潤花からの方向転換を考える…雪組新トップ娘役になった朝月希和

宝塚考察



昨日は、
次期雪組の新トップコンビが決まり、
久しぶりに宝塚歌劇界では、
お祝いムードが高まってのではないでしょうか

 

咲ちゃん(彩風咲奈さん)が、
ようやく雪組の次期トップスターに決まりました
次期雪組トップ娘役には、
元雪組の娘2だった、
ひらめちゃん(朝月希和さん)に決定!

 

驚きもありましたが、
確かな実力と、
男役さんを立てる能力のある、
ひらめちゃんが相手役になったというのは、
非常に喜ばしいですし、
ヅカファンも一安心です

研11の朝月希和が雪組トップ娘役就任の謎…仙名彩世以来の高学年のトップ娘役就任

 

さて、
今回は前回の追記のようなことを、
語りたいと思います

 

雪組次期トップ娘役の本命を思われていた、
じゅんはなちゃん(潤花さん)から、
ひらめちゃんになったところを、
検証してみたいと思います

 

あくまでも勝手な憶測ですので、
ふわっとした感じで、
サラッと読んでいただければ幸いです

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

潤花ははたしてトップ娘役の本命だったのか

まずは、
じゅんはなちゃんですけど、
これまでの経緯を振り返っても、
じゅんはなちゃんがトップ娘役の路線であることは明白です

 

いわゆる爆上げで、
トップ娘役に必要なカードを揃えまくってました
新人公演、バウ、別箱、そして全国ツアー…
これらのヒロインをしまくっていたわけです

潤花のヒロイン歴と現トップ娘役のヒロイン歴をチェック

 

下級生時代のヒロイン歴は、
トップ娘役就任には絶対条件になりますので、
路線でもない娘役さんに、
何度もチャンスを与えられるほど、
舞台が豊富にあるわけではありません
むしろ、貴重な舞台数です

 

そこにわざわざ、
ヒロインとして抜擢し続けているわけですから、
路線でないわけがありません
間違いなく、
トップ娘役候補として、育成されてました

 

しかも、
歌が苦手なじゅんはなちゃんは、
『ひかりふる路』の新公ヒロインで歌えないことが発覚してから、
本来であれば、
大本命演目である『ファントム』のヒロインはしませんでした
上手に避けています
それだけ大事に育てられていたという証拠です

 

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彩風咲奈の相手役だと思われていた件

トップ娘役候補になる路線の娘役さんは、
新公ヒロインを始めとして、
とにかく経験を積まされます

 

そして、
トップ娘役の座が空く時に、
ようやく候補者になります

 

あとはトップスターの相性や、
カラー、希望などを考慮されて決まっていくんだと思います

 

そのため、
トップスターのカラーを考えた時に、
当時の2番手を振り返ると、
じゅんはなちゃんが雪組以外でトップ娘役になる、
というのが想像できないほど、
相手役を選ぶ娘役さんでした

 

少なくても、
2.5次元のカレーくん(柚香光さん)や、
超実力派のことちゃん(礼真琴さん)と合うとは思えず…
同様に、
芝居のれいこさん(月城かなとさん)とは、食い合わせが悪そうです
キキちゃん(芹香斗亜さん)とは合いそうですが、
キキちゃんよりも咲ちゃんが先に、
トップスターに就任するのは明白でした

 

あの順調な仕上げぶりを振り返ると、
トップスター就任順を含めて、
長身でスタイルの良い咲ちゃんとが、
1番しっくりくる感じでした

 

いや、正確に言うと、
そう思いこませてしまうほどの、
さきじゅんのお似合い作戦があったからでしょう

 

『ハリウッド・ゴシップ』のヒロイン発表からの、
ポスターのインパクト、
そして、
全国ツアーの予定だった『炎のボレロ』のヒロイン発表からの、
ポスターのインパクト

 

トップ就任前から、
こんなにもアピールしているというのは、
非常に珍しいです

 

通常であれば、
飽きが来てしまうところですが、
長期任期ではなければ、
通常任期で本公演5作だとした場合、
プレ公演と、
2番手時代の上記の2作を加えても、
合計8作ですから、
ぎりぎり大丈夫な範囲です

 

むしろ運命のトップコンビとして、
売りに出来たかもしれません

 

ほぼ間違いなく、
咲ちゃんの相手役として育成していたと思います

 

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潤花と朝月希和の動きをまとめる

一体どういう経緯で、
今回のようになっていったのかは、正直わかりません

 

ただ時系列を確認することはできます

■潤花に関する時系列
【2018年】
・12月25日:花組の娘役退団者発表
【2019年】
・4月22日:『ハリウッドゴシップ』上演決定
・6月3日:『ハリウッドゴシップ』一部配役
・7月19日:『ハリウッドゴシップ』ポスター公開
・8月2日:朝月希和 組替え発表(雪組→花組)
・9月6日:『マスカレードホテル』一部配役
・10月10日:『マスカレードホテル』ポスター公開
・10月11日~31日:『ハリウッドゴシップ』上演
・10月:潤花 ヒガシマル醤油のイメージキャラクターに就任
・11月11日:朝月希和 花組に組替え
・11月18日:『炎のボレロ』上演決定
・11月29日:『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』新公ヒロイン発表
【2020年】
・1月1日~3月22日:『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』上演
・1月5日~27日:『マスカレードホテル』上演
・1月7日:『炎のボレロ』一部配役
・1月30日:『はいからさんが通る』配役発表
・2月20日:『炎のボレロ』ポスター公開
・3月19日:潤花 組替え発表(雪組→宙組)

