宙組レビュー『Le Grand Escalier』を視聴…約9ヵ月ぶりの宙組

宙組



本日(6月30日)は、
宙組本公演
『Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-』のライブ配信の日でした
通称「大階段」ですね

 

約9ヵ月ぶりに上演となった宙組ですが、
昨日は有愛きいさんの月命日の日でしたよね
表立っては「何もない風」を装ってますけど、
内部では毎月きちんと黙祷をされていると信じたいです
もちろん手を合わせている生徒さんはおられるでしょうけど、
できれば宙組全体でも手を合わせて欲しいと願っています

 

そんなことを頭に置きながら視聴しました

 

あと、宙組は次回別箱の振り分けが昨日発表されましたので、
これについても明日以降に触れたいです
今週はめちゃくちゃ多忙でしたので、
触れていないニュースは途中になっている記事もありますし、
「今更感」があっても触れていこうと思いますw(^_^;)

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

齋藤吉正の良さが溢れていた『Le Grand Escalier』

今回はサクッと触れていきますが、
最初はなんといっても今回のレビューを任せられた齋藤吉正先生です

 

サイトー先生らしい愛情に溢れた構成と演出だったのではないでしょうか

 

その110年の節目の年に、積み重ねてきた歴史と、携わってきた先人たちへのオマージュを込めた華麗なるレビュー作品

表立っては上記のとおりでしょうけど、
5組で一番歴史の浅い宙組が振り返ることにより、
その重みを感じさせたようにも思えました

 

歴史を振り返るショーの場合、
「古き良き」と切っては切れない感じにはなりますが、
サイトー先生の場合は優美さや華やかさだけではなく、
宙組の再スタートに相応しい一体感も感じさせていました

 

できれば、
トップ娘役のはるさくちゃん(春乃さくらさん)だけではなく、
もう少し娘役さんの目立った活躍が欲しかったですけど、
全体的にはすごくよかったと思います

 

あと一点だけ…
なぜ「退団臭」を醸し出したんでしょうね?(^_^;)
キキちゃん(芹香斗亜さん)はいつか辞めるでしょうけど、
それは今ではないでしょうし、
そこはすごく気になりましたし、
「なにこれ?」感が私的にはありました

 

「愛の旅立ち」はまさにその極み
歌詞そのものが元々重厚なのですが、
事件も相まってより一層重みが…
私的に感じたことと、
キキちゃんの心情はおそらく一致してないでしょうし…
この歌を選択したことは感動よりも違和感が強かったです

 

これをわざと意図したのかは不明でしたけど、
ちょっとやりすぎな感じはありました
キキちゃんファンには感動ポイントだったとは思いますが…

 

以前にも指摘してますが、
ポスターや公演タイトルだけの釣りかと思いましたけど、
中身もまるで人生走馬灯を感じさせるような雰囲気はとても気になりました

 

レビューそのものはとても良かっただけに、
ああいう退団匂わせのようなのはいかがなものかという感じはしました

 

本当に次で退団というのであればわかりますけど、
そうではないでしょうし…

 

「未来へ」から「シトラスの風」は、
初代宙組ファンにはたまらなかったです
ずんこさーん!…と心の中で叫びましたw(^_^;)

 

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久しぶりに見た宙組男役スター

実に8ヵ月以上ぶりに登場したのが、
キキちゃん(芹香斗亜さん)率いる宙組生

 

私なんか前回宙組を生観劇したのは昨年の8月ですから、
まさに10ヵ月ぶりになるわけです

 

「キキちゃんはこんな感じだっけ?」という最初でしたけど、
緊張していたせいなのかそういう演出だったのかはわかりませんが、
歌に覇気を感じられず、
あまり上手に聞こえなかったのでちょっとビックリしたのですが、
徐々に調子があがっていったように感じます
ちゃんと中盤からは歌も上手に仕上がってましたので安心いたしました

 

やはりブランクというものは大きいということを感じました

 

今回特に目を引いたのは、
もえこくん(瑠風輝さん)と、
こってぃ(鷹翔千空さん)の2人でした

 

めちゃくちゃ躍動感とエネルギーを感じましたし、
2人とも元々歌上手でしたけど、
より一層上手くなったように感じます
特にこってぃがよかった!
もえこくんは前回の『大逆転裁判』で成長を見せてくれていたので、
間にブランクがあったとは感じさせなかったのもよかったです

 

そして我が推しの95期のずんちゃん(桜木みなとさん)
途中まではなんだか埋もれちゃってるなぁ…という寂しい気持ちがありましたが、
相変わらず巧かった
歌もダンスも申し分なし
ずんちゃんは派手な顔立ちではありませんけど、
赤い衣装が良く似合う!
「セ・マニフィーク」がすごくよかった
ずんちゃんとこってぃの絡みも楽しかったです

 

それと忘れてはならないのが、
ようやくずんちゃんの2番手羽根をこの目で見れたことは感慨深かったです

 

絡みと言えば、
「ゴールデンデイズ」のキキちゃんとずんちゃんの絡みも良かったです

 

ひゅーがくん(風色日向さん)と、
あのんくん(亜音有星さん)も良かったです
もえこってぃほどではありませんでしたけど、
やはり目を引きます
ひゅーがくんはバウ主演も控えてますしこの調子で頑張って欲しいです

 

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凄まじい華やかさで出来上がっていた山吹ひばり

最後は一番目についた娘役さんを…
やはりなんといっても、
大活躍だったはるさくちゃん
終始笑顔で頑張ってました
歌も上手でした

 

はるさくちゃんだけが出ずっぱりだったので、
もう少し他の娘役にも目立った活躍をさせてあげて欲しかったです

 

目立つ場面が限られていたそんな中、
ひときわ目立ったのがひばりちゃん(山吹ひばりさん)

 

やっぱり「華」が全然違う(笑)
なんか笑っちゃうくらいに華やかさが段違いでした

 

ただすでにめちゃくちゃ出来上がっているのが、
すごーくすごーく気になります
まだ研6ですけど、
これだけ華やかで押し出しが凄いと、
この後どうなっちゃうんでしょうね?
枯れないことを祈るばかりです

 

ひばりちゃんの歌は終始安定していたはるさくちゃんとは異なり、
良かったり悪かったりするので、
もう少し頑張って欲しいです
決して下手なタイプではなく、
美貌系なのに歌えるというのが強みのひばりちゃんなので、
歌唱力安定は大事です

 

しかし眩しかった…
ピンクの衣装も良く似合ってましたし、
どんな衣装も着こなせる美貌があるのは強い

 

あとじゅりちゃん(天彩峰里さん)
娘2としての活躍はありましたが、
少し影が薄かったような?

 

2番手のずんちゃんとではなく、
3番手のもえこくんと組んでいたのが印象的でした

 

ずんちゃんははるさくちゃんでしたね(^_^;)
2番手なのでトップ娘役と組まされるというのはよくあります
まかじゅんキキの時もありましたし、
他組でもあります

 

じゅりちゃんと組まずとも、
ひばりちゃんとは組んでも良かったような?
はるさくちゃんに花を持たせたのでしょうけど、
ちょっと残念でした

 

以上です
ぼんやりとした感想になってますけど、
あくまでも私的メモということで…
生観劇はしませんので、
おそらくこれがMY初日であり、MY楽になると思います

 

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