宝塚歌劇における男役の声作りの大変さを考える

つぶやき



本日は、
さくらちゃん(美園さくらさん)のミュージックサロン『FROM SAKURA』の日でした
ライブ配信見たかったぁ~。・゚・(ノД`)・゚・。

 

観る気は満々だったのですが、
やっぱり平日は厳しいです…(TдT)
しかも年度末という…

 

…ということで、
ワタクシは見事ライブ配信が観れない、
という負け犬でした…(´・ω・`)
本当にガッカリ…

 

でも、
休日配信で観れないという方もいらっしゃるので、
これはしょうがないですね…
配信が観れた方が羨ましいです

 

はぁ…さくらちゃんの「私だけに」聴きたかったですし、
「私が踊る時」も聴きたかった…
きっとありさくでしたよね…(TдT)

 

さて今回は、
男役って大変だなぁ、
と思った話を語ります

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

男役として歌うということ

先日、
我が愛する星組の『ロミオとジュリエット』を観劇しに行った、
とお伝えしたと思います

 

感想はまたいずれ、
いつか更新するとして(笑)
今回、
ぴーすけくん(天華えまさん)の頑張っている姿を観て、
つくづく感じたことがあります

 

当ブログを以前からお読みいただいている方は、
よくご存知だと思いますけど、
私的には、ぴーすけくんをめちゃくちゃ応援していました…
それは歌唱力があったからなんですね
ワタクシ、歌うま大好きなので…(^_^;)

 

ですが、
ぴーすけくんは一時勢いが止まったかのようでした
おそらく、ご本人がもがき苦しんでいた時期でしょう

 

そのキッカケを感じたのは、
『THE SCARLET PIMPERNEL』の新人公演を生観劇した時です
この時の新人公演の主演2人は、
歌上手な主演2人組だったはずなのですが、
ぴーすけくんが、私的には「あれ?」と感じてしまったのです

 

普通に歌えているので、悪くはないですが、
特別に良くもなかったかな、
というのが当時の正直な感想でした

 

期待値が高すぎたというのもあるのでしょうけど、
ぴーすけくんのポテンシャルを考えたら、
意外と普通だったと感じたのです
あくまでも、私が勝手に感じたことなので、
感動された方や、
感激された方もたくさんいらっしゃると思います

 

で、
なぜ私がそのように感じたのかと言えば、
歌声の線が細いというのかな?
私的に思ったほどの伸びやかさを感じなかったのです
それが「あれ?」という違和感に繋がったのでしょう

 

これが宝塚歌劇において、
「男」を演じる難しさの1つでしょう

 

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女の地声から男の声を作るということ

どなただったかは忘れてしまったのですが、
以前、元トップスターの方の記事で、
気を許すと男役の声にならなくなる
というのを読んだことがあります

 

男役の声を続けていないと、
元の声に戻ってしまい、
それを男役の声にするのに非常に苦労した
というお話でした
トップスターさんじゃなかったかも…(^_^;)
でも、男役さんの記事でした
誰だったかなぁ…?

 

つまり、
それだけ「男」を演じるには、
いろんな苦労があるということ
その1つが、声であることは明白です

 

さらに、
宝塚歌劇の場合は、
男役と娘役とのデュエットがあるため、
より下のパート、
上のパートを歌いきるという技術も必要になります

 

男の声を無理して作っているのに、
さらに、それで歌うというのですから、
いかに大変かということ

 

ぴーすけくんは、
ご自身の声で歌えば、
歌上手になるはずです
かつては、間違いなく本当に上手かったですから
おそらく、そういうタカラジェンヌは多くいるのでしょう

 

もちろん、
歌の才能という部分は大きいでしょうけど、
元々歌える才能があるのに、
それを発揮出来ないジェンヌさんは、
間違いなくいるということなのだと思います

 

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地声はハスキーで得をする男役もいる

逆に、
元がハスキーボイスのために、
低い声で歌うことに成功している例もあります

 

それが他ならぬ、
我が愛するちえさん(柚希礼音さん)でしょう
ちえさんの下級生時代は、
本当にへなちょこな歌唱力でしたが、
男役歌唱を身につけ、
ヅカ的には歌上手の位置にまで行くことができました

 

逆に高音は厳しい方なので、
今はそこが大変なのかなとも思ったり…
OGさんあるあるですね
歌うまジェンヌさんであっても、
OGになると、
意外とそうでもない現象があるのは、
その要因もあるように思います
その逆もありますけど…

 

そういえば、
るりかさん(美弥るりかさん)もハスキーボイスでしたね
すごく素敵な声でした

 

娘役さんは、その反対で、
宝塚歌劇時代は、より高音を求められますので、
それはそれは大変ですが、
OGになると、そこまで無理しない範囲なので、
非常にのびのびとした歌声を聴くことが出来たりもします

 

男役の声を作るという弊害

我が星組の愛ちゃん(愛月ひかるさん)は、
滑舌がよくなくて、苦労されてます
最近は、かなり向上して聞き取りやすくもなっていますので、
愛ちゃんの努力が実を結んでいるということでしょう

 

その愛ちゃんは、
以前にも語りましたけど、
地声で話す場合、滑舌が良いです

 

つまり、
これも男役の声を作るが故の弊害なのでしょう

 

無理して声を作らねばならず、
さらに歌も歌う…
喉に負担をかけないような技術も必要ですから、
あの声1つをとっても、
男役は大変なんだなと感じます

 

素晴らしい技術なのですが、
これが生かされるのは宝塚歌劇のみ
退団後は、
その技術を生かすのは、
なかなかありません…
もったいないですけど、
こればかりはどうにもなりません…

 

最後話が逸れましたけど(笑)、
そういう過程を経て、
成長されているのがわかると、嬉しいよね
というお話だったんですけど、
意外と真面目に語ってしまったよ、という回でした

 

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