隠したいものだらけの宝塚歌劇団が第三者委員会に委ねられない理由

宝塚関連ニュース



本日、公式HPにて、
花組のカレーコン『BE SHINING!!』の公演時間や、
雪組本公演『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY』の案内がありました

 

それに合わせて、
「ご遺族代理人とのお話し合いについて」というタイトルでの更新もありました

 

内容は、
昨日ネットニュースで公開されたものそのものでしたね…
全く同じ内容のものを掲載してました

ご遺族と宝塚歌劇団の面談はやっぱり平行線だった…劇団は全く変わる気がない

 

一応掲載しておくというテイなのか、
本当に真摯な気持ちを添えてのテイなのかはわかりませんが、
掲載となったようです

 

さて今回は、
ネットニュースで見かけて「なるほど」と勉強になった記事について、
共有しておこうと思いました

 

私のメモというか覚書のようなものですので、
お付き合いいただける方はよろしくお願いいたします

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

 

宝塚歌劇団が第三者委員会を断固拒否する理由がわかった

本日も宝塚歌劇団のお亡くなりになった生徒さんの事件についての報道が、
Yahooニュースにたくさん更新されてました

 

その中でまず1番興味を引いたのがこちらのニュースです

【独自解説】「これまで通りの活動ができなくなる可能性も」宝塚歌劇団に労基署が立ち入り調査 一方、遺族側が劇団との面談内容公表「第三者委員会設置予定はない」

【独自解説】「これまで通りの活動ができなくなる可能性も」宝塚歌劇団に労基署が立ち入り調査 一方、遺族側が劇団との面談内容公表「第三者委員会設置予定はない」|YTV NEWS NNN
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読売テレビの番組内で放送されたものを記事にしていました
そのため、
わかりやすい図の表示もありますので、
ご興味のある方はぜひご覧ください

 

番組で解説されていたのは亀井弁護士です
その亀井さんへの一問一答の形でこのようなものがありました

Q. 今回、阪急・宝塚歌劇団は「第三者委員会を設置する予定はない」ということですが、「第三者委員会」と「外部調査委員会」はどう違うのですか?

(亀井正貴弁護士)
「独立性の程度が全然違います。本来『第三者委員会』を立ち上げるなら、400人の聞き取りから『第三者委員会』が始めるべきです。今は、聞き取りは劇団幹部で、評価が『外部調査委員会』となっていますが、この場合『外部委員会』はいらないと思います。中途半端だなという印象です。わかりやすく言うと、第三者委員会は企業側が依頼しますが、その企業に矢をむけて調査します。企業は『自分たちはどうなってもいいから、徹底的にしてくれ。文句は言わない』というのが前提です。企業が依頼した『外部調査委員会』だと企業寄りになる印象があります

 

Q.「第三者委員会」を立ち上げるというのは、その企業が潰れてもいいという覚悟で作るものなのですか?

(亀井弁護士)
「その通りです。『第三者委員会』の制度が立ち上がったころは、企業側から『なぜうちに対して矢を向けてくるんだ』と言われることもあったということですが、その後日弁連がガイドラインを作って、『企業に矢を向けるそのやり方が正しい』となりました

 

なるほど!
劇団は『自分たちはどうなってもいいから、徹底的にしてくれ。文句は言わない』という気持ちがさらさらないということですよね
ものすごく納得がいく説明です

 

そして、
「企業が依頼した『外部調査委員会』だと企業寄りになる印象がある」とのこと
めちゃくちゃ納得!(二度目w)

 

結局、宝塚歌劇団は後ろ暗いところばかりなので、
第三者委員会で突っ込まれては困るし、
そうなると自分たちの首が危ないにも繋がるので、非常によろしくない、ということなのでしょう

 

そりゃ第三者委員会に頼めるわけがない!

