私的「ベストタカラヅカ観劇 2024」

年間大賞



本日で2023年最後の日となりました

 

110周年の花組・月組・雪組トップスターが3人退団し、
3組のトップスターが代替わりしました
2025年も星組と宙組のトップスターの退団が決定しており、
2025年8月になれば、
5組の顔となるトップスターが刷新されますね

 

こうやって宝塚歌劇の歴史の1ページが進むことを実感します

 

今年も当ブログをお読みいただきましてありがとうございました

 

ということで、
今年最後の更新となります

 

毎年恒例の「ベストタカラヅカ観劇」です
昨年同様に、
年末末日というギリギリの更新となります…(^_^;)

 

明日から2025年の新年を迎えますが、
例年どおりマイペースに2024年総括記事を更新していきますので、
よろしくお願いいたします!

 

皆さまからお声をいただいたアンケート結果も、
先日よりお伝えしておりますが、
1月4日と5日あたりの更新予定です

 

では今回は、
私的「ベストタカラヅカ観劇 2024」の発表です!ヽ(*´∀`)ノ

 

毎年冒頭でお伝えしてますが、
あくまでも「私的」ですので、
独断の嵐ですが(笑)、それでもよろしければお付き合いください

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

2024年のタカラヅカ観劇状況

東京組なので、
2024年は、
雪組『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』からになり、
28日に雪組『愛の不時着』をライブ視聴をしましたので、ここまでになります

 

観劇・ライブ配信出来なかったのは公演です

・宙組『大海賊』(芹香斗亜主演)

また雪組『愛の不時着』の生観劇は出来ませんでした

 

では、
「私的 ベスト・タカラヅカ観劇 作品賞 2024」
「私的 ベスト・タカラヅカ観劇 ショー・レヴュー賞 2024」
で、お届けします♪

 

次点と、
ベスト3を発表いたします

 

次点→3位→2位→1位の順です

 

では、発表に参りましょう!

 

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【次点】ベスト・タカラヅカ観劇

次点は、
花組『ドン・ジュアン』です

 

まずは、
私的によかった演目はこちらです
この中から次点を選びました

・ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル(雪組)⇒ちゃんとまとまっていて楽しかった
・RRR(星組)⇒ことあり最高!ナートゥナトゥナトゥナトゥナトゥ♪
・G.O.A.T(月組)⇒れいこさんが素敵すぎ&集大成コンサート
・ALL BY MYSELF(雪組)⇒「ショースター彩風咲奈」を堪能
・仮面のロマネスク(雪組)⇒念願のあさあや
・BIG FISH(星組)⇒礼真琴と海外ミュージカルに間違いなし
・夜明けの光芒(星組)⇒期待してなかったがめっちゃよかった
・Le Grand Escalier(宙組)⇒上質なショーで齋藤先生の愛情がこもっていた
・ベルサイユのばら(雪組)⇒久しぶりの再演で期待してなかったがめちゃくちゃよかった
・ドン・ジュアン(花組)⇒ベストなキャスティングでひとこみさきの幸先いいスタート
・記憶にございません!(星組)⇒脚本に難はあったが楽しかった
・BLUFF(月組)⇒配役がピッタリで芝居の月組だった
・愛の不時着(雪組)⇒粗さはあったがあさあやが最高だった&せおっちも良き

 

実は星組『夜明けの光芒』とすごく迷いました

 

結果として『ドン・ジュアン』にしたのは、
初演が望海風斗さんという真の歌唱力の持ち主が最高のパフォーマンスをしていましたが、
ひとこちゃん(永久輝せあさん)が新たな魅力で演じていました

 

さらにヒロインのマリアが歌上手という点も大きいです

 

初演はだいもんさんの迫力でグッと心に残ってますが、
他はふんわりした感じもありました
それを払拭できたのは、
歌えるヒロイン・みさきちゃんの存在でしょう

 

ひとこちゃんとの声の相性も良かったです

 

やはり海外ミュージカルなのであれば、
そこをクリアできる歌唱力が真ん中にあれば、
聴きごたえも見ごたえもあると感じました

 

ひとこちゃんの同期のあかさん(綺城ひか理さん)の熱演も忘れらません
生観劇出来なかったことが悔やまれました

 

身長のバランスは気になりますけど、
ひとこみさきはそういうコンビだと思っているので、
あまり気にならなくなったのも大きかったです

 

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【第3位】ベスト・タカラヅカ観劇

第3位は雪組『ベルサイユのばら』です

 

