月城かなと最後の主演作『Eternal Voice』思ったよりも面白かった…やはりトップの退団はショー付きのお見送りで正解!

月組



本日は、
月組本公演
『Eternal Voice 消え残る想い』
『Grande TAKARAZUKA 110!』の宝塚大劇場の千秋楽でした

 

月組トップコンビ
れいこさん(月城かなとさん)と、
海ちゃん(海乃美月さん)の退団公演です

 

やはりまだすごく実感は湧かないのですが、
れいこさんがご挨拶で涙ぐんでいたのを見て、
グッと胸に迫るものがあり、
途端に寂しく感じました…(TдT)

 

東京で生観劇をしたら、
すごく実感するんだと思います
カレーくん(柚香光さん)もそうでしたし…。・゚・(ノД`)・゚・。

 

ということで、
ライブ配信を視聴しましたので、
ファーストインプレッションです

 

またお花渡しとれいこさんのサヨナラショーについては、
ちょっと前に更新済みです

月城かなとサヨナラショーのセットリスト&月組『Eternal Voice』退団者7名へのお花渡し…月城かなとには礼真琴!暁千星も登場で星組ワンツー

ぜひご閲覧ください

 

ことちゃんが同期のお花渡しでした(*´艸`)
うっしー&ことのコンビですね

 

あーさちゃん(朝美絢さん)かなとも思いましたが、
ことちゃんでした!

 

ことれいのダブルれい、可愛かった!(*´ω`*)

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

『Eternal Voice』は良い正塚作品だと思う

まずは『Eternal Voice 消え残る想い』ですけど、
あまり期待せず視聴しました

 

退団公演ですからね…
過度な期待をすると痛い目に遭うというのは、
宝塚あるあるです

 

「退団公演に良作なし」ですから…(´・ω・`)

 

オープニングかられいこさん(月城かなとさん)登場で、
「カッコいい!」となったですが(笑)、
それはさておき、ストーリーは面白かったと思います

 

先が読める展開といえばそうですし、
正直エンディングも想像がつくのですが、
月組生をしっかりと宛書して、
ごちゃつきがなかったというのが何よりですし、
ストーリー展開が読めるとはいえ破綻もなかったです

 

配役もピッタリでしたよね
残念なことにりんきらくん(凛城きらさん)が休演中のため、
正規の配役ではなかったのは残念ですが、
代役の月組生が一生懸命演じておられましたね

 

主人公ユリウスとヒロイン・アデーラが惹かれるのも、
非常にわかりやすかったと思います

 

ちゃんとまとまっていたという点と、
トップコンビ退団への最後の作品としては合格点ではないでしょうか

 

ただ好みは分かれそうではありますよね
前半は引き込まれるものの、
先が読める展開に中盤からちょっと中弛みもありましたので…

 

とはいえ、
良い正塚先生だったと思います

 

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月城かなとは最後まで「芝居の月組」を牽引

主人公ユリウス役のれいこさん
これが月城かなと最後の役となります

 

アンティークハンターというすごい肩書になってましたが、
考古学者が表向きですが…
最初にメアリー・スチュアートの首飾りを買って欲しいと言われることから、
物語が大きく動いていきます

 

好青年というよりも、
学者肌でありお宝に目がないという感じを、
れいこさんならではの演技力で魅力的に見せてくれました
ギラギラとは違う好奇心旺盛な少年っぽさがありつつも、
理知的な部分と冷静な部分を持ち合わせたクールな部分も合わせ持っていたキャラだと思います

 

こういう役を演じさせたら本当に上手い!
しかも美形なのでキュンとくる部分も多く
その彼がどんどんアデーラに惹かれていく様もよかったです

 

正塚先生とれいこさんは相性が良かったですよね
何度もお伝えしておりますが、
『私立探偵ケイレブ・ハント』のマクシミリアンの白スーツ姿は一生忘れませんw(*´ω`*)
めちゃくちゃ嫌な悪役なのですが、
それ以上の悪の魅力、美形の悪というものを堪能させていただきました
彼だったらめちゃくちゃされてもいいと思うほどw(*´艸`)グフッ←アホ丸出しw

 

れいこさんの美貌は目に見えてわかるものですが、
演技の幅と表現力の豊かさを正塚先生は見抜いていたんですよね…

 

最後の役となったユリウスも、
れいこさんにはとても似合ってました

 

レビュー『Grande TAKARAZUKA 110!』もすごくよかったです
華やかで優雅なレビューやショーはれいこさんにピッタリ
歌も上手ですし、
110周年をお祝いするレビューの真ん中という大役を務めるのに相応しかったです

 

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さすがの海乃美月だった

れいこさんとともに「芝居の月組」を牽引したのは海ちゃん
年上の女性は元より、母親役も、
綺麗な女性も見事な演技力で月組の芝居力の底上げを支えてきたトップ娘役だと思います

 

大人っぽいタイプの娘役さんなので、
少女っぽい役は似合わなかった部分もありますけど、
そのぐらいは誤差でしょうし、
誰でも得手不得手はあると思います

 

歌もかなり上達しましたよね
元々下手ではありませんでしたが、
特別上手いわけでもありませんでしたし、
高音部が苦手なのも伝わってきていました
そこをしっかりと克服し、
歌に関してはものすごく成長されたと思います

 

今回の役も超常現象研究所の被験者という特殊な役
彼女がいたからこそ、
メアリー・スチュアートの首飾りが本物だと断定できたわけなので、
非常に重要な人物でした

 

