本日は、
川人弁護士から11月24日に行われた宝塚歌劇団との面談が行われたことに対しての見解発表がありました
会見するのだと思ってましたけど、
FAXにて報道関係各社に送ったとのこと
そしてその内容を見る限り、
「やっぱりそうだろうな…」という結果に…
劇団側が誠意ある対応が出来ているのであれば、
あんな無様な記者会見になりませんでしたもんね…
ということで、
落胆しかなかった面談のようでした
その感想です
ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!
ご遺族側はパワハラ否定はあり得ないと主張
各社の報道を読みますと、
宝塚歌劇団はあくまでもパワハラは認めないという方向のまま、
逃げ切ろうとしているようですね
タカラジェンヌ死亡、遺族側「パワハラ否定のまま解決はありえない」…歌劇団側と見解に隔たり
ご遺族は一貫して、
過重労働とパワハラを主張し、その謝罪を求めています
劇団側は過重労働は認めるものの、
パワハラないとこれまでの主張を変えることがないため、
パワハラによる謝罪もしないという方向です
劇団側がご遺族の発表を受けて、
このようにコメントしていました
このたびの宝塚歌劇団宙組生の急逝を受け、ご遺族の皆様には、心よりお詫び申し上げます。また、多くの宝塚歌劇ファンの皆様ならびにご関係の方々に多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。
11月24日(金)に、ご遺族の代理人と当方代理人によるお話し合いをさせていただきました。弊団は、ご遺族の大切なご家族がお亡くなりになったことについて大変重大なことと受け止めており、冒頭で、ご遺族に対する謝罪の気持ちをお伝えいたしました。弊団としては、今後、継続してお話し合いの場を持たせていただき、11月14日に公表した調査報告書の内容のみにとどまることなく、ご遺族のお気持ちやお考えを真摯に受け止め、誠実に協議してまいる所存です。ご遺族には、改めて正式な謝罪を申し上げる機会をいただけるように努めてまいりたいと考えております。
昨日(今朝の投稿)も指摘しましたけど、
ほぼほぼ平行線だろうと予想はしてましたし、
多くのヅカファンもそんなものだろうとは思っていたと思います
劇団の隠蔽体質は今に始まったことではないですからね
しかし、
「弊団は、ご遺族の大切なご家族がお亡くなりになったことについて大変重大なことと受け止めており、冒頭で、ご遺族に対する謝罪の気持ちをお伝えいたしました。」とは、
どの口が言ってるのだろうという感じですよね
記者会見でも一言目にご遺族への謝罪じゃなかったですし、
大変重要なことなのであれば、
パワハラに関してもっと徹底的に調査をしたうえで、
是正措置を考えて構築しなければならないはず
でも出来ませんよね
伝統はパワハラの上で成り立っているのであれば是正が必須
劇団上層部の前回の記者会見では、
「これまでの伝統が大事」と言い切っていました
宝塚歌劇団の伝統は、
上下関係の厳しさが含まれます
当然、パワハラの温床になっている伝統です
何度も言いますけど、
上級生を敬う気持ちは尊いです
ですが、
それを軍隊のような悪用ではいけないということ
昭和では美徳とされてきたことは、
令和の今では時代錯誤となっています
この辺りの時代の読み間違いが誤った「伝統」解釈になっているのではないでしょうか
それ以前に、
ハラスメントの教育を劇団員にもするべきではないでしょうか
タカラジェンヌは、
外の世界と離された宝塚歌劇団だけの空間だけで生きているので、
世間や社会とのズレもわからずに、
10代から過ごしている娘さんたちなので、
正しい教育は必要なのではないかと思うのです
いじめやハラスメントをする側って、
自分が加害者だと気付かないことがほとんどです
そういう教育は必要な気がしてなりません
それは今後の課題として…
まずはパワハラがあったかどうかをしっかり際調査して第三者委員会で再調査して、
ご遺族に認めた上で、しっかりと謝罪をすることが先決ですよね
何度も言いますけど、
最初から加害4人+1人での謝罪というのが難しかったでしょうから、
宙組生全員で謝罪していたら、と思っています
96期事件のように逃げ切れると思ったら大間違いですので…
この時はたまたま生徒さんがお亡くなりにならなかったから救われているだけです
今回は一人の命が亡くなっていることを肝に銘じなければならない事案です
第三者委員会での再調査をすべき
宝塚歌劇団は、
第三者委員会での再調査はせず、
各組プロデューサーでの聞き取り調査をする、
と寝ぼけたことを言ってますけど、
プロデューサーに本音を話せるわけがないです
劇団はそれをわかっていて、
「わざと」プロデューサーに聞き取りさせようとしているとしか思えません
パワハラだけは何としてでもなかったことにしたい
それありきですから、
何度調査をしたところで、
パワハラの事案は出て来ないでしょう
川人弁護士のおっしゃるように、
第二、第三の被害者が出てくるでしょう
ヘアアイロンの顛末もおかしすぎる
前回の調査が自信を持っているとしている劇団ですけど、
疑惑が残る結果となり、
ヅカファンも世論も「?」で憤りを感じています
特にこの3点
・ヘアアイロンでのやけどはしょっちゅう→そんなことがあれば消費者センターに苦情殺到
・外部の弁護士の調査結果→阪急阪神と密接なH2Oの社外取締役の弁護士事務所だった
ヘアアイロン事件については、
やけどはしょっちゅうのような話でしたけど、
そんなことあります?
