本日は、
たまきちくん(珠城りょうさん)の退団会見がありました
どんな言葉でたまきちくんが話をされるのか、
とても気になっていましたので、
見れる記事はすべて目を通しました
想像どおりな感じでしたけど、
まずは一言…
たまきちくん、
本当に本当にお疲れ様でした!
これからまだ1年あります
ご自身の描く男役を作り上げて、
ご卒業を迎えて欲しいです
ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!
退団会見で「天海祐希以来の早期就任」があらためて売りだった件
退団会見で、
たまきちくんは、早期就任についてこう話してました
■「私は比べものにならない。失礼だから、やめてくれと思っていました」(日刊スポーツ)
■「私と天海さんじゃ、全然比べものにならないので『やめて~』と。比べるのは失礼」(デイリースポーツ)
■「天海さんに対して失礼だから“辞めてくれ~”と思っていたんですが、私にできる精いっぱいを出して舞台に向き合うことで、全力でがむしゃらに走り続けてきました」。(スポニチ)
■「正直、天海さんとは比べものにならないので、やめてと思っていましたが、それはそれで。私は私。時間はかかってもいいから、がむしゃらに」(スポーツ報知)
4大スポーツ紙からの抜粋です
珠城りょう=天海祐希以来のスピードでの早期就任
これが売りだったのだなぁ、とつくづく感じます
それと反対に、
たまきちくんご自身はそれを言われることを、
覚悟していたとはいえ、本当に嫌だったでしょう
そもそもの土壌があまりにも違いましたから…
かつての月闇人事の被害者…天海祐希
私は以前から何度も語ってますけど、
元は月組っ子です…
ちえさん(柚希礼音さん)の時代から星組っ子になりました
なので、
月組の闇っぷりはずっと見てきています…
トップスター前のゆりさん(天海祐希さん)は、
スター性と人気は凄かったです
正直なところ、
上級生を飛び越えての2番手抜擢(そしてトップスター就任)が、
正しかったかはわかりませんけど、
納得させるくらいの人気はありました
ですが、
ゆりさんはかなめさん(涼風真世さん)の時代、
とても可愛い後輩でしたし、
大抜擢とはいえ、
こういうしっかりとした2番手時代もありました
トップスターのかなめさんとのコンビが良かったです
ノンさん(久世星佳さん)が気の毒ではありましたけど、
結果ノンさんも、
任期は短かったとはいえ、
しっかりトップスターになれたので、
結果オーライです
今以上に、
上級生至上主義がはっきりしている時代ですから、
ゆりさんは、相当大変で苦労も多かったと思います
そのため、
スゴイ逸材にも関わらず、
長期任期ではなく、通常任期での退団となりました
ゆりさんは、
OGになった後、
他のタカラジェンヌとは違って、
そこまでタカラヅカ愛を全面に出されませんし、
ヅカ関係の仕事もないです
何よりも、
そんなことにしがみつかなくてもいいほどの、
大人気トップ女優になりましたから…
ゆりさんご本人は、
宝塚歌劇団に感謝もされているでしょうし、
愛がないわけではないでしょうけど、
常に、前を向いて進んでいるという感じがしています
結局劇団は、
この時のことを何も反省をしていない、
ということなのでしょう…(この後も月闇多しですし…)
月闇の深さ…月組の闇の集大成でしかなかった
天海祐希の例があるため、
とにかく劇団としては、
トップ就任さえさせてしまえば、
あとで人気も実力もなんとかなると思っていたのでしょうけど、
それがその通りにはいかず…
何度も記事にしていますけど、
たまきちくんは、
早期就任をして実力発揮するタイプではなく、
じわじわと実力をつけて、
認知されて、人気を増やしていく、
というタイプのジェンヌさんです
劇団の判断ミスとしか言いようのない抜擢でした
挙句の果てに、
ようやくこれからが本番という時期に、
退団しなければならないという、
なんとも残念な結果になりました
たまきちくんは、
研12~3くらいの普通の学年でトップスターになれば、
それなりに堂々とした立派なトップスターになったと思います
そして、
通常任期で卒業でよかったタイプ
何もかもが早すぎました
すべては、
月組の闇の集大成としか言いようがありません
珠城りょうの前に1人か2人挟めば問題なかっただけ
以前から語っていますけど、
たまきちくんの前に、誰か挟むべきだったということです
前に記事にしたとおり、
龍真咲⇒明日海りお⇒珠城りょう、が1番よかったです
⇒珠城りょうの任期を考える…このままいけば明日海りお超えの任期!?
