第14回アンケート結果発表!「月組『エリザベート』観劇評価を教えてください」

宝塚観劇アンケート



大変お待たせいたしました!

 

今回は、
11月18日~11月28日に実施してました、
当ブログのアンケートの集計結果を発表したいと思います!

 

お題は、月組さんの、
『エリザベート』の観劇評価です!

Page Not Found - 新・宝塚は生きる糧
かなめさん(涼風真世さん)の頃よりゆる~く宝塚を見守ってます。ちえさん(柚希礼音さん)との出会いで宝塚生活に激変!全ての組を鑑賞。星組贔屓、礼真琴さん、ことふうがオアシス!

 

『エリザベート』といえば、
今や宝塚歌劇団の至宝の上演作品です

 

日本で初めて上演されたのが、1996年
2016年には20周年を迎え、記念公演を宙組さんで上演しました
今回は、10回目の公演でした!

 

しかも、
トップ娘役のちゃぴちゃん(愛希れいかさん)の、
退団公演でもありました

 

いろいろあった今回の『エリザベート』ですが、
当ブログの読者様は、どのように感じられたのでしょうか
めちゃくちゃ興味が湧きます!

アンケートの投票状況

『エリザベート』は一本もののミュージカルでしたので、
今回のアンケートの質問は、2つでした

 

付属で、
私の趣味丸出しの質問も2つ追加してますが、
それは後日別記事で発表いたします…
ちゃぴちゃんのベストキャラクターです

 

今回は『エリザベート』ということで、
138名の方にご投票いただきました!

 

さすが『エリザベート』
皆さんの関心度の高さが伺えます

 

今年の星組『ANOTHER WORLD』の次に、
投票数が多かったんじゃないでしょうか
だいたい100超えしたら、
割と粘らず、サクッと締め切りしてしまうので、
嬉しい限りです!

 

いつも貴重なお時間を割いてくださり、
本当にありがとうございます!
たくさんもコメントもありがとうございます!
貴重な資料とさせていただきます♪

 

アンケートのコメント返しは、
年始になりますので、
気長にお待ちください!

 

ちなみに、今回のアンケートも、
重複禁止ですので、
一人1回だけの投票です♪
私は、
いつもの如く、投票出来ない仕様ですので(笑)、
結果と共にお伝えします!

 

スポンサーリンク

Q1:月組『エリザベート』の満足度をお聞かせください

1問目は『エリザベート』の作品評価の質問です
こちらの投票数は、138名の方にご投票いただいてます!

 

結果はこちらです!

とても綺麗で見やすい結果となりました!
なので、コメント数だけお知らせいたします

①★★★★★(星5):大満足!すごくよかった♪:コメント数:11
②★★★★(星4):満足!:コメント数:10
③★★★(星3):まぁ満足:コメント数:11
④★★(星2):今ひとつ:コメント数:9
⑤★(星1):自分には合わなかった:コメント数:2

 

今回は「星5」が1位なので、
さすがとおもいきや、
満足度の指標である「星5」と「星4」では、
なんと、66.7%というなかなか低い水準の満足度です

 

しかも『エリザベート』ですからね…(´・ω・`)
むむむむ…

 

私の指標としては、80%以上で大満足だと思っています
79%~50%で普通、
49%以下は不満足と判断しています

 

圧倒的にファンが見に行くであろう宝塚歌劇団で、
満足度が50%を切るというのは、
かなりひどい状況だと思うんですよね…
幸い、アンケート開始してから1度もありませんが(^_^;)

 

ということで、
今回の全体的な満足度としては、「普通」ということでしょう

 

あくまでも当ブログの読者様限定のお話ですので、
その辺りはご理解ください!

 

では総評です!

