瀬戸かずや主演『マスカレード・ホテル』観劇…宝塚らしさとユーモアがあった良作

花組



昨日になりますが、
あきらさん(瀬戸かずやさん)主演の、
花組『マスカレード・ホテル』を観劇しました

 

東京公演の初日になります
その感想です

 

もうめちゃくちゃ面白かったです!
チケット取れるんだったら、
もう1回観たかったかな…
取れないので無理でしたけど

 

東野圭吾さんの小説でも有名で、
木村拓哉さん主演の映画でも有名な『マスカレード・ホテル』

 

これをあきらさん主演で上演しました

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

めちゃくちゃネタバレしていますので、
ご観劇前の方はご注意ください!

 

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ユーモラスで温かみのある作りだった宝塚歌劇版の『マスカレード・ホテル』

私は東野圭吾さんの小説は読んでおらず、
木村さんの映画は観ている状態での観劇でした

 

全体的に、
映画版に近い展開だったと思います

 

ただ大きく違うのが、
映画版はミステリーに特化しているので、
全体的に緊迫感のある人間模様と、事件解明を主としていました

 

宝塚歌劇版は、
同じような感じではあるものの、
人の温かみやユーモラスな部分が加味され、
より身近なキャラクター設定となり、
親近感と共感性を生み出していました

 

これがよかった!

 

映画は映画の良さが、
宝塚は宝塚の良さがあったと思います

 

この辺りは、
谷正純先生らしい人間らしさが、
上手に演出されていたのではないでしょうか

 

そして、
花組生がみな一人一人役に生きているからこそ、
臨場感を生み出し、
人間ドラマにもなっていたと思います

 

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カッコ良くも人間味のあふれる瀬戸かずやの新田浩介

木村拓哉さんが演じた、
新田浩介を演じたあきらさんは、
非常にプレッシャーだったでしょうし、
やりづらさもあったのではないかと思います

 

仕事が出来る敏腕な刑事でありつつも、
情に厚く、
情熱のある新田像を作り上げてました

 

ヒロインである山岸尚美、
面倒くさい過去の人物の栗原、
後輩の刑事の能勢などとのやり取りは、
とても人間味に溢れていて、
時には振り回されつつも、
相手を尊重して行動している新田という人物象が、
浮かび上がってました

 

その存在感はもちろんのこと、
主演であるカッコ良さ、
引っ張る力は、さすがあきらさんでした

 

いや~、本当によかった

 

登場時には、
ちょっとすかした面倒くさいタイプの刑事かと思いきや、
仕事のためとはいえ、
場の空気を読み、
ホテルの一員として働いていき、
それが様になっていくところも小気味よかった…

 

この辺りは映画版も同じなのですが、
木村拓哉さんの場合は、
ちょっと近寄りがたい雰囲気がある中で、
意外にも柔軟性のある新田浩介でした

 

一方で、
あきらさんの新田浩介は、
いろいろ振り回されつつも、
元来の器用さからか、
きっちり仕事をこなしつつも、
刑事としての仕事を全うしている真面目さがあります

 

そういうところが垣間見えてくると、
どんどん新田浩介という人物が、
魅力的になっていくわけです

 

これがとても上手でした

 

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宝塚らしい演出が粋だった

今回の舞台化では、
映画にはないコミカルな雰囲気が多かったです

 

何よりもおっちょこちょいな部下、
能勢刑事とのやり取り
新田刑事の妹さんに惚れ込んでいるという設定で、
最後はなんと妹さんと連絡を取れる仲までに発展!

 

この2人のデコボコぶりが、
舞台に笑いを楽しさを提供していたと思います

 

能勢刑事を演じたつかさくん(飛龍つかささん)と、
あきらさんの間に、
素敵な兄貴感が出ていて、
相性もバッチリでした

 

 

そして、
何よりもヒロイン山岸尚美との関係性

 

山岸は映画版ほどギスギス感がなく、
厳しい中にも、
可愛らしさのある女性として描かれており、
ひらめちゃん(朝月希和さん)が好演してました

 

さすがひらめちゃん!

