春乃さくらの宙組トップ娘役抜擢が示したこと…最低限の条件は必要

宝塚考察



本日、公式HPにて、
あすかくん(聖乃あすかさん)主演のバウ、
『舞姫』の先行画像が更新されてましたね
今日は大丈夫です!w
間違いなく今日の更新でした…(^_^;)

 

あすかくん、カッコいい~!Σ(゚∀゚*)
白軍服姿がお美しい!

 

最近、
精悍なお顔立ちにもなってきて、
男っぽさがグッとあがってきましたよね
ポスターも楽しみにしております

 

さて今回ですけど、
1週間前に宙組トップコンビが発表されました
あれからもう1週間なんですね

 

少し時間を置いたということもありますので、
あらためてトップ娘役人事について語っておこうと思います

 

実は先週の発表後に書きかけていた記事なので、
ちょっと時差を感じる部分もありますけど、
面倒なのでそのまま掲載します…(^_^;)
その点はご理解ください

 

なんか先週出した記事と重複している部分もあるような気がしますw

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

遅咲き抜擢のシンデレラガール・春乃さくらの場合

今回発表された宙組トップ人事ですけど、
2番手だったキキちゃんは順当にあがりましたし、
これだけお待たせしてトップにならない方が暴動起きる次元でしたから、
本当に安堵いたしました

 

そういうファンの方も多いと思います

 

そして、
このたびのシンデレラガールとなったさくちゃん(春乃さくらさん)については、
トップ就任については素直におめでとうと思ってます

 

実力があるのはわかってましたし、
やはり歌える娘役さんというのは舞台が安定しますので、
キキさくの船出については本当に喜ばしいと思っています

 

なので、
すごく嬉しいという祝福の気持ちに偽りはないです

 

で、本題です

 

とはいうものの、
さくちゃんがトップ娘役に就任するには、
以前にも触れてますが、
路線娘役としては、かなり弱かったというのは否めなかったです

 

・『NEVER SAY GOODBYE』新人公演初ヒロイン ※Wヒロイン
・『カルト・ワイン』東上付き別箱ヒロイン ※波線上なし

 

前にも何度か指摘しておりますが、
さくちゃんは遅咲きの新公ヒロインでしたし、
それも、ダブルの新公ヒロインでした
トップ娘役が二役演じたのですが、
それをひばりちゃん(山吹ひばりさん)と分かち合っていましたよね

 

ほぼほぼ、
さくらちゃんのキャサリンが出ずっぱりで、
ひばりちゃんのペギーはちょっとだけですが…
むしろ、
それでもひばりちゃんにWヒロインとして波線上にさせていたので、
これまでの抜擢含めてひばりちゃんの方が強いと感じます

 

そして、
ずんちゃん(桜木みなとさん)主演の東上付き別箱、
『カルト・ワイン』では実質ヒロインという波線上なしヒロインでした

 

しかも、がっつりヒロインではないんですよね
お話の流れでは、
2番手役フリオを演じたもえこくん(瑠風輝さん)や、
るいくん(留依蒔世さん)演じたチャポとの話の方がメインでしたし…

 

通常の流れで考えれば、
上級生の娘役がいない宙組ですから、
しっかりと育成しようとしていたうちの1人という認識だったでしょうし、
さくちゃんの熱烈なファン以外は、
ヅカファンもそう思っていたでしょう

 

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新公ヒロイン後の役付きからしても本命とは言えず

花組のミラクルガール(ミラクルレディかもw)・ゆきちゃん(仙名彩世さん)も、
路線的な娘役という感じではありませんでしたが、
新公ヒロインこそしてませんでしたけど、
別箱で波線上のWヒロインと、
いしさん(轟悠さん)の単独ヒロイン(波線上なし)を演じました
こちらはちゃんとヒロインでしたし…

 

今回のさくちゃんは、
そのゆきちゃんよりもさらに弱い感は拭えませんでした

 

何よりも、
これまでの本公演や別箱での配役抜擢を見ても、
およそ「路線娘役」とは思えない役付きでしたから…

 

ショーでも目立った場面があったわけでもありません

 

たとえばですけど、
宙組でいえば、
かつてのあやちゃん(夢白あやさん)や、
今のひばりちゃん(山吹ひばりさん)なんて、
めちゃくちゃ目につくような場所に配置されますよね

 

昨日まで公演していた星組のショー・ジャガビーでも、
ちづるちゃん(詩ちづるさん)が、
ことちゃん(礼真琴さん)を相手にデュエットで踊る場面がありました

 

このように、
真というか、育成したいと組が考えている娘役さんは、
トップスターや2番手に絡んだり、
近くに置かれたり、
トップ娘役の傍で踊っていたりして、
とにかく目がつくように配置されます

 

でも、さくらちゃんにはそれがなかったんですよ…
よっぽどひろこちゃん(水音志保さん)の方が目立つという…
ひろこちゃんはさくらちゃんよりは上級生の娘役ですけど、
育成したければ、
そんなことは簡単に乗り越えていきます

 

そのため、
このたびのトップコンビ発表時には、
宙組に疎いファンの方々にとっては、
誰だかわからない、という方も結構見受けられました

 

そりゃそうですよね
上記のように、
今まで本公演の役にせよ、
ショーにせよ、目立った抜擢はされていないのですから…

 

