龍真咲と珠城りょうにおける月組の長期トップスター任期とは

月組



星組の『眩耀の谷』のチケットが無事確保できて、
ホッとしました!
大事なことちゃん(礼真琴さん)のお披露目本公演ですからね♪
ひっとん(舞空瞳さん)との新生星組トップコンビを、
生観劇を堪能したいと思います

 

劇場はどんな感じになるのでしょうか
私的な初日、きっとドキドキするだろうなぁ…

 

とにかく、
観劇日にはちゃんと観れるように、
体調だけは整えておきたいですし、
万が一、発熱があったり、
調子が悪かったりしたら、
劇場には行かず、家でふて寝しようと思います(笑)

 

冗談抜きで、
そういう心構えがヅカファンには大事ですよね

 

さて、
本日は月組のお話の続きです
月闇話です…(^_^;)

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

前回までの記事のおさらい

前回は昨日なので、
ご覧いただいた方も多少はいらっしゃると思いますが、
この記事から初めて当ブログを読まれた方は、
なんのことかと思いますので、
簡単におさらいしておきます

 

月組は、
宝塚歌劇団の5組の中でも、
1番特殊な人事を行っている組です

 

これは最近だけではなく、
かなり前から続く、
(負の)伝統のお家芸みたいになっている感があります

 

ある意味波乱万丈な組ですけど、
その一方で、
卒業された後も知名度があるOGは、
月組出身が多く活躍したりしています

月組の人事をわかる範囲で振り返る…いろいろあり過ぎ(^_^;)

 

その月組人事をざっくり振り返ってみた、
という流れの記事になっています

 

前回は近年のみりおくん(明日海りお)の、
準トップというポジションについて語りました

月組で1番残念だったのは明日海りおの扱い…謎の準トップ

 

振り返ってみてあらためて思いましたが、
みりおくんはスゴイわ…
よく耐え抜いて、
あれだけの素晴らしい舞台を見せてくれたものです

 

舞台技術や人気はもちろんですけど、
人柄やメンタル面をおいても、
トップオブトップだったように感じました…

 

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月組は100周年からトップスターがたった2人

月組は、
謎の多い闇な人事が多いですけど、
それにプラスして、
やたらとトップスターの任期が長い
ということも闇度を増していると思います

 

前回の記事で指摘しましたが、
近年の100周年の2014年から2020年まで、
月組のトップスターは、たった2人です

 

【100周年時からの歴代トップスターの推移】

・花組:①蘭寿とむ(6作)、②明日海りお(10作)、③柚香光(1作)
・月組:①龍真咲(8作)、②珠城りょう(8作)
・雪組:①壮一帆(3作)、②早霧せいな(5作)、③望海風斗(5作+1作)
・星組:①柚希礼音(10作+1)、②北翔海莉(3作)、③紅ゆずる(5作)、④礼真琴(1作)
・宙組:①凰稀かなめ(5作)、②朝夏まなと(5作)、③真風涼帆(5作)

()内は本公演数、「+1」は轟悠主演

 

昔の宝塚歌劇団では、
長期や短期も入り乱れていますし、
上演の形態も異なったりしますので、
一概には言えません

 

近年という指標でいくと、
やはり体制も変わった、
100周年以降という括りでみてみました

 

こうやってみると、
近年は5作で退団というのが多いです
今後はわかりませんけど…(^_^;)
すでに、
ゆりかさん(真風涼帆さん)は6作以上が確定ですので…

 

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月組は長期でトップスターを務めているという事実

月組が興味深いのは、
やたらとトップスターの任期が長いです

 

他組が5作で退団が多いとなると、
単純計算で、
3作分、1.5年分のタイムラグが生じることになります

 

これが、
ちえさん(柚希礼音さん)や、
みりおくん(明日海りおさん)のように、
トップオブトップという劇団の顔になっている場合は、
仕方がないとしますが、
月組の場合は当てはまりません

 

ものすごく実力があるとか、
ものすごく人気があるとかでもありません
普通に人気はあり、
実力も破綻はしていませんけど、
特出したものでもないです

 

これがまた月組の闇の部分なのでしょう

 

月組は月闇な闇人事が多い弊害がトップスターの長期任期に繋がっている

まさおくんについては、
前回も語りましたけど、
謎の準トップというポジションを、
本来2番手でいいみりおくんに当ててしまったことが、
災いしたのだと思っています

 

