衝撃的な文春記事と崩壊寸前だった宙組について思う

宙組



前回は、
先日行われた木場理事長の記者会見について思うことを語りました

木場健之理事長の会見を見て思うこと

 

今回は、
10月3日に出た文春の記事について思うことを語っておこうと思います

 

記事が出た日に、
さらっとだけ触れましたが、
初七日が過ぎるまでは触れないとおこうと思ってましたので、
少し遅れましたが取り上げようと思います

宙組の文春報道

 

前回同様に、
あくまでも私個人が感じたことになりますので、
その点はご理解いただきたいですし、
それでも大丈夫な方のみお付き合いください

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

あまりにも衝撃的な内容の文春報道

今回ばかりは文春記事を読まれた方も多くいらっしゃることと思います
文春の記事全部を鵜呑みにするわけではありませんが、
前回の時にも指摘しましたけど、
今回は人が一人亡くなっている状況ですから、
相当慎重に記事にされていたと感じます

 

その中で気になった点といえば、
やはり生徒さんの間でのLINEの内容でしょう
そこにお亡くなりになった生徒さんが入っていたのかどうかは定かではありませんが、
宙組生の別の期グループLINEでした

 

これは本当にタカラジェンヌのLINEなのでしょうか…
あまりの言葉遣いに衝撃を受けました
まるでヤンキーや輩が言っているような内容です
私自身、ヤンキーでも輩でもないので想像でしかありませんが、
テレビドラマや映画でよからぬ男性が使う言葉そのものでした

 

そのような罵りの言葉のLINEが深夜まで続くというのです

 

さらに、
新人公演では演出助手の先生が全て演出するのではなく、
生徒さんが一部差配するのがここ数年の慣例になっていたとか
出番に関しての文句が下級生からあがるともありました

 

宝塚歌劇団は上級生至上主義だったのでは?
…と不思議に思いましたけど、
亡くなった生徒さんの場合、
上級生からも厳しい「指導」が行われていたとありました

 

さらに、
上記のグループLINEでは、
「上級生は次の標的に狙いを定め、同じ言葉を投げかける」とありました
今回の新人公演に対して尋常ならぬ怒号を浴びせられたとも…
亡くなった生徒さんにだけは、
集中的に上級生からも下級生からも突き上げがあったと見受けられました

 

これは精神的に病むでしょう…
気が休まらなかったのではないでしょうか

 

お亡くなりになった生徒さんは、
何に対して思い悩み、思いつめたのかは真実はわかりませんが、
新人公演の長としての責任感から追い込まれてしまった、
というのは1つの要因に思えますし、
それが引き金になった可能性もあると考えられます(あくまでも私の推測に過ぎませんが…)

 

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文春砲が出た時が最後の軌道修正のチャンスだったはず

前回も少し触れましたが、
今年になって文春砲が3回ありました
そのうちの2回が宙組関連です

 

1つめは、
真風涼帆さんの星風まどかさんへのイジメ報道

 

2つめは、
天彩峰里さんのヘアアイロンで火傷させた報道

 

真風さんの件は星風さんが宙組に在籍していた時の話ですから、
2021年2月前までのことになります
その後、星風さんはどのタイミングで決定したのかはわかりませんが、
花組トップ娘役として専科経由で組替えすることになりました
それが2021年2月22日です

 

また、天彩さんの件は2021年夏のことで、
その後の別箱を全休したことから2021年12月くらいまでのお話になります
亡くなった生徒さんが火傷の被害に遭ったのですが、
そのことで思い悩んでいたため親族に相談し、劇団が知ることになったとあります

 

天彩さんの件は、
劇団でも注視していたでしょうし、
何よりも今年の2月には文春が記事にしました
そのことで、
少なくても劇団はこの件に関しては敏感になっていたと思うのです
あれだけ文春を怖がっているのですから…
ですので、
天彩さんに関しては少なくても文春砲を食らった時点で、
亡くなった生徒さんとの関わりは希薄になっていたように感じます

 

この2件が文春に報じられたのですから、
劇団としては戦々恐々だったはず
この時に危機管理として軌道修正できるチャンスだったと思うのです
にも関わらず、修正されなかったように見受けられます

