宝塚OGのインスタライブを視聴して…コロナ禍とコミュニケーション不足と失われた命

宝塚OG



本日、宝塚OGのマギーさん(星条海斗さん)のインスタライブを視聴しました

 

私は全く知らなかったのですが、
SNSを通じてライブされていたのを知り、
宝塚OGはほぼだんまりの中、
どういうお話をされるのかが興味があって視聴いたしました

 

1時間近くの長時間だったと思いますが、
全部視聴しました

 

あくまでもOG目線寄りではありましたが、
とても勇気がある配信だったと思います

 

今回はそのライブの視聴して感じたことです

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

コロナ禍によるコミュニケーション不足

マギーさんはご自身が上級生としても、
下級生としても経験がおありで、
卒業後にコロナ禍がやってきました

 

コロナ禍での劇団での生活がどれほど辛いものかについては、
ご経験がないため、
これまでのご自身の在団中の経験より、
相当いろいろ窮屈な思いをしてきたであろうということを、
丁寧にお話されてました

 

それは上級生に対してもですし、
下級生に対してもです

 

ただ目線としては、
上級生に寄り添っていた感は否めませんが、
そこはマギーさんが上級生に指導され、褒められ成長してきたという経験からでしょう
感謝の気持ちが大きいのだと思います

 

マギーさんの体験から感じたことは、
ここ数年のコロナ禍という生活の激変がとても大きいと話されてます

 

コロナによって、
生徒同士のコミュニケーションが上手にいかなかった、
いやむしろ取りようがなかったと指摘されています

 

確かに私を含めた多くのヅカファンも、
ずっとそこを指摘し、嘆いてきていましたので、
ものすごく納得がいきます

 

同期や組子とお食事行ったり、
カラオケに行ったり、
ドライブしたりということが全然出来なかったでしょうし、
組の打ち上げもなかったでしょう

 

入り出やお茶会などのファンとの直接交流もないですから、
元気や活力がもらえる機会が奪われてもいました

 

何よりも辛いであろうことは、公演中止が度重なることです

 

幸いにも該当の宙組はあまり公演中止にはなってませんが、
綱渡り状態だったことは間違いないでしょう

 

そのため、心の休まる時が全くなかったことが容易に想像できます

 

当ブログでも、
コロナ全盛期には同様のことを語ってました…
きっと多くのヅカファンも同じだったと思います

 

 

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失われた命を思って星条海斗が涙

マギーさんは宝塚歌劇の上下関係について、
しっかりと語られてましたけど、
今回お亡くなりになった方についてはほとんど触れてませんでした
たぶん触れられなかったのでしょう

 

ですが、
後半の終わりの方でマギーさんはこのように語られてました

 

「失われた命を忘れないこと。みんなで忘れないこと。よく話し合うこと。時々黙祷したり、みんなで手をつないで、失った時間、コミュニケーションを取る時間の大切さを時間かけて焦らずに1つの使命、宝塚のお客様に感動をお届けすること、これが宝塚の使命だから。忘れないこと。そう思います」

 

人の親でもあるマギーさんは、
お亡くなりになった生徒さんや親御さんの気持ちに寄り添った上で、
宝塚歌劇団に精一杯の愛情を込めたエールを送っていました

 

私的には、
「失われた命を忘れないこと。みんなで忘れないこと。よく話し合うこと。時々黙祷」
この部分がとても大事だと思っています

 

すでに一人の命が失われていることは事実です
犠牲になった上で自ら命を絶ったのかはわかりませんが、
この世を去ったことは事実なのです

 

そのことは決して忘れてはいけませんし、
風化させてはいけないでしょう

 

私もここの部分でもらい泣きしてしまいました

 

たぶんお亡くなりになった生徒さんについては、
極力触れないようにしたかったのでしょうけど、
マギーさんの親としての心が垣間見えたように感じます

 

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木場理事長の記者会見から1週間経過

木場健之理事長の記者会見の日に、
宙組の公演中止が10月22日までと延長になりました
月曜日は休演日なので、
10月23日までは公演がない状態が続きます

 

木場理事長は、
1週間で調査チームが宙組66名の事情聴取をすると話してましたけど、
もう1週間が経過したので、
再開の準備に入っているのでしょうか

 

本来は調査をしっかりして、
再発防止に役立てる必要がありますが、
再開ありきですから、
せっかくの調査も何のためにしたのか、ということになりかねません

 

劇団はもう二度とこのような悲しい出来事がないように務めなければならないのです

 

古くからイジメがあったと言われ続けている宝塚歌劇団
それが上級生による指導であるという美徳に論点をズラさせて、
100年以上やり過ごしてきました

 

コロナ禍でのコミュニケーション不足によるストレス過多もあったでしょうけど、
常軌を逸した指導はイジメの温床になるのは否めません

 

96期のイジメ事件も風化させることに成功したと勘違いしてしまった劇団

 

そして、
このたびは文春記事で2月にSOSが出ていたのに放置をしていた劇団

 

全く進歩が見られなかっただけではなく、
大事な命が失われるという最悪の結末を迎えることとなりました

 

宝塚歌劇団史上、最悪な歴史の一部として刻まれることになったわけです

 

今の世の中では、
厳しい指導、罵倒による指導というのは成り立ちません

 

家庭でも子どもを罵倒し、
手をあげるというのは御法度という時代なので、
ここで大きな変換と意識改革をしないと、
110周年どころではなくなると思います

 

今の風潮は、
「褒められて伸びる」ですから…

 

そのお嬢さんを宝塚歌劇団は預かるのですから、しっかりして欲しいです

 

客に提供するエンタメである以上、
時には厳しい指導は必要だとは思います

 

ですが、そこには愛情が必ず必要なのです
愛があれば罵倒してもいいわけではないですが、
真剣に愛情を込めているということが伝わることが大事なのではないでしょうか

 

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