 

スポンサーリンク

「Q1」の総評

では、ここからはいつも通りに、
総評という名の、私の感想です

 

結果を見て思ったのは、「なるほど…」ということでした

 

やはり今回の『エリザベート』は、
ちゃぴシシィありきなんですよね
実際、東宝版の『エリザベート』を見ているかのような錯覚に陥りましたし…

 

であれば、
本当に東宝版『エリザベート』であればいいのですが、
いかんせん宝塚版ですから、
主役はシシィではなく、トートなわけです

 

今回のトートを演じたたまきちくん(珠城りょうさん)は、
ご本人なりに工夫もされて頑張ったところはありますけど、
歌唱力や表現力が、トート像に追いついてませんでした
ただ単に、トート役者ではないというだけで、
たまきちくんには合わなかったということです

 

まずそこで第1のミスマッチが生じます

 

そして、
るりかさん(美弥るりかさん)のフランツ

 

るりかさんは喉を痛めてしまい、
その挙句の休演じゃないか、と言われてました
実際のアナウンスがあったわけではないので、
本当のところはわかりませんけど、
それを納得するほど、
るりかさんにはフランツ歌唱が合いませんでした

 

持前の芝居上手で、東京公演は乗り切りましたけど、
歌の部分でドキドキしてしまうというのは、
どうしようもなかったです…

 

これが第2のミスマッチです

 

ちゃぴちゃんについては、
合わないのではないかと言われてましたが、
見事なまでに仕上げてきたので、
さすがは集大成と言ったところでしょう
強いシシィと始まる前は言われてましたけど、
キュートで可愛い少女時代から、
心がさまよう中年から初老辺りの、機微が上手かったです
東京では、強いイメージは全然なかったです

 

ということで、
大きなミスマッチが2つ生じたわけですけど、
これが主要3人のうちの2人ですから、痛い
どこかにチグハグ感が常に生じてしまっていた、
というところではないでしょうか

 

私は何度も言ってますけど、
宝塚歌劇団は、トップスターありきの劇団なので、
主役でなければなりません
トップスターに似合わない役をさせるというのは、
魅力がかなり低下してしまいます
今回は、それをまさに体現してしまったと思われます

 

赤い血の流れる人間は、トートじゃないんですよね
普通にルキーニの仲間になっちゃうのです
その辺りが克服できなかったのと、
想像以上に歌えなかったことが響きました
正直、もう少し歌えると思ったのですが、
声質がトートじゃないんですよね…

 

たまきちくんは、
青柳さんのように似合う役もあるので、
今回は不運だったとしか言いようがないです

 

いただいたコメントでも、
トートの不釣り合いさを指摘される方が多数でした…
これは高評価でも低評価でもあったので、
熱烈なたまきちくんのファンではない、
観劇されたヅカファンの方は、引っ掛かりを感じたのでしょう

 

タカスペでトートの歌を歌わなかったくらいなので、
たまきちくんとしても、
もはやなかったことにしたいのでしょう…たぶん

 

るりかさんは上記のように、
芝居力で押し切りましたけど、
宝塚大劇場でも観劇した身としては、
東京公演との出来映えの差も感じてしまい、
宝塚でしか見れない方々が可哀想に思いました

 

フランツは2番手がやる役ではありますが、
もはや番手で役を決めるような『エリザベート』は、
やめた方がいい気がします

 

専科さんで歌うまな方がいればいいんですけど…
それこそ理事が歌うまであれば、
ピンチヒッターなフランツ出来るんですけどね
みっちゃんみたいに…
主演じゃないとダメだったら、お話になりませんし、
そもそも歌難なので、お呼びじゃないですし…(^_^;)
王子なフランツも痛々しいですしね…
なんで理事が出てきたんだろ?(^_^;)シッパイww

 

芝居上手の月組さんらしく、
最後は芝居力で大作を乗り切ったという感じでした

 

一方で、
れいこさん(月城かなとさん)のルキーニ、
ありちゃん(暁千星さん)と、
ゆのくん(風間柚乃さん)のルドルフはよかったですね

 

