本日、公式HPにて、
「公演実施(12月7日15時30分公演)>雪組 宝塚大劇場公演『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY』」というお知らせがありました
その後にネットニュースで、
雪組の11時の回が直前で中止になっていたということを知りました…Σ(゚Д゚;)
さらに、
午後にはご遺族側の川人弁護士が記者会見を行ったとのこと
今回はこの件に関しての感想を綴っておきます
明日以降、
補足記事を更新すると思います
他にも語りたい件もあるので、
そちらもおいおいと…
ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!
雪組直前の中止…雪組生が体調不良で倒れたとのこと…
今回の雪組公演中止は、
客入れが終わって、まさに上演直前に発表されたとのことでした
宝塚大劇場の雪組公演、客入れ後の開演直前に中止「出演者の体調不良、回復の見込み立たない」
……。
言葉が出ませんでした…。
また劇団からのアナウンスも出てましたね
<公演実施(12月7日15時30分公演)>雪組 宝塚大劇場公演『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY』
2023.12.07雪組 宝塚大劇場公演『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY』は、出演者の体調不良により、急遽、本日12月7日(木)の11時公演を中止させていただきましたが、15時30分公演につきましては予定通り実施いたします。
お客様には、ご心配とご迷惑をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
午後の3時30分の回は上演出来たようですが…
大丈夫だったのでしょうけど、
相当無理をなさってのパフォーマンスだったのではないでしょうか
先日の報道で、
雪組トップスターの彩風咲奈さんが過呼吸で倒れた、
ということがありました
⇒彩風咲奈が過呼吸で上演中断&ドンと女帝の公私混同&星組トップ人事…今週の文春砲
今回も「また咲ちゃんが?」と心配しましたが、
どうやら咲ちゃんではないそうです…(憶測情報なのでわかりませんが…)
ただメインキャストか、
出番の多い雪組生だったのでしょうね
いずれにせよ、
我々ヅカファンがすごく心配しているのが、
生徒さんのメンタルや体調です
雪組生は非常に苦しんでいるように感じてしまう
何度も語ってますけど、
雪組はお亡くなりになった生徒さんの実妹がいらっしゃいますし、
同期がトップ娘役ですし、
また元宙組生もおられます
しかも報道どおりであれば、
そのことを真摯に受け止め、
非常に心を痛めているために、
劇団にもしっかりと話をしておられてました
それを踏まえると、
相当のストレスとジレンマだったのではないでしょうか
このまま上演したくないという正義の心と、
待っている客やファンを喜ばせたいという奉仕の心が、
とてつもないプレッシャーを与えているのは間違いないでしょう
ヅカファンとしても、
いっそ休演にしてくれたらチケット代金も戻ってきますし、
生徒さんもゆっくり静養していただけると安心できるのですが…
なにぶん、
ご本家の宝塚歌劇団が拝金主義を貫こうとしているので、
そこは平行線のままという…
人の命より金、という感じですかね
そりゃお金が入って来なければ企業としては成り立たないのはわかりますけど、
宝塚歌劇団というのは、
そもそもイメージ重視の立ち位置だと思うんですよね
そのブランド価値を下げてしまっては元も子もないという…
もう無理して欲しくないです
午後には回復されたということで上演されてましたけど、
なんでもBlu-ray収録だったとか?
大事な集金の1つでもありますけど、
思い出と記録に残るという大切な側面もあるので、
そこは致しかたないのかなとは思いました
こんな大変な思いをして上演しているのに、
記録にも残らないというのは悲しいですもんね
千秋楽があるのでそこでも収録するでしょうけど…
Blu-ray収録の件は置いておいて…
もはや無理せず、
お休みになられた方がいいのであれば、
劇団もそのような対応をしていただきたいです
ファンとしても、
どのような気持ちで見たらいいのかわからなくなります
どんなに素晴らしい作品だったとしても、
「すごい無理して演じられているんだな」と素晴らしいパフォーマンスの裏を想像してしまうからです
生徒さんもお辛いでしょうし、
そんな生徒さんたちを観るヅカファンも辛いです…
ご遺族側の記者会見再び…ショックが大きすぎて辛い
そして、
もう1つの大きな話題としては、
ご遺族側の記者会見が行われました
まだ会見内容の動画は視聴してませんので、
各社の報道記事によるファーストインプレッションになります
動画はこちらでご視聴いただけます
【ライブ】遺族側の代理人弁護士が会見 宝塚歌劇団の劇団員が死亡した問題について (日テレNEWS LIVE)
速報で出ていた報道ではこちらが詳しく出てました
【速報】ヘアアイロンでやけどの写真やライン画面を公開…宝塚歌劇団員の遺族側「パワハラ」認定求め意見書公開
