宝塚歌劇団が全て悪いとすることは行為者を庇うことになる…両方の記者会見を視聴して

宝塚関連ニュース



昨日(3月28日)に宙組のパワハラ問題に関しての合意書の締結が行われました

 

今日帰宅後に、
昨日視聴出来なかった記者会見の動画を視聴しました

 

その上であらためて感じることを明記しておきます

 

あくまでも個人的な意見とメモになります
いろんな方がいろんな思いや考えがあるでしょう
その中の1つでしかありません

 

それでもよろしければお付き合いください

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

劇団とご遺族側の記者会見を視聴

劇団と川人弁護士によるご遺族側の記者会見を、
両方視聴しました

 

劇団側の記者会見です

 

ご遺族側の記者会見です

 

劇団側は3名が会見に挑んでました

・阪急阪神HD・阪急電鉄代表取締役社長 嶋田泰夫
・阪急電鉄 専務取締役 大塚順一
・宝塚歌劇団理事長 村上浩爾

 

ご遺族側は川人博弁護士です

 

かなり長いので2倍速で視聴し、
重要そうなところは止めてメモをしています

 

スポンサーリンク

今回のタカラジェンヌは30代前後の立派な大人…行為者を庇い過ぎるのは良くない

劇団側の謝罪会見ですけど、
これを最初の段階でしていたらここまでの大炎上案件にはならなかったでしょうし、
多少の同情を保てていたのではないかと感じました

 

今回は劇団側が悪かったとしていますが、
それは当然としても、
タカラジェンヌをあまりにも庇い過ぎるような言い方は良くないでしょう

 

これがまだ10代前半であればまだしも、
30歳前後、または30歳を超えたいい大人ですよ?
十分責任を取れる年齢ではないでしょうか

 

「一人一人責任を負わすのは重い」と言ってましたが、いい年した大人です
小学生や中学生じゃありません
30歳を越えた方もおられますし、30歳前後がほとんでしょう
そういう庇いだてをするから行為者ものうのうとしてしまうのではないでしょうか

 

前回の時も指摘しましたが、
そういう変な庇い方をするから大人になりきれない「大人子ども」になるのではないでしょうか

 

さすがに今回の件では激しく後悔し、深く反省していると思いたいです
そう信じようとは思います
でもどこか引っ掛かりが生じてモヤモヤするというのも本音です

 

6月には株主総会が控えてますし、
5月の宙組公演に穴を空けたくないという思いが見え隠れするからでしょうね
それ以外ないでしょう

 

世間一般ではパワハラ行為は重要な罪として認識されています
その行為を容認してきた劇団が悪いのは全面的に同意しますが、
それをわからないタカラジェンヌにはわかるように、
それこを劇団の幹部社員(プロデューサー)が適切に指導・教育しないといけないのではないでしょうか…

 

阪急電鉄そのものではパワハラは何ともない行為という社風なのでしょうか?
阪急阪神HD全体がそのような印象を受けますけど…

 

阪急阪神HDはパワハラ行為容認の企業、と

 

あくまでも私的な印象です

 

謝罪文を出したというので、
私的にはパワハラ行為者である現役生は、
ちゃんと反省したものと捉えますけど、
それも直前までゴネていたという報道がありました

 

報道すべてが真実ではないでしょうけど、
そういう見方をされてもおかしくないような一連の事件の流れでした

 

そもそも劇団がとんでもないことばかりしたせいで、ここまで大炎上したのは否めません

①パワハラはありませんと主張
②調査報告書が阪急阪神グループと縁があるところに依頼
③ニヤニヤの記者会見
④「証拠をお見せいただきたい」と当時の村上専務理事(現理事長)
⑤宝塚グラフに平気でヘアアイロンの記事

 

今とっさに思いつくだけでもこれだけあがります
こんな劇団ですから、宙組のパワハラ行為者もナメてかかるでしょうに…

 

