本日(8月31日)は、
咲ちゃん(彩風咲奈さん)の退団公演
雪組『ベルサイユのばら』が初日を迎えました
明日から9月1日ですし、
あっという間に10月13日になりそうで、
なんか急に寂しくなってきます…(´・ω・`)
どうか最後まで無事に完走できますように…
生観劇と大千秋楽を楽しみにしております
さて今回ですけど、
月組の新トップコンビちなつあましのプレお披露目公演
『琥珀色の雨にぬれて』
『Grande TAKARAZUKA 110!』のライブ配信の日でした
当初は生観劇するので視聴する予定はなかったのですが、
不安定な天候のため急遽視聴することにしました!
予習出来てよかったぁぁぁ~ヽ(*´∀`)ノ
ファーストインプレッションの感想をサクッと綴っておきます
ネタバレをガッツリしますので、
これからご観劇予定の方はご注意ください
ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!
前回の雪組版『琥珀色の雨にぬれて』よりよかった
まずは作品ですけど、
何度も再演されてますし、
前回の雪組だいきほの『琥珀色の雨にぬれて』が2017年でしたので、
記憶にある方も多かったと思います
内容はこれまでとは変わらないのですが、
前回のだいきほ雪組との大きな違いは、
人物像がより浮き彫りになったという点でしょうか
歌唱力の圧倒的な違いもありましたが…(^_^;)
特に、
気まぐれ風に見える「いい女」の代表とも言える美しきシャロン
彼女の嫌な部分を臆すことこともなく表現していたので、
フランソワーズの気の毒さがより鮮明に浮き彫りになったと思います
前回のフランソワーズは、
ヒステリックで引いてしまう感じが強かったです
それが今回は同情できる感じに寄せていってました
これは確実に樫畑亜依子先生の演出によるものでしょう
またルイに関しても、
ダークな面を引き出しており、
徹底的にカッコよかったです
クロードの優柔不断なふらふらぶりもより鮮明になっていたように思います
さらに、
クロードとシャロンの心の結びつきと、
消えない愛の炎が最後の切なさに繋がっていったと感じます
前回のだいきほ版は、
とにかく2人の美しい歌声に酔いしれており、
キャラクターに関しては二の次三の次の印象がありましたけど、
今回はそれが難しいため、
よりキャラクターをしっかりと描かれていたようにも感じます
いい演出だったのではないでしょうか
私的には少なくても前回の雪組版よりはしっくりきました
オープニングのダンスの場面はちょっと長く感じましたが…(^_^;)
実は5~6分ぐらいなんですけどね
なぜか長く感じたというのは、
抑揚のない場面だったからだと思います
昔の作品にありがちなんですけどね…(´・ω・`)
鳳月杏&天紫珠李は大人な魅力が溢れていた
主人公のクロードを演じたちなつくん(鳳月杏さん)
さすがの貫禄でしたね
品もありますし、
何よりも包容力がすごいです
学年上かなりの年上感が否めないのですが、
それを上手に活かしているように思いました
歌も上手ですし、
スター性のある輝きがまさに「琥珀色」な感じを帯びていて、
真ん中感もよかったと思います
相手役のヒロイン・シャロンを演じたあましちゃん(天紫珠李さん)とのコンビもバッチリ
ちなつくんが大人っぽい(というか大人)なので、
こういうしっとりとした女性を演じられる相手役でバランスが取れると感じました
あましちゃんの「お嬢さん」という言い方も、
貫禄を出していてしっくりきてましたし、
トップ娘役としての成長がすでに見えてきました
いいコンビではないでしょうか
二人が揃うと華やかさが増しますし、
こういう大人な恋愛ものにはうってつけのように思います
ちなつくんで観たい演目アンケートを実施した際、
『風と共に去りぬ』
『ガイズ&ドールズ』
『源氏物語』
『誰がために鐘は鳴る』あたりに複数票が入ってましたけど、
まさにピッタリという感じを本日の配信で思いました
またレビューでも大活躍でしたね
『Grande TAKARAZUKA 110!』は元々良いレビューですけど、
れいこさん(月城かなとさん)とはまた違った魅力が出ていたと思います
デュエットダンスも素敵でした
でも無理してリフトはしないでもいいと思うんですよね…
リフトなしでも魅力的に見える振付はありますから
それはそれとして、
衣装も素敵でしたし、
良き船出になったと感じました
あと、
ちなつくんが千葉県船橋市出身ということで、
千葉での凱旋になったのも良かったですね(*´艸`)
温かい拍手が心地良かったです
ご紹介されたみとさん(梨花ますみさん)も嬉しそうでしたよね
それを観ることができたタイミングに感謝です!