パワハラ行為についての詳細もありました
意見書に書かれた「主要な15のパワハラ行為」は以下の通り。
1)上級生Aが被災者が断ったにも関わらず、ヘアアイロンで被災者の髪を巻き、やけどを負わせたこと
2)Aがやけどを負わせたにもかかわらず、真摯な謝罪をしなかったこと
3)Aが髪飾りの作り直し等、深夜に及ぶ労働を課したこと
4)上級生が、新人公演のダメ出しで人格否定のような言葉を浴びせたこと
5)週刊誌報道(※週刊文春によるヘアアイロンに関する報道)後、上級生がやけど事件加害者の責任を問わず、被災者を呼び出し、詰問し、劇団員の前で被災者を孤立化させ、過呼吸の状態に追い込んだこと
6)劇団幹部がやけど事件を「全くの事実無根」と発表したこと
7)劇団幹部が、睡眠時間が一日3時間程度しか取れないような、極めて過酷な長時間労働を課し、過大な要求をしたこと
8)宙組幹部が「振り写し」の復活により、一層過大な要求をしたこと
9)宙組幹部が「お声がけ」の復活により、一層過大な要求をしたこと
10)演出家が怠慢・不備により、到底対応不可能な業務を課したこと
11)宙組幹部が配役表事前開示に関し、9月初め2日連続執拗な叱責を行ったこと
12)宙組幹部が「振り写し」に関し、大声で宙組組員の面前で叱責を行ったこと
13)宙組幹部が「下級生の失敗はすべてあんたのせいや」等執政を繰り返したこと
14)宙組幹部が9月28日、幹部部屋で大声で叫び、威圧的な言動を行ったこと
15)宙組幹部が「お声がけ」に関し、詰問し、叱責し続け、罵倒したこと
【読み上げられた遺族のコメント】
「娘と会えなくなってから2か月がたちました。今でも娘からのLINE、電話をそして帰ってくる足音を待ち続けています。その間に様々なことがありましたが、劇団がパワハラを一向に認めないことに憤りを感じています。劇団が依頼した弁護士による調査報告書には到底納得できません。宙組の生徒が勇気を出して証言してくださったこと、私たち家族の訴えをまったく認めず、上級生を擁護する歪曲した内容になっています。しかしながら調査報告書が認定している事実だけでも当該上級生の言動が、パワハラにあたります。何日も何時間も感情に任せて叱責され、すみませんでしたということしか許されず、泣きながら謝り続けている娘の姿を想像すると憤懣やるかたない思いです。娘はもう何もいうこともできません。それを良いことに自分たちに都合のいいように真実をすり替え、娘の尊厳をこれ以上傷つけるのはやめてください。私たち家族は劇団とパワハラを行った上級生が真実を認め謝罪することを求めます」
辛すぎて言葉が出ないです…
村上理事長が11月14日に、
「証拠見せろ」ということをドヤ顔で言ったがために、
ここまでの大事になっています…
村上理事長も劇団を守ろうとしたのでしょうけど、
あの会見と報告書の内容を読んで納得したヅカファンはおられたでしょうか
多少の擁護の気持ちは持ちつつも、
大抵の良識あるヅカファンはドン引きだったと思います
ヅカに優しいファンでもそうですから、
全くヅカに興味がない世間一般人には異様で異常な劇団と映ったことでしょう
「宝塚歌劇団の常識は世間の非常識」を地で行ってましたから…
今後どうするのか
もちろん繋いでいく伝統も中にはあると思います
でも、現代でイジメ・パワハラに繋がる部分の伝統は、
しっかりと是正し、新しくしていく必要があるわけです
そのためには、
パワハラを認めることから始めないと何も変わらないわけです
今回はトップスターも絡んでいますし、
遡れば、元トップスターも絡むでしょう
そのため劇団としては何としても守りたいのでしょうけど、
はたしてそれが加害をしたと言われる者を守ることになるのでしょうか
ヘアアイロンの件ではもはや犯罪者扱いをされてます
パワハラの4名も実名で報道されており、
世間では嫌悪がすごいです
彼女たちの名誉と尊厳を守るためには、
悪かったところをちゃんと認めて、
ご遺族に謝罪をして許してもらうことが大事なのではないでしょうか
そこを怠るからこそ、
これだけの騒ぎになってしまったので、
輝かしい未来図が全く描けません
むしろ気の毒でしかないです
セカンドチャンスすら与えられない状況ですから
ただ4名+1名が全く反省をせず、
ご自身の保身と立場の主張だけしているようでは再起が望めません
ちゃんと反省と後悔と懺悔をしていると思いたいです
でも悲しいことに、一切そういう報道が出ませんよね…
劇団は宙組をどうしようと考えているのでしょうか
5組で回すようにスケジュールされている以上、
解体はないでしょうけど、
このままでは再開なんて出来ないように感じます
組の名前を変えて、
トップコンビを刷新し、
組子をシャッフルして宙組感を薄めないと、
リニューアル感は出せないでしょう
でも、それをするのは相当の覚悟が必要になるため、
これまでの悪手と後手後手の対応を見る限り、
のらりくらりと風化するまで待つのでしょうね
今回はニュースのファーストインプレッションですので、
以上となります
では、会見を視聴してきます
参加しています!
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