れいこさんもゆのくんも、
代役も務めあげ、一気にスターダムの乗った感じで、
勢いも感じました
ありちゃんも、歌唱力が大幅アップで、
新公のトートが高評価でしたし…

 

これは非常によかったところです

 

でも、次回は歌がある程度歌えるトップで、
『エリザベート』が観たいですね
まぁくん(朝夏まなとさん)くらい歌えればなぁ…

 

そういえば、
水さん(水夏希さん)もめちゃくちゃ歌難でしたけど、
トートは色気ダダ漏れで素敵だったんですよね…
表現力があれば乗り切れるという好例です
となみさん(白羽ゆりさん)も、強いシシィでしたっけ…

 

長い『エリザベート』上演の歴史の中では、
こういうこともあるのね、
とのちのちの振り返りの作品にはなるのかな?

 

長々語りましたが(笑)、
そういうことで、
満足度が「普通」に近かった結果なんだと思います

 

番手ありきの配役の難しさを、
あらためて考える機会を与えてもらった
月組の『エリザベート』でした

 

「Q1」私の投票

さて私の投票です

 

ずばり「★★★★(星4):満足!」です!

 

これは、ちゃぴちゃんのシシィだからこその評価です

 

正直主演のトートの出来を考えると、
「★★★(星3)」と迷ったんですけど、
東京ではお芝居の力で乗り切ることも出来るというのを、
垣間見せて貰ったのと、
あれだけのアクシデントを乗り越えた月組生を、
素直に褒めたたえたいからです

 

次回のトートには、
低音で歌が歌えるトップさんでお願いしたいですね
しばらくは、上演しなくていいと思いますけど…(^_^;)

 

帝劇で3ヵ月もしますし、
おそらく全国にも行くでしょうから、
当分は宝塚歌劇団には戻ってこないでしょうし…

 

それでいいと思います
少し間を空けて、
今回の大変だった月組のことが思い出に変わる頃で、
十分だと思います

 

スポンサーリンク

Q2:『エリザベート』で、一番心に残ったことをお聞かせください(ジェンヌさん以外で)

2問目は、
『エリザベート』についての付属の質問です

 

ジェンヌさんの熱演以外で、
『エリザベート』のどこを評価するか
ということを明確にしたい、という意図があります
良くも悪くも、どちらでもいいのです!

 

この質問への投票は、108名です
ご投票ありがとうございます!

 

結果はこちらです!

わかりやすく並べるとこうです!

①楽曲・歌:(60票/55.6%)  【コメント数】15
②演出・構成:(16票/14.8%)  【コメント数】3
③その他: (12票/11.1%)  【コメント数】12
④時代背景・人物:(11票/10.2%)  【コメント数】1
⑤脚本・ストーリー:(9票/8.3%)  【コメント数】4

 

うわーお!
さすがは『エリザベート』様!
楽曲が群を抜いて1位でした!

 

今回も、
その他のコメント率、100%ありがとうございます!
いつもありがたく読ませていただいております…
感謝でいっぱいです♪

 

「Q2」の総評

「Q2」の総評です
各項目ごとに語っていきます

 

1位は「楽曲・歌」

上記でも言いましたけど、
さすがは『エリザベート』!
楽曲の良さは折り紙付き!

 

ヅカファンであれば、
1度はやったことがある1人エリザベート(笑)
というくらい、親しまれています

 

ただいただいたコメントでは、
「歌唱力はともかく楽曲はいい」というお言葉が、
多かったです!(^_^;)

 

名曲は歌うまで聴きたいと思うのは、
エゴでもなんでもなく、素直な感情でしょう

 

コーラス部分は、さすがに圧巻でしたよね♪

 

2位は「演出・構成」

さすがは座付き作家の小池先生でしょうか
任ではない、配役ではありましたけど、
芝居の力で見事に乗り切らせたというのは、
面白い一面だと思います

 

名曲のミュージカルを演出と芝居力で、
というのもおかしな話ではあるのですが、
ある意味、大事な挑戦でもあったのかもしれません

 

どんな境遇でも乗り切らせたのは、お見事でしょう!

