お待たせいたしました!
今回は、
11月24日~12月6日に実施してました、
当ブログのアンケートの集計結果を発表したいと思います!
第27回目(通算)のアンケートです
お題は、
花組の『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』、
『シャルム!』の観劇評価です!
今回はお芝居の『A Fairy Tale』のみの結果発表になります
今回は、
大人気トップスター、
トップオブトップのみりおくん(明日海りおさん)の退団公演でした
退団公演に良作なし、
というジンクスを払拭できるのかどうか…
この前に上演された、
我が星組のべにきさきの退団公演は、
奇跡の大団円でした
トップオブトップにふさわしい退団公演だったのかどうか…
また、
ファンの方がしっかりお見送りできたのがどうか…
その辺りを、
当ブログの読者様が、
どのように評価されたのか、とても気になります
さて、どのような結果となったでしょうか…
あくまでも、
当ブログ読者様限定のお話なので、
そこは、100通りの感想があるということで、
広いお心でご閲覧ください…
アンケートの投票状況
今回は、131名の方々にご投票いただきました
本当にありがとうございます!
みりおくんのキャラクターアンケートでは、
当ブログのしょぼさを露呈しましたが(笑)、
今回は、
いつも通りの投票数といった感じです
花組さんは、
いつも苦戦していますので、
それからすれば、
予定通り締め切り出来ましたので、
とても助かりました
いつもアンケートにご参加いただいている皆様には、
とても感謝しております
本当にありがとうございます!
今回のアンケートも、
重複禁止ですので、
一人1回だけの投票です♪
私は、
いつもの如く、投票出来ない仕様ですので(笑)、
結果と共にお伝えします!
Q1花組『A Fairy Tale』の満足度をお聞かせください
1問目は『A Fairy Tale』の作品評価の質問です
こちらの投票数は、131名の方にご投票いただいてます!
結果はこちらです!
↓
とても混戦しておりますので、
わかりやすく並べ替えました
コメント数も明記しています
↓
①(星3):まぁ満足 (33票/25.2%)【コメント数】17
②(星2):今ひとつ (32票/24.4%)【コメント数】14
③(星5):大満足!すごくよかった♪(28票/21.4%)【コメント数】7
③(星4):満足!(28票/21.4%) 【コメント数】11
⑤(星1):自分には合わなかった(10票/7.6%)【コメント数】1
恒例の大満足の指標、
「星5」と「星4」は、42.8%です!
……。
あれま…。
やっちゃった感が…(^_^;)
そこはかとなく漂います…
では、
ちょっと怖いですけど、低評価の指標も確認します
低評価指標の「星2」と「星1」は、
32%でした
なかなか手厳しい結果となってしまいました…
1位と2位がわずか1票差ですから、
下手したら、
星2が1位だった可能性もあるわけです…
非常に参考になりました
当アンケートの「星5」と「星4」満足度の指標は以下の通りです
ご参考になさってください
- 80%以上で大満足
- 79%~50%で普通
- 49%以下は不満足
「Q1」の総評
私の想像以上の結果で、
正直ちょっと驚きました
かなりの低評価です…
しかも、
割と団子状題なので、
まさに、
賛否両論な結果だったということになります
この原因は大きく分けて2つでしょう
- 明日海りおの美しさを堪能する
- 明日海りおの集大成としての役が見たい
まさにこれが最大の要因で、
意見が真っ二つになってしまったと思います
後日コメント返しもいたしますけど、
両極端なコメントが多くて、
いかに賛否両論だったかが伺える内容となっています
芝居巧者で演技派であるみりおくん
素晴らしい美貌の持ち主でしたが、
素晴らしいのはその見掛けだけではなく、
舞台技術がしっかりしたところが、
大人気の秘訣でした
歌唱力もありました
低音での美声の歌声は、ヅカ芝居には必須!
