宝塚トップスターの長期任期の条件を考える…ファンが納得する必要な条件とは

宝塚考察



先日、
こんな記事を更新しました

引き際の美学と人柄の親和性…紅ゆずるが見せた1つの結末

軽いジャブ程度の記事なので、
続きを語る気満々で終了しています(笑)

 

ほら、
私語り出すと長いから…(^_^;)

 

今回はその続きになります
こちらもサラっとな感じになると思います

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

宝塚歌劇におけるトップスターの長期任期とは

もう一度お伝えしますけど、
完全に私の勝手な語りなので、
ご注意くださると幸いです

 

ここから先は、
あくまでも、この時はこういう気持ちだった、
という私のメモになりますので、
いろんな考えがあるんだなぁ…、と、
ご理解いただける方のみ、おつきあいください

 

大丈夫な方のみ、どうぞ…

 

宝塚歌劇におけるトップスターの通常任期は、
本公演5作ないし、6作での退団になります

 

大元がそういう概念であるのかは、
別にしまして、
ヅカファンの認識ではこういう考えだと思います

 

これより少ないと短期となり、
多くなると長期となります

トップスターの本公演数

  • 4公演以下【短期】
  • 5~6公演【通常】
  • 7公演以上【長期】

 

短いのは、
本当に大騒動になります…
近年の短期任期といえば、
みっちゃん(北翔海莉さん)でした

 

ようやくトップに就任されたと思ったら、
あっという間の退団でしたっけ…
それはそれは、
みっちゃんファンの怒りと嘆きは頂点に…(´・ω・`)

 

私ももれなく嘆いた口…

 

私の場合は、
みっちゃんよりも、
風ちゃん(妃海風さん)の退団の方が、
ショックが大きかったです…

 

みっちゃんの場合は、
イレギュラーでの就任でしたし、
後ろがつかえてましたから、
仕方がないといえば、仕方がないでしょう
最初から、
「3作で」という条件だったかもしれませんし…

 

この辺りの真相は、
我々にはわからないことです

 

それでもトップスターになれただけ、
御の字というのがあります
結果論ですけど…

 

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劇団の進める御曹司計画

劇団としては、
「劇団の顔」として、
最初から、
めぼしい生徒をターゲットにして、
育成をしていると思われます

 

いわゆる御曹司計画ですね
いいことがあまりない御曹司計画ですけど、
これによって、
ファンに顔を覚えてもらい、
徐々に定着させる作戦でしょう

 

また、
宝塚歌劇の場合、
真ん中になるには、
それなりの作品を引っ張る力が大事になりますので、
その育成を兼ねているのは言うまでもありません

 

人気と実力を付けさせるためには、
有効な手段の1つではあると思います

 

あくまでも1つの手段です

 

それは、
チャンスを与えられても、
そのとおりに行かないことはよくあるからです…

 

それでも、
劇団の舵取りは方向転換せず、
邁進していくことが多々あります

 

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長期計画のため急な方向転換がしづらい

御曹司計画の弊害は、
御曹司が、
思ったとおりに、
ちっとも成長しないことでしょう

 

そうこうしているうちに、
気がつけば、
劇団が考えていない生徒の方が、
力をつけ、
人気が爆発してしまうというのは、
よくあること

 

昔からいっぱいありますけど、
最近はより顕著ですね

 

そして、報われずに去っていくことになるという…

 

 

劇団が遅咲きのスターに対応できないのは、
イレギュラーすぎて想定外だからです

 

本来は、
時代の流れに沿って、
臨機応変に対応できればいいのですが、
早め早めに手を打ちすぎて、
後手後手の悪手になってしまうのです

 

それで、
納得のできる、
トップスターを作り上げていればいいのですが、
いかんせんそうではないことも多いのが現実…

 

育成が上手くいかなかったんだなぁ、
と思わざるを得ないケースも、
たまに目にすることになります…

 

ようは失敗だったということです…

 

長期任期になるトップスターは基本ドル箱

さて、
長期任期の話です

 

劇団としては、
どのような主旨の元、
長期任期にさせているのかは不透明ですけど、
少なくても、
考えられるのは、
劇団にとってドル箱になるからでしょう
お金を落としてくれるファンがしっかりついていること
これが大きいと思います

 

もちろん、そうなるように、
劇団は長期に渡って育成をしています

 