まさおくんの任期は、
本来5~6作の任期でよかったものを、
本人の中では、
最初の本公演2作は
プレトップスターみたいなものとなってしまいましたから、
3作目以降の合計6作が、
ご自身のトップスターの任期カウントだったのではないでしょうか

 

劇団はその意思を尊重せざるを得ません

 

結果、本公演8作でご卒業となりました

 

残念だったのが、
長期でトップスターを務めましたが、
人気が爆上がりしなかったことです
闇人事のツケが回っていたことと、
「飽き」の部分が勝ってしまったことが原因です

 

その状態で、
たまきちくんが後を引き継ぎます
これも、
身の丈に合わない超早期就任というでした…

 

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珠城りょうの悲劇は身の丈に合わない超早期就任だったこと

たまきちくんについては、
退団される頃や、
退団後に思うことをまとめると思いますので、
今はそこまで踏み込みませんけど、
たまきちくんも、
まさおくんと同様の意識だったのではないか、と勝手に考えてます

 

以前、たまきちくんが退団発表をし、
会見をされた時に語りましたが、
退団を意識したのが、
なんと5作目の『夢現無双』だと話してました

珠城りょうの退団会見…早過ぎた早期就任と重圧…月組の闇は深い…

 

普通トップスターは、
就任と同時に退団を意識しますが、
たまきちくんは超早期に就任したため、
その意識が5作目まで全くなかったということ…

 

逆にいえば、
月組を支えてくれた、
ちゃぴちゃん(愛希れいかさん)や、
るりかさん(美弥るりかさん)が退団されて、
ようやく、
真のトップスターであるという意識が芽生えた
ということなのかもしれません
2番手の経験がない分
最初の4作がそんな感じだったのかもしれません

 

精神的には、
ある種の目の上のたんこぶ状態だったでしょうし…

 

そして、
たまきちくんからすれば、
るりかさんが卒業してからが、
自身の本当のトップスターの姿なのだ、
ということを本能で感じたのかもしれません

 

支えなしでひとり立ちという意味として…
私的な勝手な妄想ですけど…

 

珠城りょうは2番手時代を経験していればもっと違う未来だったはず

それでも、
ちなつくん(鳳月杏さん)を呼び戻しているので、
支えは必要とされてます…
この辺りの矛盾が最後までモヤモヤするという…

 

結局これも、
月組の闇の部分が負となって、
巡り巡った顛末でしょう

 

たまきちくんも、
まさおくん同様に、
「やたらと長い任期のトップスター」という、
残念な認識に陥ってしまいましたから…

 

たまきちくん本人には、
全く罪はなく
むしろ被害者なのですが、
やはり、
熱心な月組ファン以外の、
ヅカファンの意識の落差を埋めることができなかった、

という事実があります

 

前回もお伝えしましたけど、
やはり順番や段階って大事なんだなと感じます

 

もはやタラレバですけど、
たまきちくんが2番手時代で経験を積んでいれば、
人気も徐々にあがっていったでしょうし、
実力も着実に身につけていったはずです

 

今まさに、
就任にちょうどいい感じに成長したところを見ると、
早すぎた感は否めないです

 

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月組の課題は負の連鎖を断ち切れるかどうか

このように、
人気が低迷してしまったのは、
月組の闇人事の部分がかなり大きいと感じています

 

あくまでも私的に感じることなので、
全くの見当外れであることも否めませんが、
一ヅカファンとしての1つの考えではあります

 

たまきちくんに至っては、
これだけ海外ミュージカルでテコ入れをしてもらい、
作品も駄作がないにも関わらず、
なぜか組人気があがらないのは、
そういう負のイメージを払拭できなかったからだと思います

 

たとえ、
劇団の思惑どおりの既定路線であったにしても、
るりかさんが退団してしまったことは、
ものすごいダメージになっていますし…

 

るりかさんの退団が、
もはや月闇へのトドメだったようにさえ感じます

 

救いは、
見えなかったたまきちくんの任期に、
ゴールが見えたことでしょう

 

退団するというのは、
ある種の正義みたいなものですから…

 

今後の月組としては、
この負の連鎖を断ち切ることができるのかどうか…
それにかかっていると思います

 

あくまでも、
私的に勝手に思っていることなので、
サラっとふわっとした、軽い感じで、
こういう意見もあるんだなぁ程度に、
流してくださると幸いです

 

ということで、
次世代の月組の話はまた次回に…(^_^;)

 

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