真風涼帆が最初から宙組でもよかったように感じる…宙組からトップスターを生み出さない過去を振り返ってみた

宙組



本日は、
特に大きなお知らせもなく平穏な日でした

 

録画しておいた花さん(花總まりさん)ご出演の鑑定団(再放送)を見て、
やっぱり素敵だなと目がハートになってました♪(*´艸`)
すごくよかったので、
あとでメモに残しておきます

 

さて本日ですけど、
先日も語った宙組トップスターの件ですけど、
それに付随したことを語っておこうと思います

 

前回語ったことです

宙組からトップスターが出ないという不憫さを憂う…宙組路線スターにも希望を

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

1998年発足の宙組

ヅカファンは皆さんご存知のことですけど、
宙組は1998年1月1日に発足された1番新しい組です
今年で23年目という非常に若々しい組です
なにせ、花組と月組は100周年ですからね!
わずか4分の1にも過ぎない年月です

 

当ブログでは、
毎年1回くらい(笑)は、
「宙組からトップスターが誕生しない」系の嘆きを語りますけど、
これが覆される年はいまだに出ていないので、
仕方がないといえば仕方がないです…(´・ω・`)
きっと来年も嘆いていそうw

 

これが覆される日がくるのかどうか…
現状もまだまだ疑念がありまくってます

 

発足した時の宙組って、
本当に華やかで、とても人気がある組でした
他組からたくさんのスターが組替えされたので、
人気があって当たり前と言えば当たり前なのですが、
それでもそういうことに抵抗がなく、
当時はみんなに温かく受け入れられていました
もしかしたら、
能天気なのはワタクシだけかもしれませんけど…w(^_^;)
どこかで罵詈雑言でもあったのかもしれませんけど、
そういうのは全然知りません…

 

初代トップスターは、
元々人気があったずんこさん(姿月あさとさん)で、
相手役は、花さん(花總まりさん)です

 

この2人のトップコンビ・すんはなは、
本当に愛されてましたし、ファンもとても多かったです
いまだに、
歴代最高の『エリザベート』は、
初代宙組版と思っている私のようなファンが多いのも事実です
たぶん初代宙組版のエリザガラコンがあったら、
めちゃくちゃチケット難でしょう
…と、私だけが思ってるのかもしれませんけど(笑)、
見てみたいと思っている人は意外と多いのではないかと思っています

 

スポンサーリンク

長過ぎたタカハナ政権

ずんこさんは、
人気絶頂の時にとっとと退団され、
2番手だったタカコさん(和央ようかさん)がトップスターとなりました

 

絶大人気のトップスターの後は、
だいたいちょっと残念なスタートになりがちで、
この現象は、特に昔にはよく当てはまってました
タカコさんがラッキーなのは、
相手役が花さんがそのまま務めたことでしょう
花さん人気は、
娘役にしては絶大でしたから…

 

基本的に男役のファン数と、
娘役のファン数はくらべものにならないくらい規模が違います
それは昔も今もずっと変わりません
全然違います、本当に…
お金を落としてくれるファン数が段違いですから…
当時の花さんは本当に人気がありました
それは今でも同様…

 

ただこのトップコンビは、
必要以上に長期になってしまった
私的には感じております

 

ちえねねでもよく語りますけど、
トップコンビの両方が6年もその地位を独占し続けるというのは、
非常に罪深いと感じるからです

 

せめて、
どちらかは次世代にバトンタッチすべきでは、
私的には常々思っています

 

タカハナも、6年は長過ぎでした
せめて、4年くらいでバトンタッチ出来ていたらよかったのに
と今でも思っています
それは、私の大好きな花さんも同じです
花さんなんて13年も君臨したんですから、
長過ぎなんてもんじゃない(´・ω・`)
花さん嫌いの人は、そこが特に引っ掛かるでしょうね…

 

これがあったせいとは言いませんけど、
やはりマンネリが生じた弊害は大きく、
ずんはなからタカハナへと移行した時代には、
宙組の人気もかなり落ち着いてました

 

この時代から、
だんだんと宝塚歌劇団の人気が低迷していったので、
その最初の段階とぶつかってしまったとも思いますが…
ある意味、低迷時代突入のキッカケだったのかもしれません…

 

スポンサーリンク

ただ1人の宙組出身トップスターの早霧せいなは宙組4年目に入団

ここまではあくまでも前書きみたいなもので、
本題はここからです(笑)

 

タカハナが退団したのが、2006年7月2日でした
この時点で、1998年入団の生徒さんは研9です
その1988年入団は、84期生になります

 

トップスターである、
キムさん(音月桂さん)と、
みっちゃん(北翔海莉さん)を輩出した期になります

 

残念ながら、
84期には、トップスター候補になれる超路線は、
宙組には存在していませんでした

 

雪組の超がつく御曹司だったキムさんは、
雪組以外には想像ができません
ですが、
最初月組に配属されたみっちゃんは違います

 

みっちゃんはその後宙組に来たことを考えれば、
最初から宙組に配属させていれば、
もしかしたら、
宙組生え抜きトップスターが誕生したのかもしれません
生え抜きではなくても、少なくても、
2人目のトップスター誕生という可能性は大きいです
当時、育成できる体制が整っていなかった、
と言われてしまえばそれまでですけど、
やはりこのスタートがそもそもの始まりのような気がしています

 

続く85期…
85期といえば、
ちえさん(柚希礼音さん)を生み出した期です
この期のトップスターは、ちえさんだけでした

 

宙組には、
えりこさん(七帆ひかるさん)が配属されたのです
新人公演主演が2回、
バウ主演が1回、と路線でした

 