その魅力溢れる歌声に、
ファンは魅了されてきたのです
今回も楽曲に関しては、
いい歌をしっとりと歌いあげていたので、
その点は高評価だったのではないでしょうか
ただ残念なのが、
『A Fairy Tale』で1番印象に残るのが、
オープニングとエンディングでえみちゃん(乙羽映見さん)が歌う曲の方が、
インパクト絶大だったのは、
ちょっとマイナスだったかもしれません
えみちゃんは素晴らしかったですし、
ディズニーを彷彿させるような、
ロマンティックな感じが素敵でした
でも、
この曲がテーマ曲と印象づけてしまっているのが、
マイナスなのです
トップスターがテーマ曲を歌って欲しいですから…
みりおくんの歌う曲も素敵でしたけど、
今や思い出せません…orz
この時点でチグハグが生じています
歌えないトップスターであれば、
全然OKですけど、
みりおくんは歌えるトップスターだったからこそ、残念でした
美しい明日海りおを堪能できた点は、
本当に素晴らしかったと思います
そのままひっそりと、
どこかで、
永遠に私たちの側にいてくれそうな余韻もあり、
存在感としては最高でした
でも、それだけなんです…
この役って、
明日海りおにしか出来ない役ではありますけど、
実は主人公は、華ちゃん(華優希さん)だという…(^_^;)
景子先生らしく、
全然幸せじゃないヒロインですけど、
1人の不幸な女性の人生を上手に表現していました
本来は演技巧者のみりおくんの独壇場になるべきところを、
少女から老婆という、
難しい役を演じきった華ちゃんの印象の方が強いのです
みりおくんの演技力と表現力に関しては、
パーフェクトでしたけど、
役そのものが薄っぺらいので、
とても勿体なかったです
ただ綺麗であればいい、というのでは、
演技派の明日海りおがもったいなさすぎました
別に妖精の役でもいいですけど、
物語をもう少し練って欲しかったかな…
華ちゃんの印象が強いなんて、
本末転倒だと思います
それが難しいのであれば、
やはり人間ドラマで明日海りおの集大成が見たかった、
というのが最大のガッカリポイントでしょう
みりおくんの最後の公演ですから、
ここを正直に評価するかどうかで、
今回のアンケート結果を決定づけたと思います
ご祝儀的な意味をこめて、
星を1つか2つ、オマケしている方も多いと思いますので、
本来はもっと低かったのかな、と思ってます
やはり、
退団公演に良作なしは更新されたのかな、
という印象だけが残りました
この前の星組のさゆみさん(紅ゆずるさん)の退団公演が、
めちゃくちゃ盛り上がっただけに、
ガッカリ感がハンパなかったのも、巡り合わせが悪かったかな…
ちなみ、
星組の『GOD OF STARS-食聖-』の作品自体は、
おそらく超凡作でしょう
ただ退団公演としては、かなり良作だと思っています
トップスターにピッタリの作品でしたから、
その役にファンが想いを重ねやすかったのが、
成功の1番の要因でした
みりおくんの場合、
みりおくんのキャラクターというよりも、
演技者、表現者としての集大成を、
ファンは望んだと思います
それを満たすことが出来なかったというのが、
1番の敗因だったのではないでしょうか
ただただ美しい明日海りおであることに、
満足されてらっしゃる方が多いのも事実です
なので、
もう少しだけストーリーが重厚であれば、
よりみりおくんの表現者としての魅力が増したのではないのかな、
と感じました
今回の『A Fairy Tale』で、
1番の収穫は、
華優希の演技派への目覚めに尽きます!
これで芝居上手な華優希の名を手に入れられた、
ということは、
カレー―華の安定に繋げることが出来たと思います
ただ残念なのが、
最後が娘時代に戻らなければならなかったので、
華ちゃんが声と姿勢だけで老婆だったこと
しっかりメイクもして、
老婆になりきった姿も見て見たかった
その上で、美しい娘役に戻って欲しかったです
どうも肌艶が綺麗で、
老婆に見えなかったのがもったいなかった
せっかくの名演だったのになぁ…
本物を見せないヅカらしいといえば、
ヅカらしいですが(笑)
結局のところ、
明日海りおの集大成としては、
『MESSIAH』か、『CASANOVA』なのでしょう
「Q1」私の投票
さて私の投票です
ずばり「★★★(星3):まぁ満足」です
正直、
「星2」でもいいかな、くらいですけど…(^_^;)
内訳としては、
作品そのものは、「星1」か「星1.5」です
星を2つ追加したのは、
退団ご祝儀、それだけです
理由は、
みりおくんらしいさが出ている妖精役はよかったのですが、
ストーリーが薄っぺらいのと、
もっと深みのある役で最後を見たかった、
それに尽きます
人間ドラマで観たかったかなぁ、
というのが正直なところなのです
結局、
みりおくんのトップスター時代に、
『春の雪』を超える濃い人間ドラマに出会えなかったのが、
残念でなりませんでした
きっとみりおくんのファンも、
そこに期待したかったのではないでしょうか
みりおくんの後期には、
代表作や名作も多いので、
前回の『CASANOVA』までは満足度が高いです
演技派としても充実したトップスター時代でした
『春の雪』の集大成に近いのは、
上田久美子先生の『金色の砂漠』でしょう
この役は、
みりおくんだからこそ演じ切られた、
非常に難しい役です
ウエクミ先生の独特な文学の香りが、
みりおくんの芝居とピッタリマッチしており、
宝塚歌劇の歴史に残る名作になりました
これを超えるような、
または感動を体感できるような役で、
宝塚人生を終えて欲しかったかな、と残念でなりません
まぁ「美貌は正義」でしたけどねw
ただそれだけだったかなぁ
本当にもったいなかった…
それでも、
まさおくん(龍真咲さん)の『NOBUNAGA』、
ちえさん(柚希礼音さん)の『黒豹の如く』よりは、
100万倍マシですけどね…(^_^;)
ちえさんラブな私にとっては、
『黒豹の如く』は鬼門ですよ、鬼門!
