106期生の飛び降り報道…文春砲第3弾

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私にとっては変則な時間ではありますが、
前回の記事更新後に文春記事を読みましたので、
それについて語ろうと思います

 

第1弾と第2弾は先日お亡くなりになった宙組生に焦点を当てた記事でしたが、
今回の第3弾は宝塚音楽学校でのお話になります

 

なんと音校生の飛び降り自殺未遂があったとのこと

 

96期のイジメ事件から、まさに10年後の出来事でした

 

あまりにもショックです…
劇団に不信感いっぱいではありますが、
ある意味不変の隠蔽体質にただただ呆れるというか、
情けないというか、悲しいというか…

 

そんな思いがこみ上げてきました

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

106期・予科生の飛び降り自殺未遂を隠蔽

今回の文春報道で明らかになったのは、
2018年に宝塚音楽学校に入学した生徒・A子さんが飛び降り自殺未遂をしたということでした

 

2018年入学ということは106期生になります

 

原因は上級生である本科生・105期からのパワハラなのかと思われます
記事の内容を読むと、
いまだにこんなことをやっているんだと驚きが隠せないほどのパワハラです
この予科生が本科生になれば、
当然同様なパワハラをすることになり、まさに負の連鎖

 

宝塚音楽学校で厳しさを学ぶことは礼儀にも繋がると思うのですが、
やり方が常軌を逸した感があります
本科生が予科生を取り囲んで罵倒しまくるという…

 

一例としてあがってましたけど、
電気を消す順番なんてどうでもよくないですか?
ちゃんと消すことが大事なので、消えていればいいと思うのです
もちろんちゃんと消すためのルーティンとしての順番なのでしょうが、
罵倒するほどのことでしょうか

 

そのようなことに疑問に感じてしまう普通の神経であれば、病みます…
A子さんはまさにこの疑問を感じるタイプだったため、
心身の不調を訴えたそうですが、
これに対して学校の職員がきちんと向き合わなかったために、
A子さんは地上8メートルを超える2階のバルコニーから飛び降り自殺を図ります
幸い命は助かったそうですが、
病院の集中治療室に搬送され、全治3週間の全身打撲を負うことになりました

 

なんなんでしょうね…
宝塚音楽学校では96期のイジメ事件があったにもかかわらず、
変わらぬイジメ体質を放置し、
あげくに1人の大事なお嬢さんの命を亡くしかけたのです

 

一体何度繰り返せばわかるのでしょうか
人の命を何だと思っているのか憤りを隠せません

 

さらに、こんな大事件を当時の宝塚音楽学校は隠し通したわけです

 

我々ヅカファンは誰も知りませんから…

 

わかっているのは、
106期生は40名が宝塚音楽学校に合格するも、
入団は39名だったということです

 

今回106期生の件が明るみに出ましたが、
こういうことは他の期にもあったのではないかと勘繰ってしまいます

 

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阪急電鉄と阪急阪神HDは把握済みのはず…木場健之理事長も登場

2018年の宝塚音楽学校の校長は、小林公一氏です
小林一族ですね

 

当時生徒に箝口令を強いたのは、
伊木常雄校長代行でした

 

当時も今も宝塚音楽学校の理事長は、
阪急阪神HDのCEOである角和夫氏になります

 

当然、大事な音校生が自殺未遂をした件は知っているはずです
知っていて隠蔽工作しまくったわけです
知らないとは言わせません

 

さらに背筋が凍るくらいゾッとしたのが、
なんとこのA子さんの件で、
木場健之理事長が登場するのです…(当時は理事長就任前の阪急社員だったようです)

 

A子さんのご両親が第三者委員会を設置で原因を解明を望み、
保護者会を開催して広く事実を公表することを強く求めていたそうですが、
阪急電鉄からトラブルシューターとして送り込まれたのが、
木場氏だったわけです

 

木場氏は隠蔽するために、
B子さんの言動をパワハラと認定せず「行き過ぎた指導」という表現に終始し、
学校側がA子さんの家族に詳細な調査結果を示すこともなかったとのこと…

 

木場理事長の名前を見た瞬間、
この結末は見えてました
やっぱり…としか言いようがないです
宝塚歌劇団での木場理事長をファンの立場から見ていると容易に想像がつくからです

 

宝塚音楽学校も宝塚歌劇団も、
何も変わろうとしない組織であることが今回の件で明らかになりました

 

これでは宙組の件も2月で抑えられるわけがない
本当はこの時にしっかりと向き合っていたら、
一人の生徒さんが命を落とすことはなかったのではないでしょうか
何度も指摘してますけど…

 

とても悲しいですが、
結局は起こるべくして起こったとしか言いようがありません
いつかはこういう日が来るということだったとしか思えません

 

ましてや、
2018年の事件時も、
今回の宙組の件でも、
木場健之理事長ですからね…

 

勝手ながら、
なんだかとても恐ろしさを感じます

 

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適当にやり過ごしている感があるように思えてならない

企業を守ることというのは本当に大事なことなのはわかります

 

ですが、
人の命はもっと大事ですよね

 

阪急阪神HDというグループそのものが、
人の命を粗末にする、
人の命を尊いと感じない企業グループという印象になりますし、
宙組の件だけではなく、
上記の106期生のA子さんの顛末を見ても、
死ということを非常に軽く捉えているようにしか見えません
A子さんは未遂とはいえ、
一歩間違えれば死に至った可能性があるわけです

 

A子さんの見舞い金は100万円の提示だったようですが、
没交渉になっているため未解決状態とのこと
その後放置ということなのでしょうね
誠意の欠片も感じず

 

まさに適当にやっている感が透けて見えるのですが、
同じことが宙組の件でも垣間見えました

 

宙組生の聞き取りは、
対応する弁護士は名刺も渡さず名乗りもしないそうです
そんなことあるんですかね?

 

他組でもヒヤリングを行ったらしいのですが、
80人くらいを1日で終了とのこと

 

これ計算してみましたが、
1日8時間として80人であれば、
1時間10人
ということは、単純計算で1人6分ということになります
実際には出入りなどの時間もあるでしょうから、3~5分以内でしょうね…

 

「ヒヤリングをやりました」という形を整えるためだけにやっているのでしょう

 

せめて生徒さんの心のケアをちゃんとしてくれているのかと思えば、
『いのちの電話』の番号を通知するのみ…
目を疑いました
カウンセラーなどおらず、
精神的にしんどければメンタルクリニックへどうぞ、というスタンスのようです

 

木場理事長の「専門家にも入っていただき、一人ひとりの心のケアなどにも時間をかけ、生徒の心情に寄り添ってまいります」という言葉は偽りだったということですね
この言葉だけは信じていたのですが…
理事長の言葉は上書きされてますけど、
今でも「歌劇団といたしましては、生徒の体調を最優先に考え、一人ひとりの心身のケアに取り組んでおります。」とあるんですけどね

 

再開あるきであるのはわかってましたけど、
あまりにもひどすぎる…

 

生徒さんたちのことを劇団の駒としか見てないのではないでしょうか
もしくは、舞台に立たせてやってるという驕りさえも感じてしまいます

 

やはり人の命をなんとも思ってないということなのでしょう

 

まぁ、ヘラヘラ笑う渡辺裕企画室長を記者会見担当にするくらいですからね
いろいろ透けて見えます

 

そんな状況のせいか、
宙組では退団希望者が三十数人なのだそうです
この数字ですと、
路線スターを除いた下級生のほとんどではないでしょうか

 

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