そんな風に見ていました

 

スポンサーリンク

ご遺族側の寛大な心に劇団は感謝すべき

ご遺族側の記者会見を視聴して思ったことは、
やはり上記の劇団の舐め腐った対応に憤りを感じていたということを再確認いたしました

 

上記の②の「調査報告書が阪急阪神グループと縁があるところに依頼」については、
このように言及されてました

「11月にパワハラがなかったという報告書が出たことが摩訶不思議」
「最初に出た報告書は弁護士事務所としても歴史的汚点と言っても過言ではない。反省をしてもらいたい」

 

さらに、③のニヤニヤ会見と、④の証拠見せろについては、
劇団側から謝罪があったと話してました
当たり前ですよね

 

しかも結果としてパワハラ行為を認めるわけですから、どれだけ杜撰な対応だったのかということ
よくHPで「一定のご理解をいただくことができたと考えております。」とのたまいましたよね
あの自画自賛ぶりが一ヅカファンとしては恥ずかしかったです
おそらく株主や上へのアピールだったのでしょうけど、そんなことは社内でやれって感じです

 

そして、昨日発表されたご遺族のお母様の訴えでおわかりいただけると思いますけど、
ご遺族側はものすごく納得して合意したのではないというのが理解できますよね

 

あの訴えの文章を昨日の会見の場で発表するということが、
すべての答えだと思っています

 

川人弁護士も言ってました

遺族としては十分な満足ではないが、最低限はクリアしたので合意に至った」

 

つまり、
「宝塚歌劇団はご遺族の温情でもって合意していただけた」
ということに過ぎないのです

 

そこを十分に理解して欲しい

 

前回も指摘しましたが、
大切なお嬢さんをある意味見殺しにされたといっても過言ではない状況でしたけど、
合意していただけたのですから、ご遺族には心からの感謝をして欲しいです

 

劇団のHPから昨日に、
宙組のプロフィール蘭から「有愛きい」の項目が削除されました
こっそりという印象です

 

一応、このことについても川人弁護士が言及されてました

合意書の締結により、被災者は退団

 

合意が締結したのでサクッと削除したということなのでしょうね
一言あってもいいものを…

 

劇団のこういうところが心がないと思わせる部分だと感じました

 

パワハラ行為者が罪を認めることが大事

最後に川人弁護士が非常に重要なことを言ってました

劇団の責任とすることによって、パワハラ行為者の責任を少なくする側面がある

会社やグループの責任と捉えることも大事だが、パワハラ行為を行った人がきちっと責任を受け止め、認めるべきことは認めて謝罪するというのが大事。

阪急グループの責任とパワハラ行為者の責任の問題は両方重要。

 

パワハラ行為をした人たちが「これで終わった終わった」ではないことを願っています
あくまでも、ご遺族が赦してくださったからだと認識して欲しいです

 

亡くなった命は戻ってこないのです

 

どうも宝塚歌劇団はそのことの認識が甘いように感じました

 

いずれにせよ、合意書の締結をしたわけですから、
パワハラ行為があったことを認めたことになるのです
謝罪文を出したということは、ちゃんと反省していると信じます

 

あとちなみにですけど、
阪急阪神HDの角和夫会長からは直接謝罪があり、
文章も受け取ったと川人弁護士が報告されてました

 

そこはよかったと思います

 

謝罪文を出さない3名については「出さないものと認識している」と川人弁護士の見解でした

 

退団したから関係ないってことでしょうか…
なんか一番罪深いような気がしてなりませんけど…

 

今回はここまでです

 

参加しています!

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

 

【関連記事】
ご遺族のお母様のコメントが悲痛…謝罪文は10名中3名未提出の件とパワハラ15個の14個を劇団が認めた件【追記あり】

ご遺族の宝塚歌劇団の妹さんの訴え「姉の命の重さを何だと思っているのでしょうか」…心が痛む

 

コメント