間違いなく彩風咲奈の代表作だが朝美絢も当たり役となった雪組『蒼穹の昴』…さききわのやり取りに心が温まる

雪組



本日は、
雪組『蒼穹の昴』の大千秋楽でした!
トップ娘役のひらめちゃん(朝月希和さん)を含め、
4人のジェンヌさんの退団公演でもありました

 

無事完走できてよかったです!
サヨナラショーもよかった!

 

これで2022年の宝塚歌劇団の公演は、
すべて終了となりましたね
あと7日もすると、2023年の幕開けです

 

今週はのんびりなんですかね?(^_^;)
それともギリギリ駆け込みで何かありますかね?
2023年に入ってからかな?

 

そうそう
キキちゃん(芹香斗亜さん)のディナーショーのライブ配信が決定しましたね!
以前にもお話しましたが、
その日程では観れないので、我慢です…(´・ω・`)
ううう…観たかった…
観れた方のレポ、楽しみにしておりますです…

 

あと、
先ほど『蒼穹の昴』のアンケートを開始しております

雪組『蒼穹の昴』の観劇評価を教えてください

 

ぜひご参加ください!
熱い楽しいコメントもお待ちしております♪

 

それと、
明日には、ラストのアンケート、
2022年の宝塚ニュースについてを開始します
27日に大きなのが出たら、
それは来年に組み込んでおきますw

 

こちらもぜひお願いします!
明日になりますが…

 

さて今回は、
雪組『蒼穹の昴』の千秋楽を視聴して思ったことを、
サクッと触れておこうと思います

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

彩風咲奈の代表作となった『蒼穹の昴』

素晴らしい舞台でした…
私的には、涙が止まらず…
私の席の周りの方も泣かれていた方、多数でした…

 

ストーリーは、
かなり端折っている部分もあったでしょうし、
駆け足っぽい部分もありましたけど、
気にならないような展開にしてましたね

 

さすが構成と演出が抜群の原田諒先生でした

 

衣装も豪華
セットも豪華
挙句の果てに、専科生を6名も投入するという荒技

 

音楽も覚えやすく、
どこか懐かしさを覚えるような心に染み入るメロディーでした

 

1本物に相応しい新作の大作だと思います

 

その中心となった咲ちゃん
素晴らしい文秀を演じてました

 

これまでの咲ちゃんといえば、
私的には
めちゃくちゃ演技力がある、
という認識ではなかったのですが、
ものすごく深みのあるお芝居をし、
波乱万丈な主人公を好演されていました

 

歌も聞きやすかったです
素直に歌う姿が、ダイレクトに心に届くんですよね
真っすぐで正義感が溢れる文秀
リーダーシップがあり、仲間思いな文秀
そして、本当に優しい文秀

 

どの場面でも引き込まれました

 

もちろん、
周りを支えた専科生の皆さんや、
雪組生の一丸となった芝居力に寄るところも大きいですけど、
咲ちゃんは間違いなく、このお芝居を引っ張っていました
そこがお見事でした

 

きっと役作りにはとても苦労されたと思いますけど、
今回のこの大作の主演をしたことにより、
よりパワーアップした咲ちゃんを見ることが出来そうです
ボニクラなんて、全然違いますからねw

 

『蒼穹の昴』は、
彩風咲奈とって代表作となったと思います
もう観れないのが残念ですし、
とても寂しく感じます

 

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朝美絢の春児も当たり役だったと思う

そして、
『蒼穹の昴』の原作では主人公である李春児は、
2番手のあーさちゃん(朝美絢さん)が演じました

 

健気で一生懸命で、
貧しくても心が清らかで心優しい青年・春児

 

少年時代から青年時代まで、
あーさちゃんは演じていましたけど、
本当に可愛かった…
弟キャラがここまで似合うとは…

 

あーさちゃんはイケメンキャラのイメージが強いのですが、
実に見事でしたね

 

清らかな春児を見ると、
思わず涙が出てしまうほど、
すごく感情移入をしていました

 

兄貴分の文秀と、
弟分の春児の関係性や対比が、
とてもよく表現されており、
さきあさの相性の良さも感じ取れました

 

春児は、
なんとか自分の人生を変えようとする強い意志を持っており、
例え優しい嘘だとわかっていても、
絶望からの脱却のために、宦官してしまうという…
その心に秘めた強い思いが、
自らの運命を切り開いていきました