みりおくんがどうしても花組じゃないとダメだったのなら、
他の誰かでよかったはず
るりかさん(美弥るりかさん)でもいいですし、
かちゃさん(凪七瑠海さん)でもよかったでしょう
また他組からの組替えで、
お迎えしてのトップスターでもよかったかもしれません
この際、誰でもいいです…(^_^;) タラレバナノデ…
誰でもいいので、
まさおくん(龍真咲さん)の後、
1人か2人のトップスターを挟んでも、
十分たまきちくんのトップスターは成り立ったでしょう
まさおくんは、2016年9月4日に退団しています
この間3年半の時間が経過しています
1人のトップスターの任期に十分ですし、
短期であれば2人でも可です
その間に、
2番手として、たまきちくんをしっかり育成し、
実力を付けさせていく…
トップスターとの信頼関係も含めて、
おのずと人気も出てきたでしょう
仮に前任トップスターがいて、
通常任期の5作だったとしたら、
2019年6月9日が退団なので、
2019年10月からがお披露目となります
その時たまきちくんは研12です
ちょうどいいですよね
なんでそうしなかったのでしょうね…
劇団の判断ミスとしかいいようがないです(二度目)
退団を意識したのも、
るりかさんの退団公演『夢現無双』だとおっしゃってます
通常、トップスターは就任と同時に、
進退を意識しますけど、
たまきちくんが意識したのは、この時なわけです
つまり、
前4作分は2番手時代でもよかったのです
若くしてトップスターになっているので、
就任後すぐに考えるということはないでしょうけど、
あらためて、
上級生の退団を経て、
ご自身の身の振り方を意識したということでしょう…
11ヵ月前という異例の早さでの退団発表…
そうすることによる早めの退団ブースト…
長期在任トップスターなのに、退団直前の公演がバウ…
あれだけ持ち上げておいて、
最後のこのような扱い…
もはや何と言っていいものか…
分かりやすすぎて、唖然…(◎_◎;)
小川理事長から、
どのような労いの褒め言葉を寄せるのかと思ってましたけど、
「大作にプレッシャーの中、真摯に正面からぶつかり、頭が下がる思い」、
とありました…
さすが小川理事長です
非常にわかりやすい…
もっといろいろ言葉にしているでしょうけど、
記者の印象に残る言葉がコレだったということ
珠城りょうは苦労した分、経歴だけは鮮やかなので何の心配もない
月闇で苦労して、
大変だったであろうたまきちくん
その苦労は、
トップスターになった者にしか分からないものなので、
そのストレスやプレッシャーは計り知れませんし、
私なんかが想像できるはずもありません
ただ言えることは、
たまきちくんは、退団後の経歴が華やかであることは、
間違いないという点です
(人気があろうがなかろうが、)
本公演8作という長期で、トップスターを務めたこと
(闇だろうがなんだろうが、)
天海祐希以来の早期就任だったこと
(作品ブーストと言われようが、)
名作・海外ミュージカルを上演したという実績
これらはすべて、
宝塚歌劇団の珠城りょうが、
トップスターとして君臨していた時の実績なのです
()内なんて、
完全に語られることはありませんし、
語る必要もないのです!
だって、間違いなく実績なのですから
それが唯一の救いでしょうし、
長期で月組トップスターであったことの何よりの証です
たまきちくんは、
まだこれから1年近くありますので、
トップスター人生を楽しんで卒業して欲しいです
ラストの退団公演も、
上田久美子先生の『桜嵐記』ですし、
そういう意味では、
最後の最後まで恵まれたトップスター人生だったと思います
思いっきり宝塚人生を謳歌して、
幕を閉じることを願っています
参加しています!
【関連記事】
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