 

生徒さんたちを守るという意味合いもなくはないでしょうけど、
これまでの報道や記者会見を見る限り、
宝塚歌劇団、阪急電鉄、阪急阪神HDの上層部を守るためであるように思います

 

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むしろ生徒たちは立ち上がっている風にも見える

あくまでも週刊誌やネットニュースの情報になりますけど、
11月14日に行われた最低最悪な記者会見後に、
あらゆるところが報道し始めるようになりました

 

週刊誌だけではなく、
大手新聞社も報じるようになっていきました

 

そんな中、
花・雪・星のトップスターが直談判や、
宙組2番手と副組長による自主的なヒヤリングなど、
生徒さんたちが立ち上がっているという話が出てきています

 

そうなると、
劇団が守ろうとしているのは、
本当に生徒や劇団のことなのか、というと怪しさも出てくるだけです

 

もちろんパワハラが生じやすい伝統を守るということは、
これまでの宝塚歌劇団の歴史を重んじてということもあるでしょう
すなわち、OGも守るということに含まれていると考えられます

 

ただそこは線引きが必要なのではないでしょうか

 

OGさんはもうすでに退団している身ですし、
その当時はそれでよかった、と思っている方も中にはおられることでしょう
それを全面否定する必要はないと考えます

 

あくまでも、今という現実にフォーカスさせるべきでしょう
あと、直近ですかね

 

あえてぼかしますが、これは組によっては重要案件だと思っています
非常にグレーだと私的には感じるからです
少なくても、
報道されてしまっている対象者には聞き取りは必要ではないでしょうか
そこから組の雰囲気や伝統が継承されている可能性があるからです

 

阪急阪神HDの角さんが宝塚音楽学校の理事長を急に退任したのと同様で、
「逃げ勝ち」「逃げ得」に思えてならないのです

 

何度も語ってますが、
劇団はそういう風潮をよしとしているのは、ある意味伝統ですよね
伝統芸です

 

せっかく生徒さんたちが正義を貫こうとしているのであれば、
劇団側も膿を出し切るために、
過ちを認め、その上で是正すべきでしょう

 

そうすれば、
ご遺族もご理解いただける可能性が出てくると思います
パワハラを認め、謝罪をして欲しいというのが1番の望みなのですから…

 

パワハラの伝統を失くすことが令和の宝塚歌劇団であり、
110周年を境にリセットすべきでしょう
それが再出発に繋がるのではないかと考えます

 

あくまでも今私が思っている一個人の意見にしか過ぎませんが…

 

 

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調査の担当弁護士&弁護事務所も評判を落とす羽目に

今回の最悪な記者会見のせいで、
担当弁護士軍団は自ら記者会見をさせてもらえず、
あくまでも劇団だけの記者会見を行いました

 

散々報道でも「おかしい」と指摘されてしまっている中で、
非常に評判を落としてしまったことになります

 

これ、旧ジャニーズ事務所の時の記者会見の時の弁護士事務所とPR担当がそうでしたよね
チラ見せのPR担当…
そして超大手の西…ごにょごにょ

 

今回の調査報告書はあくまでも、
ご依頼主である宝塚歌劇団様のご意向に添った調査報告を提出しただけですが、
関西大手事務所の名に傷がつく結果に…(´・ω・`)

 

第三者委員会ではないにしても、
「外部調査」ということを言葉を信じていたヅカファンの心は傷つきましたよね

 

私的には、
元々「外部調査」なので、
あくまでも劇団側主導だとは思ってましたので、
劇団寄りの報告にはなるのであろうことは予想はしてましたけど、
こんな調査結果になるとまでは思わず…

 

さらにこんなことも…

「パワハラの証拠を阪急・劇団側が受け取っていない」遺族側が直接提出へ 宝塚歌劇団の所属女性が死亡

 

このニュースは東スポからも11月27日に報道されてました

 

しかし、
まさかご遺族側が提出したパワハラの証拠をなかったことにするとは…

 

いくらご依頼様のご意向とはいえ、
そんなのでいいんですかね?
他をちゃんと調査していたとしても、
だから信憑性がなくなってしまうことになっちゃうんですよ

 

裁判が起きたことを想定したものという考えもあったのかもしれませんが、
「なかったこと」「スルー」はダメなのではないでしょうか…

 

「証拠をお見せいただきたい」と次期理事長がドヤ顔で言い放ってましたけど、
調査報告書を提出した弁護士事務所に言えば、すぐに出てくるのでは?

 

まさにダメダメの上塗り状態になっていっているのが残念過ぎます

 

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