本日は、
我が愛する星組&ことちゃん(礼真琴さん)の、
『王家に捧ぐ歌』の千秋楽でした
星組の皆さん、
ことちゃん、
『王家に捧ぐ歌』千秋楽おめでとうございます!
公演数が半分くらいになってしまったのは、
とても残念でしたでしょうけど、
無事幕が上がり、閉幕できたということは何よりだと思います
昨日配信を視聴しましたけど、
あの素晴らしい舞台が全部流れなくてよかったです…
それだけに、
雪組の『ODYSSEY(オデッセイ)』は本当に残念でした
梅芸で再演はされますけど、
もう宝塚歌劇の舞台に立てない2人のジェンヌさんの存在があるがゆえに、
とても悲しい気持ちになります
再演されることにはすごく嬉しかったですし、
最大のエールを送りますけど…
やはり幻となってしまうことは辛いですよね…
明日からはいよいよ宙組本公演『NEVER SAY GOODBYE』が開幕ですね
もうこれ以上、
どの組も中止になることなく2022年を終わって欲しいです…
前置きが長くなりましたが(笑)、
さて今回ですけど、
前回の続きではないですけど、
『王家に捧ぐ歌』について語ります
あの衣装とセットについてです…(^_^;)
あくまでも私的に感じることなので、
そこはご理解の上で、
お付き合いくださると幸いです
ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!
物議を醸した『王家に捧ぐ歌』の衣装
とにかく今回の『王家に捧ぐ歌』と言えば、
驚きの先行画像とポスターに尽きると思います
普通、先行画像やポスターって、
観劇の意欲を湧かせる大事なツールだと思うんですね
それが、まさかまさかの「大マイナスプロモーション」となってしまったのが、
本日まで公演していた『王家に捧ぐ歌』です
この衣装とカツラは、
似合う人には似合うとは思います
そして、似合う演目もあると思うんですよ…
ただそれが礼真琴ではなく、『王家に捧ぐ歌』でもなかったのです
何も『王家に捧ぐ歌』でこうならなくても、と思うわけですよ…
実際昨日ライブ配信を視聴しましたが、
作品と演者については素晴らし過ぎて言うことは何もないです
⇒さすが礼真琴!素晴らしすぎてマイナス要素が全部吹き飛んだ『王家に捧ぐ歌』&有沙瞳のアムネリスが絶品で過去最高
前回もほんの少しだけ触れましたけど、
最初の違和感はハンパなかったです
エジプトって言ってるけど、
全くそんな感じはしませんでしたし、
なんか近未来のSFとか、
パラレルワールドのエジプトなのかなという感じでしょうか
ただ、ことちゃんがあまりにも素晴らしくて、
気にならなくなったというのが正直なところでしょう
演目そのものは間違いなく名作です
何よりも楽曲が素晴らしい!
あの美しいメロディをことちゃんが歌いまくるわけですから、
衣装なんてどーでもよくなる、というのが本当のところでしょう
最初見た時、
ことちゃんとかエジプト側の人たちが、
腕に包帯(笑)しているので、
みんな怪我してる設定なのかと思ったほど…(^_^;)
ただこれも、
劇場で見ていれば包帯とは思わないので、
あくまでも昨日のライブ配信でアップになったからそう思っただけですけど…
包帯がロックなのかどうかは私的には「?」ですけど、
きっとそういうファッションなのでしょうね…
何よりも、
ことちゃんが戦う時のジャケットの模様が…(◎-◎;)
バックプリントが、
ただのヤンキージャケットに見えてしまったのは、
私だけではないと思うのです…
それとぐにゃとオシャレな感じの剣
あれで戦えるとは到底思えず…
カッコよく見せたいのでしょうけど、逆効果のような気がしました
魔法の剣だったのかなぁ…なんて…(^_^;)
アムネリス様も、
間違いなく前回の衣装の方が素敵でした…
唯一、ひっとんの衣装がシンプルでありつつ、
オシャレな感じがしました
エチオピアの囚人も同様です
ただシンプルでオシャレなので、
全く囚人という感じがせず…
フィナーレもトレンチコート…いります?