 

ざっと思いつく事項を明記してみました
他に大事なことが抜けていたら、
申し訳ございませんが、ひとまずこれでチェックします

 

明らかに潤花を仕上げようとしていた

上記の表で見てわかるのは、
明らかにじゅんはなちゃんは、
トップ娘役としてラストスパートをかけていた印象があります

 

昨日、私もポロっと、
『マスカレードホテル』のヒロインをさせるために、
ひらめちゃんを花組に組替えさせたのではないか、と冗談を言って、
すぐに否定しましたけど、
上記を見る限りは、
その線は「ない」かなと思わざるを得ません

 

「保険」という意味ならわかりますけど…

 

というのも、
さきじゅん満載の『ハリウッドゴシップ』のポスターから、
上演終了までの間に、
ひらめちゃんは花組組替え発表し、
その後『マスカレードホテル』のヒロインに抜擢されます

 

もしここで、
ひらめちゃんをトップ娘役にするために、
花組組替えで、
『マスカレードホテル』ヒロインの抜擢であれば、
その後のじゅんはなちゃんの育成に、辻褄が合わなくなります

 

それであれば、
『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』の新公ヒロインじゃなくてもいいです
また、何よりも、
全国ツアーの予定だった『炎のボレロ』のヒロインにならなくてもいいです

 

ましてや、
『炎のボレロ』のあの構図のポスターは有り得ないでしょう

 

もし、
とっくにひらめちゃんだと決まっていたとしたら、
咲ちゃんの一人映りでいいのです
ことちゃん(礼真琴さん)の『アルジェの男』のように…

 

唯一言えるのは、
スポンサーであるヒガシマル醤油に、
気を使ったということかもしれませんが、
その後の結果がトップ娘役ではないという事実であれば、
気遣ったことにはならないでしょう

 

むしろ一人映りか、
じゅんはなちゃんをもっと小さい映りにすべきでした

 

そうではないということは、
ポスター公開の時点では、
じゅんはなちゃんだったのではないか…

 

また、ひらめちゃんは、
花組の娘役さんの補強であると考えるのが、
おかしなことではなかったと思います

 

完全に憶測ですけど…

 

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番狂わせが起きた雪組

何事も発表よりもずっと前に、
戦略が立てられているとはいえ、
ひらめちゃんありきで上記のように動いていたとしたら、
じゅんはなちゃんは単なるバカを見ていた
ということになりかねません

 

宝塚歌劇において、そんな戦略は有り得ません

 

宝塚歌劇団の戦略は露骨ですが、
生徒さんを辱めるような戦略だけはしません
流れ上やむを得ず、というのは多々ありますけど、
これだけ順調に路線として育成してきて、
実はそれはフェイクであり、
隠れ蓑だった、ということは有り得ないです

 

ポスター撮りをして、
その後発注をする期間がありますので、
少なくても2019年の12月までは、
おそらくじゅんはなちゃんだったのであろうと思います

 

ポスターは差し替える手間と経費を考えて、
そのままGOしたのかな、とは思いますが、
ギリギリまでじゅんはなちゃんだった可能性もあるでしょう

 

本当にひらめちゃんが花組組替え前から、
トップ娘役に就任させるつもりだったのであれば、
『はいからさんが通る』の配役も、
吉次ではなかったかもしれません
私的には、環だと思ってましたし…(^_^;)
むしろ、
花組では波風立たずにという配慮があった
ということかもしれませんけど…

 

ただ、この女役という経験が、
ひらめちゃんをより成長させたのは間違いありません
少女から大人な女性を演じられるというのは、
どんな役でもこなせるということですから

 

ということで、
私的な考えとしては、
じゅんはなちゃんに大きな番狂わせが生じてしまい
結果、咲ちゃんの希望を聞いて、
ひらめちゃんになった、ということなのではないか、
と考えました

 

通常、
トップスターの意向が反映されるのは、
2人目のトップ娘役が誕生するときです

 

1人目は、
トップスターの意見を取り入れつつも、
劇団の意向が大きく反映されます

 

少なくても、
星組はそうかな…(^_^;)
ちえさん(柚希礼音さん)以降は間違いなく、劇団主導です
とうこさん(安蘭けいさん)の時って、どうだったっけ?
あすかちゃん(遠野あすかさん)を救ったイメージが大きいのですが…

 

数人の候補の中から、
「この人がいい」という程度でしたら、
どのトップさんもあるでしょうけど、
ピンポイントで「この人」となると、
2人目以降か、
1人目で選べる時は、
よっぽどの事情があるんだと思っています

 

今回はそのよっぽどの事情が反映されたのかな、と感じます

 

あくまでも私的な勝手な憶測ですので、
全く違うということもあります
むしろそうかもしれません(笑)

 

ふわっとした感じで、
こういう考えもあるんだな程度に流してくださると、幸いです

 

あやちゃん(夢白あやさん)については後日…

 

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