大変お待たせいたしました!
今回は、
2019年12月28日~1月8日に実施してました、
当ブログのアンケートの集計結果を発表したいと思います!
第30回目(通算)のアンケートです
お題は、
月組の『I AM FROM AUSTRIA-故郷は甘き調べ-』の観劇評価です!
今回は、
小川理事長が、
2019年で1番期待の大作ミュージカルと言っていた、
海外ミュージカルの初演です
その辺りを、
当ブログの読者様が、
どのように評価されたのでしょうか
早速結果にいってみましょう!
あくまでも、
当ブログ読者様限定のお話なので、
そこは、100通りの感想があるということで、
広いお心でご閲覧ください…
アンケートの投票状況
今回は、157名の方々にご投票いただきました
本当にありがとうございます!
毎回アンケートでは、
苦戦をする月組さんですけど、
今回は特に追加の案内をせずに済みました
いつもお伝えしておりますが、
毎回アンケートにご参加いただいている皆様には、
とても感謝しております
本当にありがとうございます!
今回のアンケートも、
重複禁止ですので、
一人1回だけの投票です♪
私は、
いつもの如く、投票出来ない仕様ですので(笑)、
結果と共にお伝えします!
Q1月組『I AM FROM AUSTRIA』の満足度をお聞かせください
1問目は『I AM FROM AUSTRIA』の作品評価の質問です
こちらの投票数は、157名の方にご投票いただいてます!
結果はこちらです!
↓
とてもわかりやすい結果になりました
第2位が「星4」と「星3」の同率でした
コメント数だけ明記しておきます
↓
①(星5):大満足!すごくよかった♪【コメント数】14
②(星4):満足!【コメント数】8
②(星3):まぁ満足 【コメント数】17
④(星2):今ひとつ 【コメント数】11
⑤(星1):自分には合わなかった【コメント数】2
恒例の大満足の指標、
「星5」と「星4」は、51.6%です!
順位は綺麗に「星5」⇒「星1」となっていますが、
実際には、1位と2位が団子状態です
そのため、
大満足の指数がグッとさがってしまった状況です
では、
低評価の指標も確認します
低評価指標の「星2」と「星1」は、
23.5%でした
団子状態は「星5」「星4」「星3」なので、
そこまで低い評価ではなかった、
ということになります(全体の4分の1ではありますが…)
どちらかといえば、
大満足ではないが、
今一つではないということですから、
「普通」評価の印象が強いです
当アンケートの「星5」と「星4」満足度の指標は以下の通りです
ご参考になさってください
- 80%以上で大満足
- 79%~50%で普通
- 49%以下は不満足
「Q1」の総評
正直思ったより低い印象でした
「星5」はそんなに多くはなくても、
もう少し、
「星4」が多いのかなと思っていたからです
かといって、
低評価が圧倒的でもありませんので、
「まぁ楽しめた」という感じなのではないでしょうか
実際、
「星5」「星4」「星3」がここまで団子状態の演目は、
とても珍しいです
だいたいどこかを中心とした放物線を描いています
前回の花組『A Fairy Tale』も散々な結果でした
デコボコ具合が真ん中だったため、
階段のようになっています
評価が分かれるタイプの演目は、
やはり賛否両論だった、
という結果に他ならないと考えています
『I AM FROM AUSTRIA』の良さは、
月組の一体感と、
歌の演目で、歌姫がヒロインであったことが大きいです
配役もハマってましたし、
真ん中のトップコンビのしっくり感もとてもよかったです
月組ファンであれば、評価は高いと思われます
