昨日のニュースになりますが、
坂本龍一さんの訃報がありました
ガンを患っていたのは知っておりましたので、
残念な結果で悲しいです
ここ1~2ヵ月の間だったと思うのですが、
『関ジャム 完全燃SHOW』をたまたま見ていた時に、
ピアニストの清塚信也が出ておられたのでそのまま見ていたら、
坂本龍一さんの特集でした
チェックしたら2月11日放送だった模様
雑音をも音楽に変える、
というまだまだ進化を続ける坂本さんの音楽が、
とても素敵だったんですよね
ご出演は叶いませんでしたが、
質疑応答を事前に聞いて、
それを読み上げてくれました
まだまだ素晴らしい音楽を世に送れたでしょうし、
我々も楽しみたかったです…
壮絶な闘病生活だったのも記事を読んで衝撃を受けました
どうか安らかにお眠りください
謹んでお悔やみ申し上げます
さて今回ですけど、
かちゃさん(凪七瑠海さん)主演の星組全ツ
『バレンシアの熱い花』『パッション・ダムール・アゲイン!』の感想を、
サクッと語っておきます
ネタバレがあるので、
大丈夫な方のみお付き合いください
ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!
凪七瑠海がしっとりと演じる『バレンシアの熱い花』
『バレンシアの熱い花』は、
近年の2016年に、
まぁくん(朝夏まなとさん)主演で上演しているので、
記憶にある方も多いと思います
芝居うららで、
ショーまどかな雰囲気だった前作ですけど(笑)、
今回はそんなごちゃごちゃな雰囲気は全くなく、
正当な感じの『バレンシアの熱い花』であり、
『パッション・ダムール・アゲイン!』でした
今回はかちゃさん主演ということで、
とてもしっとりとした大人なフェルナンドになっていましたね
でもそれが悪いのはでなく、
これこそが包容力に繋がるかちゃさんの魅了でしょう
ひっとん(舞空瞳さん)との並びも最高でした
何もせずに身長差が生まれるので、
より包容力が出ていた感があります
悲恋ものなので悲しい結末のため、
最後は涙涙…
隣の見知らぬ方と一緒に涙を拭ってました
誰が相手でも似合うのが舞空瞳
相手役となったひっとんですけど、
ダンサーな娘役にはドンピシャな役なので、
ものすごくひっとんに似合ってました
ダンスが見どころですけど、
もう素敵で溜息がでます
さすがひっとん!
上記でも触れてますけど、
かちゃさんとの見た目の相性がドンピシャ!
それだけではなく、
せおっち(瀬央ゆりあさん)ともドンピシャ!
この演目が決まった時にも語ってますけど、
ひっとんはどんな相手役ともお似合いになるのが素晴らしいと思う
トップスターのことちゃんはもちろんですが、
今回のかちゃさんといい、
せおっちといい、
誰が相手となっても良く似合うというのは素晴らしいです
それだけ透明感がある娘役さんという特徴ではあるのですが、
華やかになりますし、
何よりもヒロイン感がスゴイ!
さすが星組のプリンセス!
この演目にしたのは、
当初は振り分けがわからなかったので、
番手ごまかしのためかと思いましたが、
かちゃさんのためでもあり、
ひっとんのためでもあったのでしょうね
今回のキャストはみんな合ってました
せおっち演じるラモンは、
芝居上手なせおっちなだけにものすごくよかったです
前回のゆりかさん(真風涼帆さん)よりも適任だったように感じます
ゆりかさんも素敵でしたけどね
せおひっとんもすごくよかったですし、余韻がありました
極美慎&天飛華音&ニュープリンセス・乙華菜乃
星の王子様を地で行くしんくん(極美慎さん)は、
ロドリーゴでした
かなり男っぽい感じになっていて、
しんくんがここのところグイグイ来ている自信が、
演技にも見られました
前回のあっきーさん(澄輝さやとさん)の上品で繊細な感じとは、
全く違います
しんくんなりのロドリーゴが完成されていました
これってすごいですよね
やはり極美慎は演技で魅了して欲しい
美貌の演技派は最高ですからね
ショーでも頑張ってましたし、
とにかく目を引く美しい男役スターなので、
より磨きをかけて欲しいです
かのんくん(天飛華音さん)は、
ドンファン・カルデロ役でした
順番にキャスティングされると、
この役に落ち着くのは当然として、
そこまでのキャラではない微妙な感じの役でありますが、
そこは安定した実力派のかのんくん
イケボ炸裂で、
さすがの天飛華音でした
まだまだ伸びしろはあるので、
もっともっと礼真琴から吸収して、
DNAを受け継いで欲しいです
何度も言ってますが…w
見る前から期待がすごかったのが、
マルガリータに大抜擢されたなのちゃん(乙華菜乃さん)
めちゃくちゃ凄かったです!
