希波らいとの陽のルドルフ&七彩はづきの大人っぽいマリー&美羽愛が凄かった…花組『うたかたの恋』新人公演

花組



本日は、
109期生の卒業式が行われました
芸名も決まりましたね

 

初舞台は、
来月4月22日の雪組『Lilacの夢路』『ジュエル・ド・パリ!!』です
新雪組トップコンビとなるさきあやのお披露目でもありますし、
109期生の初舞台にもなりますので、
とてもおめでたい舞台になりそうですね
楽しみです

 

さて本日ですけど、
花組『うたかたの恋』の新人公演が行われました

 

その感想を語っておきます
見れてよかった!

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

東京での新人公演は3年ぶり…長の挨拶は前回中止を経験した侑輝大弥

まずは、
東京での新人公演が実現できたこと、
一ヅカファンとしてとても嬉しく思います

 

カーテンコールで、
長の挨拶をした、だいやくん(侑輝大弥さん)の言葉が心を打ちました
東京での新人公演が実に3年ぶりであったこと、
中止でも、お稽古で学んだこと、
観客の前で経験することは大切なこと…
このようなことをお話されてました

 

どんなにガッカリして、
悲しくて悔しい思いをしてきたことでしょう

 

コロナ禍で新人公演が自粛になったというのも、
とても悲しい出来事でしたけど、
花組は他組に比べて1公演多く自粛になっています

 

さらに、
前回の『巡礼の年』は東京の新人公演が中止となりました
その時の主演が、だいやくんでした

 

ラストイヤーでの抜擢だっただけに、
ものすごく悔しい思いをされたことでしょう

 

それでも、
決して恨み節を言うでもなく、
真摯に受け止めて、
それすらも学びの糧とする姿はとても立派だったと思います

 

今回で花組の102期生は、
新公学年を卒業となりますが、
ますますのご活躍を期待したいです

 

また、
103期以下の若手の皆さんも、
大変な思いを胸に秘めつつ、
芸に精進して、我々ファンを感動させて欲しいです

 

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希波らいとの陽のオーラが凄かったルドルフ役

ここからは気になったキャストの感想を語ります

 

最初は、
主人公ルドルフを演じた主演のらいとくん(希波らいとさん)から…

 

ものすごく陽のオーラをまとったルドルフでした…

 

明るく陽気な感じが出ていたように思います
それが後半の悩める姿に行くわけですが、
ここの心境の変化をもう少し上手に表現していたらなおよかったように思います
そのギャップが明確であれば面白かったですね

 

あんなに陽気で明るいルドルフが、
急な悩み顔になるのだけはちょっと…、という感じがしましたので、
そこがもったいなかったです

 

正直なところ、
演技に関してはまだまだ大味なところがあるのは否めませんが、
確実に成長の跡が見れました
らいとくん上手くなってる、
という実感をすごく持ちましたから…
新公学年最後の期として、
この1年頑張って欲しいですね

 

歌もかなり頑張ってました
要精進という感想はまだまだ続きますけど、
その成果が十分発揮されているようにも感じました

 

長身でスタイルがよく、
真ん中感がある男役さんですので、
筆頭組である花組生として、
さらに輝いていくことになるのでしょう

 

白軍服が似合うというのは、
かなりの強味です

 

それと、
高身長なみさきちゃん(星空美咲さん)ですら、
身長差を感じさせるというのは、
身長差萌え層にもアピールできる要素ですね

 

課題はありますけど、
成長も感じましたので、
自信を持って突き進んで欲しいです

 

らいとくんには、
底抜けに明るいコメディーで見てみたいかも

 

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七彩はづきの大人っぽいマリー

次はヒロイン・マリーのはづきちゃん(七彩はづきさん)

 

期待どおり、
歌は上手でしたね!
歌うまレベルとまでは言いませんが、
十分に歌えていたと思います

 

演技についても、
すごく良かったと思います
ただ、ちょっと17歳という感じはしなかったかな
意外と大人っぽい役の方が似合うのかもしれない、と感じました

 

本役がまどかちゃん(星風まどかさん)なので、
演技力の面では得をしているとは思いますけど、
もう少し愛らしさが表現できていたら、と私的には感じました

 

