そういえばですけど、
数日前に、
ずんちゃん(桜木みなとさん)主演の『カルト・ワイン』のポスター画像が公開されてましたね
先行画像では、
ギリセーフな感じのギラギラさでしたけど、
ポスターは野心家であり、
一癖も二癖もありそうな切れ者のイケメンに…
スーツ姿がカッコイイです
ある種のアウトレイジ風な感じも表現されてますし、
ドキドキします…(*´艸`)
⇒上田久美子の退団&アンケート実施&桜木みなと『カルト・ワイン』の先行画像
どんな作品になるのか、
栗田優香先生の脚本と演出に期待したいですね
新しいずんちゃんが見たいです
さて今回ですけど、
前回の語りと連動しているわけではないのですが、
ちょっと連動しているっぽい内容になりました
元々大好きなみっきーさんとはるこさんについては、
語っておきたかったのです
ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!
路線スターではない天寿光希が破格の退団餞別
まずはみっきーさん(天寿光希さん)
みっきーさんは、91期生で研18です
皆さんがご存知の通り、
みっきーさんは路線スターではなく、
別格スターとして星組を長年支えてくれました
特に際立っていたのは芝居の上手さ
歌とダンスは、
もっと上手な先輩や後輩がおりましたけど、
演技力に関しては星組を支えていたことは確かでしょう
残念なのは、
新人公演の下級生時代に、
怪我をしてしまって、
新人公演主演のチャンスを失くしてしまったこと
つまり、
みっきーさんは新人公演主演の経験がゼロなのです
たぶんですけど、
1回くらいは主演が回ってきたのではないのかな、とも思ったり…
そのままなかった可能性ももちろんありますけど…
なにせ、ゆりかさん(真風涼帆さん)という、
凄まじいTHE男役という下級生がいたので、何とも言えませんが…
当時の星組は、
かなりの長身スターがひしめき合ってましたので、
小柄なみっきーさんが不利だったと言えば、不利でした
とはいえ、その後、
同じように小柄なことちゃん(礼真琴さん)が新公主演を務めることになるので、
そのあたりの線引きや方向性などは何とも言えないところがあります
星組は昔から、
トップスターにすると決めた逸材は、
ガンガンあげていく傾向があるので、
みっきーさんの実力面では申し分なかったものの、
そこまで爆上げ要素が、当時は薄かったのかもしれません
あくまでも、
妄想の憶測でしかありませんので、何とも言えませんが…
ですが、
実力があったことは確かですので、
別格スターとして、脇をしっかりと固めてくれる大事な役割がありました
華もあるので、どんな役もこなせるという強みが大きかったです
面倒見もいいですし、
慕っている下級生も多かったと思います
みっきーさんの退団を知った時には、
てっきり管理職コースなのだと思ってましたので、
退団と知ってとても驚きました
18年間も別格スターとして星組を支えてくれたみっきーさん
普通は路線スターや番手スターでないと、
開催されないディナーショーを開催
そして、
今の退団公演のショー『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』では、
エトワールを務めます
みっきーさんは、
下手ではありませんけど、歌上手なジェンヌさんではないと、
私的には思いますので、これは最大の餞でしょう
星組から精一杯の気持ちが込められていると感じました
まだ退団公演を目にしていないので、ピンときません
次回の全ツやバウ、本公演とみっきーさんの姿が見れなくなるのが、
まだ信じられない感じがしています
おそらくいろんな葛藤があったであろう音波みのり
次にはるこさん(音波みのりさん)
はるこさんはみっきーさんとは異なり、
娘役のバリバリ路線でした
・新人公演ヒロインを2回(『愛と青春の旅だち』『オーシャンズ11』)
・バウヒロインを1回(『摩天楼狂詩曲』 )
・別箱ヒロインを2回(『メイちゃんの執事』『天使のはしご』)
ねね様(夢咲ねねさん)が長期ではなければ、
もしかしたら、
ちえさん(柚希礼音さん)の2人目もあり得たのかもしれない、
と思われたほどの逸材です
何よりもダンサーでしたからあり得なくはないです
ことちゃんという可能性もありましたでしょうが…(^_^;)
しかし、そんな現実は来ず…
その後に、
さゆみさん(紅ゆずるさん)の相手役として、
当時は、はるこさんを望んでいたファンも結構いたと記憶しております
私的にも、
芝居上手でダンサーなはるこさんの方が良かったと思っていました
これは今でも思うかな?
