先ほどお知らせを更新した際に、
チラッと触れましたけど、
本日(日付変わってますが…)、公式HPにて、
星組の全ツ組の出演者から休演のニュースがありました
咲園りささん(106期・研4)
体調不良か怪我かはわかりませんが、
どうか一日も早くご回復されますように…
4月11日に千秋楽を迎えるということでしたから、
完走まであとわずかでしたよね…
その後は、
『1789』の集合日も来ますから、
本当に早く元気になってもらいたいです
『1789』の集合日といえば、
心配が尽きませんし、覚悟はしていますけどやっぱり怖い…
せめて、別々であって欲しいなぁとは思いますが…
さて、先ほどもお伝えしましたが、
今回はぴーすけくん(天華えまさん)主演、
星組『Stella Voice』のライブ配信視聴をしましたので、
その感想をサクッと語っておきます
セットリストはこちらをどうぞ
⇒天華えま『Stella Voice』セットリスト…稀惺かずと&大希颯の105期コンビが天華えまにプロポーズ!
ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!
天華えまが素晴らしかった@星組『Stella Voice』
まずはメインであるぴーすけくんのことから…
星組を好きになって、
もうだいぶ経ちますけど、
ぴーすけくんのことはずっと見守ってきました
スカピンの新人公演も観に行きましたっけ…
そんなぴーすけくんが、
今や頼もしい中堅となり、
晴れて、バウ公演を任されることとなりました
正確な主演ではないものの、
今回のショーをみれば、
天華えまがメインであることは間違いありません
まさに、
真ん中に立って下級生を引っ張ってました
今回一番の見どころは、
コンテンポラリーダンスのところでしょう
それと、黒燕尾の男役群舞!
溜息が出るほど美しかった…
ぴーすけくんを支えてきたファンの方には、
たまらない場面だったのではないでしょうか
黒燕尾では私も思わず涙がホロリ…(´;ω;`)
歌については、
最初に歌われた『ME AND MY GIRL』の「外套に寄りかかって」
ぴーすけくんのビル、
見てみたいと思わせる素敵な一場面の歌でした
てっきりスカピンを歌うかと思ってましたが、
どうせなら自分が演じていない役の歌の方がいいですもんね
いいチョイスでした
それと、
今や星組トップスター以外でも歌うことが多くなってきた、
『龍星』の「星を継ぐ者」
心を込めて歌うぴーすけくんを見て、
こうやって星組生が歌い繋いでいくという伝統もいいな、と感じる場面でした
ぴーすけくんのこれまでを振り返っても、
悔しい思いをたくさんしてきたであろうことは、想像に難くないです
トップスターを目指していたでしょうし、
下級生の頃は、
実際そういう育成の道を歩んできました
その道は決定的に困難であることは、
同期のありちゃん(暁千星さん)の組替えが発表された時点で、
痛感したことでしょう
宝塚歌劇では、
上にあがる人がいる影では、
涙を飲む人がいるというのが常です
同期ならなおのこと、自身の置かれた立場は明白でしょうし…
残念ながら、ぴーすけくんは後者になってしまったわけです
ですが、
そんなぴーすけくんにお褒美のような場を与えられたのが、
今回の作品でしょう
若手のショーの演目でしたけど、
その中心となったのがぴーすけくんです
立派でしたよ
ダンスはしなやかで美しかったですし、
歌も相変わらず上手いです
下級生にもすごく慕われていて、
ぴーすけくんの人の良さが出てましたよね
三拍子揃った実力のある男役スターなので、
まだまだ星組で元気に舞台で存在感を示して欲しいです
こう言っておかないと、不安が募りますので…(´・ω・`)
まだまだいてね!
稀惺かずとが凄まじい成長を見せている&大希颯の歌唱力
次は、
おそらくほぼほぼ間違いなく、
次世代の星の王子様になるであろう、かずとくん(稀惺かずとさん)
素晴らしかった!