しかしよく被験者になりましたよね(^_^;)

 

めちゃくちゃラブラブという最後ではありませんが、
れい海二人の絆が深いという余韻はよかったと思います

 

レビューでの最後のデュエットダンスも素敵でしたけど、
なんといっても、
サヨナラショーのラストですよね…

 

まさに「れい海よ永遠に…」という感じでした
まさか二人だけの世界でサヨナラショーの幕が閉じるとは…
海ちゃんは今、最高に美しいです

 

鳳月杏&風間柚乃&天紫珠李

次期トップスターのちなつくん(鳳月杏さん)は、
主人公ユリウスの友人であり、
超常現象研究所の研究家のヴィクター役
彼がいたからこそ物語が動くわけですから、
非常に重要な人物でした

 

芝居の上手さはもちろん、
歌も上手ですし、
セリフも聞き取りやすく、
独特な華やかさも持ち合わせています

 

今回はクセの強い役ではないので、
普通に演じられてましたけど、
こういう役も上手いですね
れいこさんとの息の合ったコンビぶりだったと思います

 

レビューでは次期トップスターですから、
スター性も内からみなぎっていて、
キラキラ感が増していたように感じました

 

現在3番手のゆのくん(風間柚乃さん)と、
あましちゃん(天紫珠李さん)は特定秘密局の一員で、
ユリウスやヴィクターの仲間でもありました
すごく重要な役かといえばそうでもないのですが(笑)、
それでもしっかりセリフもあって見どころもありましたね

 

じゅりちゃんに至っては囚われの身になってましたし…
変な声上げててビックリしましたが(笑)
そういう役でしたけど…(^_^;)

 

この3人が次期月組のトリデンテになるのかどうかは、
今日見た段階では何とも言えず…
ただゆのくんがだいぶ大人っぽいタイプなので、
違和感は全く感じなかったです
老け役も若い役も自在にこなせるバイプレイヤーですから、
ちなつくんとの学年差も気にならなかったです

 

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彩みちる&礼華はる&彩海せら

今回大活躍だったのはこの3人でしょう

 

まずはユリウス側のカイ役のぱるくん(礼華はるさん)
レビューでも感じましたけど、
歌が上手くなってましたね
成長の跡を感じます
やはりすぐ下の後輩であるあみちゃん(彩海せらさん)が歌上手で、
演技力抜群のキラキラ王子様系のスターですから、
差を縮める努力を怠らなかったということでしょう

 

元々演技力には注目してましたし、
歌の向上が見られれば頼もしい男役に成長できると思っていたので、
次世代の月組での活躍が期待できそうでした

 

嫌なヤツから善人まで演じられるようになり、
またトップスターであるれいこさんとの絡みもよかったので、
これからも期待したいです
ちなつくんとの相性もよかったです

 

そして今回一番の注目の役は、
みちるちゃん(彩みちるさん)演じる霊媒師エゼキエルと、
あみちゃん演じる呪術師マクシマス

 

二人とも胡散臭い肩書ではありますが、
決して嘘ではないという…
微妙ではあるんですけどね…(^_^;)

 

今回悪役となった二人のコンビですけど、
めちゃくちゃよかったです
こういう役はなりきってこそ、ですので…
みちるちゃんは迫力ありましたし、
あみちゃんも悪かった(笑)

 

あみちゃんはいつか昇格されて、
2番手になった時に、
黒い役をぜひ演じてもらいたいので、
その予行演習ということで…

 

本当に上手い2人でした!

 

レビューではぱるくんもあみちゃんも大活躍でしたね
あみちゃんは若手を引き連れての場面もあり、
頼もしかったです!

 

白河りり&きよら羽龍&花妃舞音

まずはメアリー・スチュアート役のりりちゃん(白河りりさん)

 

正直もう少し出番がある役かと思ってましたけど、
あまり出番はなかったですね
でも後半はめちゃくちゃ印象深い場面で大活躍
美声の歌声も素晴らしかったです

 

続いては、
月組の次世代のヒロイン候補筆頭であるまのんちゃん(花妃舞音さん)
ゆのくんやあましちゃん同様に、
特定秘密局の一員・エレノア役でしたが、
特別に目立つように設定されてましたね
少し大人っぽくなってきた感じもありますので、
新人公演ヒロインが楽しみです

 

そして最後は、
おはねちゃん(きよら羽龍さん)
敵対しているカトリック教会の戦士・ハリエット役でした

 

場面は作ってもらってましたけど、
完全にその他大勢の1人にまで格下げ感がありました
あくまでも私的な感想ではありますが…

 

元々宙組に組替えする予定だったため、
こういう風な扱いになってしまうのでしょうね
持て余している感が凄かったです

 

月組は完全にまのんちゃんにロックオンで、
育成強化していく感がありありですので、
今後もこんな感じで下げた形になるのでしょうか…
おはねちゃん、可哀想すぎる…。・゚・(ノД`)・゚・。

 

最後の最後ですけど、
さちかちゃん(白雪さち花さん)が、
うーくん(英かおとさん)との夫婦役というのは、
なかなか斬新でしたw(^_^;)
お母さんと息子ならしっくりくるのですが…
さちかちゃんはかなり年上の役が多いので、
その印象が強いのでしょう

 

ま、年下の夫というのもありですからね(^_^;)

 

ざっくりですが以上がファーストインプレッションになります

 

東京での生観劇を待っています
その時にはりんきらくんが復帰されるといいのですが…

 

月組が最後まで完走できますように…

 

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