昨日、
雪組トップスター望海風斗さんと、
真彩希帆さんの退団が発表されました
覚悟をしていても、
いざ本当に退団すると発表されても、
結局ショックなのは変わりはないということが、
よーーーーくわかりました…。・゚・(ノД`)・゚・。
覚悟がある分、
「なぜ?」「どうして?」という感情ではなく、
ただただ悲しくて、寂しくて、
残念だという気持ちでいっぱいになるんだということも、
よーーーくわかりました…
一夜明けても、悲しいことは悲しい…
本当に辞めちゃうんだぁ…と、
実感がこみ上げてきます
雪組生への退団報告は2月16日
本日は、
退団会見の記事を読みまくりました
各スポーツ新聞のネットニュースです
まずは退団を発表したのは、
16日のお稽古の後だったとのこと(スポーツ報知より)
トップスターさんの組子への退団発表は、
ギリギリの段階での話になりますが、
今回も前日というギリギリだったんですね
スポーツ報知によると、
「(みんなは)覚悟はしていて『いつ告げられるんだろう』という状態だったみたい。」、
とありました
だいもんさん(望海風斗さん)の進退については、
雪組生も薄々感じていたでしょうけど、
だいもんさんからのお話が出るまでは、
半信半疑の状態が続いていたということでしょう
宝塚を愛してやまないだいもんさんは、
雪組生に告げる前に、
退団ブルーになってしまったと話されてました
大好きで憧れ続けた夢の世界ですもんね
ジェンヌさんは誰もが経験することですけど、
そこを飛び立つというのは、
勇気がいることだと思います
だいもんさんが退団を決意したのは『壬生義士伝』
トップになった時から、
退団を意識していたというだいもんさん
これはトップスターの皆さんが思うこと
いつか退団する日が来るのですから、
意識するのは当然でしょう
その時に、
だいもんさんはこう感じていたそうです
もともと、「トップという立場にならせていただいたとき、一生できるものではないので2020年が一つの区切り」と感じていたそう。
(サンスポより)
退団を決意したのは昨年上演した「壬生義士伝」の宝塚大劇場公演中。それまでに2020年を「ひとつの区切りにしよう」と思っていたそうで「舞台袖から組の仲間の姿を見た時に、すごくキラキラと舞台で息づいていて心が震え、涙がツーっと出てきた瞬間があって。その時に“そういうこと(退団する時)なのかな?”と感じました」と説明した。
(スポニチより)
- トップになった時に退団を意識していて、その時期を2020年としていた
- 決意したのは『壬生義士伝』
『ファントム』で憧れの演目の成就がされ、
『20世紀号に乗って』で海外ミュージカルのコメディに挑戦し、
『壬生義士伝』という演技力が試される演目と出会った、
というのは、
退団という流れに自然と導いてくれたのだと感じます
2020年という句切りは、
年数で区切りの良さもありますし、
ご自身の学年や体力的なものや、
スミレコードなことも含まれているようにも感じます
宝塚歌劇のトップスターさんの多忙ぶりは、
尋常じゃないですから…
その分やりがいもあるのでしょうけど、
気力と体力を持続するというのは、
年々厳しくなっていくのだろうなぁ、というのは、
なんとなく想像できます
望海風斗が天海祐希に出会ってくれた運命に感謝しかない!
憧れ続けた宝塚に入ってくれて、
そもそも宝塚歌劇に興味を持ってくれたことに、
だいもんさんには感謝しかありません!
