昨日なんですけど、
今話題のChatGPTで遊んでみたので、
その記事を向こうで更新しました
⇒ChatGPTで宝塚トップスターを質問したらトンデモ解答が来た(笑)
ビックリするような感じになりましたので、
お時間ある方はぜひご閲覧ください♪
Googleも、
チャットボット「Bard」を開発して対抗宣言してましたけど、
まさかの誤解答があり、
一時株価が急落するという事態がありましたっけ
モーサテで取り上げてました
モーサテだったかWBSだったか忘れましたけど、
AIが取って変わる分野はどうしても出てくるだろうけど、
「感情」は人間だけのものなのでそこに注力、というような話がありました
宝塚歌劇はまさに、
その「感情」を揺さぶるエンタメですもんね
頑張って欲しいところ
さて今回ですけど、
星組『ディミトリ』『JAGUAR BEAT』の大千秋楽と一緒に、
あーさちゃん(朝美絢さん)主演の別箱、
『海辺のストルーエンセ』のKAAT神奈川芸術劇場の千秋楽でしたね
ということで、
その感想をサクッと語っておきます
ネタバレのような部分も多々あるので、
大丈夫な方のみお付き合いください
ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!
『海辺のストルーエンセ』は期待の指田珠子作品だったが…
最初に触れておきますが、
これは好みの問題もあり、
あくまでも私的に感じたことなので、
大絶賛の方もいらっしゃると思います
そこは一個人の意見としてご理解ください
『海辺のストルーエンセ』は、
あーさちゃんの待望の東上付き別箱公演の2作目ということと、
脚本・演出が指田珠子先生ということで、
俄然期待値が爆上がりしてました
衝撃的と言ってもいいほど大感動だった、
さっしー先生のデビュー公演で、
せおっち(瀬央ゆりあさん)主演のバウ『龍の宮物語』は、
本公演でも実施してほしいほどの名作級でした
配役もバッチリでしたし、
脚本も演出も素晴らしかったです
まさに、鮮烈なデビュー作という感じでした
続く、
ひとこちゃん(永久輝せあさん)主演の東上付き別箱
『冬霞の巴里』では、
ダークヒーロー的な主人公を置き、
ものすごくこだわりを貫いた快作(あるいは傑作)でした
かなり暗い作品だったのと、
ちょっと尖った部分もあったので、
好き嫌いが分かれるところではありましたが、
好きな人には大ハマりする作品だったでしょう
私は大ハマりした派です
3作目となる『海辺のストルーエンセ』ですけど、
見せ場や見どころはあるものの、
なんなんでしょうね…
お話がごちゃついていたのか、
人がごちゃついていたのか…、
意識が遠のく瞬間がたびたびありました
さっしー先生のへの期待値が高かったのと、
映画『ロイヤル・アフェア』が面白かったのとで、
ストルーエンセものは面白いという先入観も大きかったとは思うんですけど、
期待ほどではなかったという感じでしょうか
肝となりうるストルーエンセの心境の変化を吹っ飛ばしていたところに、
そもそもの違和感がありました
さっしー先生であれば、
そのあたりは丁寧に描かれるはずなのに、というもどかしさが否めません
せっかくのストルーエンセの生き様がちょっと薄っぺらく感じてしまったんですよね
あと側近のすわくん(諏訪さきさん)演じるブラントも、
なんだかどっちつかずな使い方というか演出で、
ここももうちょっとなんとかならなかったのでしょうか
このお話は、
もうちょっと深めると共感性も高まり、
より感動を呼んだような気がしてならないだけに、
惜しい感じがありました
いずれ大劇場デビューをされるのでしょうけど、
70人以上の組子を上手に動かせるのか、
宛書できるのかについては、
ちゃんと出来そうな演出力を感じましたけど、
脚本の弱さを初めて感じた作品になりました
さっしー先生には期待をしてますので、
次回作を楽しみにしたいです
大劇場デビューだったりしてw(*´艸`)
それであればなおのこと、
脚本は頑張って欲しいですね
主演の朝美絢は文句なし!
さっしー先生には言いたいことが山ほどありましたが(笑)、
キャスト陣については素晴らしいのオンパレードでした
あーさちゃん、
やっぱり真ん中がよく似合います!
小柄を懸念されがちですけど、
同様に小柄な同期のことちゃん(礼真琴さん)が立派にトップですからね
若干ことちゃんの方が背が高いにせよ、
95期全体として、
皆さん、そんなに大きくはないのでいいんじゃないでしょうか
何よりも、
ご本人から発光される煌びやかなスターオーラが素敵でした
特に、最後のフィナーレ部分ですが…
あーさちゃんは歌もダンスもちゃんとできますので、
安心して見れました
というか、ハートを鷲掴みされましたとも
王妃カロリーネとの切なくも情熱的な恋
キスシーンも色気があってウットリ…
演技力は元々あるので、
さっしー先生のすっ飛ばしがあったにせよ、
ストルーエンセを際立たせて演じる力があることは、
何よりも素晴らしかったです
しかし、
2番手時代に代表作の1つを作って欲しかっただけに、
そこだけが残念でした
3回目ありますかね?