いまだに悪夢として引きずっています(笑)
Q2:『A Fairy Tale』で、一番心に残ったことをお聞かせください(ジェンヌさん以外で)
『A Fairy Tale』についての付属の質問です
ジェンヌさんの熱演以外で、
『A Fairy Tale』のどこを評価するか、
ということを明確にしたい、という意図があります
良くも悪くも、どちらでもいいのです!
この質問への投票は、100名です
ご投票ありがとうございます!
結果はこちらです!
↓
わかりやすく並べるとこうです!
あわせてコメント数もお知らせいたします
↓
①楽曲・歌 (39票/39.0%) 【コメント数】8
②脚本・ストーリー (23票/23.0%) 【コメント数】8
③その他 (15票/15.0%) 【コメント数】13
④演出・構成 (13票/13.0%) 【コメント数】6
⑤時代背景・人物 (10票/10.0%) 【コメント数】3
1位は「楽曲・歌」です
テーマ曲を始めとして、綺麗な曲が多かったですね
「その他」へのコメントも、
ほぼ答えてくださり、ありがとうございます!
100%達成ではありませんけど、
理由が明確になるので、とてて助かります
1つ意味不明なのがありましたけど…(^_^;)
いつもご協力ありがとうございます
「楽曲・歌」
1位は「楽曲・歌」です
おとぎ話風な雰囲気の曲が多く、
場面にもピッタリでした
みりおくんには、
しっとりと歌いあげる楽曲だったのもよかったです
今となっては、
あまり思い出せないのですけど…(^_^;)
でも、あの場では聴き入ってました
コメント見て思い出しました!
そうそう
「Never Forget You」ですね
これはよかった
爽やかなメロディと歌声なんですけど、
歌詞が退団するみりおくんの言葉のようで、
キュンとするんですよね…
このギャップがよかった
上記で思い出せないと言ってしまって、
大変申し訳ないです…
直さないでそのままにしておきます(反省)
えみちゃんの歌うほぼメインテーマと言ってもいい、
「Like A Fairy Tale」がよかったです…
ちょっとディズニー風味満載でしたけど…
えみちゃんの美声と歌声が心地よかったです
また歌上手なマイティーとしろきみちゃんのデュエットが、
素晴らしかった!
