原田諒氏が宝塚歌劇団と和解…結局は退団で落胆&名誉回復ができますように

宝塚関連ニュース



昨日は星組『阿修羅城の瞳』の新人公演があまりに素晴らしくて、
記事更新もその感想でしたし、
寝るまで興奮してました
でもすぐに寝落ちましたが…(^_^;)

 

そんな昨日に、
劇団からお知らせが出ていました
私以外の皆さまはご存知でしょう

 

劇団相手に裁判を起こした原田諒先生のことです

 

今回はこのニュースを取り上げます

 

はぁ…原田先生、戻って欲しかったです…(´・ω・`)

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

7月10日の夜に宝塚歌劇団からお知らせが出ていた

私が気づいたのは本日
「あれ?こんなの昨日あったっけ?」と思いながらクリック

 

2022年12月28日付ニュースについて
2025.07.10

2022年12月28日付ニュースにおいて、「ハラスメントを行った団員は既に退職しており、現在は宝塚歌劇団及びグループ会社のいずれにも所属していないこと等」についてお知らせいたしましたが、今般、当該ニュースを削除いたしました。

削除の理由につきましては、守秘義務に基づき開示を控えさせていただきます。

宝塚歌劇では、劇団員をはじめ宝塚歌劇の運営に携わる全ての関係者が、安心してより良い舞台づくりに精進できる環境の整備を進めてまいりますので、引き続き、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。  

 

2022年12月28日…?
はて…???

 

あ、原田先生かも?Σ(゚Д゚;)
…と気づくも、
仕事から帰るまで確認できず…
確認したところこのようなお知らせが出てました

 

宝塚歌劇団に関する一部報道について
2022.12.28

この度、宝塚歌劇団内のハラスメントに関する一部報道がございました。
ご心配をおかけしたファンの皆様ならびに関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。

当該報道は、個人のプライバシー保護の観点から配慮を欠いた記事であり大変遺憾であるとともに、本件に関して弊団が隠ぺい等の不適切な対応や不誠実な発言を行ったかのような、事実と異なる内容や表現がございますが、ハラスメント事案があったことは弊団として確認しており、関係者から慎重に聞き取りを行い、また弁護士等の見解を参考に、厳正に対処するとともに、ハラスメントを受けた方の心情に寄り添い真摯に対応しております。
なお、ハラスメントを行った団員は既に退職しており、現在は宝塚歌劇団及びグループ会社のいずれにも所属しておりません。

弊団では、研修やアンケート調査の実施、相談窓口の設置などを通じて、ハラスメントの根絶に力を入れて参りましたが、今回、このような事案が発生した事実を重く受け止めており、今後はハラスメントの防止のさらなる徹底に努める所存でございます。

2022年12月28日

宝塚歌劇団

 

当時の週刊文春の記事に対する声明ですね
太字の部分が昨日劇団が削除したと記している部分です

 

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原田先生の裁判のネットニュース

原田先生のことだと確定しました
そして、
ネットニュースもチェック

 

①神戸新聞
宝塚歌劇団、退職強要巡る訴訟で和解 元演出家の退職取り消し、1550万円支払い

 和解条項で、歌劇団はハラスメントの有無を判断する懲戒委員会を開いていなかったと認めた。22年12月付の退職を取り消した上で25年6月末の退職とし、この間の未払い賃金などに相当する1550万円を支払うことで合意した。

 

②毎日新聞

宝塚歌劇団と元演出家が和解 ハラスメント断定のHP文書を削除

神戸地裁で9日、和解が成立した。歌劇団は原田さんの退職を取り消し、今年6月30日付での退団とすることで合意。この間の未払い賃金分などに相当する1550万円を支払う。また、ハラスメントがあった前提で記載されたホームページ上の文書を削除し、説明文を掲示した。

 

③産経新聞

宝塚歌劇が元演出家と和解、退団取り消し 解決金1550万円「ハラスメント」記述も削除

歌劇団が退団を取り消した上で6月30日付の退職とし、解決金1550万円を支払う内容。

歌劇団はホームページ上に掲載していた「ハラスメントを行った団員」とする記述を削除した。和解は今月9日付。

 

原田先生は復職を求めていたような気がするので、
そこは残念ながらなかったことになってしまったようです
その代わり、
以下のような和解内容が読み取れました

①退団を取り消して解決金を支払ってもらうこと
②歌劇団はハラスメントの有無を判断する懲戒委員会を開いていなかったと認めたこと
③ハラスメントがあった前提で記載されたホームページ上の文書を削除し、説明文を掲示したこと

 

原田先生の全面勝訴とまでは読み取れませんが、
どう見ても劇団側は敗訴でしょう

 

特に、
「歌劇団はハラスメントの有無を判断する懲戒委員会を開いていなかったと認めたこと」は杜撰すぎました
これは当時の原田先生の文藝春秋からの反撃文を読んだ時にも指摘しております

 

当時の理事長は上記の記事にも記されてましたけど、
木場健之氏でしたよね
本当にコバケンはダメダメすぎました…
その後も大事件が起きましたし…

 

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原田先生の名誉が回復されますように…

原田先生は劇団との和解を経て裁判を終了したわけです
結果としては、
劇団に戻ってくれることはなかったのは悔やまれますけど、
今後の第二の人生も素晴らしいものになりますように…
あの美意識の才能とセンスは素晴らしかったです

 

そして、文藝春秋での手記は、
ある意味名作だったと思います
あれほどぐいぐい引き込まれる臨場感のある文章力は、
さすが脚本家という感じでした
ぜひ「でっちあげ」のような社会派な作品を作り上げて欲しいですね

 

劇団との裁判の内容については、
口外出来ないでしょうけど、
そこからインスパイアした作品は作れそうな気がします

 

結局原田先生だけが犠牲に…

一連の週刊文春の宝塚歌劇団のスクープの中には、
他の演出家の先生方もターゲットになっていました
その中には、
原田先生の比ではないくらいのすごいのもありましたが、
その先生はお咎めなし

 

御大の先生もお咎めなし

 

原田先生を罠に陥れたと言われる黒幕の大先生もお咎めなしの大安泰
若くて才能あふれる後輩に嫉妬したのでしょうね
…と想像してしまいます

 

さらに気になるのは、
原田先生の件の被害者とされていたA氏とその母親も、
その後どうなったのでしょうか
母親は旦那さんが医者ということで痛くも痒くもないお金持ちらしいですけど、
人の人生をめちゃくちゃにしたご子息の親ですからね…
本当にリアル「でっちあげ」みたいです…

 

A氏はいつかデビューするんですかね?
それとも才能のなさに諦めてとっくに退団しているのですかね?
精神が病んだとかなんとか書かれていたような気もするので、
それでは作品を作る側としては難しいでしょうから、
フェードアウトなのかもしれません

 

パーフェクトな人間なんていないので、
原田先生にも非はあるのかもしれませんが、
このような平等ではない結末には心底残念に思います
原田先生は災難というか恐ろしい顛末を経験されました

 

それが宝塚歌劇団といえばそうなのでしょうけど…

 

でも、株式会社化したのですから、
良き方向に向かうといいですね

 

理事長というか社長は村上浩爾氏ではありますが、
阪急阪神HDのドン・角会長が去ったのちに訃報がありました
少しは風通しが良くなることを祈りたいです
角さんは阪神には良かったんですよね…
岡田監督のことは感謝しかないですので…

 

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