柚香光の良さが前面に&永久輝せあが2番手役の花組『二人だけの戦場』…希波らいとが覚醒した作品

花組



早いですよね~
来週の木曜日には6月です
6月1日に全く同じことを言うと思いますけど…(^_^;)

 

その早さで、
真風涼帆さんの退団公演『カジノ・ロワイヤル』の上演回数が増えていきます
きっとあっという間に6月11日になるのでしょう
私はあと1回観劇が残っているので、
ゆりかさんとの生でのお別れはもう間もなくという感じです
私的にもカウントダウン…

 

そんな中、
明日は雪組本公演、
『Lilac(ライラック)の夢路』『ジュエル・ド・パリ!!』の宝塚大劇場の千秋楽の日になります
日曜日が千秋楽になる初の公演ですね
明日は観劇も用事もなくのんびりした日なので、
ライブ配信で視聴しようと思います

 

噂どおりなのかどうかも楽しみですw(^_^;)

 

あと、
真風涼帆さんのキャラクターアンケートは、
この後締め切ります
ご投票いただきましてありがとうございました!

 

来週末・6月4日までには結果発表記事を更新しますので、
いましばらくお待ちください!

 

さて今回ですが、
先週末に千秋楽を迎えた、
カレーくん(柚香光さん)主演、
『二人だけの戦場』の主要キャストの感想をサクッとメモしておこうと思います

 

途中まで書いていたのですが、
他のことを更新していたら、
それこそあっという間に時間が経ってしまいました…
そのまま更新しますが…(^_^;)

 

今更感満載ですけど、
よろしければお付き合いくださると幸いです

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

柚香光が素晴らしかった!白軍服姿はオマケ

まずは、
主演のティエリー・シンクレア役のカレーくん

 

トップになってからというもの、
芝居心に火がつき、
いろんな役を演じることで演技力を磨き、
表現力に深みを増してきたカレーくん

 

この役は、
昨年べた褒めした『フィレンツェに燃える』のアントニオに通じるような、
難役だったと思います
苦悩する様を静かに表現するということを、
これ以上ないくらいの見事さで演じられてました
あの感動は忘れられないです
お髭が残念だったことなんて吹き飛ぶくらい引き込まれました

なぜ花組は『フィレンツェに燃える』上演だったのか?柚香光&水美舞斗…そして星風まどか&星空美咲のダブルの必要性が謎

 

そのため、
今回のシンクレアも上手く演じるのであろうことは、
見る前からわかっていましたし、
期待以上に素晴らしかったです

 

初演が歌の人であるイチロさん(一路真輝さん)ですし、
演技力にも定評がある方でしたので、
歌の面はちょっぴり分が悪いかなとは思いましたが、
さほど気になることはなかったです
すごく上手かったとは思いませんが、
ここのところ歌唱力も伸びてきていますので、全然OK

 

オープニングから裁判のシーンで緊張感がほとばりますが、
その後に士官学校時代の白軍服なシンクレアが現れました
天真爛漫で明るく元気なシンクレア
ライラと出会い、立場の違う者同士の苦悩…
仲間との頼もしい友情などその後に起こる悲劇とは無縁に思えるからこそ、
後半の物語がグッとくるわけです

 

ラストの老けたシンクレアも、
しっかりと年老いてましたよね
若干イケオジ風味が凄かったのは否めませんけど(笑)、
そこはね、隠しようのない美貌なので仕方がないところでしょう
声に貫禄があって素晴らしかった!

 

カレーくんは陽気なコメディも似合いますけど、
こういう悲劇ものも似合いますよね

 

前回の本公演『うたかたの恋』が、
カレーくんの見た目は素晴らしかったですけど、
私的には
作品そのものがいまいちだったので感動も何もなかったのですが、
『二人だけの戦場』は脚本がいいので、
カレーくんとの演技の相性もすごくマッチしていたと思います

 

ただ年老いたカレーまどのカップルの場面って、
デジャブ感が凄かった…
リスト(『巡礼の年』)を思い出しましたもん
そこだけはちょっともったいなかったですけど、
それは作品のお話なので、
カレーくんには全く関係はないです

 

とにかくお見事でした!

 

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星風まどか史上一番よかった

ヒロイン・ライラを演じたのは、まどかちゃん(星風まどかさん)

 

まどかちゃんといえば、
歌上手でダンスも上手ですが、
演技はいまいちという感が拭えませんでした
前回の『うたかたの恋』でもマリーの初々しさにはほど遠かったですし…
それは学年を重ねてしまっている部分もあるのでしょうけど、
まどかちゃんの中での大きな課題であると思っています

 

今回のライラは、
本人比的には一番良かったのではないでしょうか
あくまでも本人比の範囲内ではありますが…

 

初演が研3の花さん(花總まりさん)が演じておりますが、
花さんの方が素晴らしかったのは否めませんけど、
まどかちゃん的には十分手応えを感じていたように思います
花さんは若すぎたようにも感じましたけど、わずか研3ですからね…
すごいです

 

ただ時々台詞が棒読み(早口っぽい)になってしまうのは、
たぶんまどかちゃんのクセなんでしょうね
そこはまだまだだったと思います

 

