紀城ゆりやが伸び伸びと新人公演初主演を演じる 雪組『Lilacの夢路』…音彩唯&華世京が素晴らしかった

雪組



本日、公式HPにて、
花組から休演者のお知らせがありましたね

 

泉まいらさん(100期・研11)です

 

先日、
103期のらいとくん(希波らいとさん)が全日程休演というお知らせがありましたが、
まいらくんも全日程休演となっています
代役は、104期の珀斗星来さんです

 

昨日もちえさん(柚希礼音さん)主演の『FACTORY GIRLS』も、
体調不良者が出たということで、
上演直前に公演中止となりました
花組大丈夫かなと心配していた矢先です

 

今回は残念でしたが、
一日も早く良くなって、
次回の別箱でお会いできるのを楽しみにしたいです

 

さて今回ですが、6月29日に、
雪組『Lilac(ライラック)の夢路』の新人公演のライブ配信がありました
2日経過していますけど、
キャスト別の感想を語っておこうと思います

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

紀城ゆりやが爽やかに主演を務める…雪組『Lilacの夢路』

雪組『Lilacの夢路』は、
ライブ配信で見て、生観劇もしましたけど、
皆さんの評価のとおり、決して良作ではないでしょう
私はかなりハードルを低くして視聴し、生観劇したので、
比較的楽しめましたが、
そういうのがなければガッカリ感強めの演目だったとは思います

 

今回の新人公演を担当されたのは、
みんな大好き野口幸作先生でしたが、
野口先生はショーで溢れる才能を発揮される演出家なので、
お芝居は格段に良くなるということはなく…(^_^;)

 

ただ、新人公演には似合っていたようには思います
本公演で上級生が演じるには厳しいですが、
下級生が学びのために演じるのはアリかな、と…

 

その真ん中でドロイゼン家の長男を演じたのが、
のりかくん(紀城ゆりやさん)
105期から3人目の新公主演の誕生でした

 

舞台の最初の頃は、
硬さがあって、歌もなんだか不安定な感じで、
思ったより上手くないなという印象だったのですが、
だんだんとご自身の力を発揮されて、
中盤から歌が格段に良くなってました

 

お芝居も包容力のある長兄をしっかりと演じてましたし、
真ん中で演じることへの違和感は皆無
いい逸材ではないでしょうか

 

スター性という部分では少し弱い感じがありますが、
芝居心もありましたし、
何よりも歌に伸びしろがありそうなのが期待できそうです

 

男役歌唱はなかなか身につけるのは大変でしょうけど、
結構歌える感じがしましたので、
今後力をつけていく様を見守ってみたいと思いました

 

華やかな部分を補うほどの演技力と歌唱力向上に期待したいです
和物の芝居が合いそうですよね
なんとなくですが…

 

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音彩唯は言うことなしのヒロイン力

次に、
ヒロイン・エリーゼを演じたのは、
105期のゆいちゃん(音彩唯さん)

 

ゆいちゃんは、
今回で新公ヒロイン3回目になりますが、
前回の別箱『海辺のストルーエンセ』で東上初ヒロインを務めているため、
かなり仕上がっている感がありました

 

着々とヒロイン育成をされているのが如実に感じられましたので、
この中では群を抜いて上手かった…
ちょっとだけ顔を出した、あやちゃん(夢白あやさん)は、
さすがの貫禄でしたけど、
それに次いでという感じでしょうかね

 

今回のヒロイン抜擢は、
同期ののりかくんの支えという部分もあったのだと思いますので、
そのあたりも上手でしたね

 

歌は文句なし、
演技も伸び伸び演じられていて、
トップ娘役に一直線、という感じがしています

 

あとはどこでトップ娘役になるのかどうか、という感じですかね?