 

4位は「時代背景・人物」

実在の人物なので、
時代背景や歴史にも直結するので、
バックボーンを感じやすいですね

 

シシィって1898年にこの世を去ってますけど、
120年前なんですよね…
そこまで古くもないというところも興味深いです
今や100歳まで生きられる方も多いですし…

 

歴史ってロマンを感じられるので、
その時代を体感させてくれるというのがたまりません!

 

実際のシシィってどんな人なんでしょうね?
どれほど美しかったのか見てみたいです…

 

5位は「脚本・ストーリー」

皇后エリザベートの生涯を、
黄泉の帝王トートという偶像を作りだして、
ドラマチックに描かれてます

 

このシシィとトートの関係性が魅惑的なんですよね

 

シシィの人生だけだと、
かなり我儘で周りを振り回し放題なイメージしかないのですが、
ミュージカルでは、非常に魅力的になるわけです

 

でも、子どもを自分で育てたいと、
あんなにゾフィー に訴えていたのに。
いざ自分の手の戻ってからの放置状態は、
ひどすぎて解せないですけど…
それが一番シシィのダメな部分だと、
ずーーーっと思ってます(笑)

 

コメントでは、
歌では評価できなかった分、
芝居に集中できた
というようなコメントをいただきました

 

なるほど!

 

スポンサーリンク

「Q2」私の投票

私が投票するとすれば、
「楽曲・歌」です!

 

やっぱり『エリザベート』と言えば、
楽曲の素晴らしさなので、
たとえ、「ん?」と思えるような、
歌唱力の場面があったとしても、
全部がダメはわけではないので、
やはり楽曲でしたね…

 

「私だけに」
「ミルク」
「キッチュ」
「魂の自由」
今回はこの曲の時に、感動しました

 

「魂の自由」は、海ちゃんの熱演もあって、
ちゃぴちゃんの慈愛がさらに昇華されて、本当に心が震えました…

 

あとがき

今回も大変お待たせして、
申し訳ございません!
でも、なんとか年内に発表出来ました!
ホッとしてます(笑)

 

今回は、
長い『エリザベート』上演の中でも、
かなり賛否両論だった公演だったのではないでしょうか

 

そういう時に、
こうやってアンケートで皆さんの評価を知ることができて、
本当によかったです

 

次回の『エリザベート』は、
低音の美声なトートでお願いしたいです
歌うまなトップさんの時に上演して欲しい…

 

でも、当面はいいです(笑)
東宝版もありますからね!

 

あと、
アンケートの質問と連動している私の記事はこちらです!

『エリザベート』のトートは死神であることが大事…赤い血ではダメ!

さよなら愛希れいか!MY楽で見送る…これぞ集大成!まさにシシィ中心の月組『エリザベート』

 

 

2019年最初の本公演アンケートは、
雪組さんの『ファントム』です
2月10日から開始しますので、ぜひご投票ください

 

それと、
今後の予定としては、
エリザのコメント返し、
「愛希れいかベストキャラクター」発表、
「2019年上半期期待の作品」発表、
「当ブログ読者様の選ぶ 2018年宝塚観劇ベスト作品賞!」発表、
というところでしょうか…

 

発表の順番は、たぶん上半期が先になると思います
2019年が開幕してしまいますので、早めに…(^_^;)

 

あと、
「当ブログ読者様の選ぶ 2018年宝塚観劇ベスト作品賞!」はですね、
これからアンケートを行います
しばらく受け付けしますので、
ぜひぜひご投票ください!

 

では、2018年は大変お世話になりました!
こちらのブログでは、
この記事がブログ納めとなります!

 

2019年も引き続き、よろしくお願いいたします!ヽ(*´∀`)ノ

 

コメント