昨日は観劇疲れもありつつ、
ようやく阪神タイガースの優勝をかみしめておりました
録画やネットニュース、
動画を見まくった幸せな時間を過ごしていたら、
更新できませんでした…(^_^;)
本日は昼間に、
真彩希帆さんが生田大和先生とご結婚されたという、
とんでもなくおめでたいニュースが入ってきましたよね(*´艸`)
噂もありましたけど、
本当に付き合っていたとはΣ(゚∀゚*)
はてなで更新しておきました!
まあやちゃんの大きなターニングポイントで、
2回も生田先生の作品になっているのも、
ご結婚へのご縁だったということなのでしょう(*´ω`*)
あんな美しい女神の歌声を、
いつも身近に感じられるなんて、
生田先生は幸せ者ですよね~ズルイww
めちゃくちゃ羨ましいです
末永くお幸せに!
さて今回ですが、
ようやく観劇できた雪組『双曲線上のカルテ』の感想です
ライブ配信の視聴をしていませんでしたので、
これがファーストインプレッションであり、MY楽です…(´・ω・`)
ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!
和希そらはダークヒーロー的に見えて正義があるフェルナンドを好演
今回は樫畑亜依子先生の潤色・演出になったせいか、
かなり見やすくなったというか、
感情移入がしやすい演出・構成になっていたと思います
何よりも、
ヒロインがちゃんとヒロインでしたw(^_^;)
これが正解でしょう
前回はWヒロインというか、
かなり目を引く娘2のはずの役・クラリーチェの印象が凄くて、
ヒロイン・モニカの印象が薄すぎて記憶にあまり残らなかったという…(^_^;)
当時のヒロインの技量もあるのかもしれませんが、
あんりちゃん(星乃あんりさん)だったので、
華やかさはある娘役だったにも関わらず、です…
研4だったから仕方がないといえばそうなのかもしれませんが…
そこがすっきりしていたのが大きいと思います
主演のそらくん(和希そらさん)は、
主人公・フェルナンドを演じます
一見一匹狼風であり、
冷たい印象、女性をもてあそぶ風の得体の知れなさがあるフェルナンドですが、
実は骨髄腫に犯され、
余命幾ばくも無い状態になっている医者でした
その冷たそうな感じに見えるフェルナンドには、
命の大切さを心底わかっているからこその行動に繋がり、
それらが最後には点から線になっていくわけです
誰よりも命の尊さがわかっているからこそ、
末期がんの患者に寄り添い、
優しい嘘を重ねる
自分の余命がわかっているからこそ、
女性を真から愛することはしない
自分の病を誰にも悟られたくないという気持ちと共に、
常に近づいてくる死の恐怖を感じながら生きている、
そして、1人でも多くの患者に寄り添っていこうとしている
非常に難しい役どころでしたけど、
そらくんは押さえた演技で上手にフェルナンドを演じてました
そらくんは、
うちに秘めた野心がメラメラしているような役がハマるので、
今回は上手でしたけど、
少し物足りなさもあったかなという感じです
再演ものなので仕方がないところではありますが、
前回の『心中・恋の大和路』もそうでしたけど、
今回もなぜこの作品をそらくん主演にしたのかは、
ちょっとだけ疑問には感じました
前回は和物で、
トップ娘役就任が決定していたであろう、
あやちゃん(夢白あやさん)に和物ヒロインをさせる必要があったのでしょうし、
今回は小柄なちぎさん(早霧せいなさん)の作品だったからでしょうか…
でも決して悪くはなかったです
ほんの少し物足りないかな程度ですので…
縣千がスターだった!