演技力だけは、
経験を重ねればなんとか修正がきく芸なので、
これからも精進していくことで、
演技力もあがっていくのだと思います
実際今回は今までよりもよかったわけですし…

 

ラストの年齢を重ね、
おばさんになったライラの体の動きはすごく良かったと思います
台詞はもうちょっとでしたけど…

 

まどかちゃんは歌とダンスがいいので、
それでいいといえばいいのでしょう
それがカレーまどの魅力ですからね

 

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永久輝せあの魅力がもうちょっと

今回2番手役のクリフォード・テリジェン役は、
ひとこちゃん(永久輝せあさん)が演じていました

 

この役がいかに難しい役だったのかを、
あらためて感じたわけです

 

前回いしさん(轟悠さん)が演じたのですが、
いしさん、やっぱりすごいわ…
歌はちょっと…という感じはありましたけど、
芝居力は圧倒的でしたもんね

 

ひとこちゃんなりのクリフォードを演じてましたけど、
正直言って、ものすごーくインパクトが弱い…

 

裁判の場面でも、後半のシリアスな場面でも、
見せ場はたくさんありますし、
シンクレアとの親友感はすごく良かったんですけど、
シリアスな場面での印象が薄いのです

 

ひとこちゃんは本来芝居上手な男役さんなので、
役に負けるようなタイプではないのですが、
ちょっと肩透かし感がありました

 

裁判での場面は、
ひとこちゃんの独壇場とも言える大事な場面なのですが、
どうしても印象に残らないというかなんというか…
私は1回しか観劇出来なかったので、
そのせいもあるかもしれないんですけど、
1回しか観劇出来ない人はたくさんいるわけですから、
これは由々しき事態なのではないかと感じたわけです

 

どこがどうというのはないんですけどね…
演技は上手かったですし、
感情の乗せ方もよかったですし…

 

強いて言うならば、迫力なのかなぁ…
圧というか、迫りくるものが少し物足りなかったのかもしれません

 

あくまでも私的に感じただけですので、
ひとこクリフォードが素晴らしいと感動された方も多くいらっしゃると思います
そこは100人いたら100通りの感想があるということでご理解いただきたいです

 

これを感じたのは裁判の場面です
カレーくんとの明るい親友場面はすごくよかったんですよ
それだけにもったいなさを感じました

 

希波らいとが覚醒し素晴らしかった!

一方で、
3番手役にあたるアルヴァ役に抜擢された、らいとくん(希波らいとさん)

 

めちゃくちゃよかったです!
目が飛び出るかと思うほど驚きました…Σ(゚∀゚*) ←まさにこんな感じ

 

前回の『うたかたの恋』の新公で、
主人公・ルドルフを演じたらいとくんですが、
その時は、底抜けに明るいというか、
陽の気・陽のオーラ全開で、とても死に憑りつかれていたとは思えないルドルフでした

希波らいとの陽のルドルフ&七彩はづきの大人っぽいマリー&美羽愛が凄かった…花組『うたかたの恋』新人公演

 

華やかさがすごいといえばそうなのでしょうけど、
演技の幅が狭いのかもしれない、と危惧していたのですが、
その直後に演じたアルヴァが、見事に不安払拭で、
嫌な予感を吹き飛ばしてくれました

 

ものすごく演技力を開花させましたよね
演じやすい役だったのかもしれませんけど、
只者ではなさげなアルヴァを好演されていたと思います

 

まどかちゃんとの兄妹というのもよかったです
まどかちゃんが妙に大人っぽかったのですが、
それを上回る兄感を演出しており、
しっかりと年上である感じを表現されてました

 

らいとくんの演技力開花を目の当たりにした瞬間でもあり、
すごく頼もしかったです

 

歌も向上してましたね
歌うままではまだまだ遠い道のりではあるものの、
迫力のある歌い方を工夫されてました

 

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おかえりなさい!綺城ひか理&その他キャスト

そして、
我が愛する星組から組替えしてしまった(号泣)、
あかさん(綺城ひか理さん)が演じたのは、ノヴァロ役

 

またまた敵役というか嫌なヤツ全開の役でしたけど、上手い!
声も良く通りますし、
身長もあるので迫力があります
顔はいいのに嫌なヤツという残念なイケメンですけど、
役にハマってました

 

重厚で品のある役から、
今回のような嫌な役まで演じられるようになったのは、
星組での経験があってこそでしょう
古巣の花組でどんどんその魅力を発揮して欲しいです

 

エルサ役のことのちゃん(朝葉ことのさん)
すごく大活躍でしたね!
ラシュモア軍曹役のびっくさん(羽立光来さん)とのデュエットがあったり、
ライラとの場面でもがっつり目立ってたり…
歌上手な娘役さんなので、
こうやってしっかりと抜擢されるのはとても嬉しいです

 

同じく歌姫といえば、
リサ役のみこちゃん(愛蘭みこさん)
歌の場面で見せ場がありましたよね
これも嬉しかったです

 

以上ざっくりですけど、キャスト感想です

 

本当はもう少しあったように思うのですが、
これを書いて放置していた時間が長かったので、
そのまま更新させていただきました
なんか尻切れトンボ感がすごいのですが、
そこはお許しいただければと思います

 

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