鷹翔千空と風色日向…大阪・関西万博アンバサダーはやっぱり強く感じる

宙組



9月13日に宙組『PRINCE OF LEGEND』が開幕しましたが、
ショー『BAYSIDE STAR』のフィナーレの階段降りがかなり驚きでした

 

前回は初日のまとめでしたので、
今回はその階段降りから感じたことを綴っておこうと思います

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

鷹翔千空と風色日向が2人で3番手小羽根を背負う

何と言っても驚きだったのは、
101期・研11のこってぃ(鷹翔千空さん)と102期・研10のひゅーがくん(風色日向さん)

 

3番手の小羽根を背負ったわけです
前回も触れましたけど、
小羽根を背負うこと自体はとてもおめでたいです
ですが、なぜか3番手のこってぃだけではなく、
4番手のひゅーがくんも背負うという…

 

ここのところ小羽根を背負う3番手がずっとおりませんでしたが、
それを星組が『阿修羅城の瞳』でめちゃくちゃ久しぶりに背負った路線スターがおりました
この時も2人が背負いました
それが花組に3番手として組替えになった100期のしんくん(極美慎さん)と、
おそらくそのまま星組で3番手になるであろう102期のかのんくん(天飛華音さん)の2人です

 

つまり、
それぞれが3番手ポジションに着くということを見越してのことだったのだと、
今に思えば感じるわけです
それでも、
しんくんだけでよかったようにも思いますが、
星組の判断としては、
礼真琴が存在しているうちに、
かのんくんにも背負わせておきたかったのでしょう
本当のところはわからないので、
私的な憶測ではありますが、
目にした事実からはそのように受け止めてます

 

なので、星組の場合はいいと思います
結果的にそれぞれ3番手なのですから…
まだかのんくんは正式にありちゃん(暁千星さん)体制で、
3番手にはなってませんけど、
東上付きバウ主演を控えてますし、
組替えもありませんので、
そのまま昇格になるでしょう

 

問題は宙組のこってぃ&ひゅーがです
この2人の場合は、
ずんちゃん(桜木みなとさん)の新体制が始まったところで、
2人に小羽根を背負わせました

 

幸いなのは、
階段降りはこってぃがひゅーがくんの後で、
単独で降りてきたことでしょう
これで、かろうじてではありますが、
こってぃ>ひゅーがになります

 

舞台上の扱いも、
こってぃがちゃんと3番手として扱われていることでしょう
まだ観ていないのでこの点は保留ではありますが、
あくまでも現時点での3番手は、
間違いなくこってぃであると思います

 

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大阪・関西万博のアンバサダーは風色日向を抜擢していた

でも、正式な番手じゃないとぼやかされている感も否めません

 

本来は3番手に小羽根、4番手に肩モフでいいわけですよね
2人に小羽根を背負わせた方がフィナーレは華やかにはなると思いますけど、
やはり正式な番手として考えると、
こってぃが弱く、
ひゅーがくんが強く感じられてしまいます

 

元々、大阪・関西万博でのアンバサダーも、
宙組だけは100期や101期からではなく、
102期のひゅーがくんを抜擢しました

・花組:聖乃あすか(100期・研6)
・月組:風間柚乃(100期・研6)
・雪組:縣千(101期・研5)
・星組:極美慎(100期・研6)
宙組:風色日向(102期・研4)

※学年はアンバサダーが発表された2020年2月14日時点のもの

 

発表された当時、
宙組の100期といえば、
あられちゃん(愛海ひかるさん)がおりました
新人公演主演を務めるかと期待されていたほど、
本公演では目立った活躍をされてましたが、結局新公主演は来ず

 

2020年2月にアンバサダーの発表があって、
2020年9月に男役から娘役に転向されました
あられちゃんが路線であれば、
メンバーになった可能性もゼロではないでしょう
路線ではなかったので、
候補でもなかったのかもしれませんが…

 

そして、こってぃはアンバサダーの発表時には、
すでに『天は赤い河のほとり』で新人公演主演を務めた実績があり、
宙組の路線スターの道を歩んでいました

 

ですが、
同じく新人公演主演済みの後輩の102期のひゅーがくんが、
アンバサダーメンバーに抜擢されましたよね

 

宝塚歌劇団では悲しい出来事があり、
大阪・関西万博での活躍はなくなってしまいましたが、
それまではそれぞれがアンバサダーとしての役割を果たしてました

 

この時点で、
宙組はひゅーがくんを推していこうと考えていたのだと思われます
私的には当時の記事でも同様な言及をしておりました

 

こってぃはちさとくんと並んで選出にはならなかったわけですし、
当時研4で102期から唯一の選出となった時点で、
ひゅーがくんは強かったということになります

 

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番手ぼやし感がある鷹翔千空と風色日向

残念なことにひゅーがくんは怪我のために、
1公演を休演するというアクシデントがありましたので、
102期のエースにはなれませんでしたが、
3番目としてしっかりと食らいついているという印象がありました
2025年の歌劇の新春ポートもかのんくん、あみちゃん(彩海せらさん)と一緒に掲載でしたし…

 

それをさらに実感させることとなったのが、
先月発表された2026年宝塚カレンダーのポスカレです
3番手が発売されるようになったポスカレに、
月組と宙組は、
3番手と4番手の2名が発売されるからです

 

ここが番手のぼやかしでもありました

 

今回のこってぃとひゅーがくんの同時3番手小羽根は、
こってぃ>ひゅーがであることは間違いないですけど、
ひゅーがくんがプッシュされている証でもあると感じられました

 

月組とはちょっと事情が違う感じです

 

こってぃは歌劇の新春ポートには、
101期エースのちさとくん掲載の翌年の2024年に掲載されており、
ぱるくん(礼華はるさん)は掲載されず、
2025年に初登場となりました
101期の序列はこうなります
縣>鷹翔>礼華です

 

一方で、
102期の天飛・彩海・風色はトリオで2025年に揃って、
新春ポート初登場だったわけです

 

新春ポートやカレンダーはやはり重要な指標の1つですよね
今のところ裏切らないです

 

トップスターになれるかどうかという点は、
高学年で滑り込みセーフだったちなつくん(鳳月杏さん)の例が出たので、
何とも言えないというところではありますが、
組内で押したい序列は明確になりつつあるのかなとは思います

 

宙組の場合、
実際にはこってぃの扱いが悪くなり、
ひゅーがくんが良くなるということはなく、
こってぃ>ひゅーがのまま継続していくものとは思われます

 

そもそも論として、
10代目にしてようやくというかやっと、
生え抜きトップスターを輩出できた宙組です
1998年に創設されて以来、
まだたった2人しかトップスターを輩出していない宙組です

 

その後、
すぐに3人目、4人目が輩出されるとも思えず…

 

確かに、
こってぃは確かな実力がありますし、
ひゅーがくんは華やかさも実力も兼ね備えているので、
それぞれなりそうな雰囲気はあります

 

でも、現段階では、
ひゅーがくんの方が押されている感は否めない

 

…というのが私的憶測と感想です

 

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