海乃美月は不運ではあるが恵まれてもいる娘2

月組



前回、前々回と、
月組の別箱というか全国ツアーに絡んだお話をしてきました
今回はその続きというか、なんというか…
予告通り、
海ちゃん(海乃美月さん)について語ります

 

大したことは一切語ってませんし、
あくまでも私的に思うことなので、
大丈夫な方のみお付き合いください

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

高学年の娘役さんが報われるということは喜ばしい

まず最初に断っておきますけど、
私的には海ちゃんが、
月組トップ娘役に就任したとしても、
特に不満はありません

 

当ブログでは何度もお伝えしているとおり、
実力があり、
精進し続けている娘役さんが報われるということは、
とてもおめでたいことですし、
喜ばしいこと!

 

しかも、
劇団の上の方々の若ければいい、
という思考に一石投じる上級生にスポットが当たるのも、
非常に喜ばしいことだと思っています

 

ここだけは勘違いして欲しくない部分です
これが大前提にあります

 

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珠城りょうは美園さくらを選んだというより作品ありきだったような…

海ちゃんは、残念なことに、
たまきちくん(珠城りょうさん)の相手役になることはありませんでした

 

2番目の相手役は、
トップスターの意向がかなり聞いてもらえる
という宝塚の都市伝説があります
まぁそういう面もあるでしょうし(例:みりゆき)、
そうではない場合もあるでしょう

 

たまきちくんの場合は、
そうではない方だったと思われます

 

実際のところ、
たまきちくんがさくらちゃん(美園さくらさん)を選んだのかどうかは、
現在のところ不明です

 

ですが、
『I AM FROM AUSTRIA』を見ると、
さくらちゃんじゃないと、
ヒロインのエマは無理だったと思います

 

もちろん、
実力のある海ちゃんでも、
それなりにそつなく演じられたでしょうけど、
あの華やかなゴージャスさ、
美しい堂々とした女優ぶり、
そして歌唱力は、
さくらちゃんじゃないとダメだったと思うのです

 

たまきちくんがさくらちゃんを選んだというよりも、
IAFAという作品ありきだったのだろうとしか思えません

 

そして、
そのIAFAはきっと『エリザベート』を上演するにあたり、
オマケでついてきたように思える演目でした…(憶測です

 

結局、エマは、
さくらちゃんじゃないといけなかったのです

 

そして、
99期からトップ娘役を出さないいけない
という命題も、
無事成し遂げられました

 

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トップ娘役に就任できるという「運」も実力のうちではあるが…

結局は娘役の就任は、
本当に運が大きく左右します
運も実力のうち、と言いますから、
運をものにできるという点では、
確かに実力のうちでしょう

 

これまでのところ、
海ちゃんは運がなかった
としかいいようがありませんでした

 

ですが、
以前から何度か語っているとおり、
海ちゃんの場合は、
劇団が本気になってトップ娘役にしたい、と思えば、
いくらでもチャンスはあったと思います

 

その運を引き寄せることができなかった、
というのが海ちゃんでしょう

 

その分、
月組の娘2ということで、
別箱のヒロインを総なめ、
本公演でも目立つオイシイ役を総なめ
という状態に陥りました

 

不満に感じるのが長年オイシイ役を総なめしている部分

私的に海ちゃんで引っかかるのは、この部分!
長年オイシイ役を総なめしている、ということです

 

あわせて、
もはや新鮮味がなさすぎるという点です

 

舞台技術が高いので、
舞台は安定するのですが、
いつも真ん中を独り占めしている
という既視感があります

 

月組はそれでも、
こっそり娘役の育成を進めますけど、
やはりもったいないなぁ、と思えることがしばしば…

 

今回の元々全国ツアーだった『ダル・レークの恋』は、
海ちゃんか、
あましちゃん(天紫珠李さん)のどちらかの2択だと思ってましたので、
特段驚くこともありませんけど、
「またか…」なイメージは残ります

 

ここ最近でヒロインできなかったのって、
顧問(轟悠さん)主演の『チェ・ゲバラ』でしょう
あましちゃんがヒロインになりました
でも、破線上でじゃないという…(^_^;)

 

あくまでも、
海ちゃん>>>あましちゃん、という線引きがされてます

 

今回の『ピガール狂騒曲』の階段降りは、
海ちゃんとあましちゃんが並んだそうなので、
海ちゃん≧あましちゃん
と微妙に海ちゃんを持ち上げている感じでしょうか

 

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海乃美月が月組トップ娘役に就任したら…

もう何度か語ってますけど、
海ちゃんが次期月組トップ娘役に就任するのであれば、
舞台は安定するので、全然OKです

 

ただし、
3作くらいでバトンタッチをして欲しいかな

 

相手となるトップスターが未定ですけど、
おそらく、
れいこさん(月城かなとさん)が有力でしょう

 

もしそうだとすると、
『THE LAST PARTY』で主人公とヒロインで組み、
『ダル・レークの恋』でも組みます
間に、
るりかさん(美弥るりかさん)主演
『Anna Karenina』でも夫婦を演じています

 

さきじゅんでも、
組み過ぎが指摘されてましたけど、
れい海も組みすぎ…

 

しかも、
海ちゃんに至っては、
これまでもヒロインやオイシイ役を総なめ状態

 

海ちゃんがトップ娘役に就任するとしたら、
せめて短期でバトンタッチして欲しいです

 

これがれいこさんじゃない場合は、
新鮮だからといって、
通常任期を全うするというのも、
アリになってしまうのでしょうけど…(^_^;)

 

もう少し、
海ちゃんの扱いが控えめであれば、
こんなにモヤモヤしなかったんですけど、
そんなことはありませんでした

 

基本的に、
娘2を長くやっている場合は、
そのままご卒業されてしまうというのは、
オイシイ役独占状態の上で、
トップ娘役就任を避けるという意味合いもあったはず

 

そういう背景を押しのけて、
トップ娘役に就任する場合は、
3作くらいでバトンタッチして欲しいと思います

 

確かに、
2匹目のドジョウ状態のあましちゃんが就任するよりは、
海ちゃんが就任する方が喜ばしいのですが、
素直に喜べなさそうな部分があるのも事実ということ

 

あくまでも私的に思うことなので、
大抵のヅカファンは大喜びだと思います

 

ここまで粘ったのですから、
夢を見させてあげたいな、というのが、
大方のファンの気持ちだと思っています

 

トップ娘役になって退団するのと、
そうではなく退団するのとでは、
その後の人生もかなり変わってきますから、
そういう意味でも、
トップ娘役就任に拘る、というも当然だと感じています

 

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