宝塚OGの受け皿…タカラヅカ・ライブ・ネクストの所属OGの発表を見て思うこと

宝塚OG



先日12月7日に、
タカラヅカ・ライブ・ネクストの所属OGが発表されました

 

私が知ったのはネットニュースだったので、
今週の頭です
14日の月曜日だったかな?

 

今回はこのことについての雑感を、
さっくり語っておこうと思います

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

 

タカラヅカ・ライブ・ネクストは夢組?

2020年はとても大変な年となりましたけど、
こんな大惨事的なコロナで1年が終わるなんて、
夢にも思わなかったです

 

そんな2020年の最初に、
小川理事長が宝塚OGによる夢組の構想を語られてました

小川理事長の夢組話…頑張れ宝塚OG!新規ファンの獲得と女性化

 

私的には、
OGの受け入れ先として、
夢組はいいと思っています

 

当ブログでは、
OGさんがとてもとても苦労されていることを、
何度もテーマとして語ってきました
大好きな芸事を続ける場を設けてくれる、
というのはある種の親心でもあるでしょう

 

た・だ・し、
現役生とは一線を画すこと!
これが絶対条件です

 

宝塚歌劇団は上級生至上主義ですから、
OGと一緒の舞台に立つことになれば、
上級生が幅を利かせているように見えます
実際そうなってしまうでしょうし…

 

それを現役生にこれでもかと押し付けられるというのも違いますし、
そこで先輩づらされるOGの姿を見てしまうと、
ただただ痛々しく感じてしまいます

 

それであれば、
宝塚歌劇団を卒業しなければいいだけのことに、
なっちゃいますので…(^_^;)
卒業してくれないと、
劇団は回らなくなるので、あり得ませんけど…

 

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タカラヅカ・ライブ・ネクスト採用の6名のOG

気になる夢組がタカラヅカ・ライブ・ネクストなのかは、
不明ではあるのですが、
宝塚歌劇団同様に、
阪急阪神ホールディングスグループ系列になります

 

今までは、
梅田芸術劇場がそれに近いイメージがありましたけど、
あらたにタカラヅカ・ライブ・ネクストを立ち上げました

 

その後すっかり忘れてましたけど、
先日所属OGが決定したという発表がありました
それが下記の6名のOGです

・音花ゆり(元星組 娘役)
・純矢ちとせ(元宙組 娘役)
・貴千碧(元月組 男役)
・澄輝さやと(元宙組 男役)
・風馬翔(元宙組 男役)
・星乃あんり(元雪組 娘役)

 

この6名の選考基準はわかりませんけど、
歌唱力系とダンス系に分かれた感じでしょうか

 

あとは、
見えない部分のお人柄、
というのも考慮されているような気がしています

 

私は95期ラブなので、
このメンバーですと、
あんりちゃん(星乃あんりさん)をよく目にしています
あんりちゃんは、
いろんなイベント(いわゆる営業系)によく出ているイメージなので、
横の繋がりを大事にできる人脈形成ができているように感じています

 

6名のうち、
ゆりちゃん(音花ゆりさん)と、
あんりちゃんが既婚者ですので、
未婚・既婚関係なく採用されているというのも、
今後続くOGさんにとっても、安心でしょう

 

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宝塚歌劇団は世間的には非常にニッチな世界

私は何度も語ってますけど、
宝塚歌劇団というのは、
非常にニッチな劇団です
一度宝塚歌劇にハマると、
ファンはめちゃくちゃ熱心ですし、
ヅカ中心で楽しい毎日を送っていますけど、
世の中への認知度は恐ろしく低いです
タカラジェンヌのことを、
一般の方は誰も知りません

 

芸能の世界にいても、
また違う世界観で生きているのが宝塚歌劇団なのです
芸能人とタカラジェンヌは住んでいる世界が違います

 

そこが交わるのは、
タカラジェンヌが卒業をして、
OGになった時に初めて芸能人になった時なのではないでしょうか

 

毎年40人前後のタカラジェンヌが入団してきますが、
それと同数の卒業者がいます

 