しかし、そんな現実は来ず…(2回目)
こうなると、
大抵の娘役さん(男役さんもですけど)は退団という方向に行ってしまうのが、
いつものパターン
ですが、
はるこさんはその後も星組生として歩む道を選んでくださいました
おそらくですけど、
トップ娘役を夢見て精進してきたであろうと思います
その志が途絶えた時、
相当の覚悟と葛藤があったと思います
路線娘役から別格娘役に変わるのですから、
非常に厳しい決断だったのではないでしょうか…
ですが、
まだまだ宝塚歌劇での舞台に立とうと思ってくださったことに、
感謝しても仕切れません
私的には、
はるこさんは歌はアレですけど、
演技力とダンスに関しては文句なしの逸材です
しかも、ビジュアルが美しい…
いつまでも初々しさを保っているというのも素晴らしかった
当時の娘役の番手ごまかしの意味があったとはいえ、
現トップスターのことちゃん(礼真琴さん)の全ツ『アルジェの男』では、
ヒロイン・サビーヌを演じ、
フィナーレでは3番手くらいの大きさの羽根を背負ってことちゃんの横に並んでました
ことはるが大好きだったので、
この並びは永遠に記憶に残る私的な名場面…
はるこさんが在団してくれていたからこそ、
ことはるが実現いたしました
その後の公演でも、ことはるでのダンス場面を観ることも出来ましたし、
ファンとしては幸せだったかな…
前任のトップコンビ・べにきさきの時代からは、
悪女から母親、ヒロインまでと幅広くご活躍されたはるこさん
その実績を買われたのか、
いしさん(轟悠さん)の最後の作品『婆娑羅の玄孫』では、
実質のヒロイン・お鈴を演じました
これは娘役冥利に尽きることだったのではないでしょうか
今回の退団公演のショー『Gran Cantante!!』では、
はるこさんは階段一人降りをされているそうです
みっきーさん同様に、
はるこさんにも最大の餞でしょう
別格スターという輝き
近年は、
「路線落ち」という負のイメージが昔よりは少しずつ薄まってきているように見えます
あくまでもイメージ上なんでしょうけど…
2番手退団というのが、
月組のるりかさん(美弥るりかさん)の時から発動されて以来、
その後も、花組のあきらさん(瀬戸かずやさん)、
星組の愛ちゃん(愛月ひかるさん)と続きました
良し悪しは別として、
そういうのもあるんだな、というのをファンに認識させてきていると思っています
元路線スターでも、
脇を支える別格スターとして頑張る、という道を、
はるこさんは示してくれました
みっきーさんは、
路線スターではなくても、
最高に輝いた状態で卒業することができることを示してくれました
いずれも18年間星組を支えてきたからこそ、ですよね
それだけ長い時間をかけて、
星組に貢献してくれたわけですから、労いと感謝は大事だと思います
スポットライトを真ん中で浴びている人だけでは、
舞台は務まりません
脇を支える実力者がいて成り立ちます
みっきーさんにしろ、
はるこさんにしろ、
別格とはいえ、スポットライトを浴びている上級生ですので、
真の影で支える系ではありません
とはいえ、想像でしかありませんけど、
悔しい思いをいっぱいしていたと思います
それでもなお、
宝塚歌劇、星組を愛してくれていたということだと思っています
ことちゃんがトップスターに就任して4作目となる本公演
星組が落ち着いてきたからこそ、退団を決意されたのでしょう
ことちゃん時代の幕開けから、
毎回心配してましたから、ここまで支えてくださったことに感謝でいっぱいです
そして思ったこと…
若くして次の世界へと向かうのも人生…
長く宝塚歌劇団に貢献するも人生…
生徒一人一人に、
本当にいろんなドラマがあるのだな、
とつくづく感じたのでした
参加しています!
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