

 

涙を目に浮かべていたあましちゃん(天紫珠李さん)も可愛かったです
普段はかなり大人っぽい娘役さんですけど、
こういう姿を見ると下級生なんだなという感じがしました

 

月組をこんないい雰囲気に導いてくれたれいこさん
まさに名前に「月」が入っているだけあります
みとさん(梨花ますみさん)いい指摘してくれましたよね

 

また相手役の海ちゃん(海乃美月さん)とは、
理想的な最後だったのではないでしょうか

 

カーテンコールでトップ娘役が「大好きです」という告白も微笑ましくはありますが、
私的には、
今回のようなトップコンビのご挨拶がちょうどよかったです

 

海ちゃんが凜として美しかったですし、
何よりも上品でした

 

最後の最後まで娘役道を貫き、
ガツガツ前に出ることはなく、
かと言っておとなしく引っ込むというのではなく、
芸は素晴らしいものを見せてくれました

 

居残りをしようか迷ったという海ちゃんですので、
そのあたりも含めて、
より一層支えに頑張っていたようにも感じます

 

それをしっかり理解して受け止めていたであろうれいこさんも素敵でした

 

れいこさん、
今日まで我々ファンを楽しませてくれて、
本当にありがとうございました!

 

第二の人生が始まりますが、
変わらず追いかけていきたいと思います
れいこさんに合った良い作品に出会えますように…

 

まずはゆっくり休んで欲しいです

 

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