星空美咲という娘役スター誕生…星風まどか・舞空瞳の系譜の娘役

宝塚考察



なんだかんだと、
8月もあと残すところ2日になりましたね
今週にはもう9月ですよ、9月
2021年も残り4ヵ月か…
夏が終わると一気に時が進む感じがあります

 

今年の夏は急に寒くなったと思ったら、
暑さが戻ったりと、
コロナで大変なのに、
普通に体調管理が大変だった夏のように思います

 

ジェンヌさんたちも、
公演やお稽古で大変でしょうけど、
体にはくれぐれを気をつけて頑張って欲しいですね

 

さて今回ですが、
先日観劇した『銀ちゃんの恋』で、
花組のニューヒロインが誕生しました

 

それが、105期のみさきちゃん(星空美咲さん)

 

そのことについて語っておこうと思います

 

ここから先は、
いつも通りの私のメモなので、
いろんな意見があるんだなぁ、と、
ご理解のいただける方のみ、どうぞ!

 

星空美咲は久しぶりの劇団秘蔵っ子クラスの娘役

みさきちゃんは、
本公演でも別箱でも、
ちょこちょこ抜擢されて、
割と目立つ活躍をされてきました

 

いわゆる「劇団愛」が強く
劇団が激推ししている娘役さんです

 

当然ヅカファンからも、
新たな劇団推しの娘役なのだな、
というのはよくわかっておりました

 

当ブログでも、
かなり前からみさきちゃんをチェック!

次期トップ娘役候補を考える…102期がトップ娘役になったことも踏まえて

 

ですが、
105期生で今年研3となるみさきちゃんは、
コロナ禍という残念な時期が重なったせいもあるのでしょうけど、
新人公演ヒロインを経験されておりません

 

それをすっとばして、
今年の1月、
あすかくん(聖乃あすかさん)主演の『PRINCE OF ROSES』では、
実質ヒロインを務めるという荒業に出てました
みさきちゃんはまだ研2でした

 

破線上ヒロインではないのですが、
「舞台上では一目瞭然にヒロインだよね」というヅカではよくあるパターンです
上級生やいろんな配慮(新人公演ヒロインもしていないなどの事情)がされる場合のことです

 

わかりやすい例でいえば、
ゆりかさん(真風涼帆さん)が2番手時代に主演を務めた、
『ヴァンパイア・サクセション』のまどかちゃん(星風まどかさん)のような感じですね
この時のまどかちゃんも、
間違いなくバリバリのヒロインでしたが、
破線上ヒロインにはならず、ポスターにも掲載されず…
当時娘2だったうららちゃん(伶美うららさん)に配慮したのでしょう…

 

みさきちゃんは、
まどかちゃんクラスの激推し娘役さんの可能性が大きいです

 

まぁ…、
あの扱いを見れば「そうだよな」とは思いますけど…(^_^;)

 

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『銀ちゃんの恋』でニューヒロインが誕生!

そのみさきちゃんですが、
神奈川公演を終え、
これから大阪で上演される『銀ちゃんの恋』で、
ヒロイン・小夏を演じています

 

これがめちゃくちゃよかった!

 

ご本人も、
相当プレッシャーを感じていたでしょうけど、
堂々と小夏を演じていました

 

ヤスと小夏が愛しく感じられ、
銀ちゃんとの愛に揺れる様を、
頑張って演じていました

 

正直言って、
演技の面では、
まだまだ要精進という部分はありますけど、
研3で女優、しかも大女優を演じたというのは、
褒めてあげたいところです
若い学年でこの役を演じてしまったのは、
ちょっともったいなかったですけど、
ものすごく経験値があがったようにも思いました

 

前回の小夏は、
芝居上手の天才肌、
すみかちゃん(野々すみ花さん)が演じられており、
学年も研6でしたから、
そういう意味では、やはりもったいなさは感じます
研3で演じる役ではないでしょうから…

 

でも、みさきちゃんは、
きっと試行錯誤の上で、
苦しんで役作りされたのが伝わるくらいには、
かなり完成度は高かったと思っています

 

大阪では、
私が観劇した時よりももっと進化していくと思うので、
より小夏の心に近づいたみさきちゃんが見れるはずです

 

ちょっと大柄な感じもしますけど、
華やかさがあり、
キュートな顔立ちなので、
そこまで気にならなかったです

 

95期が誇る素晴らしいトップ娘役だった、
ちゃぴちゃん(愛希れいかさん)にソックリですけど、
お顔が似ていると、
骨格も似るんでしょうかね?
背が高いところまで似ている…
頭身のバランスの良さも似ている…

 

そして、
声がいいですし、何よりも歌える!!!
本当に歌が上手かった…
いっぱい歌って欲しいくらい(笑)
歌うまは正義派としては、断然応援したいです!