その御眼鏡に適ったのが、
ちえさん(柚希礼音さん)だったり、
みりおくん(明日海りおさん)だったのでしょう

 

グッズも飛ぶように売れ、
大きな会場をも埋め尽くせるファンの数

 

極端な話、
1人当たりの金額が少なくても、
人数が多くなれば多くなるほど、
実入りも大きくなっていきます

 

これこそ、
育成した甲斐があるという典型でしょう

 

ちえさんにせよ、
みりおくんにせよ、
絶大な人気に繋がるカリスマ的スター性と、
それ同等の実力がありました

 

これが大事だと思ってます

 

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トップオブトップと長期任期はイコールではない

ここで間違えてはいけないのは、
トップオブトップは、
人気実力がしっかりあったこと、ということです

 

たまたま長期任期ですけど、
大事なのは、
「人気=実力」であることです!

 

そのため、
劇団としても堂々と「劇団の顔」として誇ることができ、
対外的にアピールする力を持ちます

 

 

想像の域を出ませんけど、
ちえさんは100周年の顔にするために、
100周年の記念の年を越える必要がありました

 

結果6年という長期に渡りました
正直長かったとは思いますけど、
100周年が少しでも前倒しで早ければ、
ちえさんの任期もそのまま前倒しだったでしょう

 

 

みりおくんの場合も、
当初より任期が延びたのであろうことは、
カレーくん(柚香光さん)が、
次期トップスターになることを見るとわかること

 

カレーくんじゃなければ、
『MESSIAH(メサイア)』で退団だったと思ってます

明日海りおは劇団都合の延長の末の退団だったのだろうと感じた件

 

それでも、
十分長期ではありましたが…

 

みりおくんとちえさんは、
劇団公式名称ではない、
トップオブトップという非公式な名称ではありますが、
十分その役目を果たし、
それに見合う実力と人気がありました

 

長期任期に見合う条件

ここでは劇団の考えではなく、
ファン目線でのお話

 

トップスターは、
あれだけの在任するタカラジェンヌの頂点になります
就任出来るのは、各組1人だけになります

 

まさに狭き門

 

だからこそ、
1人でも多くの方にトップスターになって欲しい、
と願うのはヅカファンとしては当然の想いです

 

また、
自身が応援しているトップスターには、
1日でも長く在任して、
晴れ姿を見続けたい、というのも当然の想いです

 

 

そこに折り合いをつけるには、
やはり納得できる理由が必要となります

 

その理由は、
結局「人気」「実力」に他なりません
それと忘れてはならないのは、
トップスターであるカリスマ性やスター性も必要でしょう

 

 

ただでさえ、
在任が長くなればなるだけ、
「なんでまだトップなの?」という思いが、
周りのファンの心の中で湧きあがります

 

それを払拭するには、
「人気」「実力」「カリスマ性」しかないのです

 

3つ全部が難しい場合、
せめて最低限2つは必須です

  1. 人気実力
  2. 人気カリスマ性
  3. 実力カリスマ性

 

実際には、
「実力とカリスマ性」の組み合わせは、
あまりないですね
これがあれば、
人気は自然と出てくるので…

 

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トップスターはチケットを1番売らなければならない

ようするに、
きちんと客席を埋めれるトップスターであること
これが大事なのです

 

以前から何度もお話していますが、
トップスターは、
チケットを1番売らなければなりません
チケットを売るからこそ、
その吸引力でもって、
組内でのバランスを保っているはずです

 

それがすべてではないでしょうけど、
結局は人気や実力を示す指標にはなるからです

 

 

演目が良くて、
評判がいいのに、
チケットが捌けない、というケースがあれば、
果たしてそれは長期任期にふさわしいのかどうか…

 

内部で余りに余っているチケットを、
組内で必死になって捌いているというのは、
もはや何をかいわんや状態になります…
ただただ哀れになりかねません

 

それは、結局、
トップスターに魅力がない、
と言っているようなもの…
そういわざるを得ません

 

人気があれば、当然捌けます
実力があれば、それを見たいとなり当然捌けます

 

みりおくんにせよ、
ちえさんにせよ、
人気のない演目ではもちろん苦労してましたが、
1番チケットを売っていたのも事実…

 

チケットの列、
いつも凄かったですから…

 

 

そういう意味でも、
長期任期をするのであれば、
「人気」「実力」「カリスマ性」は必須
ということになると思ってます

 

参加しています!

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