咲ちゃん(彩風咲奈さん)の退団公演であり、
宝塚歌劇でのベルばら上演50周年でした

 

正直脚本がリニューアルされているわけではないので、
令和のベルばらとは言いませんが、
咲ちゃんの退団公演にも相応しいフィナーレがよかったですし、
何よりもキャスティングがベストでした

 

フェルゼンの咲ちゃん
アントワネットのあやちゃん
オスカルのあーさちゃん
アンドレのちさとくん

 

すごく似合ってました
雪組生も一丸となってベルばらの少女漫画な雰囲気と、
フランス革命を生きた貴族と市民の姿を上手に演じてましたね

 

ベルばらの良さを再認識させてもらえた記念の公演だったと思います
咲ちゃんの集大成も素晴らしかったです
最後の新人公演主演作なので思い出再演でもありましたが、
上品なフェルゼンというのは咲ちゃんにピッタリでした
真っピンクなポスターはビックリでしたが、
ベルばらの夢夢しさは表現されていましたね

 

OGでもベルばら50周年記念公演がありましたし、
注目度が高い中、
咲ちゃんのプレッシャーも大きかったでしょうけど、
見事なフェルゼンを演じ記憶に鮮明に残りました

 

95期贔屓の私的には、
あーさオスカル様にメロメロでした
ポスターを観てめっちゃ似合うと思ってましたが、
まさに理想のオスカル様がおられました
本当に美しかった…

 

観るまではどうかなという感じでしたが、
実際に観ると感動しましたし、
すごく面白かったです

 

しょっちゅう上演すると飽きられますので、
節目節目で大事に上演していけば、
良さを繋げていけるのではないでしょうか
そう思わせてくれた雪組のベルばらでした

【第2位】ベスト・タカラヅカ観劇

第2位は星組『BIG FISH』です

 

これも迷いなくです
ことちゃんの退団が発表された今、
海外ミュージカルでのことちゃんを観れたのは、
この『BIG FISH』が最後となったからです

 

残念ながら
『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』のように、
日本初演とはなりませんでしたが、
礼真琴と海外ミュージカルは最高の相性なので、
ことちゃんファンとしては、
これを選ばないということはあり得ませんでした

 

赤黒のように全員が素晴らしい歌唱力だったとは言えませんが、
歌えるヒロインを2人で演じ、
ことちゃんの素晴らしい歌声が堪能できたのは大きいです

 

少しストーリーがあっちいったりこっちいったりする点は欠点ではありましたが、
実力のある星組生が一丸となった作品であり、
父と子のテーマも良かったと思います

 

しんくん(極美慎さん)のキラキラもよかったですね
着実に成長しているのがわかりました
あいみくん(大希颯さん)も素晴らしかった
歌うまは正義を実感
ふみふみ(茉莉那ふみさん)の今後も楽しみになりました

 

これで礼真琴の宝塚歌劇での海外ミュージカルは終わりとなったのも、
退団が近づいたと感じる要因です

 

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【第1位】ベスト・タカラヅカ観劇

第1位は星組『RRR』です…

 

私的にはダントツです!
全く迷わずすぐに1位は決まりました
昨年もダントツで星組でしたけど、
今年もダントツです

 

本公演でこれだけ楽しかったという作品は久しぶりでした
ことちゃんとありちゃん(暁千星さん)のバディものがここまでハマるとは…
ありちゃんにとって、
新2番手となったお披露目的な作品でもありますし、
ことありの相性の良さを堪能できる作品でもありました

 

ストーリーもわかりやすいかったですし、
原作ものでしたので、
谷貴矢先生の独特な世界観が反映されなかったのも万人受けしたと思います

 

なんといっても作品が発表された時から大騒ぎだったナートゥダンス!
しっかりと舞台でも見どころになってました
歌もよかったです

 

めちゃくちゃ楽しかったですし文句なしなのですが、
唯一の欠点と言えば、
ヒロインのひっとん(舞空瞳さん)の影が薄かったことくらいでしょうか
薄くてもいいのですが、
結果がことちゃんでもなく、
2番手のありちゃんですらなく…
これでは退団公演にはならないですよね…(^_^;)
ショーもあんな感じでしたし、
本当に『記憶にございません!』の退団でよかったと思います

 

ことありのワンツーアピールの作品だったでしょうから、
そういう意味では大成功でした
今思い出してもエンターテインメント性は群を抜いていたと思います

 

「ベスト・タカラヅカ観劇 ショー・レヴュー賞 2024」

今年は本公演が7本と少なくなりましたが、
宙組がショーだけの1本物を加えると5本のショー・レヴューがありました
その中から選びます

 

