気品と慈愛に満ちた愛希れいか…美しき危険な香りの美弥るりか「1789」

月組



先週観劇した月組さんの「1789」
宝塚らしくない野心作を小池先生がフランスの舞台を元に作られてます

 

まさおくんこと、龍真咲さんは一般市民の主人公を熱演されており、
地味な役なのに、すごく目を引きます。
さすが、トップ!

で、「1789」で個人的に心惹かれたのが、
アントワネットなちゃぴちゃん(愛希れいかさん)と、
ルイ16世の弟シャルル役のるりかさん(美弥るりかさん)の二人です

 

まずは、ちゃぴちゃん
本当に素晴らしいの一言でした…

 

前半の恋に盲目なアントワネットから、
後半のフランスのために覚悟を決めたアントワネット
特に後半は、アントワネットの想いがグッと胸に迫ってきました…

 

本当にもっと早くこういうアントワネットだったらって思うほど、
感情移入してしまいます…

 

フランスを愛しく思う女王…

 

そんなアントワネットをとてもよく表現されていたと思います

 

最初の変な衣装(セット?)の登場は度胆を抜かれて、
大丈夫かいなって思いましたけど(笑)
終わってみれば、ちゃぴちゃんの印象ばかり

 

これからの活躍がますます楽しみです♪

 

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そして、るりかさん!
前作「PUCK」でも敵役であったるりかさん…
でも、今回の敵役は前回とは比べ物にならないほど美味しい役です…

 

すっごく嫌らしい奴なのに、
もう目が奪われるwww
オランプに、
いいじゃんシャルルで、って思ってしまう危険性アリの男です(笑)

 

品がある敵役であるシャルルは、
この作品のキモでもあります

 

生かすも殺すもるりかさん次第なんですよね…
スカピンのショーブランとまでは言わないけど、
それに近い感じかな
この役、るりかさんの当たり役でしょう!

 

いい役もらえて、それに応えられて、本当によかった…

 

るりかさんは元星組なので、
月組さんを見るたびに楽しみにしていました…
まだまだこれからだと思うので、もっともっと精進して欲しい…

 

これ見たら、るりかさんのパーソナルブック欲しくなりますよ(笑)

 

あと、私が見た回のオランプは、うみちゃん(海乃美月さん)でした
わかばちゃん(早乙女わかばさん)とのWキャストです

 

どうなんだろ
私的には、うみちゃんのオランプはめっちゃ素晴らしかったです!

 

歌もよかったし、声もキレイ
わかばちゃんは声と歌がちょっと…なんですが、
そのあたりが乗り越えられていたら、
わかばちゃんは大化けしてるかも、ですが

 

「1789」、
ちえさん(柚希礼音さん)のカポエイラもそうですが、
こういう宝塚らしくない、
でもちゃんと品がある公演って、
大事なんだと思います…

 

「1789」を見て、まさおくんのコンサ行きたくなりましたw
もう暇もお金もないです…
どうしようかな…