 

ホテルマン(ホテルウーマンかな?)として、
藤木総支配人から多大な評価を受けるのも、
当然の立ち振る舞い

 

その姿勢、仕草、仕事の敏腕ぶり、
これからをひらめちゃんが見事に演じるのですが、
何よりも、
あきらさんとの相棒感が素晴らしかった!

 

最初はギクシャクしたビジネスパートナーだったのが、
お互いの仕事の能力を認め合い、
最後はハッピーエンド!

 

映画版では、
そういう恋が始まったというのはありませんでしたが、
宝塚では少女マンガのように夢を見させる部分も大事!

 

最後のハッピーエンドの余韻が、
とてもよかったですし、
キャリアウーマンな山岸が、
可愛らしい女子の姿になっているのもよかったです

 

すごくお似合いの2人で大団円!

 

気になるのは、
能勢刑事が弟になるのかどうかってところかな(笑)

 

映画では、
ホテル・コルテシア東京に最大の敬意を払う木村さんが、
めちゃくちゃカッコ良くて、
いい余韻となりましたけど、
宝塚歌劇版も素敵なエンディングでした

 

音くり寿が凄すぎて圧巻!

個別で語りたいですけど、
一応サラっと語っておきます

 

今回の裏ヒロインというか、
超重要な役が、
音くりちゃん(音くり寿さん)演じる長倉麻貴(片桐瑶子)

 

小説や映画を目にされている方は、
ご存知の超キーパーソンです

 

大尊敬のブログのhappy様が、
オフ会の時に、
ずーーーーーーーっと音くりちゃんの長倉麻貴を、
大大大絶賛されていたのですが、
よーーーーーくわかる名演でした!

 

まずは、
片桐瑶子として登場するのですが、
映画版の松たか子さんも素晴らしい演技だったのですが、
音くりちゃんも負けてなかった!

 

むしろ、
舞台上での表現力だったら、
音くりちゃんの方が上かもしれない、
と感じたほどです

 

本当に凄かったです

 

そして、
2幕での長倉麻貴として現れる音くりちゃん

 

ここでの情念たっぷり込めた歌は、
圧巻の一言!
凄まじかったです

 

この場面だけを見るだけでも、
お金を払う価値がありました
そのぐらいの見どころになっていました

 

 

音くりちゃんに関しては、
また別枠で語るかもしれません…
なんか語り足りなくて、
止まりません(笑)
一旦区切ります…(^_^;)

 

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瀬戸かずや中心のフィナーレも素敵だった

フィナーレでも、
花組らしいダンスを見せてくれてました

 

あきらさんが堂々と真ん中で引っ張っていて、
本当に様になってました
ひらめちゃんとのデュエットダンスも素敵でした

 

リフトもお見事!

 

私的には、
リフトは無理にしなくていい派なのですが、
あきらさんがひらめちゃんをリフトする力強さに、
見惚れました…
何度も言いますが、本当にカッコイイ!

 

 

初日だったので、
カーテンコールは3回ありました(たぶん…)

 

挨拶をちょっと噛んでしまったところも、
愛しく感じるくらい、
一生懸命なご挨拶に感動しました
きっとずっと応援されている方は、
グッときましたよね…

 

つかさくんや、
音くりちゃんの歌や、
全体のコーラス場面があれば、
なおよしでした

 

オープニングで、
音くりちゃん→つかさくんという歌い継ぎがあって、
めちゃくちゃワクワクしたんですけど、
そこだけだったという…(笑)

 

とはいえ、
よくまとまっていましたし、
宝塚らしさが詰まっていたので、
大満足です♪

 

あきらさん、
次回の本公演『はいからさんが通る』で、
辞めないですよね…
餞別じゃないことを祈るばかり…
せめて、
2作くらいはいて欲しいです…

 

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