なんかいろいろ間違えている感が凄かったです
フィナーレは百歩譲ってオマケのお楽しみなのでいいとしても、
本編はちょっと…
木村先生の思い付きをデザイナーの方は形にしただけでしょうから、
やはり木村先生には反省していただきたいです
『王家に捧ぐ歌』が名作であるということを認識させられたのは、
あくまでも、ことちゃん率いる星組生の演技と歌が素晴らしかったからです
そこを勘違いしないで欲しいと釘をさしておきたいと思います
セットは仕方がなかったのは理解できる
セットについては、
本公演のセットが入らないために、
新しくなったというのは理解します
仕方がないですもんね…(´・ω・`)
元々の本公演での王家のセットは、
ゴージャスな金色を生かしつつも、
空間の美しさにあると感じています
以前にもそのように語っていますが、
ものすごく凝ったセットではないのですが、
シンプルでありつつゴージャス感が伝わるような作りでした
今回は予算の関係でしょうけど、
階段とバックの波で上手に演出をされてました
これも星組生の熱演のおかげで気にはなりませんでしたけど、
やはりちょっと「予算なかったのかな」というのは感じました…
極端にシンプルでしたから…
本公演のセットって、
とても良く出来ているんだなとあらためて感心したほどです
特に本公演の王家を劇場で見ると、
すごくスケールの大きい舞台に感じるんですよね
上下と奥行きとで空間を上手く利用していたのが特徴的です
エジプトの力強さや広大さが伝わる舞台セットでした
今回のセットは、
エジプトのゴージャス感がかけている分、
エジプトの強大な力が伝わりにくいという部分もあったと思います
最後のドラの場面でも、
シンプルなセットと、
人数が半分のせいもあってか、
ちょっと迫力にかけてしまった点も残念でした
とは言いつつも、
「1度目のドラは~♪」と始まると、
一緒になって首と目線を動かしてしまうほど、
物語にのめり込んではおりましたが…w(^_^;)
木村信司先生は星組生に感謝しないといけないと思う
今回の衣装については、
最後まで賛否両論ではあったと思います
良かったという方ももちろんいらっしゃいますし、
やっぱり無理だった、という方もおられて、
本当に賛否両論の結果のように感じました
木村先生は演出を担当されているわけですから、
生徒の負担になるようなことは、
事前に食い止めないといけないと思うのです
今回、ことちゃんの素晴らしいパフォーマンスのおかげで、
大絶賛で幕を閉じましたけど、
これは礼真琴と星組生の熱演のおかげに他なりません
礼真琴の実力ありきに頼る、
礼真琴が何とかしてくれる、ではいけないと感じます
歌劇で木村先生は、
『王家に捧ぐ歌』で大切にしている3つのことの3番目に、
「生徒の情熱」とおっしゃってました
素晴らしいですし、立派だと思いますが、
その生徒の情熱を削ぐようなことを事前にしてはいけないでしょう
たぶんあちらこちらから、
大不評のポスターと先行画像で、
いらない雑音がことちゃんの耳に入っていったはずです
そういうのを防いであげることも演出家の大事な役割でしょう
名作『王家に捧ぐ歌』に傷が付かずに済んだのは、
本当に礼真琴と星組生のおかげでありますから、
木村先生は感謝して欲しいです
王家と言えば、
甲斐正人さんの素晴らしい楽曲はもちろんですけど、
心に響く歌詞は木村先生の作詞です
あの素晴らしい歌詞と曲を、
最高の歌唱力で歌い上げたことちゃんと星組生…
それだけに、最初の躓きと、
舞台上でのもったいなさを痛感しました
新たな挑戦というのは大事なことでもありますけど、
変えてはいけない部分もあると、今回つくづく感じました
ロックじゃなくて良かったんですよ…
木村先生は、
エジプトからロックとなりましたけど、
次回再演をされるとき、
今度はどうされるのでしょうか…
なんだか「原点に帰って」とか言いそうですよねw(^_^;)
ことちゃんが前回の衣装が似合うかと言えば、
確かに微妙だとは思います
でも、今回も別に似合っていたわけではなかったですし、
ヤンキーじゃない分、ちゃんとエジプトでしたので、
やっぱり今までの伝統を大事にして欲しい作品だと、
私的には感じました
参加しています!
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