宝塚OGはあまり余計なことを言わない方がいいと感じた件

宝塚OG



先ほどなんですけど、
ネットニュースを見ていたら、
非常に興味深い記事がありました

 

ということで、
変な時間なんですけど、
ちょっと語っておきたいことがあるので更新いたします

 

内容はタイトルどおりに、
OGさんについて思うことです

 

雪組新人公演の感想は、
のちほど定時に更新予定です

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

蘭乃はなが東宝版エリザベートの歌唱についての背景を語る

今回読んだ記事は、
蘭はなちゃん(蘭乃はなさん)についてのインタビュー記事でした

 

いつものYahooニュースで読みましたが、
元は産経新聞のネット記事になります
こちらです
よろしければ元の記事をお読みください

 

元宝塚トップ娘役、蘭乃はなの今(後編) 病と向き合い「エリザベート」に主演 「必要な経験」
元宝塚歌劇団花組トップ娘役で、女優の蘭乃はなさん(36)のインタビュー後編。宝塚退団後、人気ミュージカル「エリザベート」に主演する、順風満帆のスタートを切りま…

 

簡単に言えば、
蘭はなちゃんは東宝版エリザの時に、
喉の不調が生じ、病気になっていたということでした
それが1年目の2015年の初日直前とのこと

 

それを知ってショックだった蘭はなちゃんですが、
誰にも言えず、そのまま続行したそうです

しかし、公表すると、お客さまや興行会社、共演者やスタッフのみなさんにご迷惑をお掛けしてしまう。パニック状態の私には、休演する勇気もなかったのです。

 

……。

 

…………。

 

ご病気になったことは、大変辛かったことでしょう
ミュージカル女優にとって、
歌えなくなるというのは、
「死」の宣告に近いものがあるのではと想像してしまいますし
それはすごくわかりますし、とても同情もします

 

ですが、
2015年時にはそのままやり続けたのは、
百歩譲って理解できるにしても、
翌年の2016年には休演、代役にお願いすべきだったように思うのですが…(´・ω・`)

 

辛かった気持ちをインタビューで話すのは全然いいですけど、
ただ内容を読むと、
高いお金を出してチケットを購入したミュージカルファンや、
共演者、スタッフの方々への申し訳ない気持ちというのが、全くなかったです

 

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花組『エリザベート』はまだしも東宝版は遠慮した方がよかったと思う

蘭はなちゃんと言えば、
退団公演となった花組『エリザベート』と、
その後の東宝版『エリザベート』で、
ヅカファンからフルボッコに合ってましたよね…(^_^;)

 

とはいえ、
花組版はみりおくん(明日海りおさん)のお披露目本公演でもあり、
みりおくんはすごく蘭はなちゃんに感謝をしていた感もありましたし、
本人比としては、
今までで一番歌も頑張っていたと思います

 

いろいろ厳しいことを言う人もおりますけど、
花組版に関してはまだ全然いいと思うんですよね
娘役の集大成で退団ですし…
確かに、まゆさん(蘭寿とむさん)の退団決定の際、
空気の読めなさ加減はドン引きでしたけど…(´・ω・`)

 

その流れもあって、
ヅカファンのモヤモヤが払拭されないまま退団

 

そして、
何よりもダメだったのは、
東宝版『エリザベート』に出演が決まったことです
あの時のブーイングは凄まじかったですし、
私も観劇するのは、愛する花さん(花總まりさん)一択でした

 

宝塚歌劇ではまだしも、
東宝版は一般のミュージカルファンが押し寄せます
それであの歌唱力では…と不安に思うのは、
何も私だけではなかったでしょう

 

『エリザベートガラコン』ならいいんですよ
あれはお祭りみたいなものですし…
懐かしいメンバーが集まっての同窓会ですからね
ヅカファンにとっても、
思い出が蘇って楽しいひと時だったりしますからね

 

憧れの花總まりさんとWキャストでシシィを演じられる、ということに、
とても魅力を感じていたのかもしれませんけど、
結果として、
ご本人にとっても、
ヅカファンにとっても、
ミュージカルファンにとっても、
トラウマのような『エリザベート』になってしまったわけです

 

上記でも指摘しましたが、2015年はまだいいです
その後に、病名を明かして、
2016年は代役の方にお願いをするか、
あるいは、小池先生のお眼鏡にかなったOGさんを急遽起用するか、
何らかの手立てはあったはずです

 

それであれば、
ここまでのバッシングはなかったのではないでしょうか

 

芸能の世界は、
なんだかんだと「代わりの人」はいる状況なので、
せっかく掴んだシシィという大役を手放したくなかったのでしょうけど、
それが結果として、いまだに不人気の要因になってしまいましたよね…

 

蘭はなちゃん、
歌はアレでしたけど、
お芝居は上手かったですし、
ダンサーですからダンスも素晴らしかったのに、
いい部分をすべてなかったことになるくらいになってしまったのが、
とても残念です

 

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ちょっとだけ気遣いがあればまた印象が違ったのに…某トップスターも同様だった

今回の記事を読んで1番感じたのが、
辛かった自分の話をするものの、
迷惑を被ったお金を払ったミュージカルファンには、
お詫びの言葉(あるいは申し訳なかったという気持ち)がなかったことでしょう

 

仮に、
この手の話をされるのであれば、
自分のことだけではなく、
迷惑をかけてしまった方々への思いも合わせて告げないと、
非常に残念な結果になってしまいがちです

 

案の定、
ヤフコメは大荒れでした…(´・ω・`)

 

そして、
なぜ今、このことを告白したのでしょうか…
これに尽きるわけです

 

蘭はなちゃん、
日本舞踊も頑張っていて、
名取りで「鷺娘」を披露されていたのに…
せっかくの頑張りも台無しになりかねません…(´・ω・`)

 

宝塚時代の辛いことを告白するのは別にいいのですが、
自分本位の部分だけで話してしまうと、
思わぬ反感を持たれてしまいがちです

 

元某トップスターの方もそうですよね
ラジオで恨み節炸裂で、正直ドン引きでした…

 

周りに感謝の気持ちを含めてくれた言い方であれば、
全然よかったのですが…
そういうのは一切なし…
そりゃ前代未聞の退団日の事件も起きるよね…というレベル

 

「周りの皆さんのおかげでなんとか踏ん張れました」、
くらいの言葉があれば、
「大変だったね」と同情が集まったと思うんですよね
当然、そういう言葉は一切なし!

 

OGになればファンがガクッと減るのがあるあるですけど、
こういうことなどを経てしまうと、
ただでさえ残ってくれるのが少なくなるファンが、
もっと少なくなってしまうのではないのかな、と感じます

 

私的には、
OGさんはご自身がやりたいことを伸び伸びとやられたらいい、
と思っていますけど、
あまりファンをガッカリさせることはして欲しくないかなと思います

 

自己保身と恨み節はちょっと…と思ってしまうのです

 

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