昨日と本日に、
宝塚歌劇団の作曲家の高橋城先生と、
星組元トップスターの那智わたるさんの訃報がありました
まさかの2日連続での悲しいお知らせは、
あまりにもショックでした
お二方とも80歳を越えてらっしゃいましたので、
人生を全うされた方々ではあるのでしょうけど、
やはりものすごく寂しいです
今回はこのお二人について触れておこうと思います
ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!
元星組トップスターの那智わたるさんは1960年代の大人気トップスターだった
私自身は、
那智わたるさんを存じ上げている世代ではありませんので、
身近に感じたトップスターというよりも、
雲の上のようなレジェンドなトップスターという印象です
それもそうですよね…
那智さんは1960年代に大活躍されたトップさんですので、
おそらくファンの方々も同世代前後の方々でしょうし、
我々にとっては、109年を繋いでくださった素晴らしいトップさんのおひとりという認識になります
当時はものすごい人気のトップスターさんだったそうです
愛称はマルさん
その時のトップだった藤里美保さん(オソノ)と内重のぼるさん(サチ)との3人で、
「マル・サチ・オソノ」と呼ばれていたんだとか
いつの時代も愛称で親しまれているというのは、
宝塚歌劇らしさがあっていいですね
お亡くなりになったのは7月21日で、86歳とのことです
私が知った記事はこちらです
掲載されているお写真のお美しいこと!
上品で、凛としてらっしゃる
まさにタカラジェンヌという感じですよね
そして、
帝国劇場の『風と共に去りぬ』の初代スカーレットを演じられた方でもあります
スカーレット・オハラがすごく似合いそうだというのは容易に想像がつきます
謹んでご冥福をお祈りいたします
高橋城先生の訃報…最近でも先生の曲が作品で使用されていた
もう1人の訃報は、
昨日ネットニュースになっていた高橋城先生です
お亡くなりになったのは、6月22日とのことです
先生も思ったよりもご高齢だったようで、84歳でした
高橋先生といえば、
昨年再演された、
れいこさん(月城かなとさん)主演の月組『ブラック・ジャック 危険な賭け』です
名曲「かわらぬ思い」は先生の曲でした
花組の100周年記念ショー『The Fascination!』では、
これまた名曲「心の翼」が選曲されてました
また、今年もさきあやのプレお披露目だった雪組『BONNIE & CLYDE』で、
先生の「Blues Requiem」を咲ちゃんがフィナーレで歌ってました
「Blues Requiem」は、
宝塚歌劇版ボニクラの『凍てついた明日』の名曲でした
たくさんの素晴らしい楽曲を世に送り出してくださった高橋先生…
名曲は色褪せることはありませんので、
これからもタカラジェンヌたちが歌い継いでいくのでしょう
高橋先生の追悼場面なショーがあってもいいくらいです
羽山先生へのオマージュとともに、実現されるといいのにと思います
心よりご冥福をお祈りいたします
***
お亡くなりになられた日は、
月を跨がれているのですが、
訃報のお知らせが2日連続だったというのは、
やはり堪えます…
十分長生きをなさったご年齢ではあるかと存じますが、
人生100年と言われる現代では、
まだまだお元気でおられたのかもしれないという思いもありますので、
悲しい気持ちが溢れてきます
どうか安らかにお眠りください
参加しています!
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