しかも大事な顔を傷つけられているのに…
私は文春砲でヘアアイロンが最初に報じられた時に指摘しましたが、
万が一、間違えて傷つけてしまった場合、
咄嗟に「ごめんなさい!」「熱くなかった?大丈夫?」と心配するのが普通でしょう
ましてや赤くなって皮がめくれるほどだとなれば、
私だったら相手を傷つけてしまった心配で夜も眠れません
「どうしよう…治るかな…」そんな気持ちになります
それ以前に、
皮がめくれるほど当ててるなんて、
加害する気満々としか思えないです
相手が「熱い」と言った時点で、
「ごめんなさい!大丈夫?」でしょうに…
そういうのがなかったのが違和感ありまくりだったのですが、
本当にその場での謝罪がなかったんですね…
川人弁護士の前回の記者会見での話で目が飛び出るほど驚きました
そして、非常にショックを受けましたとも…
タカラジェンヌ云々よりも、
人としてどうかと思うのです…
パワハラをしたとされる上級生と、
ヘアアイロン事件の上級生…
罪の重さを認識し、
ご遺族に謝罪をして欲しいです
劇団が隠蔽すればするほど、
彼女たちが謝罪する機会も阻まれ、
OGになった時には地獄でしょうに…
あとは前任にも責任はあると私は思っています
現任の心が蝕まれたのではないか、と疑っています
だからこそ、
被害者が加害者になるという負の連鎖なのでしょうね
それが劇団が守りたい伝統のようです
宝塚歌劇団は2年前にも労基署から是正勧告
本日の朝一番に報道がありましたね
2年前の2021年(令和3年)に、
宝塚歌劇団は労基署が是正勧告を受けていたとのこと
宝塚歌劇団に労基署が是正勧告 2021年、スタッフの裁量労働制で
その内容に対して劇団側のコメントです
歌劇団は休日労働などの取り扱いについて指導を受けたと説明しているが「詳細については差し控えたい。労働基準監督署からの指摘には適切に対応しています」と回答した。
……。
すごいとしか言いようがないです
適切じゃないからこそ、
今回、1人の命が失われたのではないでしょうか
スタッフとタカラジェンヌという違いがあったにせよ、
労基署の是正勧告を劇団側が軽く受け止めていた結果でしょう
先日も、
労基が調査に乗り出したという報道がありましたけど、
今回は宝塚歌劇団にとって2度目となります
前回の労基署の是正を指摘したにも関わらず、
メンツを潰されたことになりました
過重労働だけではなく、
パワハラの面にもメスをいれてもらいたいものです
たぶんパワハラは難しいんでしょうけどね
とにかく出てくる情報がブラック過ぎて、
宝塚歌劇団はもちろんですが、
阪急電鉄、阪急阪神HDはどうしようとしているのでしょう?
あまりにブラック三昧で、
ヅカファンの我々としても感覚が麻痺しそうです…
ブラックが当たり前だということが…
人の命が軽んじているという事実が…
こわいです…
それでも劇団はただ風化するのを待っているだけなのでしょうね
そうとしか思えません
そういえば、
元スタッフの方からもパワハラを受けたという報道がありました
そして、
OGさんからも覆面での取材に応じたという報道もありました
勇気ある告発を讃えたいと思います
くれぐれも劇団側は、
「あいつ誰だ?」と探し回らないようになさってください
劇団は本当にやりそうなので恐ろしいです
参加しています!
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