えりこさんは、
『ファントム』初演の新人公演主演を務めています
それが初主演でした

 

長身で舞台映えもする男役スターでしたけど、
残念ながら、2009年の研11で退団してしまいました
奇しくも、
同期のちえさんがトップスターに就任した年です

 

宙組の新人公演主演をしても、
トップスターにまでたどり着けないというジンクスは、
この時点から始まっていたのかもしれません…

 

86期では、
カズさん(和涼華さん)が宙組配属となり、
新人公演主演を務めるも、その後星組に組替え
その星組に同期のテルさん(凰稀かなめさん)が2番手に就任で組替えの前に、
カズさんは退団…

 

そして87期
87期はようやく、ちぎさん(早霧せいなさん)が登場!
えりこさん同様に、
着々と新人公演主演を2回こなし、バウも主演
そして、雪組に組替えし、2番手に就任しました
いろいろありましたが、
無事、雪組トップスターに就任

 

ここでようやく、宙組からトップスターが誕生したのです
それが宙組誕生から4年目に入団した87期でした

 

非常に惜しかった悠未ひろ

1998年の宙組誕生の年に入団したのは、84期ですが、
1997年に入団した83期は、1998年に組配属になっています

 

そのため、
宙組の大劇場お披露目本公演の『エクスカリバー』『シトラスの風』から、
舞台にあがっている期です
宙組創設に関わっていた研2でした

 

そこで忘れてはならないのが、ともちん(悠未ひろさん)
長身でスタイリッシュでカッコイイ…
本当に素敵な男役で、
新人公演主演を2回、
バウ主演を1回務めました

 

宙組創設時から宙組しか知らないスターから、
いよいよトップスターが誕生するかと、
宙組ファンは思っていたと思いますし、願っていたでしょう

 

ですが、
トップスターになることはなく、
2013年に『逆転裁判3』で東上主演後、その年の年末に退団…
研17でした

 

もう本当に気の毒としか言えないです
前年の2012年には、
あっちからこっちからと組替えで宙組にやってきましたし、
そのうちの1人がトップスター就任のテルさん(凰稀かなめさん)

 

研16でしたし、
ご自身の中で折り合いはついたでしょうけど、
宙組からトップスターが誕生しない、が1つ増えました

 

スポンサーリンク

92期の真風涼帆は最初から宙組配属でもよかっただろうに…

その後は、
最近の男役さんなので、
ヅカファンもよくご存知のところだと思います

鳳翔大(88期):新人公演主演1回
凪七瑠海(89期):新人公演主演1回、バウ主演1.5回、別箱主演1.5回
七海ひろき(89期):新人公演主演1回、バウ主演1.5回
澄輝さやと(91期):新人公演主演1回、バウ主演1回
蒼羽りく(93期):新人公演主演3回
愛月ひかる(93期):新人公演主演4回、バウ主演1回、東上付きバウ主演1回、別箱1回

 

上記の中で、
りくくん(蒼羽りくさん)と、
愛ちゃん(愛月ひかるさん)が凄まじいですよね
2人だけで新人公演主演が7回ですから…
しかも同期という…

 

こんなに新人公演主演をしても、
バウ主演しても、別箱主演しても、
トップスターが誕生しないのですから、
宙組の育成が間違えているのか
それとも、
トップスターが誕生するほどの逸材ではないという劇団の判断なのか…

 

もちろん劇団が優先的にトップスターにしたいスターはいたと思いますし、
順番待ちのタイミングもあったのはわかります
ですが、あまりにもあんまり…

 

上記のスターさんの育成途中の時点では、
確かにちょっと弱いと思わせる部分もあったとは思います
それであれば、
育成の仕方が良くないのでしょうし…
そもそも他の組に比べて、
カリスマ的スター性のある生徒さんが宙組に配属されにくいです

 

92期のゆりかさん(真風涼帆さん)は、
元々宙組配属でもよかったくらいの体格とスター性です
こうやってトップスターになったのですから…
ところが、
宙組生え抜きにはならなかったわけです

 

もちろん、
レジェンドと言われたちえさんの元で学べたことは大きいでしょう
しかし、
ちえさんがレジェンドと言われたのは、
トップスターになってしばらくしてからであって、
それまではなかなか殻を破れていませんでした
ダンスは素晴らしかったですけど、スカピン前までは芝居も歌も酷かった…

 

しかも学びといえば、
歴代の宙組トップスターからも十分学ぶことは可能なのです

 

組替えによるトップスターとなれば、
元の組のファンにも見守ってもらえるという利点があります
私的にも、「元星組生のゆりかさん」があるからこそ、
思い入れもひとしおなのは確かですし、そういう応援の仕方もあります
ですから、
最初からゆりかさんが宙組配属だったら、
ここまでの人気を得られていたのか、という疑問はあります
結果としては、星組から宙組でよかったのだとは思っています

 

ただ一方で、
そのまま宙組配属からの宙組生え抜きトップスターでもよかったよね
という思いもあります

 

いずれにせよ、
上記のようなこれだけの実績を重ねても、
宙組からトップスターが誕生しないという事実は変わりません

 

組配属の時点で、
花組や月組のように、
「いずれはトップスターになるんだ」と、
思ってもらえるように夢を与えて欲しいです

 

今の宙組は、路線がとても充実しています
どうかガッカリするような結末にならないように、と願うばかりです

 

参加しています!

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

 

【関連記事】
宙組からトップスターが出ないという不憫さを憂う…宙組路線スターにも希望を

なぜ宙組からトップスターが誕生しないのか…調整組からの脱却が必要

 

コメント