その中から選ぶとしたら、これです
私的「ベストショー・レヴュー賞」は、月組『Grande TAKARAZUKA 110!』です

 

星組の『Tiara Azul』と迷いましたが、
構成がちょっとくどかったのと、
衣装が…(^_^;)
なんで星組っていつも衣装がダ…ひどいんでしょうね
こっとんのティアラの場面だけは宝物でしたが…

 

あとは主題歌でしょうか

 

『Grande TAKARAZUKA 110!』は110周年記念のレビューとあって、
ゴールドで華やかな選出になっていました
主題歌も思えやすかったです
今でも「グランデータカラーヅカー」と口ずさんでしまうほど

 

トップスターのれいこさん(月城かなとさん)の退団レビューでもあり、
その思い入れも込みになりました
ちなつくん(鳳月杏さん)のプレお披露目の全ツのレビューでもありますよね
代替わりで周年記念のレビューを繋いだ点もよかったです

 

構成そのものは中村先生らしいオーソドックスなタイプなので、
目新しさはありませんでしたけど、
THE宝塚というレビューだったのがれいこさんにピッタリだった気がします

 

次点は上記にあげた『Tiara Azul』でした
みんな大好き野口先生の『FROZEN HOLIDAY』もよかったのですが、
やはり年始になってもクリスマスはちょっと…というのが大きかったです
そらくんの場面はよかった
『Le Grand Escalier』は齋藤先生の愛情がいっぱい詰まった上質なショーになっていたと思います
キキちゃんのあの場面を見れば退団発表も納得でした

 

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ベストパフォーマー2024

最後は「ベストパフォーマー2024」です

 

今年もことちゃん(礼真琴さん)で…

 

次点は咲ちゃん(彩風咲奈さん)あーさちゃん(朝美絢さん)なんですけど、
退団発表をしたことも含めて、
今年はことちゃんにします
もしかしたら、来年までことちゃんかもしれませんが…(^_^;)

 

まずは話題作である『RRR』のプレッシャーをはねのけ、
ファンの期待以上の作品になったこと
もちろん作品の良し悪しは演出家の先生の脚本次第にはなりますが、
そこをクリアし、最大限に作品の良さを引き出したことです

 

続いては、
海外ミュージカルの『BIG FISH』
礼真琴の演技力と歌唱力の凄さを堪能することができましたし、
歌える実力者との共演が最高でした
デュエットも最高!

 

最後は『記憶にございません!』と『Tiara Azul』
相手役だったひっとん(舞空瞳さん)を気持ちよく見送りしたという点は大きいでしょう
歌に芝居にダンス、サヨナラショーを含めて、
最後まで星組のプリンセスとして最大限の尊敬を持って接して送り出したことちゃん
これも大役だったと思います

 

今でも最高の気品のあったフェルゼンと、
コンサートが最高だった『ALL BY MYSELF』の咲ちゃん、
「オスカル様がそこにいた」のあーさちゃんも捨てがたいのですが、
そういう労いを含めてことちゃんにしました

 

あくまでもパフォーマンスを振り返っての結果です

 

しかし、
もう宝塚歌劇団で礼真琴の海外ミュージカルが観れないというのだけは寂しい…
そんな思いの2024年最後の日でした

 

あとがき

以上が、
「私的 ベスト・タカラヅカ観劇 作品賞 2024」
「私的 ベスト・タカラヅカ観劇 ショー・レビュー賞 2024」です
そして、「ベストパフォーマー2024」でした

 

冒頭でもお伝えしておりますが、
あくまでも「私的」なので、そこはご理解ください

 

今年はトップスターが3名退団となりました
退団公演で当たりだったのは、
私的には咲ちゃんのみ
カレーくんもれいこさんも決して作品の引きがよかったとは思えず

 

宝塚のラストを飾るトップスターの退団公演は、
できるだけ良作でお見送りさせてほしいとつくづく感じた年でもありました
あと昨年もお伝えしましたが、
トップスターの退団はショー付きでお見送りしたいですよね
フィナーレで救われる面はありますが、
やはりちゃんとした退団ショーでお見送りをしたいとも思いました

 

タカスペ含めて110周年記念のイベントはなくなって寂しかった2024年
2025年には2名のトップスターが退団し、
より新しい時代を感じる1年になりそうです

 

皆様にとっても、
2025年は素敵な観劇ライフとなりますように…
私自身は悔いなく観劇したいと思います!

 

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