その40人がそれぞれ第2の人生を、
自分の思い描いた世界で活躍できるかといえば、
それはとても難しい道になっています

 

早ければ中卒、
遅くても高卒という年齢の少女たちが、
そこから舞台の芸だけで生きているわけですから、
卒業する学年が上になればなるだけ、
社会に出た時には、
なかなか潰しがきかないというのが現状だと思います

 

一般人の我々でも、
新規の仕事をするとなれば、
それは本当に大変ですから、
それと同じこと

 

ましてや、
今までは自分の好きなことで生きてこれましたけど、
卒業後は、
意に反した職業に付いている方も大勢いらっしゃることでしょう

 

それでも、
しっかり生きていっているOGさん、
稼いでいる基盤があるOGさんは素晴らしいと思っています

 

芸能界入りが遅くなるOGの事情

芸能界ではアラサー、
アラフォーで新人となってしまうのが、
宝塚歌劇団の悲劇だと感じます

 

20代前半で芸能界入りができないというのは、
大きなハンデでしょう

 

それでも運よく生き残れて、
仕事があるOGさんはいいですけど、
そうではないOGさんはたくさんいらっしゃいます

 

たとえば、
歌舞伎界は、
舞台と同時にテレビや映像の出演もしていきますので、
両立が可能です
歌舞伎には卒業という概念がないので、
一緒にはできませんけど、
ここで注目すべきことは、
やはり早くにテレビや映像の媒体に出ていくことです

 

宝塚歌劇団はそれが非常に難しいです

 

男役至上主義である宝塚歌劇団ですから、
男役が現役中に女性の役で活躍するというのが、
厳しいと思います
男役を作り上げている中で、
女性と混同してしまうというのは、
芸を磨くのにストップが掛かってしまいますから…

 

本当はこの辺りのバランスを上手にやっていければ、
OGになった後も、
世間の認知も高くはなるのですが、
現実的に現役生が芸能界の仕事をするとすれば、
娘役さんの方が適任になってしまうでしょう

 

そもそも舞台が忙しすぎて、
とてもじゃないでしょうけど、
ドラマや映画なんて無理でしょうけど…(^_^;)

 

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奇跡の50歳 安蘭けい

そんな中、
とうこさん(安蘭けいさん)が、
『危険なビーナス』という注目のドラマに、
主要キャストとしてご出演されてました
演技が上手いと評判になっていたのが、
星組ファンとしては誇らしかったです

女優・安蘭けいをテレビで視聴!『危険なビーナス』…とうこさん熱演で高評価!

 

とうこさんは、
歌唱力抜群なので、
舞台でも途切れず仕事をされてらっしゃいますし、
私も観劇しに行くこともあります
そこから、
たまに映像関係のお仕事もされてましたけど、
これだけ反響のあるドラマに出られたというのは、
とても大きなことではないでしょうか

 

とうこさんの年齢は50歳。
『危険なビーナス』で演じる役は、
58歳と設定で、20歳以上の娘がいる役でした

 

年相応どころか、
年上な役でしたけど、
見事に演じてらっしゃいました

 

とうこさんの場合は、
ご卒業されてだいぶ経ちますし、
年齢も重ねているので、
気にならない範囲でしょうけど、
それでも気になる人は気になるでしょう

 

ましてや、
退団した年月が浅いと、
その葛藤は大きいと思います
ご本人ではなく、ファンの方が…

 

仕事があるうちが花というように、
ファンもどんな役でも喜んでくれるといいんですけど…

 

それよりも、
宝塚歌劇団の魔法が解けて、
ただの人化してしまう現象の方が罪深いなぁ
といつも感じます

 

見てませんでしたけど、
ミキさん(真矢ミキさん)もドラマの主演をされてましたし、
ゆうさん(真飛聖さん)も映像でご活躍されてます

 

こういうOGさんがもっともっと増えるといいですよね…

 

タカラヅカ・ライブ・ネクストを所属発表を知って、
ますます感じました

 

そういえば、
せーらちゃん(星蘭ひとみさん)は芸能界入りするのかな?

 

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