 

嘘が真実になるというのも、
春児だからでしょう

 

そのあたりが矛盾に感じさせないほど、
応援したくなるような健気さがあり、
そのように演じてたあーさちゃんが素晴らしかったです

 

もう二度とあーさ春児には会えないのかと思うと、悲し過ぎます…
あーさ春児ロスがスゴい…( ノД`)

 

あーさちゃんがトップになった際、
本来の『蒼穹の昴』をやってくれませんかね?w

 

そのぐらいのハマり役でした

 

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ヒロインっぽさが少ない役が多かった朝月希和だが玲玲はピッタリだった

最後にひらめちゃん

 

ご挨拶でもおっしゃってましたけど、
ひらめちゃんがトップ娘役に就任した時点で、
すでにコロナ禍でした
公演中止を何度も経験されましたから、
本当に気が休ますような期間はなかったことでしょう

 

そして、
本公演では3作、
別箱2作の合計5作でヒロインを演じてましたけど、
いわゆる宝塚歌劇のヒロインっぽいヒロインは、
ほとんど演じてこなかったですよね
プレお披露目の『ヴェネチアの紋章』くらいかな…

 

ラストとなる『蒼穹の昴』の玲玲は、
未来では文秀と結ばれる役ですけど、
ほんのり匂わせてはくれたにせよ、
本公演ではそこまでは描かれず…

 

他の人、
譚嗣同と結ばれている印象の方が強かったですよね

 

でも、
この玲玲という役は、
ひらめちゃんにピッタリでした
春児同様に、
清らかで健気で優しい玲玲

 

すごくひらめちゃんとリンクしていたように感じるほど、
この役が合ってました

 

主人公のトップスターと、
大恋愛をするような役ではありませんでしたが、
大事なキャラクターでしたので、
ものすごく印象に残っています

 

『夢介千両みやげ』の姉御肌なお銀、
『CITY HUNTER』の男勝りな香と、
一筋縄ではいかない変わったヒロインを演じられてますので、
明日からのOGになった際には、
その演技力が発揮されるのではないでしょうか

 

『はいからさんが通る』では、吉次ですもんね
役幅が広いというのは大事なことだと思います

 

私がひらめちゃんで一番好きだったのは、
『MY HERO』のクロエでした
振られちゃう役なんですけど、
クロエも健気でいい子なんですよね…
こういう役、すごく似合ってます

 

明日からOGとなりますが、
素晴らしい第二の人生になりますように…

 

ラストのさききわが素敵だった

ひらめちゃんがどのタイミングで、
トップ娘役で行こうとなったのかはわかりませんけど、
元々描かれていた相手役、とは思えませんでした
どこかで何かが合って、
白羽の矢が立ったのがひらめちゃん、というイメージです

 

学年からの落ち着きもありつつ、
ひらめちゃんは初々しさがある娘役さんでした
見た目も若々しかったですし、
今回のような玲玲も素敵でした

 

学年が上級生の場合、
若い役を演じると、
痛々しく感じてしまう娘役さんもおられますから、

ひらめちゃんは、本当に貴重な娘役でしたよね

 

良い人選、抜擢だったと感じます

 

おそらく、
ご自身の役割りをきちんと把握されていたことでしょうし、
上手に、あやちゃん(夢白あやさん)へバトンを繋ぐことが出来たと思います

 

そのあたりの引き際も含めて、素晴らしかったですね

 

そして、千秋楽のさききわです

 

前回の宝塚大劇場での千秋楽で、
咲ちゃんがとてもひらめちゃんを大切にしてくださっているのが伝わって
見ているこちらも幸せになりましたけど、
今日も格別でしたね…

 

トップコンビですから、
我々が知らない部分ではいろいろ大変なこともあるでしょうけど、
そういうことを観客に見せることなく、
相手役に感謝の気持ちを伝えられる咲ちゃんのお人柄に、グッときました

 

ひらめちゃんも幸せそうでしたよね…
というより、
感極まって泣いてましたけど…
思わずつられて涙がホロリ…

 

咲ちゃんの器の大きさを感じました

 

やっぱりトップコンビはこうじゃなくっちゃね!
観客には夢を見せて欲しいです

 

さききわは、
すごく素敵なトップコンビだったと思います

 

素敵な夢をありがとうございました!
胸がいっぱいです(*´ω`*)

 

参加しています!

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