もし、
ゆりさん(天海祐希さん)に出会わなかったら、
宝塚歌劇への道があったのかどうか…
その類まれな歌唱力を聞くことが出来ないという、
「if」の世界があったかもしれないことに、
だいもんさんを宝塚に導いてくれた運命を感じます
宝塚歌劇団に入られる方は、
様々な理由で導かれますけど、
多くは元々ヅカファンであることが多いです
そこには、
106年続く伝統と歴史という重みもあります
だからこそ、
惹きつけられる魅力があるんだと思います
時々存在する絶対的に人気のスターさんも、
そういう導きをされる方が多いのも当然でしょう
だいもんさんも、そういう1人でした
盟友となった同期・明日海りおへの思いが見え隠れ
日刊スポーツの記事では、こう掲載されています
「「明日海がやることを見ていましたね」と、昨年11月に退団した同期を“参考”にしながら「次は自分なんだ」との思いも強めていたという。」
「花組でトップになった姿を近くで見ることができて、長い間トップの姿を見て、気持ちが強くなった。最後の退団の、その瞬間まで組を思い、男役をまっとうしようとする姿に勇気をもらいましたね」
やはり学年という順番を考えると、
自分の番なんだという認識があったということでしょう
それと同じ立場だからこそ、
分かり合えた部分もあったんだと思います
先陣を切って走ってくれたみりおくんへの、
尊敬と感謝の意味も含まれているように感じました
同期っていいですよね…
私は基本的に95期バカなので、
95期生しかチェックをしていませんけど、
OG同士で、
いまだにすごく仲が良いというのは伝わります
きっと89期生もそうなんでしょう
かいくん(七海ひろきさん)、
るりかさん(美弥るりかさん)がご卒業された頃から、
89期も目に入りますけど、仲良さげです
みりおくんもSNSが解禁されたら、
もっともっと賑やかになるような気もします
だいもんの退団の鐘が鳴ったのはまさかの『ドン・ジュアン』
小川理事長がだいもんさんを褒め称えるのに、
『ドン・ジュアン』をあげていました
それを受けてのだいもんさん
「ほんとにやりきったというか、もう『これで退団しても悔いはないな』というぐらい(笑い)。まず第1次の(退団を告げる)鐘が…。それぐらい、毎日、毎日、生ききれました」
(日刊スポーツより)
第1次の退団の鐘がまさかの『ドン・ジュアン』!
ユーモラスな答えですね
でもそれだけ濃密で、精巧で、
全身全霊を込めて演じた結果です
ヅカファンの間でも、
いまだに望海風斗伝説の大事な1作品となっています
相手役の真彩希帆への感謝…だいきほが尊い
だいもんさんがまあやちゃん(真彩希帆さん)に、
退団を告げたのが、
全国ツアーのお稽古の最中にあった、
『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』の制作発表後とのこと(デイリースポーツ)
その時のことをだいもんさんは、
こう語っています
真彩からは退団の意思を伝えた際に「私も一緒に退団していいですか」と聞かれた。
「一緒にスタートしてゴールする。ありがたいなぁ。常に同じところを向いて一緒に戦ってくれた。手をつないで歩くっていうより、戦いながら走っていく感覚。自分一人では見えない世界が広がった。感謝です」
(サンスポより)
一途なまあやちゃんらしい…
きっと尊敬する先輩、
風ちゃん(妃海風さん)の背中を見ているから、
そういうのが自然と身についていたのかもしれません
組替え後すぐのちぎみゆも見ているでしょうし…
まあやちゃんのことは、
明日目一杯語るとして…(^_^;)
スライド式が当たり前の花組育ちのだいもんさんですけど、
すごく嬉しかった様子が伺えます
望海風斗あっての真彩希帆
これが本当に尊いです
一緒に戦える同士のような関係であったというだいきほ
トップ娘役は、
トップスターを立てる必要があります
まあやちゃんの場合は、
一緒に切磋琢磨し、
最大限の歌唱力を披露することが、
トップスター望海風斗を立てていることになりました
歌唱力という技術で、
望海風斗を宝塚歌劇団屈指の歌唱力トップスターとしての地位を、
不動にしたのです
この功績をだいもんさんが認めてくれているのだなぁ、
ということがとても伝わる会見内容でした
小川理事長も、
「歌唱力コンビという部分では平成、令和で宝塚歌劇団を代表するトップスター」(デイリースポーツ)
と褒め称えています
小川理事長の言葉は、
時にお世辞になりがちですけど、
だいもんさんの場合は、
世辞でなはい心からの言葉でしょうし、
ヅカファンはみんな認めています
だからこそ、
この歌唱力トップコンビの退団が、
あまりにも悲しすぎる…
こうやって、
あたらめて記事を読み返してみても、
もう1作延びて欲しかったなぁ、と思わざるを得ないです…
最後の作品『f f f -フォルティッシッシモ-』が、
だいもんさんに相応しいベートーヴェンという役で、
上田久美子先生の作品ということが、
救いといえば救いでしょう
おそらく駄作ではないと思いますから…
生田大和先生も、
だいきほにご縁のある先生ですから、
思いのこもったレビューにしてくれそうです
チケットはほぼ諦めているので、
ライブビューイングは、
みりおくん並みに頑張って欲しいです…
参加しています!
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