前回は、
現・花組トップ娘役のまどかちゃん(星風まどかさん)が演じたマルガリータなので、
歌の面でも比較されるのは必至でした
その期待を見事に応えてました
演技もよかったです
歌ってよし、演技よしなので、
今後がとても楽しみです
今回、ひっとん救済演目と、
私的には勝手に思っていたわけですけど、
そのため、
主要な実力派の路線娘役さんは、
全てことちゃん赤黒チームに振り分けられたのですが、
ここでなのちゃんが頭角を表すことになりました
一番印象に残ってます
前回もまどかマルガリータは目立ってましたからね
前回は次期トップ娘役の役だけに、今回も目立ちます…(^_^;)
これで星組は、
また一人歌える路線娘役が出現したということになります
『1789』の新人公演ヒロイン・オランプは、
ほぼほぼちづるちゃん(詩ちづるさん)でしょうけど、
なのちゃんでも良さげな感もありました
でも、先にうたちかなーっていう感じでしょうか…
他組同様に、
かずとくん(稀惺かずとさん)との105期コンビで行くような気がしますし…
『1789』の次の作品で、
新公ヒロインを務めると思います
まだ先ですけど…(^_^;)
レビュー『パッション・ダムール・アゲイン!』は凪七瑠海と舞空瞳によく似合う
レビューは、
岡田敬二先生らしさ炸裂の『パッション・ダムール・アゲイン!』
かちゃさん主演でのショーの作品を短くした内容となってましたけど、
これがとてもよかったです
岡田先生の優美で宝塚らしさ満載なレビューが、
宝塚らしいかちゃさんと、
宝塚らしいひっとんにはよく似合ってました
宝塚の男役らしさや、
歌とダンスがかちゃさんのために作られただけあって、
そこに今の星組生がお邪魔したわけですが、
雪組生ともまた違った感じもよかったです
ショーのイサベラはダンスこそ素晴らしいですが、
印象が薄い感が否めませんでしたが、
ロマンチック・レビューでは、
ひっとんの良さが十分に発揮されてましたね
歌は置いておいて(悪くはないです)、
とにかくダンスが優雅でまさにロマンチック!
これぞ宝塚歌劇100年以上の歴史を誇る感がありました
ことちゃん(礼真琴さん)と岡田先生は、
ちょっとミスマッチ感があって、
私的には別な演出家の先生のショーがいいと思ってしまったわけですが(笑)、
ひっとんは岡田先生が似合うんですよねー
ひっとんは酒井先生とも相性良しでしたし…
ことちゃんはそれでもしっかりと魅せてくれたのはさすがではあるのですが、
コレジャナイ感がすごくありました
バレエ系が似合うひっとんには、
こういうショーがとても似合うとあらためて思いました
感動した瀬央ゆりあの羽根と凪七瑠海の羽根
初日の感想から、
今回一番の目的となったのが、
せおっち(瀬央ゆりあさん)の大羽根です
これをフィナーレで生で見れたのは、
まさに感動でした
もう涙腺が緩んで涙がホロリ…
せおっちよかったね…
その半面、心配でもあるわけですが…(´;ω;`)
かちゃさんも同様です
大きな羽根を背負う姿を見たら、
せおっちで緩んだ目からさらなる涙が…ううう
ひっとんも大羽根でしたし、
エトワールもさせてもらえたしで、
良かったんじゃないでしょうか
私的には、ゆうなちゃん(都優奈さん)が帯同していたので、
ゆうなちゃんのエトワール再びがよかったですけど、
そこはね、今回は舞空瞳救済全ツなので、
ひっとんエトワールで仕方がないでしょう
ひっとんといえば、
『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』で、
トップ娘役なのに、
2番手のせおっちと羽根が半分ずつだったという、
まさかの状況がありましたよね…
あれは気の毒でした(本人的には屈辱だったのかもと思います)
多少せおっちよりは豪華でしたけど…w(^_^;)
本来は大羽根2人で良かったんですけど、
どうしてもせおっちには大羽根は背負わせられなかった、
という裏事情が透けて見えましたっけ(遠い目)
そういう一連の流れをずっと見守ってきただけに、
このフィナーレには愛をいっぱい感じました!
とりあえず、今の状況に一言…
せおっち、大羽根似合ってたよ!
これが餞別ではないことだけを祈っておきます…
ラモン役といい、
せおひっとんなラストといい、
フィナーレの羽根といい、
本当に餞別っぽさを感じるので不安でいっぱいになりました
実際には、
そんな雰囲気はないんですけど、
私の脳内はどうしてもそちらに偏るんですよね…(´・ω・`)
今週末の日曜のライブ配信は、
観劇があるので視聴はできません
たった1回でしたけど、せおっちの羽根が見れてよかったです
これに尽きます
あとはなのちゃんかな…
今後が楽しみになりました!
参加しています!
【関連記事】
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