美しいハーモニーで癒されました
みりおくん以外の退団者にも、
ちゃんとスポットが当たって、歌の披露があったのがよかったです
「脚本・ストーリー」
意外にも上位にランキングされたのが、
2位の「脚本・ストーリー」です
こちらは良くも悪くも、と言った感じではないでしょうか
この項目は、
あくまでも「印象に残ったこと」なので、
悪く印象づいた場合にも投票されます
おとぎ話に徹していた部分を評価する方がいる一方で、
話の内容の薄さに驚いた方もいた、ということで、
賛否両論になってました
この公演、
退団公演ではなければ、
もう少し評価が高かったかもしれません
現代のおとぎ話、
ということで通用する部分がありますから
ですが、これは退団公演でした
それを考えると、
評価が厳しくなってしまう方がいらっしゃるのは、
仕方がないと感じます
「演出・構成」
「その他」が3位ということで、
4位は「演出・構成」でした
4位はわからなくもないです
コメントでは好意的なものばかりでした
美しくも儚げな妖精という存在が、
明日海りおにマッチしていたのは、言うまでもありません
ラストも美しかったですし…
ただやはり「退団公演に良作なし」なんだなぁ、
という印象がかすかにあります
それと、
華ちゃんの演出が上手かったなぁ、
と私的には感じました
植田景子先生らしく、
決して褒められるキャラ設定ではありませんけど、
華ちゃんを極力歌わせず、
歌ってもスポットに徹していて、
欠点を上手にカバーしてました
みりおくんがすべて上手にリードし、
カバーしてましたし…
これはさすがだったと感じます
これまでの景子先生のヒロインの中では、
衣装だけでも、
美しいものが多かったのが救いでした
不幸は不幸ですけどね…
そこはお約束ということで…(^_^;)
みりおくんは妖精なだけあって、
衣装のバリエーションがなかったのは残念でした
「時代背景・人物」
5位は「時代背景・人物」でした
正直、
キャラクターとしての評価であれば、
もう少し上位でもよかったように感じます
みりおくんのこの世のものとは思えない感は、
妖精にピッタリでしたし…
それよりも、
強く思う項目があったということでしょうね
妖精を信じられる時代背景もしっくりしてましたし、
登場人物のキャラ設定や宛書は、
とてもよかったと思います
しろきみちゃんのママ、
素敵でしたよね
若くて美しくて、
そして慈愛に満ち溢れた優しい女性を、
好演してました
ほのかに想いを寄せるマイティーも素敵でしたね
カレーくんの真面目な学者ぶりもよかったですし、
あきらさんのお金大好きな社長の存在感も素晴らしかった!
そして、
雪の女王のような風格と容貌のえみちゃんも素敵でした
明らかになにかある感の意図も、
上手に演出されてました
作品の出来の良し悪しは置いておいて、
役がピッタリだったのは、さすが座付き作家でした!
「Q2」私の投票
私の投票は、
「演出・構成」です!
めちゃくちゃ迷いました
「時代背景・人物」もよかったんですけど、
1番強く感じる点では「演出・構成」にします
今回これにしたのは、
良くも悪くも、の意味があります
凄く良くてという意味ではありません
むしろ「悪くも」の意味です…
何度も繰り返しになりますけど、
「退団公演に良作なし」を決定づけてしまったことが、
1番悔やまれるからです
みりおくんの最後は、
やはり人間ドラマで観たかった、
と観劇後に思わせてしまう作品というのは、
良くないと感じました
キャラ設定や、
お話の内容はそこまで悪くないと思います
これが別箱での作品であれば、
そんなに悪い演目でもないでしょう
音楽もいいですし…
ですが、
退団公演というには、辛かったですし、
私的には、
集大成の重みを感じることが出来ませんでした
退団公演で良作って、本当に難しい、
というのをつくづく感じた作品でした
あとがき
いかがでしたでしょうか?
私的には、意外な感じがしました
もう少し評価が高いのかな、
と勝手に思っていたからです
私は不満足でしたけど、
それは私がみりおくんの熱烈なファンではないからであって、
本当の熱心に応援されていたファンには、
意外と受け入れて貰えているのかな、
と思っていたのです
でも、やはり、
芝居上手なみりおくんには、
外見ではないもので、
集大成を見せてもらいたかったのでしょう
それがアンケートの結果に、
結びついていたように感じます
その気持ち、よーーくわかります
でも、ちえさんの退団公演より、
全っ然マシなので、
そこはご安心ください!(笑)
「退団公演に良作なし」は絶賛更新中、
ということで、
次回の退団公演がどういう評価になるのか、
興味深いです
どうなるんでしょうね…
当ブログのアンケートは、
いろんな方の感想を知るために実施しているので、
様々な声を知ることが出来るというのが、
大事なのです
今回も幅広くコメントいただけたので、
非常に参考になりました!
毎回お伝えしてますけど、
アンケート結果はあくまでも、当ブログ読者様限定です!
当然、この作品に感銘を受けて感動された方もいらっしゃいます
それでいいのです
100人いたら100通りの感想、評価があるのは当然なのです
その辺りをご理解いただけたら、幸いです
さて、
レヴュー『シャルム!』は、
次回になります!
しばし、お待ちください…
今回の記事と連動した感想記事はこちらになります
⇒『A Fairy Tale』絶大人気の明日海りお退団公演としては残念無念…退団公演に良作なし更新!
引き続き、
よろしくお願いいたします!
コメント返し
●『シャルム!』の結果です
⇒「花組『シャルム!』の観劇評価」明日海りおの最後のショーのアンケート結果発表!
●コメント返しです
⇒花組『A Fairy Tale』のコメント返し Q1-『A Fairy Tale』の満足度<2/11>
参加しています!
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