 

和物が似合うとはあまり思えませんし、
ゆいちゃんの本領発揮となるのは、
やはり洋物ですよね
輪っかのドレスは絶対に似合うでしょうから、
雪組以外の方がいいように感じます

 

どーでもいいのですが、
前回の『海辺のストルーエンセ』でも、
今回の『Lilacの夢路』でも、
ゆいちゃんが男性を装う場面があったのが面白かったです
ゆいちゃんに合っているかといえば、
あまり合っている風ではないのですが、
2回も続くというのは興味深いですね

 

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スターの輝きが眩しかった華世京

続いては、2番手役のフランツを演じたのが、
106期のかせきょーくん(華世京さん)

 

今までの中で一番よかったと思います
それだけ順調に成長をしているということでしょう

 

これまでは、
まだまだ下級生という殻から抜け出していない範囲で、
十分に頑張っていたという印象でしたが、
今回は本公演でも目立った五男役・ヨーゼフに抜擢されているのもあり、
かなり堂々と演じていましたね

 

歌も良くなってきていますし、
芝居心もあるので、
このままどんどん吸収して、
素晴らしいトップスターになって欲しいです

 

何よりも、スターの輝き具合が凄まじかった…

 

雪組は一人っ子政策を今でも続けている組だけに、
「これ」と目を付けた逸材は、
素晴らしいスター性がありますよね

 

ちさとくん(縣千さん)もそうです

 

ご本人もそういうプレッシャーの元、
日々頑張っておられるのでしょうけど、
それに負けずに精進しているのがいいですね

 

大抜擢ばかりが続くと、
いろいろやりづらい面もあるでしょうけど、
そういう逸材であり、
星の元に生まれたのは変えようがありませんから、
その運命のままに素直に成長していって欲しいです

 

歌はまだ研4なので、
男役歌唱としてはもう少し頑張って欲しいですが、
それに応えられる才能だと思います

 

その他気になったキャスト…男役

今回の新人公演は、
お芝居のストーリーよりは、
じっくりと下級生の皆さんが見れたことは大きいかもしれません

 

まずは、
ヨーゼフ役の107期のアカリくん(瞳月りくさん)
少しまさおくん(龍真咲さん)に似ている感があるキュートな男役さんですね
お耳が特徴的です
今は下級生なので可愛い感じが出てしまうのは仕方がないでしょうけど、
かせきょーくんの役に抜擢されているということは、
路線スターとして歩むのでしょう

 

末っ子らしさがよく出ていて、
非常に印象に残りました
スター性も感じるので、今後注目しておきたい男役さんです

 

三男・ゲオルグ役は、
長の期の103期、せいみくん(聖海由侑さん)でした
本役が芸達者なそらくん(和希そらさん)なので、
大変だった部分もあるでしょうけど、
ちさとくん(縣千さん)や、
すわくん(諏訪さきさん)とは違った学びもあったと思います
さすがに上手かったです

 

103期なので、
次回が最後の新人公演となります
主演に抜擢されるのかどうかに注目でしょうか
1度させてあげて欲しい気がします

 

アントン役に抜擢されたのは、
研2の108期、えんりくん(苑利香輝さん)
大抜擢でしたが、頑張ってましたね
まだ硬さがありましたが、これからが楽しみです

 

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その他気になったキャスト…娘役

続いては娘役さんです

 

あやちゃん(夢白あやさん)は、
ガレッティー夫人役を演じてましたけど、
さすがでしたね
同じく、
コンスタンツ役のまるこちゃん(華純沙那さん)もでした
まるこちゃん、今回は主要な役ではなかったですけど、
上手かったです
ちょっともったいなかったです

 

アーシャ役は、
104期のようこちゃん(千早真央さん)
この役はけいこさんだからこその役なので、
かなり分が悪かったとは思いますけど、
まだ104期でこの役を演じたということが大事だと思います
歌はもう少し頑張って欲しいかな
けいこさんの役だから余計にそう思うのでしょうけど…

 

ディートリンデ役のみちちゃん(愛陽みちさん)は、
すごく役に合っていたと思います
本役のひまりちゃんが演じるのとは、
また違った魅力があったと思います

 

あと、
しらきさん(白綺華さん)が楽しみだったのですが、
本役のゆいちゃんも影が薄い役だったので、
あまりよくわからなかったのが残念でした…
夢人出た時、一生懸命見てましたが…

 

ざっとになりますが、以上です

 

物語そのものにあまり興味がなかったにせよ、
わちゃわちゃ感が楽しめる作品なので、
下級生のみんなが可愛かったです
特に、ドロイゼン家の五兄弟の場面は、
本役さんでも楽しかったのですが、
新人公演組も同様に楽しめました

 

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