話もわかりやすいですし、
感動するポイントもしっかりありました
では、
なぜ高評価とまではならず、「星3」評価に近かったのか
これは、
感動する力、および共感する力が薄かったのではないかということです
話も悪くないですし、
月組生も熱演ですし、
ハッピーエンドで幸せな演目でした
問題は、
この演目は1度観れば十分満足してしまう、という点
そして、
オーストリアだからこそウケる演目なので、
日本人にはそこまで訴求力がなかった、という点です
この演目で引っ張るのであれば、
トップコンビが、
共に歌唱力があることが必須だったと感じます
たまきちくん(珠城りょうさん)は、
役のイメージにピッタリでしたし、
歌もそこまで悪くはないのですが、
特別に歌唱力があるわけではないので、
出ずっぱりの上、歌も多いとなると、
お腹いっぱい感もあったのだと思います
月組ファンの方にはたまらないのでしょうけど、
普通のヅカファンには厳しいところになります
また、海外ミュージカル特有の役の少なさも、
欠点の1つです
これも1本物の弊害となり、
他の月組生が気の毒になってしまいます
もちろん見どころはいっぱいあるのですが、
所詮はその他大勢なのです
これが、
悪くはないけど、
特別いいわけでもないよね、という、
単なる平均点を生み出した結果なのではないでしょうか
演出としては、
十分見せ場を作って頑張っていたとは思いますが、
1度見たら満足してしまった、
というのは残念なところです
なにかもう少し感動できるポイントがあれば、
評価はグッとあがったように感じます
この1つ前の公演が『A Fairy Tale』で、
2019年の締めとなるのが、
『I AM FROM AUSTRIA』でした
連続で「ちょっと…(モゴモゴ)」という評価になってしまったのは、
もったいなかったです
「Q1」私の投票
さて私の投票です
ずばり「★★★(星3):まぁ満足」です
普通に面白かったのと、
ハッピーエンドでほっこりしたということもあり、
低い評価ではありませんが、
プラスの要素もありませんでした
ほとんど、
さくらちゃん(美園さくらさん)の評価と言ってもいいくらいですが…(^_^;)
この演目の1番の見どころは、
間違いなくヒロインさくらちゃんです
元々の原作は、ヒロインが主人公ですから、
その期待に応えていたと感じてます
やはり歌唱力は裏切らない!
歌うまは正義の私には、
さくらちゃんは満点です!
主人公のたまきちくんは、
何度も言ってますけど、ドンピシャなキャラクターでしたので、
こちらも魅力全開!
悪役が似合うれいこさん(月城かなとさん)も、
見どころばっちりでしたし、
期待に応えてました
この舞台のもう1つの肝はちなつくん(鳳月杏さん)!
海ちゃん(海乃美月さん)のお母さんもハマってましたし、
ありちゃん(暁千星さん)は持前のスター性が華やかで眩しかったです
ゆのくん(風間柚乃さん)は文句なし!
るうさん(光月るう)は、
MVP並みの芸達者ぶりを発揮してました
月組の一体感もありましたし、
楽しかったのは事実ですけど、
私的には、1回で大満足という感じでした
実際には、4回観劇しましたけど…
Q2:『I AM FROM AUSTRIA』で、一番心に残ったことをお聞かせください(ジェンヌさん以外で)
『I AM FROM AUSTRIA』についての付属の質問です
ジェンヌさんの熱演以外で、
『I AM FROM AUSTRIA』のどこを評価するか、
ということを明確にしたい、という意図があります
良くも悪くも、どちらでもいいのです!
この質問への投票は、92名です
ご投票ありがとうございます!
結果はこちらです!
↓
わかりやすく並べるとこうです!
