昨日より上演が開始された、
たまさくの退団公演『桜嵐記』がものすごくいい作品だとか!
さすがは上田久美子先生!
ワタクシ、ウエクミ信者(笑)なので、
めちゃくちゃ期待して観れるのを楽しみにしております
ということで、
トップスターの退団公演は、
なかなか名作が生まれないと言われがちですが、
ここ最近は変わってきたように感じます
名作とまではいかなくても、
及第点は出るのかなとも思ったり…
ウエクミ先生の『桜嵐記』への期待と、
100周年以降のトップスターの退団公演満足度について、
語りたいと思います
ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!
上田久美子の『桜嵐記』が相当評判がいいらしい
冒頭でもお伝えしましたが、
昨日初日の幕を開けた『桜嵐記』が、
ものすごく評判が良く、
すでに名作という声が出ているんだとか!
大尊敬のブログ様から連絡をいただき、
さらに記事も更新されてましたので、
それを読むだけで期待に胸が膨らみます!
退団発表後、
コロナに巻き込まれて半年も待機期間が生じてしまった、
たまきちくん(珠城りょうさん)と、
さくらちゃん(美園さくらさん)でしたが、
終わりよければすべてよし、ではありませんけど、
最後の最後には、
素晴らしい作品で退団ができる、というのは、
本当によかったと思います
たまきちくんやさくらちゃんの他にも、
今回の月組公演終了後には、
7名の退団者と、
2名の専科組替えがありますので、
一致団結感も増している感じがします
「芝居の月組」を欲しいままにしたような作品らしいので、
これからますます作品が磨かれていくでしょうから、
東京での生観劇を楽しみにしたいです
毎日のように言ってますけど、
どうか8月15日の大千秋楽まで1公演も欠けることなく、
走り抜けることができますように…
ただそれだけを祈っております
100周年直後までは退団公演満足度が低かった
さて、
ちょっと前置きが長くなりましたが、
トップスターの退団公演は最後の花道です
そこで大輪の花を咲かせてご卒業される、というのは、
トップスターにとっても栄誉なことでしょうし、
何よりも我々ヅカファンがいろんな思い出と共に送り出すことが出来ます
本来はとても重要である退団公演ですけど、
過去を振り返っても、
退団公演=良作(あるいは名作)に出会うのは至難の業!
以前からも何度か語ってますが、
トップスターをご贔屓にされているファンの方々にとっては、
気が気ではないのではないでしょうか
もう何度も語ってますけど(笑)、
ワタクシの愛するちえさん(柚希礼音さん)の退団公演、
『黒豹の如く』は、あまりにもあんまりな作品でした…
もはや私的には黒歴史となっており(笑)、
ショーの『Dear DIAMOND!!』しか思い出せないほど…(^_^;)
ちえさんの退団公演もこんな感じでしたけど、
それ以降の「?」な感じの退団公演はありましたし、
過去にも言及してますけど、
トップスターを見送る作品に力が入り過ぎて、
とっ散らかるという説も信憑性があるとも思ってます
ただ近年は比較的良くなっていますよね
名作とか傑作とは言わないまでも、
「駄作」…もとい「珍作」レベルの作品はかなり減少したように感じます
私的トップスターの退団公演満足度
私的な評価というよりも、満足度としてはこんな感じでしょうか
100周年以降の退団公演で見てみます
あくまでも、私的な満足度ですので、そこはご理解ください
100人いたら100通りの評価がありますし、
真逆の評価をされている方もたくさんいらっしゃいますので…
①蘭寿とむ(花組)『ラスト・タイクーン』:星2
②壮一帆(雪組)『一夢庵風流記』:星3
③凰稀かなめ(宙組)『白夜の誓い』:星1
④柚希礼音(星組)『黒豹の如く』:星1
⑤龍真咲(月組)『NOBUNAGA〈信長〉-下天の夢-』:星1
⑥北翔海莉(星組)『桜華に舞え』:星5
⑦早霧せいな(雪組)『幕末太陽傳』:星3
⑧朝夏まなと(宙組)『神々の土地』:星4
⑨紅ゆずる(星組)『GOD OF STARS』:星4
⑩明日海りお(花組)『A Fairy Tale』:星3
⑪望海風斗(雪組)『fff』:星3
満足度のポイントとしては、
最後の花道の作品になっていたかという点と、
心に残る作品になっていたかという点を重視しています
私的な満足度としては、
ちえさんとまさおくん(龍真咲さん)の退団公演後には、
格段に上がっている気がします
星1や星2がほとんどなくなりましたので…
これは何気に大きなことではないでしょうか
泣ければいいというわけでもなく、
観劇後に「ちゃんとお見送りできたな」という満足度ですので、
笑顔で見送れる作品も満足度が高かったです
きちんと演出家が成長している証でもあると思える
「トップスターの退団公演は駄作が多い」というのは、
100周年以降の最初の頃までは、
私的にはそれに当てはまってました
上記のように、
まさおくん以前、まさおくん以後では、
かなり退団公演の質も上がってきたように感じます
小川元理事長の「駄作はダメ」精神が、
こういうところにも繋がっていたのかもしれません
とはいえ、
演出家の先生方の通常の作品に比べると、
やはりちょっと弱い気がしてしまう点は否めません
それは、
やはりトップスターをちゃんとお見送りしてあげないといけない、
という先生方のプレッシャーがあるのではないでしょうか
最後なので、いろんな見せ場を作ってあげたい、
と思うのは人情というもの
そこを乗り切れるか、
吹っ切れるかで、
大きく作品が成長していくようにも感じます
上田久美子と珠城りょうの関係性が良作へ
今回のウエクミ先生は、
たまきちくんへの思いは他の先生方以上のものがあると思われます
ご自身の評価のキッカケとなった
『月雲の皇子』の主演は、まだまだ下級生だったたまきちくん
さらに、
ウエクミ先生の初のショーも、
たまきちくん主演の『BADDY』!
これほどまでに関係性が深いと、
思い入れも相当なものでしょうけど、
ウエクミ先生は、
そこをあえて抑えて、作品に注力していったのではないでしょうか
ある意味、
たまきちくんの良いところも悪いところも知り尽くしているからこそ、
ご自身のイメージする作品を作りやすかった、
というのがあるのではないのかな、と感じます
この点が『fff』との違いなのではないでしょうか
まだ観劇前なので、
なんとも言えませんけど、
その答えを知るためにも、早く観劇したいです
そして、
しっかりとお見送りをしたいですね
もう1度お願いします
どうか大千秋楽まで、
1公演も欠けることなく上演できますように…
もちろん月組だけではなく、
他の組もあわせてよろしくお願いいたします!
参加しています!
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