 

105期の娘役カルテット(星空・詩・音彩・山吹)は、
みんな歌えて頼もしいですね!
しかもみんなキュートで愛らしい…

 

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星空美咲は星風まどか&舞空瞳ラインなのか

今回の抜擢といい、
その出来映えといい、
みさきちゃんは105期カルテットの中でも、
頭1つ抜けている状態であることは明白でしょう

 

宝塚歌劇では、
激推しの娘役を早期から抜擢し、
早期にトップ娘役に就任させるという流れが、よくあります

 

現在のトップ娘役では、
100期のまどかちゃん(星風まどかさん)や、
102期のひっとん(舞空瞳さん)がまさにその例です

 

■星風まどか(100期)のトップ娘役への道のり
・研2:『王家に捧ぐ歌』新人公演ヒロイン
・研2:『相続人の肖像』バウヒロイン
・研3:『ヴァンパイア・サクセション』東上ヒロイン
・研3:『エリザベート』新人公演ヒロイン(2回目)
・研4:『パーシャルタイムトラベル』バウヒロイン(2回目)
・研4:宙組トップ娘役就任
・研8:花組トップ娘役就任

 

■舞空瞳(102期)のトップ娘役への道のり
・研2:『ハンナのお花屋さん』タイトルロールのハンナ役
・研3:『MESSIAH(メサイア)』 新人公演ヒロイン
・研3:『メランコリック・ジゴロ-』全国ツアーヒロイン
・研4:『GOD OF STARS』 新人公演ヒロイン(2回目)
・研4:星組トップ娘役就任

 

まどかちゃんは、
正統派な道のりを着実に歩んでいったタイプ
それを早期にガンガン抜擢していったという感じです

 

一方のひっとんは、
何といっても、研2で新人公演ヒロインより先に、
トップスターの別箱公演でのタイトルロールの役を演じるという、
凄まじい離れ業でした
PDFでのキャスト説明が忘れられません(笑)

 

そこからは、
華ちゃん(華優希さん)とのバランスを見ながら、
上手に抜擢されていった感があります
そして、研4でしっかりとトップ娘役に就任

 

現在までの星空美咲

現在までのみさきちゃん

■星空美咲(105期)
・研2:『PRINCE OF ROSES』バウヒロイン
・研3:『銀ちゃんの恋』東上ヒロイン

 

みさきちゃんの異例な抜擢が目を引きますけど、
コロナがなければ、
東上ヒロインの前に、
新人公演ヒロインに抜擢されていた可能性があります
もちろんタラレバなので、詳細は不明ですが…(^_^;)

 

まどかちゃんや、
ひっとんのように研4で就任するためには、
来年どこかで空きが出ないことには、どうにもなりません
空くかもしれませんし、空かないかもしれません

 

ただ研5までには、
トップ娘役に就任させるような感じもします

 

みさきちゃんが研5となると、2023年ですから、
トップスターの相手役が変わるという可能性を含めれば、
割とどこの組でも考えられるという…

 

特に花組は、
男役にしろ、娘役にしろ、
どんどん育成して輸出するというイメージが大きいですから、
みさきちゃんの自組の花組を含めて、
そういう意味ではどの組でも行けそうです…

 

ただ105期カルテットが他の3組にいますので、
その辺りの調整は必要になりそうですけど…

 

今後は順番は変わりますが、
新人公演ヒロインに抜擢されるでしょうし、
バウか別箱のヒロインの経験を、
さらに重ねていくことになると思われます
それによって、
どのように成長していくのか、楽しみです
歌う演目でみさきちゃんを見てみたいなぁ…

 

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