あわせてコメント数もお知らせいたします
↓
①楽曲・歌 (55票/59.8%) 【コメント数】13
②その他 (10票/10.9%) 【コメント数】10
③脚本・ストーリー (12票/13.0%) 【コメント数】2
④時代背景・人物 (9票/9.8%) 【コメント数】2
⑤演出・構成 (6票/6.5%) 【コメント数】2
1位は「楽曲・歌」です
圧倒的な1位でした
海外ミュージカルなだけあって、
いい曲が多かったです
他の4項目はほぼ団子状態でした
「楽曲・歌」
1位は「楽曲・歌」です
テーマ曲はノスタルジックなメロディで、
覚えやすかったですし、
印象にも残りました
他には、
場面で1番盛り上がる「マッチョマッチョ」もよかったです
この作品は楽曲は文句なしに素晴らしかったので、
ここに感動が集中するのは仕方がないと思います
「脚本・ストーリー」
「その他」が2位なので、
3位は「脚本・ストーリー」です
ハッピーエンドで終わる、
ハートフルコメディというのが、
とてもよかったです
内容も非常にわかりやすいですし、
破綻も全くないので、
スムーズに楽しむことができました
コメントでは、
すごくいい内容だが少し地味だったかも、
というお声をいただきました
なるほど…
まったくそんな感じには思いませんでしたけど、
確かに、わかりやすい内容ではあるので、
驚きポイントはありません
その辺りなのかもしれません
それでも、
とっ散らかった印象が皆無なので、
全体的にはよかった、という印象が多いのではないでしょうか
「時代背景・人物」
4位は「時代背景・人物」でした
キャラ設定もしっかりしてましたし、
その上配役もピッタリだったので、
こちらも評価は悪くないと思います
家族愛に感動された、
というコメントをいただきました
全体的に愛が溢れた演目でしたね
それが最後のハッピーエンドに繋がるため、
爽やかな気持ちになります
「演出・構成」
5位は「演出・構成」でした
概ね悪くなかったと思います
元々宝塚歌劇に焼き直すには、
非常に向かない演目でしたけど、
なんとか形にはなっていたのではないでしょうか
ただ一方で、
やはり宝塚らしさが足りないため、
どうしてもあと一歩、
という感じが抜けなかったのも事実
イラストや、
オープニングの映像が可愛くて、
作品全体の雰囲気に一役買っていたと思います
「Q2」私の投票
私の投票は、
「楽曲・歌」です!
これ一択でした(笑)
とにかくさくらちゃんがよかったですし、
ありちゃんのマッチョマッチョの場面もよかったです
ミュージカルなので、
楽曲の良さは大事です
それを歌うジェンヌさんが、
その良さを引き出せるほどの歌唱力があれば、
感動がより引き上げられます
いい曲、いい歌がたくさんあって、
本当に楽しかったです
あとがき
もう本当に申し訳ございません!
だらだらしていたら、
締め切りをしてから早2ヵ月…(^_^;)
宙組さんの本公演アンケートを締め切ったので、
焦りは異常にありました…
なんとか発表できてよかったです
さて、
結果はいかがでしたでしょうか?
皆さんと一致しているのか、
あるいは全然違うのか、
ご自身の意見とは反するけど、想像どおりだったのか…
ご意見はいろいろ分かれると思います
いつもお伝えしておりますが、
アンケート結果はあくまでも、当ブログ読者様限定です!
当然、この作品に感銘を受けて感動された方もいらっしゃいます
それでいいのです
100人いたら100通りの感想、評価があるのですから…
当ブログのアンケートは、
いろんな方の感想を知るために実施しているので、
様々な声を知ることが出来るということで行ってますし、
実際に自身の考えと異なることも多々あります
それが面白いのです
その辺りをご理解いただけたら、幸いです
今回も幅広くコメントいただけましたし、
とても参考になりました!
引き続き、
宙組さんの本公演アンケート結果か、
2019年の満足度の総評のどちらかを更新する予定です
その時には、ぜひご閲覧ください♪
コメント返しはもうしばらくお待ちください
ぽつりぽつりとアップしていきます
今回の記事と連動した感想記事はこちらになります
⇒『I AM FROM AUSTRIA』…珠城りょうにピッタリの役なのに吸引力がなかった理由
⇒楽曲メインの演目には歌唱力が必要…月組『I AM FROM AUSTRIA』
引き続き、
よろしくお願いいたします!
参加しています!
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