 

たぶん、最後のチャンスだったのではないでしょうか
しっかりと宙組を指導しきちんと導いていたら、
もしかしたら防げていたのかもしれないと思ってしまうわけです

 

完全にタラレバですし、憶測になってしまいますが…

 

それと、1月の真風さんの記事を読んで驚いたのが、
管理職側が知らぬ存ぜぬな感じでしたし、
今回の記事を読んでも、やはり知らぬ存ぜぬなんですよね…
プロデューサーも一緒です

 

今回の会見で、
木場理事長は2月の件以降、
「公演に携わるプロデューサーから随時、状況を確認しておりました。」と言ってましたけど、
プロデューサーが機能していなかったようにも思えるわけです
当然管理職もしかり…

 

今回の件は、
これまでの宙組の体制がよろしくなかったために起こったと思われますので、
新体制で即おかしくなるというのではないはずです

 

悪い体制が継続されていたからでしょうし…

 

やはり前組長の責任も大きいと思っています
前トップスターにも話を聞く必要があるでしょうね
そもそも「宙組大丈夫?」と思わせたのは、そこからですから…

 

そういう意味でも、
劇団の長である木場健之理事長の罪が1番大きいでしょうけど…

 

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やはりしっかりした組長が必要だったが…

前組長が退団した後、
宙組には専科から、
あるいは他の組からの組替えでの組長が誕生しませんでした

 

これだけ問題がある宙組なので、
その当時、しっかりした組長が必要だと語りましたけど、
そのまま92期という若さの松風輝さんが副組長から昇格し、
97期の秋奈るいさんが副組長に就任しました

 

本当に大丈夫なのか、と心配してましたけど、
やはりどころか最悪な結果に…

 

新組長が決定した際にも触れましたけど、
おそらく誰も宙組の組長にはなりたくなかったのでしょう
そんな雰囲気がありました

 

そして極端に少ない宙組生ですけど、
研10の100期以上の生徒の数が群を抜いて少ないです
今後、優希しおんが退団し、
天彩さんが月組に組替えしますので、
さらに減ります

 

■100期以上の上級生数 ()内は全体人数
・花組:15名(75名)
・月組:14名(73名)
・雪組:16名(73名)
・星組:20名(80名)
・宙組:8名(64名)

※退団が決定しているトップコンビや組子は数に含めず

 

人数が少なくても、
上級生の罵倒が凄まじかったら所詮は同じことの繰り返しになります

 

さすがに1人の命がなくなっている状況ですから、
調査後、宙組が再始動する際には、
かなりの軌道修正がされるとは思います

 

でもそれでは遅いんですよね…
もう亡くなった方は戻ってきませんから

 

宙組について思う

前回も少し語りましたが、
私は初代宙組に特に思い入れがあり、
初代が退団後は一旦は元の月組贔屓に戻りました
その後、
朝夏まなとさんの代で宙組を見守るようになり、
星組時代から見守ってきた真風さんの代も好きでした
そして、
満を持してトップになった芹香さんのご活躍も楽しみにしておりました

 

桜木みなとさんも、
大好きな95期生ですから応援してました

 

少なくてもこれまで、
宙組に対してはかなり好意的に見守ってきています

 

ですが、
今回の件ではあまりにも胸を痛める状況となり、
調査結果次第で再開するのはいいとしても、
宙組が再開されても、
心の底から楽しめるかどうかの自信がありません

 

本当の意味で心が落ち着くには、
もう少し時間を要すると思っています

 

調査結果次第では、
無理となる可能性もあるかもしれません

 

ですが、
ここで膿を出し切らないと、
宝塚歌劇団は次に進めないでしょう
まさに正念場だと感じます

 

宙組はこのまま続けられるのかどうかも疑問です
解体してもおかしくないほどの崩壊ぶりですから、
大規模なシャッフルが必要となるかもしれません

 

実際にはシャッフルなんて難しいですし、
現実的ではないでしょうけど、
宙組が新しくなったと感じられるようになるには、
中の人材に変化を持たせることも一案ではあるとは思います

 

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