「退団公演に良作なし」をチェック!…宝塚100周年以降の退団公演を振り返り

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昨日、
みりおくん(明日海りおさん)の退団公演、
『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』の感想を、
アップしました

『A Fairy Tale』絶大人気の明日海りお退団公演としては残念無念…退団公演に良作なし更新!

 

そこでの結論として、
「退団公演に良作なし」を更新としました

 

あくまでも、
私的に、ということですけど、
少なくても私は満足できませんでした…

 

ということで、
紅ゆずる⇒明日海りおと退団公演が続いたのもありますので、
100周年以降の退団公演を振り返ってみたいと思います

 

どれだけ駄作が多かったのか、チェック!

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモになります
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

宝塚100周年以降の退団公演をピックアップ

退団月の年を表記しています。
2014年以降の5年間で9名のトップスターがご卒業され、
まもなく10名になります

 

①2014年 蘭寿とむ:花組『ラスト・タイクーン -ハリウッドの帝王、不滅の愛-』
本・演出/生田大和先生

 

②2014年 壮一帆:雪組『一夢庵風流記 前田慶次』
脚本・演出/大野拓史先生

 

③2015年 凰稀かなめ:宙組『白夜の誓い -グスタフIII世、誇り高き王の戦い-』
作・演出/原田諒先生

 

④2015年 柚希礼音:星組『黒豹の如く』
作/柴田侑宏先生 演出・振付/謝珠栄先生

 

⑤2016年 龍真咲:月組『NOBUNAGA<信長> -下天の夢-』
作・演出/大野拓史先生

 

⑥2016年 北翔海莉:星組 『桜華に舞え』
作・演出/齋藤吉正先生

 

⑦2017年 早霧せいな:雪組『幕末太陽傳』
脚本・演出/小柳奈穂子先生

 

⑧2017年 朝夏まなと:宙組『神々の土地』
作・演出/上田久美子先生

 

⑨2019年 紅ゆずる:星組『GOD OF STARS-食聖-』
作・演出/小柳奈穂子先生

 

⑩花組 明日海りお:『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』
作・演出/植田景子先生

 

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私的 退団公演評価をしてみた

トップスターさんへの想いや、
寂しさや悲しみなどは抜きにして、
単純に作品での評価を、サクッとしてみました

 

あくまでも、「私的に」の評価ですので、
そこをご理解ください
評価は100人いたら100通りですので…

 

蘭寿とむ:花組『ラスト・タイクーン -ハリウッドの帝王、不滅の愛-』⇒星2

壮一帆:雪組『一夢庵風流記 前田慶次』⇒星3

凰稀かなめ:宙組『白夜の誓い -グスタフIII世、誇り高き王の戦い-』⇒星1.5~2

柚希礼音:星組『黒豹の如く』⇒星1~1.5

龍真咲:月組『NOBUNAGA<信長> -下天の夢-』⇒星1

北翔海莉:星組 『桜華に舞え』⇒星5

早霧せいな:雪組『幕末太陽傳』⇒星3

朝夏まなと:宙組『神々の土地』⇒星4

紅ゆずる:星組『GOD OF STARS-食聖-』⇒星3

 

 

ラストのみりおくんは、
当ブログのアンケート前なので、控えますけど、
⑨の『GOD OF STARS-食聖-』よりは断然低いです

 

星1~2が多い(笑)

 

これにトップスターさんや、
その時の組の雰囲気が多少考慮されるとはいえ、
凡作以下の印象が強いのも頷けます

 

みりおくんのを発表していないとはいえ、
半分近くは星2以下という評価になります

 

今なら、なおさら冷静に観れるので、
より唖然とするかもしれません…
逆の場合もあるかもしれませんけど…
「意外といいじゃん」みたいな…(^_^;)

 

あるのかな……?(・ω・`) タブンナイヨネ…

 

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3作で退団した2人のトップスターはさすがにちゃんとしていた印象

とにかく、
みっちゃん(北翔海莉さん)の退団公演までが、
ひどすぎました…

 

私の場合は、とにかく、
つまらなかったという印象しかないです

 

その分、
ショーで盛り上がれたのが救いかな

 

私が最低点をつけた、
まさおくん(龍真咲さん)も、
同様に低いちえさん(柚希礼音さん)も、
ショーは凄く良かったです…

 

反対に、
みっちゃんの『桜華に舞え』は素晴らしかったですけど、
レビュー『ロマンス!!(Romance)』は、
眠くなりそうでした…(^_^;)
テーマ曲は、みっちゃんの美声に合ってましたけどね…
中身がだるかったなぁ…

 

 

みっちゃんの場合は、
たった3作で退団でしたから、
退団公演で駄作は本当に勘弁して欲しい、
と記事に懇願した記憶が蘇ります…(^_^;)

 

その甲斐あって、
『桜華に舞え』は素晴らしい公演でした
この作品は、
曲もいいので、再演してもいいくらい
いつかどこか組の全国ツアーでやらないかな?

 

同じく3作で退団になった、
えりさん(壮一帆さん)も、
悪くなかったです
ちょっと予算が足りないのかな、という感じで、
質素な舞台セットだったところがありますけど、
お話自体は、きちんとまとまっていたと思います

 

ホロリと来ましたしね…

 

やはり、
短期での退団ですから、
せめて、最後は、
ちゃんとした作品でお見送りしたいです
その願いが叶ったというのは、評価したいところです

 

北翔海莉の『桜華に舞え』以降は幾分持ち直してる印象

2016年11月の退団公演以降は、
そこまで大外しの演目はありません

 

とはいえ、作品自体は、
全部が全部、特別よくもないです

 

ただ注目すべきことは、
熱烈なファン以外の、
通常のヅカファンからも、
きちんと、
お別れが出来るような作品だったように感じます

 

 

不思議なのが、
齋藤先生は『桜華に舞え』は良作でしたが、
2番手とはいえ、
絶大な人気だった、
るりかさん(美弥るりかさん)の退団公演『夢現無双』は、
目も当てられない出来でしたっけ…(遠い目)

 

この落差に驚きます…(◎-◎;)

 

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長期任期のトップスターは駄作率が高い

みっちゃんの退団公演公演後、
順調だった他のトップスターの退団公演ですが、
みりおくんの『A Fairy Tale』で、
またダメな方向に向かってしまったように思いました

 

みりおくんは、
長期で務めてくれたトップスターさんなので、
劇団も、
作り手も思い入れが溢れちゃうんでしょうか…

 

力が入りすぎて、
どうにもこうにもまとまらず、
「そのままGO!」状態になっちゃうのかな?

 

ちえさんの時は、
みりおくんの作品とは比べ物にならないほど、
散々だったので、
それよりは格段にいいですが、
やっぱりちょっと切ないなぁ…

 

まさおくんもひどかった…
ちえさんのより酷かった印象が残ってます…

 

ちえさん、
まさおくん、
みりおくん、
この3人の任期は長かったので、
やはり力が入っちゃうんでしょうかね?

 

まぁそれだけの理由でもないでしょうけど…

 

ずっと良作連発は難しいので、
ある程度は覚悟しますけど、
あんまり中身がなさすぎるのも、
困りもののような気がします

 

やっぱりショー(レビュー)って大事ですよね…
それで、すべてが払拭できる力を持ってます

 

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