まどかちゃんをしっかりと手本にしているだけに、
セリフ回しなどのもったいなさも目立ったように感じます

 

でも、107期生で研2ですからね!
十分頑張ったと思います

 

すごく良い経験をされたので、
ここから大きく化ける可能性もあるわけですし、
その将来性を楽しみにしたいですね

 

持ち味としては、
少女系のヒロインよりは、
大人な女性のヒロインの方が似合いそうではありました

 

美羽愛が凄かった

今回個人的に目に留まったのは、
何といってもあわちゃん(美羽愛さん)です

 

珍しくラリッシュ伯爵夫人という役を演じたわけですが、
これがすこぶるよかった!

 

あわちゃんは、
『殉情』でバウWSのヒロイン・春琴で、
一皮も二皮も剥けたような演技力の開眼がありましたが、
今回でそれを確証しました

 

次回が『舞姫』でヒロインを控えているだけに、
まさに、
乗りに乗ってるという感じなのでしょう

 

演技にも自信がみなぎっているのか、
目を見張る活躍ぶりでした

 

ここでは歌の場面はありませんでしたし、
歌の面での成長をもう少しとは思いますが、
あわちゃんは「芝居の人」として急成長している感を、
ものすごく感じましたので、
長所である演技力をより磨いていく方向でいいのではないでしょうか

 

路線娘役がなかなか演じることが出来ない、
こういう大人な脇役に抜擢され、
それを見事に表現し、
課題をクリアしていく姿は、
ある意味あっぱれ感があって気持ちがいいですね

 

トップ娘役になれるかどうかは、
運とタイミングもあるので未知数ですけど、
少なくても娘2にはなれる逸材と実力を感じました
素晴らしかったです!

 

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他に気になったキャスト

2番手のジャン役は、れいんくん(天城れいんさん)
イケメンで爽やかな持ち味が、
ジャンという役にマッチしていましたね
まだまだ押し出しが控え目な感が否めませんので、
そこを突き抜けた時に、大化けしそうな逸材感がありました
演技力があるのでもったいないです
しかし、眼福!
104期で、
新公主演を掴めそうな雰囲気がすごくします

 

3番手のフェルディナンド大公役のかがみくん(鏡星珠さん)も、
かなり頑張っていたと思います
花組の期待の星であることは明白ですし、
まだ研3ですから、これからが楽しみという感じでした
学年が若い分、やはり押し出しがまだまだなところがあるので、
れいんくん同様に、
突き抜けたらかなりイケそうな感じはします

 

ミリー役のみこちゃん(愛蘭みこさん)
最高でした!
やはり一度は新公ヒロインをして欲しい逸材です
キュートさは群を抜いてますし、
歌姫クラスの歌唱力なので、埋もれて欲しくないなと感じました

 

ステファニー役のここちゃん(都姫ここさん)
退団が決定しているせいか、
今まさに煌びやかさがハンパない状態でした
正直なところ、
ここちゃんでマリーが観たかったと思ったくらい…
退団決定なので、抜擢されるわけはないんですけどね…
ステファニーがキュートだったので、
ルドルフはなんで不満なのかわからなかったほどです(笑)

 

フランツ・ヨーゼフ役のだいやくん
威厳のあるフランツという大役を、
すごく上手に演じてました
さすが長の期ですし、
前回新公主演を務めただけあります

 

最後は、
ミッツィ役のみさきちゃん
逆に押し出しが凄まじかったのがみさきちゃんでした
私を見て感が凄かったですけど、
そういう役なのでそこをしっかり演じていたということです
史実では、
ルドルフが一番愛した女性と言われてますし、
最初に一緒に死のうとお願いしたのがミッツィなので、
それを裏付けるかのように、
自信がみなぎっていた表現力でしたね
さすがでした

 

以上です

 

『うたかた恋』そのものは、
そこまで好きな演目ではありませんでしたけど、
新人公演では、生徒さんを観たいという目的があるので、
飽きずに見ることが出来ました

 

あと、
今回は大人の役が多く出てくる演目なだけに、
本役さんの上手さが際立っていたとも感じました

 

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