宝塚歌劇エリザベート30周年で再演はあるのか？…歴代シシィをチェックしてみた

本日（1月12日）は、
公式が静かな日でしたので、
気になっていることを取り上げようと思ったのですが、
急遽変えました(笑)(^_^;)

それがタイトルどおりです

というのも、
来年2026年は宝塚歌劇団の『エリザベート』初演から30周年という節目の年になります
はたして上演があるのかどうか気になるところ…

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ！

『エリザベート』ではトートよりもシシィが重要

皆さんもご存知のとおり、
『エリザベート』は主演のトートは割りとどんなトップスターでも演じられることがわかっています
特別に歌上手ではなくても、
ビジュアルがドンピシャではなくても、
なんとかトートに寄せて演じてもらうというのが基本です

そしてこれまでも意外となんとかなってきました
それがトートです

トップスターは組を背負う顔なだけあって、
やはりそれに相応しいオーラやスター性はあるので、
納得させるものがあると感じます

一方でシシィは違います
当ブログでは何度か言及しておりますが…
やはりある程度の歌唱力は必要です
そして、なんといっても華やかさが大事です
歴代のシシィ全員が歌うまで華やかだったということはありませんが、
どちらかは必須でした

鏡の間の場面があるので、
華やかが意外と大事なんですよね
過去に地味だったと言われてしまうトップ娘役もおりましたし…
逆の歌がいまいちと酷評されたトップ娘役もおりましたよね

両方というのは、
なかなか難しいです
とはいえ、
ある程度歌えることは最低条件でしょう

歴代シシィをチェックしてわかったこと

では、早速ですが歴代のシシィチェックをしてみます

■『エリザベート』歴代シシィ

これを見ると面白いんですよね
男役スターが2回ありますが、それではありません
初演のお花様（花總まりさん）以外は、
全員長期、または相手役を変えて残っているトップ娘役がシシィを演じているという点です

さらに退団公演も多いですよね

逆に就任直後でシシィというのもありません
トップスターはあるのですが、シシィはないのです
これがご褒美でシシィを演じるということに繋がる所以ですね
まさに娘役としての集大成でしょう

お花様はいろいろ別格だとして、
上記の中で退団公演ではなかったのは、
となみちゃん（白羽ゆりさん）と、
みりおん（実咲凜音さん）だけです

みりおんはその次で退団でしたが、
となみちゃんは2人目の相手役ではありましたが、
水さん（水夏希さん）のトップスターのお披露目公演となったのが『エリザベート』で、
となみちゃんにとってはトップ娘役3作目でした
星組トップ娘役からスライドして、
雪組トップ娘役になった時の演目でした

これが珍しいパターンではありますが、
相手役を変えて長期のトップ娘役ではありましたので、
例には漏れず

上記のパターンからシシィが出来る候補は、
今のところ、あやちゃん（夢白あやさん）と、
さくちゃん（春乃さくらさん）くらいでしょう

あやちゃんは美貌は満点ですけど、
歌が厳しいのが難点…
さくちゃんは歌えますが、
華やかさと存在感が厳しい
さくちゃんがシシィを演じれるのであれば、
それはそれですごいですが…(^_^;)
モブで誰だかわからないままトップ娘役に就任し、
あげくにシシィなんて凄すぎます
究極のシンデレラガールでしょう

そうなれば伝説になるでしょうね
今の劇団なら、
そういうことも全然あり得るのかもしれませんが…
イレギュラーばかりですし…(^_^;)

永久輝せあ＆星空美咲で『エリザベート』を上演すれば新パターンに

ひとこちゃん（永久輝せあさん）が一番『エリザベート』上演に近いトップスターだと思いますし、
相手役のみさきちゃん（星空美咲さん）も身長があるので、
鏡の間映えすることは間違いありません
しかも歌唱力があります

ただ上記のように、
これまでのパターンではなくなるというのが新鮮です
スライドでもなければ、2人目以上の相手役でもなく、
さらに退団公演でもないという
となみちゃんパターンでもないんですよね

版権を取れるかどうかもあるので、
何とも言えませんけど、
区切りで上演するには筆頭組である花組はちょうどいいですよね
VISAですし…

その前に、
『ファントム』の方があり得そうなので、
そうなると30周年でのひとこみさきによる『エリザベート』は見送るか、
OGのガラコンだけにするか…というのもあるかもしれません

ひとこみさきは本公演2作目と別箱が、
いまいちパッとしない感じが否めないので、
3作目こそ海外ミュージカルが来て欲しいと願っています
それが『ファントム』になるのか、
『エリザベート』になるのか、
または他のミュージカルになるのか…

ちょっと見えませんけど、
そろそろ大きな演目が来て欲しいです

暁千星の『エリザベート』はあり得なくはないがシシィ問題をどう乗り越えるのか

私は星組っ子なので、
ありちゃん（暁千星さん）の『エリザベート』を楽しみにしております
ありちゃんファンの方々も同様でしょう
当ブログのありちゃんで見たい演目では圧倒的に『エリザベート』でした
一番上演しそうなひとこちゃんよりも圧倒的でした

ありちゃんのトートは新人公演でも演じていますし、
全く問題ありませんけど、
シシィですよね…

私的にはうたち（詩ちづるさん）がトップ娘役だと思ってますが、
もし本当にそうなのであれば、
うたちはシシィではないでしょう
うたち大好きですけど、少女時代のシシィしかダメだと思います

歌は問題ありませんが、
低身長というのがネック
あのドレスも鏡の間も映えませんよね

地味と言われてしまった過去のシシィは、
それなりに身長はありましたし…

また別枠で語りますけど、
うたちがトップ娘役になった場合、
3作くらいで次にバトンタッチでいいと思っています
ありちゃんが普通任期だとしても、
2人の相手役と組んでもいいと思いますし…
最近では、
咲ちゃん（彩風咲奈さん）の例がありますよね

ありちゃんの場合7作する可能性だってありますから、
3作と4作で相手役が分かれてもいいと思っています

あくまでも私的な勝手な憶測ですけど、
うたちの次の相手役と『エリザベート』をすればいいという考えがあります

実際にうたちになるのかどうかもわからないですが、
現状、
星組に組替えで来れる目ぼしい娘役はいません
今は『阿修羅城の瞳』に出ずに、
落下傘というのはさせてませんので、
もうどの組の娘役さんでも無理な状況ですから…

というようなことを考えていました

『エリザベート』30周年で、
上演ないのは寂しいですよね
版権が取れていることを祈るばかり…

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