咲ちゃん(彩風咲奈さん)の任期次第でしょうけど、
おそらくそこそこ長くトップを務めると思うので、
ワンチャンスあるのであれば、
次回こそは代表作になるような作品に巡り合って欲しいです
しかし、美しかった…
圧倒的なヒロイン力の音彩唯
今回波線上ヒロインではないのが不思議なほど、
出ずっぱりなヒロインだったのが、ゆいちゃん(音彩唯さん)
久しぶりに素晴らしく華やかでヒロイン力の娘役さんが出てきた、
という印象がすごくあります
ヒロインを演じるために入団をしたと言っても過言ではないほど
スタイルの良さの上、
ドレスが本当によく似合います
軍服姿でもそのスタイルの良さを発揮してましたよね
そして、スター性もあります
今の105期の中で、
一番ヒロイン力があるのは、ゆいちゃんじゃないでしょうか
今回の役を見て、つくづく思いました
可憐な少女のような役しかできないかと思いきや、
寂しくも悩める王妃を好演してました
105期の娘役のエース、
みさきちゃん(星空美咲さん)も文句なしに素晴らしいですし、
実力的には、みさきちゃんの方が上だと思いますけど、
ヒロインの華やかさにおいては、ゆいちゃんが圧倒的でしょう
本当の意味での『エリザベート』の鏡の間が似合う105期娘役は、
ゆいちゃんじゃないでしょうか
あくまでもヒロイン力だけのお話ですが…
もし本当に105期が演じるとなれば、みさきちゃんでしょうけどw(^_^;)
同様なタイプに、
美しいひばりちゃん(山吹ひばりさん)もおりますが、
ゆいちゃんくらいにドレスを着こなせるかどうか…
歌の面では、ゆいちゃんの方が圧倒的に歌えますし…
さらに、ひばりちゃんは、
まだまだ役幅が狭い気がします
そこを打破できれば、大化けしていく逸材ではあります
いずれにせよ、
おそらくこのまま埋もれさせる逸材ではないと、
つくづく感じましたので、
いろんな役を経験して成長してほしいです
歌はいつも通り本当に素晴らしいです
何よりも、
あーさちゃんとのコンビが激ハマリでした!
難しい役を演じていた縣千
ちさとくん(縣千さん)の今回の役も、
なかなか難しい役でしたよね
精神的に病んだ様を表現するのに、
バタバタ感がありましたけど、
何か病んでいるのかなと思わせるには十分でした
そしてとにかく歌ってましたね
もはや歌わせられていた感が強いですけど(笑)、
とにかく歌唱力強化が必須と言わんばかりに、歌ってました
正直全然上手くないですが(笑)、
それでも、本人のキーに合わせてであれば、
マシにはなってきたのかな、というレベルだったと思います
歌は引き続き、
強化訓練をしてもらうとして…(^_^;)
お芝居と表現力に関しては、
かなり向上していると思います
スター性はバッチリ
ダンスも言うことなしなので、
歌が大きなマイナスの分、
演技力でカバーしていって欲しいです
しかし、
あーさちゃんとちさとくんって見た目の相性がいいですよね~
あさちさなのか、
あさあがなのかはわかりませんけど、
いいコンビになりそうな感がすごくします
他に気になった役
まずはなんといっても、
笑顔の欠片もなかった役のすみれちゃん(愛すみれさん)
カーテンコールまで、
鉄仮面のように感情を押し殺したままだったのも、
ものすごく印象に残りました
こういう役をしっかりと演じられるようになったのが頼もしいです
同じく95期のうきちゃん(白峰ゆりさん)も素敵でした
すみれちゃんと対照的な役でしたが…
路線スターのすわっち(諏訪さきさん)も頑張ってましたけど、
いかんせんさっしー先生が中途半端な感じの設定にしてしまったので、
なんだか空回り感がありました
少し硬さというか、
アピール感というか、ガツガツ感というか、
そういうのが強めなのが気になりますので、
歌も上手ですし、
路線スターの誇りを持ちつつ、
別格としての存在感を出していって欲しいですね
こういうスターさんは大事ですから
まるこちゃん(華純沙那さん)が癒しでした(笑)
ゆいちゃんとの並びにほっこり
ざっくりですが以上です
参加しています!
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