ですので、
さくちゃんが実力があって素晴らしい逸材ではあったにせよ
トップ娘役就任を目標として育成させられていたのではない、
私的には思っております

 

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ヒロイン抜擢のチャンスはあったが…

もしかしたら、
スペア的な意味合いではあったかもしれませんけど、
少なくても、2023年に就任するという流れではなかったと感じます

 

それであれば、
無理やりでも『HiGH&LOW』で、
新公ヒロインをもう1回ヒロインをさせたでしょうし…
102期ですから、
もう新人公演を卒業してしまっているので、
『カジノ・ロワイヤル』でのヒロイン抜擢はできません

 

2022年のちさとくん(縣千さん)のように、
無理やりねじ込むというのもあり得なくはないですけど、
トップスター路線であればやるかもしれませんけど、
トップ娘役のためにはしないと思います
実現したら、
さくちゃんのため以外にはないでしょう

 

また、
ハイローの新公ヒロインをひばりちゃんにしているので、
それであれば、
こってぃ(鷹翔千空さん)主演のバウ、
『夢現の先に』のヒロイン抜擢をしたでしょう

 

結果は、
キキちゃん(芹香斗亜さん)のディナーショーでした
それで相性を見たというのもあるかもしれませんが、
本来は、
ヒロイン実績を積ませる方が先決です

 

まあやちゃん(真彩希帆さん)が、
ヒロイン実績が乏しいままでトップ娘役就任した際に、
お披露目本公演で喉を潰してしまうというアクシデントがありました
私はその公演を生観劇しましたけど、
だいもんさん(望海風斗さん)がカバーされてましたっけ

 

だいきほは歌が売りでしたから、
歌う場面が多かったのも事実ですけど、
そういうこともあるわけです

 

やはり経験値って大事なんですよね

 

なので、
さくちゃんを本当にキキちゃんの相手役に、
と考えていたのであれば、
ショーでも抜擢したでしょうし、
本公演での役付きもよかったはず

 

それがなかったということは、
急に浮上して、
そのままGOだったということでしょう

 

ひばりちゃんの抜擢を少しでも、
さくちゃんに与えていたらそんな風には思わないんですけど、
現実にはひばりちゃん上げに忙しそうな印象でしたし…

 

1回でも新公ヒロインかバウ・別箱ヒロインをしておくことが非常に大事

ゆきちゃんの時の抜擢の真相は、
本当のところはわかりませんけど、
ヅカファンの解釈では、イレギュラーなのだろう、という感じでした

 

カードを揃えた娘役さんがたくさんいる中で、
わざわざゆきちゃんだったわけですし…
みりおくん(明日海りおさん)の願いを聞き入れた説も十分信憑性があります

 

今回もそんな背景が伺えますよね
あくまでも想像ですが…(^_^;)

 

とにかく言えるのは、
1回でも新公ヒロインかバウ・別箱ヒロインをしておくこと
好ましいのは両方1回ずつ
これがあれば、
何らかのアクシデント(?)が生じた際に、
ミラクルが起きる可能性がゼロではないわけです

 

ミラクルを起こすためには、この2つは大事でしょう
最低限、どちらかは必要だと思いますけど、
できれば両方が好ましいと思います

 

①1回でも新公ヒロインを経験しておくこと、
②1回でもバウか別箱のヒロインを波線上ではなくてもしておくこと

 

ゆきちゃんも、
さくちゃんも実はイレギュラーだったかもしれませんけど、
結果としてトップ娘役に抜擢されたわけです

 

その抜擢には、
ゆきちゃんは①の該当はありませんでしたが、
②は波線上のWヒロイン含めて2回務めました
本公演でも、
別格向きの役とはいえ、重要な役をこなしてましたし、
経験としてはギリギリセーフだったでしょう
学年がかなり上での抜擢だったので、
多少のヒロイン経験不足は、
実力で補っていけてましたし…

 

さくちゃんは①と②が1回ずつあるパターンでした

 

たとえ真の路線娘役ではなくても、
上記の経験を兼ね備えていれば、
逆転大ホームランになることもある、という貴重な事例になったと思います

 

トップスター人事は、
早期就任だったとしても、
なんだかんだと段階を踏まされますので、
娘役のような大抜擢というのはありませんが、
娘役人事は本当に水物ですよね…

 

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娘役人事は本当に水物

どんなにカードを揃えても、
トップ娘役になれなかった娘役さんはたくさんおられます

 

逆に、
最小限でトップ娘役になれる場合もあるわけですから、
本当に決定するまでは何ともいえないというのが、
トップ娘役の人事でしょう

 

それでも、
まどかちゃん(星風まどかさん)や、
ひっとん(舞空瞳さん)のようなタイプは、
間違いなくトップ娘役にする、という固い意志がありましたよね
劇団愛がハンパじゃありませんから

 

そういう絶対的な娘役さんはおられますけど、
これもちゃんと就任したから言えるのであって、
歯車が狂うことがないとは言えないのが、トップ娘役人事なのだと痛感します

 

劇団愛の強い娘役さんは、
就任さえしてしまえば、
あとは長く任期を全うするだけですけど、
就任できないことにはどうにもなりませんので…

 

しかし、
イレギュラーなんてそうそう起こることではないと思いますけど、
それでも時々大きなイレギュラーが起こっているのは事実…

 

そのチャンスを物にするには、
上記のように路線娘役に乗っておくことが1番大事ですね

 

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