水美舞斗はクールでありつつ熱い情熱を持つルイを好演
今回の観劇(まだですが…)の一番の目的は、
マイティー(水美舞斗さん)でした!
95期応援団ですので、それはそれは楽しみだったのです
今回ルイ役を演じるとなり、
マイティーに比較的合っている役でしたし、
期待も高まるばかり
一番はショーですが…
マイティーといえば、
役幅が広くはないタイプなので、
非常に役を選ぶのが難点だと私的には思っています
割と型にハマっているんですよね
ですが、
今回のようなルイの役は、
マイティーの魅力を遺憾なく発揮できていたと思います
クールに見えて、
情熱的な愛情を秘めたルイ
シャロンに想いを告げる場面ではドキドキ…(*゚Д゚*) ポッ
そして、
一番楽しみだったレビューですけど、
さすがショースターのマイティー!
輝きが違う(笑)
魅せるダンスを踊ってくれるという点では、
月組にはない部分なので、
やはり踊れる路線スターの存在というのは大きいと感じました
歌も破綻していませんし、
引っ張っていく力も感じました
良いエッセンスになっていたのではないでしょうか
トップ云々は置いておいて、
やはりショースターが存在するのとしないのとでは、
ショーの面白さや楽しさが格段に違ってくると感じました
白河りりの歌声が響くフランソワーズ&お兄ちゃんの礼華はる
今回波線上の役・フランソワーズに抜擢されたりりちゃん(白河りりさん)
上記でも触れましたが、
今回のかっしー先生のフランソワーズの解釈が可哀想な女性に重きがあり、
りりちゃんにはうってつけのように感じました
可哀想で哀れな感じが上手かったです
クロードの心は自分にはないとわかった時の絶望感
そしてそれは一生涯つきまとっていたことでしょう
そう思わせるりりちゃんの表現力だったと思います
素晴らしい歌声にも引き込まれました
むしろ真ん中らへんで一人だけ別格の上手さなので、
上手すぎて浮いている感もありましたけど、
耳福要員は絶対に必要なので、フランソワーズがりりちゃんでよかったと思います
ただやはり、
ちなつくんと並ぶと年齢差というか学年差の貫禄の違いが出るので、
そこは気になりました
確かに「お嬢さん」ではありますが…(^_^;)
大人の女性であるシャロンと、
お嬢さんのフランソワーズという対比としては最高だったのではないでしょうか
フランソワーズの兄・ミッシェルを演じたのがぱるくん(礼華はるさん)
ぱるくんも良かったです
出番はそんなにあるわけではないですが、
抜群の存在感でした
ちなつくんとも対等な感じを出していて、
かなり表現力をあげてきているようにも感じました
そのあたりもかっしー先生の演出力にもよるのでしょうが、
キャラクターがそれぞれピッタリとハマっているように感じました
気になった配役…英かおと・きよら羽龍・咲彩いちご・七城雅
ここからは気になった役・ジェンヌさんについて一言感想です
まずはアルベール役のうーくん(英かおとさん)
少しニヒルな感じというか、
嫌らしさを含めた役に挑戦してましたけど、
やはり上手い!
タキシード姿もカッコよかったです
ジュヌヴィエーヴ役のおはねちゃん(きよら羽龍さん)
ほぼほぼモブに近い役ではありましたが、
その分、レビューでは大活躍でしたねΣ(゚∀゚*)
嬉しい驚きでした
マイティーとのコンビもよかった
最後のフィナーレではりりちゃんと一緒に並んでのご挨拶でしたので、
一応同格ということにはなった模様
ジゴロの一人・ピエール役には、きどくん(七城雅さん)
きどくんもこういう役に挑戦するのは、
とても意義があったのではないでしょうか
わりとヒーロー寄りの優等生なイメージなだけに、
貴重な役だったと思います
レビューでも大活躍!
エヴァ役のさちかちゃん(白雪さち花さん)
何も言うことはないです(笑)
こういう上級生が脇にいるからこそ、
お芝居がグッとしまりますね
歌も素敵
いちごちゃん(咲彩いちごさん)と、
いちのちゃん(一乃凜さん)の歌姫が素晴らしかった!
いちごちゃんはすっかり歌姫として定着しており、ソロもよかったです
いちのちゃんはエトワールを務めてましたね
月娘も星娘同様に歌姫が多くて素晴らしいと感じました
以上ざっくりですが、
ファーストインプレッションでした
予習出来てよかったです!
明日(9月1日)生観劇に行ってきます!
参加しています!
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