メイクの技術も格段にあがっていて、
めちゃくちゃ美しくなってました
歌も磨きがかかってましたし、
ダンスもよかったです
なんとなくですけど、
前回の『ディミトリ』の新人公演で、
アヴァク・ザカリアン役を演じましたが、
これで自信がついたのではないかと思います
この役で、かずとくんは皮を一枚どころか、
十枚以上は剥けて大きく成長しましたから…
あと、小柄なのが欠点でしたけど、
現星組トップスターのことちゃん(礼真琴さん)も、
小柄なトップスターですから、
見せ方とか、努力の仕方を学ばれているような気がしました
今回、
ソロで歌った曲は、なんとMISIAさんの「オルフェンズの涙」Σ(゚∀゚*)
男役スターで、しかも1曲だけという状況の中、
MISIAを歌うというチョイスが凄かったw
これって、ことちゃんも歌ってましたよね
曲は違いますが、MISIAの「砂の城」をことコンの『VERDAD!!』で歌っていました
きっとこういうのもアリなんだって思ったのかな、と勝手に想像(笑)(^_^;)
少し中性的な魅力があるかずとくんには、
よかったんじゃないでしょうか
今105期生は、
月組のきどくん(七城雅さん)、
宙組のりせくん(大路りせさん)と2人連続で、
新人公演主演に抜擢されています
当然、
かずとくんも主演抜擢を望んでいることでしょう
その抜擢の確率が現在格段にあがっている状況ですし、
『1789』新人公演のロナンなんて、
かずとくんにピッタリでしょう
まさに今回のショーでは、
真ん中に立つ華やかさを試されているような感じもありましたし、
実際に目立っていたように思います
成長著しいかずとくんと同様に、
素晴らしい逸材のあいみくん(大希颯さん)も、
今回素晴らしい活躍をされてました
なんといっても、
スカピンの「ひとかけらの勇気」です
あまりに素晴らしくて涙がホロリ…
歌が上手というのは、
素直に心に染みるんですよね…
あいみくんは、
ダンスは得意なタイプではないですけど、
今回は頑張ってましたね
でも、得意分野での活躍に期待してますので、
歌とお芝居に磨きをかけて頑張って欲しいです
かずとくんがどう見ても本命でしょうけど、
なんとか報われて欲しい逸材です
本当に、
いつかあいみくん主演でスカピンが観たいと思わせた、
素晴らしい歌唱力でした
藍羽ひよりの表現力歌唱が素晴らしい
私的に、
今星組の注目の若手娘役といえば、
ひよりちゃん(藍羽ひよりさん)です
前回の本公演『ディミトリ』の新人公演で、
ヒロイン・ルスダンを好演したのは記憶に新しいです
とにかく演技力が抜群で、
歌も歌えるという逸材なので、
大事に育てて欲しいところ
今回のソロは、
『モーツァルト!』から「ダンスはやめられない」です
これまた素晴らしかったです
場面が目に浮かぶような表現力のある歌い方は、
さすがひよりちゃんでしょう
また、
かずとくんと踊る場面があり、
いい使われ方をしてましたね
小柄というのもあったのでしょうけど…
歌上手で演技派というのは、
宝塚歌劇団においては貴重な存在ですから、
どんどん経験を積んで、素敵な娘役さんになって欲しいです
星組のトップ娘役は空席が空かないので、
なかなか難しいとは思いますし、
星娘はなかなか報われないので、
これまた難しいところではありますが、
ぜひ久しぶりにホームランを繰り出して欲しいですね
そういう逸材の娘役さんだと感じました
とはいえ、
うたち(詩ちづるさん)がどうにかならないと、
どうにもなりそうにないのももどかしいですが…(´・ω・`)
碧音斗和はやはり上手い
上記は注目されている若手を取り上げましたけど、
路線系ではない若手の星組生も、皆さん素敵でした
その中でも、
あおねくん(碧音斗和さん)がやはり上手かったですね
歌う人が次々と残念歌唱だったショー『Killer Rouge』のテーマ曲が素晴らしかったです
やはりこの曲いいなぁ…
ソロ曲の『オームシャンティオーム』の「バラ色の人生」もよかったです
これ、ことちゃんの歌なんですけど、
あおねくんが歌うまなので安心して聴けました
あらためて聴きごたえのある曲だと再確認!
ムケーシュは嫌なヤツでしたが(笑)、
ことちゃんのオジサン歌唱が凄まじかったのです…まさに七色の声…
そんなことも思い出しました!
で、思うのですが、
やはり1度でいいので、
新人公演主演をさせてあげて欲しいです
104期から1人も新公主演者が出てませんし、
来年のラストイヤーまでに1度チャンスを与えて欲しいです
まずは、
かずとくんの新公主演でしょうから、
それが落ち着いたら、ぜひ…
さりおくん(碧海さりおさん)ポジションも大事ですからね
星組の下級生全員が眩しかった!バウショーケースのように各組でのシリーズ化を望む
とにかく1人1曲のソロ曲があるので、
『Stella Voice』出演者は、
ヅカファンに名前を覚えてもらえたことでしょう
歌えることや、
ダンスも上手なのをアピールできましたし、
これでモチベーションがアップされていることに期待したいです
にじょはなちゃん(二條華さん)は、
ことちゃんのDSメンバーに選ばれてから注目されていたので、
わかる方も多いと思いますけど、
新人公演で目立った役付きをされていない下級生も多いです
以前は、
バウショーケースシリーズが各組ありましたけど、
コロナ禍もあったせいか、
今やとんとご無沙汰状態になっていますよね
せっかく宝塚歌劇団という狭き門に入団できたわけですから、
皆さんに活躍の場を与えて欲しいです
本公演や別箱では、
やはり上級生が役付きがいいですし、活躍されています
下級生はなかなかスポットライトが浴びれないというのは、
なんとも寂しい限りなのですが、
今回のようなバウのショーですと、若手が大いに活躍します
それが何よりの経験となりますし、
モチベーションアップにもなるでしょう
どんなに影で努力をしても、
日の目を見ないことには、
せっかくの努力も空しい結果になります
人に見られることで、
舞台人は成長するわけですから、
こういう機会や作品を各組で上演して欲しいですね
前回のショーケースはNew Waveシリーズでしたから、
ここからは「Voice」シリーズでどうでしょう?
ヅカファンも、
各組の若手をよく見れるチャンスになりますし、
生徒さんにとってもファンにとってもwin-winな企画だと感じます
参加しています!
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