続いては、
2番手役・ランベルトのちさとくん(縣千さん)です
ちさとくんは、この作品の最初の頃、
おそらくですが体調不良で休演になってました
いや~、無事復帰できてよかったですし、
ライブ配信にもBlu-ray収録にも間に合ってよかったですよ
本当にスターの輝きでした
今回のランベルトは、融通のきかない正義感の強い医者で、
フェルナンドの腕は認めつつも反感を持っている部分のある役どころです
とにかく、
一目でこの先生が重要な役であることがわかるほどのスター性でした
特に白衣姿が素晴らしかった
華やかなスター性と得意のダンスだけでは、
ミュージカルは乗り切れません
歌は相変わらず「・・・」な感じでしたけど、
お芝居はまあまあよかったのではないでしょうか
少し暗く人を寄せ付けない感じが強めのフェルナンドに対して、
正義感溢れるランベルト
2人の対比がよく表現されていたと思います
こういう役であれば、ちさとくんはいいですね
まだまだ要精進が域は出てませんけど、
着実に成長はしているので、このまま伸び続けて欲しいです
歌はどうにもこうにもならないと思いますので、
演技力の強化をどんどんして欲しいです
奇をてらったような役ばかりではなく、
今回のような正統なライバル役、悪役などをしっかり務めさせて、
演技力と表現力の幅を広げていくと、あらたな縣千になっていくと思います
もうちょっと台詞回しはうまくなって欲しいですね
少し棒読み加減な感じもありましたので…
しかし、素晴らしいスター性だとあらためて感じました
今回のメンバーで1番目を引きましたし…
華純沙那は確実に成長している
ヒロイン・モニカを演じたのは、
まるちゃん(華純沙那さん)
よかったです
健気で一途で優しい看護師のモニカを好演していました
まず声がいいです
歌も悪くはないのでこのまま成長していくといいですよね
演技力も伸びています
まるちゃんは華やかなタイプの娘役さんではないので、
着実に演技力と歌唱力を向上させて、
相手役が安心して演じられるようにしていく必要のあるタイプです
とはいえ、
ヒロインを演じて経験させていくということが、
ヒロイン力を向上させるには必須です
大事に育成して欲しいですね
やはり、真ん中を経験することの大切さというのを、
我々ヅカファンは最近経験して痛感しているところです
トップを見据えている雪組の路線娘役としては、
筆頭は1期上のゆいちゃん(音彩唯さん)ですけど、
華やかで歌唱力抜群のタイプなので、個性が異なります
まるちゃんは小柄な相手役には向いていそうですから、
上手に育成していけば、
いい娘役に成長していくと思います
ラストはモニカがメインで進んでいくのもあり、
すごく難しかったように思いますが、
母となり、成長した子どもを見つめる時には母の顔になるように演じていて、
とても頑張っているように感じました
モニカが子を宿しているというのは、
原作の『無影燈』でも一緒です
私は見てないのでわかりませんが、
ドラマの『白い影』も一緒のようです
野々花ひまりのクラリーチェはかなりヒロイン度を下げられた印象
もう1人のキーパーソンとなる女性・クラリーチェを演じたのが、
ひまりちゃん(野々花ひまりさん)
フェルナンドには全く振り向いてもらえない、
セルジオの娘ですが、
実は大変な病気に罹っておりました
最初の方で、
クラリーチェの腕の痣に気づかれるも、
放置状態だったため、
最後の方で重病であることがわかるわけですけど、
自身にお兄さんがいることがわかり、
無事に助かることができました
今回、
一気に印象が薄くなった感があるクラリーチェですが、
ひまりちゃんは上手な娘役さんなので、
安定した演技力でしたね
今後は、
もう一段階上の年齢層の役を演じることも増える可能性があると思いますが、
雪組は上級生娘役も多い組なので、
そのあたりの切り替えができれば、
まだまだ雪組でご活躍されるのを見ていたい娘役さんですね
年齢層の若めなヒロイン・モニカと、
ちょっと年上のクラリーチェの対比を出すのには、
ひまりちゃんはとても重要だったと思います
まるモニカの純粋さ、
天使のような優しさが上手に演出できたのは、
この対比の良さでしょう
99期は研11で、
来年研12になりますけど、
ひまりちゃんの去就は気になるところです
そんなことを感じた今回のクラリーチェでした
気になった配役
セルジオ&ロザンナ・マルチーノご夫妻である、
夏美ようさんと五峰亜季さんは本専科らしく、
安定した演技力と表現力でもって、
この舞台を引き締めていました
渋めのオジサマ役は、はっちさんはさすが過ぎました!
女性が好きな感じもよかったです
アニータ役のきららちゃん(希良々うみさん)
めちゃくちゃよかったです
はっちセルジオとの幼馴染からの恋、
そして愛人関係の上、2人の間には子どももいたという…
こういう役を100期生のきららちゃんが堂々と演じているのが頼もしかったです
バーのママらしい色気もよかったですし、
息子に見せるママの顔もよかったです
アントニーオ役のさんちゃん(咲城けいさん)
アニータの息子であり、
セルジオの息子でもあるアントニーオ
頭も良く、お母さん思いの良い息子を好演してました
宝塚歌劇ではよくある丸く収めるには必要となる役どころではありましたが、
死んでいくフェルナンドとは対照的に、
救われる命側のキーパーソンを爽やかに演じてました
ざっくりですが、
以上がキャラ別感想です
参加しています!
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